ログミー IR Meet 2025春 個人投資家大交流会
佐藤誉氏(以下、佐藤):みなさま、こんにちは。早稲田学習研究会代表取締役社長の佐藤誉です。子どもたちからは「さっちゃん」と呼ばれています。本日は取締役管理部長の山崎も同席します。
まずは会場にお越しのみなさま、またオンラインでご参加されているみなさま、ご参加いただき誠にありがとうございます。当社は北関東の学習塾ですが、本日、多くのみなさまに当社のことを知っていただき、応援、ご支援いただければと思っています。
みなさまからの応援、ご支援があってこそ、今後もますます発展していけると考えています。この後、一生懸命お話ししますので、どうぞ最後までご清聴よろしくお願いします。
本日はスライドを基に、大きく3点についてご説明します。1点目は、会社概要と事業内容についてお話しします。2点目は、当社の特徴と事業の強みについてお話しします。最後の3点目は、直近の業績と今後の見通し、また投資家のみなさま方への株主還元方針、配当方針などについてお話しします。
会社概要
佐藤:1点目に、会社概要と事業内容についてご説明します。
会社概要です。当社は2023年12月に東証スタンダード市場に上場しました。創業は1987年で、40年近くにわたり「W早稲田ゼミ」という学習塾を運営しています。
私は2000年に新卒で当社に入社し、丸25年がたちました。今年1月より代表取締役社長を拝命しています。
学習塾というと、多くの方が少子化を懸念します。しかし、我々はそのような外部環境に左右されず、安定して成長し続けることができています。
事業内容
佐藤:事業内容です。当社は、集団型の学習塾と個別指導型の学習塾の、2つのスタイルの塾を運営しています。
主力となるのがスライド左上のゼミ部門で、小学生と中学生を対象とした集団型の学習塾です。真ん中のハイ部門は、高校生を対象とした集団型の学習塾です。下のファースト個別部門は、個別指導型の学習塾です。
スライド中央の売上構成の円グラフのとおり、主力のゼミ部門で全社の売上の75パーセントを占めており、生徒数でいうと全社の8割以上の生徒がゼミ部門に通っています。
校舎展開地域
佐藤:校舎展開地域です。主力のゼミ部門は、創業の群馬県から始まって、栃木県、埼玉県へと展開しています。人口10万人以上の都市に展開することを基本にしています。生徒数、規模ともに北関東屈指の学習塾に発展することができました。
ハイ部門(高校生部門)は、ゼミ部門のある校舎に後から出店しています。そうすることで、中学生まで通ってくれた生徒をそのまま高校生で受け入れることが可能なため、広告宣伝費をかけずに効率的な集客ができています。
ファースト個別部門は、都内を中心に展開しています。この部門は、現役の東大生を活用した個別指導塾であることが特徴です。都心部の合格実績を作ることで、ゼミ部門、ハイ部門をまたいだ全社のブランディングに効果を発揮しています。
経営理念
佐藤:当社の経営理念は「生徒の成績を上げる指導を通じて社会に貢献します。」です。この経営理念には創業者である𠮷原の「すべては生徒のために」という強い思いが詰まっています。
学習塾としては「生徒第一主義」をスローガンに掲げています。「生徒第一主義」とは生徒の成績を上げて志望校に合格させることです。そのために全社員が日々、授業、指導、業務にあたっています。
沿革
佐藤:沿革です。当社は、1987年に群馬県太田市で創業しました。その後、県内主要都市を皮切りに栃木県、埼玉県、東京都に進出し、おかげさまで現在は生徒数2万名を超える規模の学習塾に発展しました。
ちなみに私自身、群馬県太田市出身であり、小学生の時、その通学路上に「W早稲田ゼミ」ができました。小学校6年生の時に入塾し、高校3年生まで7年間「W早稲田ゼミ」に通っていました。
その7年間も含めると、今ではもう30年以上「W早稲田ゼミ」に関わっているため、大げさに聞こえるかもしれませんが、まさに「私の人生そのもの」と言っても過言ではないと思っています。
だからこそ、この会社と「W早稲田ゼミ」という塾を多くのみなさまに知っていただき、応援、ご支援いただきたいと思っています。
当社の特徴ー①安定した成長
佐藤:2点目に、当社の特徴と事業の強みについてご説明します。当社の特徴については、財務面の特徴を3つのポイントに分けてお話しします。
1つ目のポイントは、安定した成長です。先ほど「少子化」という言葉を使いましたが、当社はそのような外部環境に左右されることなく、成長し続けています。校舎の収益性については、すべての校舎において黒字で、撤退は今のところ1つもありません。
当社の特徴ー②高い利益率
佐藤:2つ目のポイントは、高い利益率です。財務体質は盤石で、業界でもトップクラスの20パーセントの利益率となっています。今後ますます事業を拡大していく中でも、この利益率を堅持していきたいと考えています。
当社の特徴ー③安定した配当実績
佐藤:3つ目のポイントは、安定した配当実績です。上場してから配当性向を50パーセント以上に引き上げました。2025年3月期の配当は55円を予定しています。
当社事業の強みー「①超大型校舎」と「②教師力」
Ken氏(以下、Ken):この高い配当を維持できている理由は利益率だと思います。利回りも5パーセント以上出ていると思いますが、この利益率を維持できている理由を教えてください。
佐藤:高い利益率が実現できている理由は、当社事業の強みにあります。他の学習塾との大きな2つの違いがあります。
1つ目は、超大型校舎によって大規模な集客ができていることです。2つ目は、集団授業を担当する教師が全員正社員のため、教師力、サービスの品質が高いことです。
当社事業の強みー①超大型校舎(大規模校舎の生徒数は1,000名以上)
佐藤:この2つの強みについて詳しくお話しします。1つ目は、超大型校舎であることです。例えば、群馬県高崎市には3つ校舎があります。スライド左側の高崎校はそのうちの1つで、この校舎に小学生と中学生だけで1,000人以上の子どもたちが通っています。それくらいの規模で運営しています。
地方の学習塾のため、みなさまにはイメージしにくい部分もあるかもしれません。イメージしていただくために、短い映像をご覧ください。
(動画始まる)
ナレーション:当社事業の強みの1つが超大型校舎です。中には生徒数が1,000人以上となる校舎もあります。1事業所当たりの生徒数は学習塾全体と比べると5倍近くに上ります。駅前にこだわらず、生徒の居住地域を見定めて出店しています。送迎の車の誘導は地域の話題に上るほどです。
大型校舎だからこそできる学力別クラス編成により、生徒一人ひとりに対するきめ細やかな指導が可能です。
(動画終わる)
Ken:私の通っていた高校の生徒数はおそらく800人くらいでした。1,000人以上は高校でもなかなかないと思います。車の渋滞も起こり、地域の話題になったとありましたが、その対策として交通誘導員を導入して運営しているのですか?
佐藤:先ほどご覧いただいた動画の交通誘導は、実は正社員教師が行っています。
渋滞もあり、生徒の安全第一という交通整理の意味合いももちろんありますが、それと同じくらいの意味合いで生徒を出迎えること、さらに授業が終わった後にきちんと見送りすることが大事だと考えています。このようなことが「生徒第一主義」の一環だと考えています。
したがって、生徒が来た時には明るく元気に「誰々さん、こんにちは」、また保護者のみなさまにも「ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えることです。見送り時も同じです。「来週も待っていますよ」と、そのようなお声がけを教師が行っています。
Ken:まさに佐藤さんのような方がたくさんいて、お見送りしていただけるということですね。
佐藤:おっしゃるとおりです。
当社事業の強みー①超大型校舎(集団でありながら個別指導なみのきめ細やかさ)
佐藤:当社事業の強みの1つが超大型校舎で、1,000人以上通う校舎もあるとお話ししましたが、学校とは違い、毎日1,000人がやってくるわけではありません。
当然クラス編成も行っています。例えば夏期講習であれば時間帯を分けているため、分散してしっかり通えるようになっています。また、大人数を集客しているからといって、1クラス当たり100人など、昔の予備校のようなスタイルで授業をしているわけではありません。
すべての校舎で学力別クラス編成にしているため、学力の近い生徒が同じ環境で学習できます。また、同じような志望校を目指している子どもたちだけで学習できます。
このようなことで成績が上がりやすい環境になっていることが、大型校舎の特徴の1つだと考えています。
当社事業の強みー②正社員の教師力(全国から厳選採用)
佐藤:事業の強みの2つ目は、我々教師が全員正社員であることです。この正社員教師については、全国から「W早稲田ゼミ」にマッチする明るく元気な教師を採用しています。
高待遇を実現していると自負しています。教師については、月額40万円以上、年収540万円以上ということで、全国から募集しています。おかげさまでたくさんの応募があり、その中から厳選採用した人材をしっかり育成し、一人前の教師に育てていく研修も実施しています。
当社の強みの1つである正社員の教師力を、みなさまにイメージしていただきやすいよう映像をご用意しましたので、ご覧ください。
(動画始まる)
ナレーション:当社事業の強みの1つが、教師力です。正社員採用だからこそ、レベルの高い指導力を持つ教師を育成可能です。その育成ノウハウの1つが、人材開発部による徹底したマンツーマン指導です。
幹部社員総出で新人の模擬授業を指導するなど、徹底した研修を実施しています。全国から集めた人材を自社で育成しています。
教師は全員、正社員。
(動画終わる)
Ken:今の映像もかなり印象的だと思います。研修などについても力を入れていると思いますが、ある意味、人が集まりやすい先生、「ここに通って良かった」と思われる先生の基準については、どのように考えているのですか?
佐藤:教師の基準ということですね。先ほど、授業コンテストの映像がありました。このようなコンテストでは、もちろんテスト・入試に出る内容をわかりやすく解説できているかどうか、テストに出る内容に絞って授業を組み立てられているかどうかが1つの基準になります。
ただ、それだけではありません。なぜかと言うと、どの教科でも基礎、基本をしっかり定着させないと、生徒の成績アップにつながりません。例えば、英語では英単語をきちんと覚えて書けるようにすること、算数、数学では計算問題をミスなくスピーディに処理できるようにすることが絶対欠かせません。
しかし、そのような基礎、基本の練習をする授業は、子どもたちにとっては単調でつまらないものになりがちです。だからこそ、我々が教師の基準の1つとしているのが、子どもたちを笑顔・元気にさせるようなパフォーマンス力です。
私も長年、教師をしていましたので、今日この場で1つパフォーマンスを実演してみたいと思います。よろしいでしょうか?
Ken:お願いします。
佐藤:これは、私が初めて入るクラスで最初に行うパフォーマンスです。今日は、みなさまにご覧いただけるよう、大きめのトランプを3枚ご用意しました。カードにはそれぞれ4、5、6と書かれています。
私はこのトランプを使って、授業で「先生にはみんなを変身させる力があるんだ。どんな変身かっていうと、先生の授業を受ければ必ず全員が志望校に合格できる生徒に変身できちゃうんだよ。今日はこのカードを使ってそれを証明してみせるから、成功したら拍手してくださいね」と、言います。
それでは実際に、Kenさんにご協力いただいてパフォーマンスを行ってみます。3枚のトランプがあります。真ん中の「合格の5」のカードを引いていただき、みなさまにお見せください。
Ken:すごいですね、引いたカードが「株価アップ」に変わりました。マジシャンのようですね。びっくりしました。
佐藤:このようなパフォーマンスがあると、楽しくなりますよね。生徒もこちらを見てくれます。ふだんの授業ではもちろん「成績アップ」のカードに変身させています。
本日は、みなさまにも「成績アップ」のカードをご用意しました。タネ、仕掛けを知りたい方は、この後の時間に当社のブースにいらしてください。また、交流会の時にお声掛けいただければ、カードをお渡しできます。
このようなパフォーマンスを取り入れているからこそ、飽きません。子どもたちが集中して授業に取り組めるような環境になっています。
Ken:確かに、実は私も塾に通っていたことがありますが、飽きて離脱してしまうと、付いていけなくなります。そのような工夫をして、生徒をなるべく飽きさせないようにしているということですね。
佐藤:おっしゃるとおりです。
当社事業の強みー②正社員の教師力(面倒見の良さ)
佐藤:正社員の教師力についてお話ししていますが、スライドに記載のとおり、正社員であるからこその特徴としてもう1つ、面倒見の良さが挙げられます。
やはり学習塾のため、その地域での評判、口コミによって生徒が集まってくれます。成績が上がること、加えて正社員教師だからこその面倒見の良さが口コミ、評判になって、多くの子どもたちに通っていただけるようになっていると思います。
高い収益性の実現
佐藤:お伝えした2つの強みが、どのように利益につながっていくかについてお話しします。
1つ目に、高い収益性の実現で言えば、超大型校舎に多くの生徒が通っていることです。我々の経費の多くは固定費です。そのため、一定ラインを超えた部分は、そのほとんどが利益につながります。
スライドは、PLのイメージを生徒数で表したグラフです。約260人の損益分岐ラインを超え、平均500人ほどの生徒が在籍する校舎となっているため、高い利益率を実現しています。
また、正社員教師の強みが、どのように収益につながっているかについては2つあります。1つは、駅前の出店にこだわらなくてもよいことです。多くの学習塾は駅前出店です。その理由は、大学生のアルバイト講師を採用しているためです。
しかし、当社は正社員教師が中心で、社員のほとんどが北関東でマイカー通勤をしています。したがって、駅前にこだわる必要がありません。駅から離れたエリアに出店するため、出店コストや不動産コストを抑えることができています。
2つ目は、教材も社員が自社で開発・作成していることです。他の学習塾では、市販の教材を仕入れて表紙を巻き替えて使用するケースが多いのですが、当社では、入試対策の教材を、群馬県・栃木県・埼玉県と県ごとに作成し、さらにレベル別にも作成しています。
また、定期テスト対策用の教材も、エリアごとの出題傾向に合わせ、点数が上がるよう工夫しています。これにより、教材作成コストは印刷代程度となり、外注費用を、非常に安く抑えることができています。この点も、収益につながっています。
Ken:利益率についてお聞きします。校舎ごとに、利益率には差があると思いますが、その差はどのようなところで生まれてくるのでしょうか?
佐藤:すべての校舎において利益率が高く、黒字となっています。その中には、大幅な黒字の校舎もあります。その特徴として、やはり「教師・人」による影響が大きいと感じています。わかりやすい授業ができる先生や、リーダーシップの高い校舎長・塾長がいる拠点は、より多くの生徒が集まり、利益率も高くなります。
Ken:そのような人気の先生や、リーダーシップのある方がトップにいると、既存の校舎でも口コミで生徒数が増えていくということですね。
佐藤:そのとおりです。少子化が進む中でも、生徒を安定して集められているのは、「成績が上がる」「面倒見が良い」という、口コミの部分です。
また、少子化に関連するお話として、入試制度が一昔前とは変わっていることも影響しています。以前は、高校3年生や中学3年生になってから本格的に受験勉強を始め、入試本番で点数が取れれば合格できる仕組みでした。
そのため、「W早稲田ゼミ」も、受験生が多い学習塾でした。しかし、現在は仕組みが変わり、中学1年生から内申点が重要視されています。その結果、生徒数の構造も変化し、受験学年が多い逆三角形のピラミッド型ではなく、低学年からバランス良く集められるようになりました。これにより、少子化でも生徒が減ることなく、増えています。
Ken:校舎ごとのキャパシティについて、教えてください。人気のある先生がいる校舎は、キャパシティが限界に達することもあると思います。「もういっぱいです」と言って、断ることもあるかと思いますが、どのくらい受け入れられるのでしょうか?
佐藤:確かに中学3年生のクラスでは、「いっぱいで受け入れが難しい」というケースもあります。しかし、ほとんどの校舎では、バランス良くクラス編成を行っています。生徒数が増えれば、その校舎に配属する教師も増員するなど、バランスを見て運営しているため、現状、大きな問題はないかと思っています。
2025年3月期 第3四半期 決算サマリー
佐藤:3点目に、直近の業績、今後の見通し、株主還元方針についてお話しします。
2025年3月期第3四半期の決算サマリーです。売上高は51億2,000万円、前年同期比108.7パーセントで、約4億円の増収となりました。
営業利益は10億7,000万円で、前年同期比98.1パーセントです。若干の減益となっていますが、こちらは前期に、役員退職金繰入戻し2億3,000万円があった影響です。この特殊要因を除くと、今期は1億円以上の増益を実現できています。
部門別の売上高は、スライドのとおりです。ゼミ部門とファースト個別部門は、新規出店の影響により、前年同期比10パーセント程度の増収になりました。
参考:当社事業の季節性について
佐藤:当社事業の季節性についてのスライドは参考までにご覧ください。
今期(2025年3月期)業績見通し
佐藤:今期の業績見通しです。売上高は69億2,800万円、営業利益13億3,600万円を見込んでいます。営業利益については、先ほどお伝えした前期の特殊要因を除けば、1億円以上の増益となる見込みです。なお、この予想は期初予想から変更はありません。
配当は年2回を予定しており、中間配当20円は実施済みです。期末配当は35円を予定しています。
中期成長戦略 ハイライト
佐藤:スライドには、中期成長戦略のハイライトを3つ示しています。特に力を入れるのは、主力であるゼミ部門での着実な新規出店の加速です。
今後の出店計画(ゼミ部門)
佐藤:今後の出店計画です。2025年5月に、久喜校(埼玉県久喜市)、鹿沼校(栃木県鹿沼市)の2校舎を新規出店する予定です。
その後もゼミ部門を中心に、年間2校から3校のペースで新規出店を進め、事業を拡大していく計画です。
今後の事業拡大
佐藤:今後の事業拡大については、特に埼玉県に注力します。埼玉県の推定市場規模は、約670億円とされています。そのうち10パーセントのシェアを獲得するだけで、現在の自社の売上規模を2倍にできると見ています。さらに、埼玉県にはまだ多くの出店余地があると考えています。
我々のビジネスは、全国のさまざまなエリアで再現可能と見ています。したがって、長期的には関東を中心に、周辺エリアにも拡大していきたいと思っています。
Ken:現在の中心は埼玉県とのことですが、北関東や埼玉以外エリアでも、拡大余地はあるということでしょうか?
佐藤:そのとおりです。高校入試の内容は、公立高校であれば全国的に大きな差はありません。そのため、我々が蓄積してきたノウハウを活かせば、どのエリアでも同じようなビジネスを展開可能だと考えています。
今後の長期目標イメージ
佐藤:今後の長期目標イメージです。まずは、年率7パーセントから8パーセントの成長を目標とし、成長路線を堅持していきます。6年後に、売上高100億円を目指しています。
株主還元方針
佐藤:株主還元方針、配当方針についてです。我々は、利益を積極的に株主のみなさまに還元していく考えです。
配当方針は、「継続的かつ安定的な配当」としています。NISAでも、注目されるのは配当だと思いますが、我々もそこにこだわり、増配を継続していく考えです。
また、配当性向は引き続き50パーセント以上を目安に、1株当たりの利益を増やし、株主のみなさまに増配を実現できるよう努めていきます。
また、株価を意識した経営の観点から、自社株買いなどの施策も機動的に実施できるよう、計画・準備を進めています。
質疑応答:株主優待の新設について
Ken:「知名度向上を兼ねて、株主優待新設などについて議論していますか?」というご質問です。
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