2018年12月期第2四半期決算概要(連結)
佐野健一氏:皆さん、こんにちは。株式会社ビジョンの佐野でございます。
ものすごく暑いところから、少し涼しくなった中、お集まりいただきまして誠にありがとうございます。本日(2018年8月9日)午後3時に発表しました決算の概要について説明させていただきたいと思います。
今回は中間決算でございます。(2018年)1月から6月までの数値でございますが、昨年(2017年)の同じ時期は、売上高が83億5,000万円でございました。今年は98億5,500万円ということで、18パーセント上がっております。
また売上総利益でございます。昨年が48億5,100万円だったところが、今年は58億1,900万円ということで、19.9パーセント伸びております。
営業利益でございますが、昨年が8億5,000万円で、営業利益率は10.2パーセントだったところ、12億3,600万円となりました。営業利益率は12.5パーセントということで、営業利益自体も伸びており、昨対比45.4パーセント増というかたちになりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益でございます。昨年が5億7,100万円。そして今年が8億900万円ということで、41.6パーセントの増。売上・利益ともに過去最高値を更新いたしました。
営業利益増加要因
増加の要因でございます。まず売上総利益自体が9億6,700万円ということ。そして原価自体が0.9ポイント改善しているということ。そして販売管理費に関しましても1.4ポイント改善しているということ。これらが、8億5,000万円から12億3,600万円までの利益増につながっているポイントでございます。
第1四半期は繁忙期ですが、この第2四半期に関しましては閑散期というふうに捉えております。しかし昨年(2017年)と比べると、この閑散期でも法人の取り込みであったり、リピーターの増加等も含めて、順調な結果になったと捉えています。
そして現在、第3四半期が走っておりますが、ここは超繁忙期となります。第4四半期はどちらかというと閑散期で、翌年に向けた投資をしっかりしていくのが弊社のパターンであり、そのようにご認識いただければと思います。
この販売管理費の部分で毎回申し上げているのですが、(問い合わせ対応のために)長年AIを使っており、チャットボットも導入しています。RPAに関しては、自社で作っているものも数多くあり、社内の業務効率を高めていく動きは以前からあります。RPAという言葉が世の中に出てくる前から、弊社では業務の効率化のために、自社開発を行っています。そのあたりが功を奏してきているのだと思います。また、クラウドのテクノロジーを活用することで、出荷の管理が実現できていると考えています。
セグメント業績
セグメントの業績でございます。
まずグローバルWiFiの売上高は26.5パーセント増。セグメントの利益は55.8パーセント増というかたちで順調に推移いたしました。
また情報通信サービスも売上高6.5パーセント増。セグメント利益は5.9パーセント増。こちらも順調に増収増益を続けています。グローバルWiFiの売上が、前年同期で47億3,200万円だったところが、59億8,700万円になりました。セグメント利益を見ると、(グローバルWiFi事業は)7億3,700万円だったものが、11億4,900万円という結果になりました。
グローバルWiFi事業 業績推移
こちらが時系列で見た数字でございます。記載のとおり、第2四半期は海外への渡航者が年間を通じてもっとも少ない閑散期です。ただし法人事業の堅調な取り込み等により、増収増益を継続。レンタル件数が好調に推移しました。
法人需要は、季節変動の少ない出張によるもので、この取り込み(をしっかり行いました)。そしてリピートのお客さまの積み上げもありました。さらに、原価・オペレーションコストの削減や、収益性向上の施策等に継続的に取り組み、このような結果を得ることができました。
昨年(2017年度)初めてグローバルWiFi(の売上高が)100億円を超えましたが、今年(2018年度)は129億円という予想を出しております。
セグメント利益でございますが、今年は19億4,600万円です。先ほど申し上げたように、(セグメント利益は)11億4,900万円でしたので、しっかり上回ってきているということでございます。
情報通信サービス事業 業績推移
続きまして情報通信サービスです。こちらは前から説明してるとおり、グローバルWiFiよりも7年ほど前にスタートしたサービスです。その情報通信の人員を、長年グローバルWiFiに移し続けながらも、増収増益を続けているという事業でございます。
情報通信サービスのエースを開発し、また新卒を情報通信サービス側に受け入れて育て上げ、またところてんのように「輩出」していくというかたちを繰り返しています。本来ここは我々の本業の部分なのですが「そんなに数値が伸びていないじゃないか」と思われる方もいるかもしれません。しかし、ここはまだまだ伸ばせる分野でございまして、情報通信のビジネスモデルをグローバルWiFiに同じように当て込んでいるビジネスです。
情報通信は1つの商品ではなく、通信系のサービスを軸にいくつも商品ラインナップがあるわけですが、お互いがお互いを紹介し合う仕組みになっていますので、1顧客に1商品ではなく、2つ、3つ、4つ、5つというように、連続性がある流れになっています。ということで、グローバルWiFiもインフラも、その部分だけではなく、周辺にあるサービスがまたグローバルWiFiそのものを強くしていくような仕組みです。そのあたりはまた後ほど、深掘りしてお知らせしたいなと思います。
(この情報通信が)伸びている要因は、ストックが積み上がってきているからです。新しい会社は、年間で1万8,000社ほどできるということで、その会社のうち約6社に1社がお客さまになってくれています。また、ここ最近は電力サービスが非常に伸びております。
それは、既存顧客がいるから非常に伸びやすいというところでもあります。お客さまが今後必要としている商品ラインナップをここにアドオンすることによって、既存のお客さまとの関係を強化しながら、収益を拡大していくということでございます。今までの伸びよりは、利益の変化率も高くなってきています。
連結貸借対照表
純資産は、85億8,600万円から91億1,700万円ということで、6.2パーセント増加しております。こちらの修正はありません。
現時点で、「まだ上方修正しないのか」というお言葉もいただきそうな気がします。しかし、しっかりと数字が固まってから対応するものだと考えておりますので、これからも成長していけるような取り組みを引き続きやっていくということでございます。
通期業績見通し(四半期別推移)
こちらがわかりやすい表になっております。2015年の数字等も入っておりますので、いつが閑散・繁忙なのかといったシーズナリティをご理解いただけるのではないかなと思っております。
2018年12月期の取り組み(第2四半期進捗)
今年(2018年度)は、年初に掲げた「進化への挑戦~第2章~」(を実現しよう)ということで……私どもは、2013年1月に「進化への挑戦」というキーワードを作成しました。2015年に株式上場しようという取り組みのためのスローガンとして掲げましたが、その第2章でございます。まず、事業拡大とその周辺エッセンスの収益化、差別化を進めていこうと思っています。
そして業界で圧倒的ナンバー1の生産性、シェア、利益を実現していきます。まず、拡大というところで、グローバルWiFi自体もまだまだ成長しておりますので、ここを積極的にお客さまに訴求しながら伸ばしていきます。
現在「グローバルWiFi for Biz」という法人向けサービスを提供していますが、それを借りるために空港ではかなり行列ができます。この状況を緩和するために、自動で受け取れるIoTのロッカーを作るなど、さまざまな取り組みをしております。我々ビジネスパーソンは、2時間前に空港に行くことはあまりなく、けっこうギリギリに行ってしまいますから(便利なサービスだと思います)。
また、同じ会社内でもかなり頻繁にいろいろな方が出張へ行かれるということもあるため、会社に備え置いておき、海外に行くときはグローバルWiFiを使っていただく。セキュアですし、安いということで、企業さんは我々を推奨してくださっています。そこに、こうした備え置けるWiFiをどんどん展開し、空港で借りたり返したりしなくてよいような仕組みにしたいと思います。
そして、今回発表したのが、日本国内でも使えるものです。日本国内でアクティブに使っていただき、海外でもスポットで使うことができ、その国に行ったときに自動的に対応する。そういったクラウド端末ですので、企業さんにとっては、今まで国内外で使い分けていたWiFiルーターを一本化できるわけです。
さらに3ギガ無料という、おそらく国内の通信会社さんにはないプランを導入させていただきました。少しでもお客さまに喜んでもらい、継続的に使っていただけるようなラインナップにしております。
なお、みなさんもインバウンドに注目していると思いますが、その部分もすごく伸びておりますので、後ほど説明します。
また、(スライド右側の「活用」の部分で)旅行関連サービスプラットフォームという記載があります。こちらは、(インバウンドのための)メディアを作ったりするのですが、新たにビジョンアドという会社を合弁で設立いたします。
(この会社では)約6億人以上ユーザーがいる、中国ナンバー1の生活情報サービスプラットフォーム「大衆点評」……言い換えれば「ぐるなび」+「生活に関わるものすべて」のようなプラットフォームで、中国の方々はアクティブに使っています。
例えば中国の方が日本に来たときに、お店を検索するとします。そのサービスに加盟しているお店なら、旅行者はお店で特典がもらえ、決済までできる。そんな「大衆点評」について、私どもはコールセンターの強い会社さんと手を組みつつ、我々のセールスの強い部分をコラボレーションさせてサービスをスタートしています。
次に、送迎予約サービスである「Pro Drivers」についてです。これは弊社ブランドとして、この(2018年)秋に本格展開していきます。日本の中で言うと、グローバルWiFiのユーザーの大半(がターゲット)です。ほぼ全員が空港に行くわけですが、渡航先から帰ってきたときに移動の手段が必要になる、その部分を担っていきます。
海外150の国と地域、500都市で同じように、世界中のプロのハイヤー、プロのドライバーが運転するクルマを予約できるサービスを手がけているDLGB。我々はそこに投資をしており、海外に行くお客さまにこのサービスを販売するというような流れを作っております。
我々は、グローバルWiFiのコンセプトである「地球がオフィス」と同じように、どこにいても決済できるような環境を非常に大事にしています。我々が今まで培ってきたものを、ユーザーさんに提供しはじめており、非常に好評です。
また、我々コールセンターと営業、そしてCRMを手がける佐賀の「CLD」というカスターマーロイヤルティーチームの3つをハイブリッド化したビジネスモデルを展開しております。それが、このシステムです。このコールシステムそのものをお客さまに提供しようということで、販売をはじめています。
(紹介した)2つとも自社のサービスですが、社内でずっと使いこなしているものをサービス化していくということを、今後は加速させていきたいなと思っております。
(スライドの下にある)拡充の部分ですが、まずはリピーターさんを今まで以上に増やしていくことが重要です。そして、海外に行かれるお客さまを、きちんと当社のお客さまにしていくということ。原価の低減のところでは、クラウドWiFi自体が全体の78パーセントまできておりますので、これをもっと引き上げていきます。さらに、各国の通信会社さんとも原価の低減化を推進していきます。これは数の理論ですが、原価低減は進んでいきますので、そのあたりはしっかりやります。AIやチャットボットもさらに活用していきます。
グローバルWiFi事業の進捗(詳細トピックス)
こちらがグローバルWiFi事業の進捗についてです。クラウドでございますが、先だって発表し、先ほどお話ししたとおり国内でも使えるようになりました。国内でも普段使いができるプランをいくつか出しております。
お客さまからはとても好評です。いちいち借りに行かなくていいですし、いつも使っている状態で、そのままどこでも使えるというところで、ストックが貯まっていきやすい商品です。扱えるエリアが今のところ120の国と地域で、グローバルWiFiのすべてのエリアをカバーしているわけではありません。
これは、各国の通信会社さんと交渉しながら、キャリアさんとのお約束の中で整えていかなければなりません。例えば、クラウドの場合は、1つの端末を1つのSIMで制御するわけではありませんので、通常のアクセスの手法と少し変わります。
1つの端末からSIMカードが毎回入れ替わるような発信をしていると、不正な動きではないかということで通信会社のサーバーがキャッチするという仕組みが元々存在しているため、我々はそういった問題をキャリアさんと交渉しながら、1つずつ解除していきます。我々のサービスが正規に使われているということを、キャリアさんときちんと話していくことで、その問題をずっと解除し続けています。
新しいテクノロジーである「P-SIM」……これは、1つのSIMにさまざまな国のキャリア情報を書き込むことができるようになるのですが、我々も実は3年ぐらい前から、世界のあるグループとさまざまな話し合いをしてきております。
今のところは、SIM自体が脅威になるというよりは、我々がいかに上手にSIMを活用していくかというテーマで議論しており、先々はプラスになっていくだろうと考えております。
店舗スマート化戦略(テンスマ)
これは(スライドの左側から)ロッカー、セルフレジ、そしてグローバルWiFiのカウンターに行ってQRコードをかざすだけで、お客さまを識別できる仕組みですね。(いずれも)お客さまを待たせる時間をかなり減らすことができます。これらの機械自体は作っていないのですが、開発を依頼して、こういう仕様で作ってほしいということを徹底的に指示しています。
空港カウンターおよびスマートピックアップ(SmartPickup)
紹介した自動ロッカーは、この(スライドで)ピンが立っているところに設置されています。とくに羽田、成田、中部、関空、福岡では数がかなり増えていますので、このロッカーの増強は必須であると考えております。いずれ、このロジックはいろんなことに活用できるだろうと考えています。
“超”直前オンライン受注体制(テンスマ × クラウドWiFi × データベース)
例えば、海外から来ているお客さまのパスポート情報を、(QRコードを通じて)お客さまから最初にいただきます。どの国出身で何歳なのか。何空港から入って何空港から出て行くのか。そうした、入国管理局と同じぐらい細かい情報を得ることになりますが、それによって民泊のチェックイン等が(手軽になればいいなと思っています)。
ただし、非対面ではなかなか難しいところがあるので、対面しながらもっと短い時間でお客さまに渡せるような工夫も必要かなと思います。
なお「テンスマ」というのは社内用語で「店舗スマート化戦略」の略です。クラウドWiFi、そしてグローバルWiFiのデータベースを連携させてクラウド化することで、どの国で使っているかなどの情報が得られるよう、今回、緊急位置情報サービスを新たなオプションとして作りました。
世界中で、我々のお客さまはさまざまな国を訪れています。(それはつまり)さまざまな災害、さまざまなリスクが起こり得る環境下にいるということです。何かが起きた時に連絡しようとしても、トラフィックが埋まってしまうので、だいたい連絡がつかないですよね。
そこで我々は、何分前にはデバイスが動いていたとか、どこの位置で動いていたのかということを緊急で、お客さまの勤務先などにお知らせするサービスを作りました。
これで企業さんは、本人は大丈夫なのかということが即座にわかります。旅行会社さん経由で3時間連絡がつかないといった状態では、いてもたってもいられないということで、やはり効果があるわけです。
サービスにご登録いただいたお客さまには緊急対策ということで(喜ばれるのではないでしょうか)。こうしたグローバルなIoTサービスを、これから増やしていきたいと思っています。
情報通信サービス事業の進捗(詳細トピックス)
これは情報通信サービスで取り組んでいる「ビマケ(Vision Business Market)」という法人向けのポータルサイトです。少しずつ作っておりまして、既存ないし新規のお客さまに、インターネット上で我々のサービスを申し込んでいただけるようなサイトです。
「VWS WEB CALL SYSTEM」というのは、先ほど申し上げたコールシステムです。こちらも、IT導入補助金の対象サービスということで認定していただきまして、企業さんも導入しやすくなったということでございます。
旅行関連サービスプラットフォーム
旅行関連サービスプラットフォームについてです。グローバルWiFiは昨年(2017年)、年間269万人、1,883万泊のニーズがございまして、さまざまなサービスを作れるのですが、どちらかというと、我々が独自で進められるようなサービス作りを強化しております。なるべく自社でやれるものはやろうと考えています。
サービスプランづくりだったり、スピードの変化に対応できたり、顧客の声を吸い上げやすいといったことも含めて、今後は独自のサービスを増やしていきたいなと思います。
また「ili(イリー)」や「ポケトーク」は、今後(より注目されるように)なっていくだろうと思います。本当に各社さんがさまざまな製品を作り、どんどんアップグレードし、認知され、使っていただく方がどんどん増えていくのではないかなと期待しております。
では、「Pro Drivers」という送迎サービスについてです。(2018年)9月ぐらいになったら、みなさんにご満足いただけるサービスになるんじゃないかなというところです。
例えば、情報通信サービスを利用しているお客さまは約20万社強のため、20万人以上の社長さん(がいらっしゃるでしょう)。また1社につき役員が3名だと仮定すると、プラス60万人の役員の方が存在するでしょう。そういった方々を上質なクルマで快適に、そんなに高額ではなく、安心安全に目的地までお届けするようなサービスです。
とくに空港の送迎に関しては、我々には(空港を利用する)お客さまが非常に多くいらっしゃいますので(サービスを活用してもらえると思います)。みなさんご存知だと思いますが、羽田空港に朝4時に到着することもあります。そうすると、移動手段はタクシーしかありません。
また少し飛行機が遅延してしまい、電車が出発してしまったということもよくあります。ましてや、異国の地に行ったときなどは、移動する時に「このタクシーは大丈夫かな」と心配になりますよね。日本にいる海外の方も同様に感じています。
例えば、朝の時間帯からチェックインするまでのあいた時間に、いかに日本を楽しんでいただくのかを考えるのも重要です。大きな荷物を持って、汗だくになりながら街中を散歩すると「もう日本に来たくない」となる可能性もあるわけです。そうならないように、新しいサービスの提案をどんどんしていきたい。せっかく多くのお客さまを持っていますので、そこは変幻自在にやっていきたいと思っております。
グローバルWiFi事業 成長ストーリー
ここからは成長戦略です。いくつかトピックを申し上げます。こちらはグローバルWiFiの2012年からの数字の変化でございます。5万5,507件からスタートし、昨年が165万件です。赤いグラフがインバウンドですが、3万5,000人、9万人、19万人、28万5,000人というかたちで数字が変化しております。
(スライド)右側が第2四半期の累計(のレンタル件数)でございます。49万2,000件から73万6,000件。そして今年(2018年)の中間期では96万6,000件。緑のグラフだけは減っておりますが、アウトバウンド、インバウンド、そしてグローバルというところでは全体数を押し上げています。
海外でも、グローバルWiFi自体は以前から申し上げていた韓国や台湾が早期黒字化しています。向こうのエリアでも、グローバルWiFiブランドとして伸びております。
ロスもまもなく1年が経とうとしていますが、ヨーロッパ行きの顧客が獲得できています。中長期のニーズをうまくキャッチできているということで、相当チャンスだなと捉えています。
アメリカはヨーロッパ、南米を多く渡航するわけですから、このゾーンにいかに入り込めるかが重要です。アジア行きは日本が受け皿としてありますし、台湾や韓国もありますので、ここは盤石の体制でいきたいと思っておりますが、やはりアメリカの方にヨーロッパ、南米で使っていただく。それがキーであり、うまくいけばグローバル戦略が加速するだろうと考えております。
<参考> グローバルWiFi事業 市場規模
これがグローバルマーケットです。2030年には、今の13億人から18億人になるだろうと言われています。
新たな決意を込め、ブランドロゴ変更
我々はグローバルに展開しているということも含めてブランドロゴを変更します。以前のロゴは、みなさんから「ちょっと小さくない?」などとも言われていたのですが、僕らは僕らで一番最初に作った思いもあります。
たしかに、日本人はあのロゴに慣れているんです。ところが海外の方は慣れていない部分もあり、いっそグローバルで通用するロゴにしようということで、6ヶ月ぐらいかけてロゴの刷新を議論してきました。
地球のマーク、そしてWiFiのマーク。グローバルWiFi自体は有名なデザイナーに作っていただいたわけですが、みんな気に入っています。また新たな気持ちで、業績をぐっと伸ばしていこうというモードになってきております。
ただし、ロゴを作るといろいろなところを変更しなければいけないので、「けっこうお金がかかるのではないか?」という意見もあります。我々もコストにはシビアですので、年内いっぱいは両方のロゴを併用します。今までに作ったものを無駄にせず、そして来年(2019年)の頭から、このグローバルWiFiの新しいロゴによる体制で進めていきたいと思います。ぜひみなさん、お間違えのないようにお願いしたいと思います。
ここまでが今回のトピックでございます。ご清聴いただきまして、誠にありがとうございます。