韓国への社員旅行……満足度はいまいち?

頼藤太希氏(以下、頼藤):こんにちは。

高山一恵(以下、高山:こんにちは。

頼藤:ゆる〜くマネーについて語るラジオ

頼藤・高山:マネラジ〜!

(会場拍手)

頼藤:この番組はお金や働き方に関してゆる〜く語るポッドキャスト番組です。リスナーの方には、夜寝る前とか、通勤時間とか、ご飯を食べているときに聞いていただいているというご感想をいただいています。

高山:気軽に聞けるというところがね。

頼藤:ということを目指している番組でございます。実は先週、韓国に社員旅行に行ってきました。

高山:行ってきましたね。

頼藤:どうでしたか?

高山:食事もおいしかったし、美容もリーズナブルで良かったし、全体的には楽しかったんですけど……。

頼藤:僕は9年前に韓国に行ってきたことがあるんですけれども、そのときはすごく物価が安かったんです。ご飯も安いし、垢すりやスパも安いし、美容も安いし、全部安かったんです。今回行ってわかったのは、ほぼ日本と変わらない。

高山:あんまり変わらなかったですよね。

頼藤:変わらないですよね。セブンイレブンがあるんですけど、飲み物が150円ぐらいなので同じなんですよね。屋台のご飯は300円とかで、日本と変わらないじゃんって。

高山:あんまり「わぁ〜! 安い」ということはなかったですよね。

頼藤:そして日本人が多いという。

高山:店員の方もけっこう日本語を喋れるしね。

頼藤:そうなんですよね。

高山:ストレスなく。

頼藤:明洞(ミョンドン)というのが韓国の渋谷みたいな感じで、他にも日本の代官山みたいなおしゃれスポットがあるんですけど。

高山:はいはい。

頼藤:正直、日本でいいかなという感想ですね。

高山:(笑)。

頼藤:ただ美容とサムギョプサルに関しては韓国がいいのかなという感じですね。

高山:そうですね。

頼藤:恐らくなんですけれども、スパなどのサービス業に関しては、まだ物価が追いついていなくて、サービスの過剰な感じを受けましたよね。

高山:そうですね。「このサービスでこの価格?」と思いましたね。

「韓国旅行=安い」は過去の話

頼藤:まあ(韓国には)2時間でいけるから、手軽な感じなんですけれども。

高山:そうですね。

頼藤:ちょっと物価が高くなっちゃって、以前よりもお得なイメージが下がった。けっこう経済発展していて、やっぱり行ってみないとわからないなと思いましたね。

高山:「学生のときに行ったイメージが……」ってすごい言ってましたもんね。

頼藤:そうですね。今、韓国って(月)平均所得が50万円、(月)平均支出が39万円らしいんですよ。けっこう高くないですか?

高山:けっこう支出してるなってことですよね。

頼藤:そう。日本が世界で支出は20位ぐらいなんですって。韓国18位ということで、もう日本を上回ってるということなんですよね。

高山:なるほど。

頼藤:本当に経済が発展していって、ただ「日本っぽいなあ」という感じで(笑)。

高山:なに? 愚痴これ?(笑)。

頼藤:いや、愚痴じゃないです。ただやっぱり行ってみないとわからない。

高山:まあそうですね。やっぱり体感することが大事ですよね。

頼藤:昔、韓国に行ったことがある人は「安い」というイメージだけど、今はもう安くないんだよということを体感できたのはいいかなと思いました。

高山:なるほど。

頼藤:はい。まあ高山さんはいろいろと問題をね。

高山:本当に問題がございましたね。

頼藤:ちょっとね(笑)。

高山:空港で荷物を受け取るじゃないですか。あれ「他人の荷物を持ってっちゃう人って普通いる?」という感じだけど……ここにいたみたいな。それは私ですみたいな(笑)。

頼藤:「ロストバゲッジってどうやって起こるんだろう?」ということを実際に体感した感じですよね。

高山:もうね。

頼藤:バッグがすごい似てたんですよね。

高山:すごい似てたんです。でも確認しろよって感じですよね。しかも「40過ぎてこれやるんだ?」ということがございまして……。そのうち記事にまとめますので、みなさん見てください。

頼藤:間違えて持ってっちゃったバッグもちゃんと持ち主に届けて、高山さんのバッグはJALカウンターに置いてあったのを届けてもらって、解決はしているということですね。

高山:まあ、解決はしましたね(笑)。いろいろありましたので、後日まとめます。

優待株はどのように選ぶ? オススメの優待を紹介

頼藤:というわけで、前回の放送で聞いていただいた方もいらっしゃると思いますが、本日は優待株についてお話ししていこうと思います。

高山:はい。

頼藤:高山さん、優待株はどのように選んだほうがいいんですか?

高山:私の場合は基本的に、大好きな企業だったり、よく使う商品がある企業で株主優待をやっているかどうか確認する感じですかね?

頼藤:まずそっちなんですか。だってまずお金が……。

高山:そうですね。予算もね。

頼藤:まず予算を決めてから、大好きな商品が予算内かという感じのほうがいいですかね。

高山:そうですね。はい。

頼藤:予算を決めて、大好きな会社が予算内で買えるかどうか。それでもう買っちゃっていいんですか? 業績は?

高山:もちろん業績も見ますよ。

頼藤:業績を調べるのは前回と一緒ですね。

高山:はい。もちろん一緒なんですけれども。

頼藤:例えば、高山さんが大好きな会社というのはどんなところがあるんですか?

高山:これは今、本当に優待もいいし、業績もすごくいいし、けっこう両方で得している感じはしてるんですけれども、ポーラ・オルビス ホールディングスさん。

頼藤:おおー。

高山:この優待はけっこう気に入ってますね。けっこう長期保有しているので、優待ポイントも加算されてきておりまして。

頼藤:そもそもどんな優待なんですか?

高山:そもそもは、保有株式数と保有年数に応じてポイントが付与されるんですね。

頼藤:うーん。

高山:例えば、100株で3年以上持っている場合は35ポイントもらえるという感じです。それを送られてくる優待カタログから(交換する商品を)選ぶという。選べる優待というところがすごくいいんじゃないかなと思いますね。

頼藤:なるほど。(選べる)化粧品は主に女性向けって感じなんですかね? 男性はあんまり……。

高山:それが男性向けもちゃんとあるところがさすがPOLAという感じで、POLAっていろんなブランドを展開しているんですね。B.Aというアンチエイジング用の高級化粧品があったり。

頼藤:うん。

高山:あとはORBIS。これは若い子に人気の商品です。THREEという商品にはメンズケアセットがあったりという感じで幅広い。

株主優待の基礎知識

頼藤:優待っていろんな種類がありますよね。今言ったような選べる優待とか。

高山:そうですね。

頼藤:一番多いのはクオカードですかね。

高山:まあ金券はありますかね。

頼藤:やっぱりクオカードが多くて、その次はオリジナル商品とか、オリジナルサービスとか。あとは飲食券などが多いのかなと。

高山:そうですね。買い物優待券、食事優待券。

頼藤:今、株主優待は1,400近くの企業が導入してるんですよね。

高山:今は上場企業が4,000社近くありますもんね。

頼藤:1/3を超えるくらいの企業が導入していると。

高山:はい。

頼藤:そもそも株主優待とは、企業が株主に感謝の意をこめて、さまざまな商品やサービス券を株主へプレゼントするというもので、日本独自のものなんですよね。

高山:そうですね〜。アメリカの人に聞くと「そんなのあるの信じられない」って言いますよね(笑)。

頼藤:大株主がアメリカだったときに「優待いらないから配当くれよ」って感じというですよね。

高山:はいはい(笑)。でもやっぱり、優待はもらうとうれしいですよ。

頼藤:うれしいですよね。あとは優待がもらえる日まで(株式を)保有してないといけないんですよね。

高山:そうですね。

頼藤:ちょっと難しい言葉なんですけど、権利確定日という。今、1,400社が優待を導入しているので、優待がもらえる日の前に株を購入して、権利が確定したら売るということも起こっているんですよね。

高山:そうですね。例えば、月末30日が権利確定日だとしたら、3営業日前までに株を買っておかないといけないというルールがありますね。

頼藤:うーん、26日か。

高山:そうですね。もし土日を挟むとしたら、土日は抜かして3営業日前までです。

頼藤:そこで買って、例えば30日に持ったら、(翌月)1日にはもう売っているということですよね。

高山:売っている人もいるという感じかな。

頼藤:そういうことがあるので、権利確定日周辺には株価の下落と上昇があるんですよね。

高山:そうですね〜。

頼藤:そういったことが起こるくらい、今は株主優待が影響力を持っているという感じですね。