2017年第2四半期 ハイライト
征矢真一氏:征矢でございます。あらためてよろしくお願いいたします。
まず概略ですが、こちらがサマリーになります。売上高が2,597億円で108億円の増収。4.4パーセントの増収でございます。
営業利益は30億円でほぼ前年並。経常利益も26億円の前年並。最終利益につきましては2億円ということで、こちらは前年度の法人税の見積計上のところが、多額と言いますか、税率が低くなっていた関係で差が出て、最終利益としては2億円減益ということになっております。
2017年度第2四半期 グループ概況
こちらに書いてある通り、年初の計画どおりの進捗ということで、私どもは半期の計画を発表しておりませんので、何が計画かというところはちょっとわからないというご指摘もあろうかと思いますけども。
私どもが見込んでおりました半期の売上、ならびに営業利益の水準については、計画どおり進捗しておりますので、年間の見通しについては変更いたしません。
セグメント別売上高
トピックスとしては、全事業全セグメントが増収ということ。一方、営業利益の段階におきましては、昨今、世の中の課題にはなってますけど、物流費、人件費の高騰。
それと上期に国内主流事業で販促費をかけましたので、このコストが上回ったため、前年でいきますと、営業利益は前年並に着地したということになります。
売上高 増減の主な要因
セグメント別の売上高は、ご覧の通りございますので、7ページで差異要因を分析しております。この黄色いところを見ていただきますと、やはり一番大きいのがビール。
ビールジャンルの売上高の増収効果が41億円ということで、一番グループとしても、大きく牽引したものになります。
一方、課題を残したのが発泡酒・新ジャンルのところ。こちらは前年に対して29億円の減収。
その隣なんですが、多層化・子会社他と書いてございまして、ネットで5億円の増収ですが、多層化と私どもは言っております。
ビールジャンルの受け皿となるべく、RTD・洋酒・ワイン等ですね。こちらへの展開を強化すると。これは私どもは多層化と呼んでますけど、こちらで14億円の増収。
一方、子会社他とありますが、これについては今年、サッポロエンジニアリングという会社を合併いたしまして、外部に行っておりましたエンジニアリング業務の販売をやめております。
これの影響額が、このうちの半分以上あるというふうにご理解いただければと思います。国際事業の増収要因のところですけが、こちら北米のお酒なんですが、12億円のうち SLEEMANで9億円ということで、大きくカナダの方の伸びは、引き続き堅調になされてると。
一方、USA社。北米も3億円。アメリカでも伸ばしておりまして、とくに西海岸の営業体制を強化しておりまして、チャイニーズ・マーケット。韓国マーケットのところの掘り起こし等を、西海岸で重点的にやりました。こちらの効果が出てきております。
私ども、その西海岸の方の重点エリアと位置付けておりますので、それに先駆けて取り組みをまずサッポロプレミアムで行っているという状況でございます。
北米の飲料は Country Pure Foods。こちらが昨年SideKicksというシャーベット事業を買収しまして、こちらの純増分が6億円ほどございます。
それ加えて、ほかのパッカー事業、PBブランド等の伸びがございまして、北米の飲料としては11億円の増収ということになります。
一方、ベトナムについては第1四半期のときも申し上げましたけども、構造改革中ということで、ある程度売上を下げても、収益の確保ということで、今立て直しを図っているところでございます。ベトナムについては3億円の減収ということで終わりました。
食品・飲料のところですが、これはとくに国内のレモン。とくに今日テーブルの上にありますお茶。このあたりの売上がしっかり伸ばせまして、5億円の増収。
一方、海外飲料なんですけが、シンガポール国内の伸びが、これがちょっとマイナスになっていると。
シンガポールの経済状況が、みなさんも行かれる機会もあるかと思いますけれども、非常に不動産の投資が今抑えられていて、その関係で、そこに携わる労働人口が今シンガポールにおいては、非常に減少傾向に。昨年の第4四半期ぐらいから、そういう局面に突入しております。
ですので、一般的に飲料とか日用品は、大きくブレないもののジャンルにはまるんですけども、そのもともとの労働人口の構造が、少し流出が続いているということで、非常に全体の市況がよくない。
外食でも出ていきますけれども、そういった目を受けておりまして、今年については、ここの減収幅が3億円になっております。
外食につきましては、おかげさまで昨年期間店である新橋、ならびに銀座5丁目の店をオープンさせておりますので、いわゆる既存店といいますか、旗艦店についてはほぼ順調でございます。
加えてマルシンカワムラ社。昨年の6月から連結でございますので、この増収分が足されているということになります。
不動産につきましては、GINZA PLACE。こちら9月から開業ということですので、これが6ヶ月分。今稼働が100パーセントいっぱいしてますので、そういった関係もありまして、しっかりとした売上にもつながってきてると。
あと新規のところは、7月1日に社名を変更しました旧宮坂醸造の神州一味噌株式会社。こちらの部分がそのまま乗っかってきてるということになります。
営業利益 増減の主な要因
一方、営業利益もかなりデコボコしたかたちになっておりますので、9ページでご説明いたします。
これは大きく見ていただきますと、ビール、それから多層化のところ。それと国内の食品・飲料のところが増収効果をしっかり取れてプラスになっていると。
一方、先ほども課題で申し上げた発泡酒・新ジャンルの数量減。ならびに上期ビールジャンルで新しく投入した「華みやび」をはじめに宣伝、販促費を上期に集中投下しました。
16億円のマイナスで、このうちビールで約13億円ぐらい。宣伝費、販促費で昨年度より多くかけたということになっております。
それと国際事業につきましては、販売数量増、品種構成です。販売数量増で4億円ほど。品種構成原価で2億円ほど増益ということで、これがプラスの6億円になってます。
一方、Sleeman社でマーケティング経費、人件費等で昨年より上回り、4億円の費用増ということになってます。ベトナムは売上が落ちたということではございますが、販促費の抑制をかけておりますので、こちらで収益としては3億円改善されたということになります。
食品・飲料のところですが、こちら、12億円の中身としましては、売上増が4億円。こちらも品種構成ということで、お茶とレモンと、我々の利益商材の方が上がってるということで、プラスの3億円。
あと、群馬の方にアセップラインを入れまして、こちらの生産コストの削減。これが3億円ほどございます。
一方、広告費の方、6億円ほど増加してるんですが、こちらは広告費がこの内訳でいくと、2億円。これは「キレートレモン」。これが昨年よりも多くの広告をかけております。
その他固定費は、運搬費・人件費なんですが、このうち運搬費で約2億円ほど。人件費等ほかの経費も含めまして3億円ほどということが、5億円の内訳になります。
海外外食につきましては、先ほど言いましたシンガポールの数量減ということで、こちらが3億円ほど利益に影響を及ぼしております。
ライオンにつきましては、とくに既存店の人件費なんですが、こちらは昨年に比べて、1億円強増えたということで、マイナスの1億円になります。
銀座プリンスは、先ほど申し上げた通りでございまして、やっぱり全社の基盤構築費ということで、中期の計画に掲げておりますR&Dの強化等、本社機能の整理とか、そういったことを目途しているわけですけが、研究費の方で3億円ほど前年より上回るような実績です。
あとは今、全国に散らばっております事業所。関係会社含めまして、今1ヶ所にそれぞれの土地で集約をかけております。
こういった関係で2億円ほど事務所の集約の費用で出て、この5億円の内訳はそういったかたちになります。
国内酒類事業
10ページ以降は各事業の中身ですが、まず国内酒類事業、これがポジティブ要因とネガティヴ要因で、私どもで勝手に判断して上下書いておりますけれども。
とにかく「黒ラベル」「ヱビス」というビールジャンルに集中しているということで、功を奏していると判断しております。
それぞれ103、104と伸びてきております。あとこれによる商品ミックスの改善も、わずかながらですけども進捗しておりまして、下期についてはさらにこのあたりの刈り取りが行われていくと思っております。
課題は本当に発泡酒・新ジャンルということで、それと、みなさん今日ご質問が多いかと思いますが、店頭価格に関わる話になりますけれども、こちらで足元のところ、やはり影響が出ているということは否めないところでございます。
これが今後、どういうふうに動いていくかは、私どもは非常に注力しております。高価格帯のところについても若干、影響を受けてるところもありますので、下期に向けた需要喚起策ということで、私どもとしても商品・販促活動、これを両方面で、需要喚起に向けた取り組みをしていきたいと思います。
今後に向けて①
11ページですけども、今申し上げた通り、それ以外ではワインです。
先日ちょっとお話してるんですけども、ワイン畑にAIを導入ということで、こういった取り組みもしております。
私どもでこれ4つ書いてある「ラグジュアリー4」と言っているブランド。ファインワインの強化と言っておりますけども、こちらに注力していきたいと。
あと今日のお土産にも置いてありますが、「愛のスコールホワイトサワー」。南酪さんとのコラボになっておりますけども、こちらが先行発売いたしました西日本で非常に好評で、この9月に全国展開ということで。
この商品においてもRTDのさらなる上積みが図れるのではないかと期待しているところでございます。
国際事業
北米です。先ほど申し上げたこと以外で、若干触れさせていただきますと、輸出の部門で、これ他社さんの説明でももしかしたらあったかと思いますけど、韓国向けの輸出が非常に日本ビールとしては好調に動いております。
あと台湾も現地生産とか、いろいろやりかたを今回いじりまして、日本からの輸出、日本ブランドということで、もう1回仕切り直していろいろ今やっているところでございます。
ベトナムは先ほど申し上げたとおりですが、これは後ほどご説明させていただきます。
今後に向けて②
13ページですね。SLEEMANについて若干補足させていただきますと、SLEEMAN社は当然SLEEMANブランドですね、ユニクロとかですね、自分たちの持っているブランド以外に、今パートナービジネスをしっかりやれるようになってまいりました。
長くお付き合いしているDIAGEOさん、これはケベックでやってるわけですけれども、加えて今年の4月から、Carlsberg Canadaと、これもケベック州で取り組みをしているということで、我々としては自社ブランドプラス、こういったパートナーブランドを武器に営業能力を上げつつ、面を取っていくという作戦をやっているところです。
北米の飲料2社については、来年の1月で1社に統合してシナジーを取ろうということで、今進めております。
SSC社のほうはフロリダに1工場、Country Pure Foodsのほうはテキサス、オハイオ、フロリダに3工場ということで、そういった工場、フロリダに2つになりますので、そういったところの統合とか、管理部門の最適化等を図って、さらに、これパッカービジネスが主流になってますから、利益率を上げる取り組みに踏み込みたいと思っております。
Country Pure FoodsのSideKicksについては先ほどご説明しましたが、非常に順調なものですから、今まで外部での生産だったものを、この夏から自社の内製化という設備投資も行いましたので、より販売数がしっかり確保できるということで、進めていくという取り組みを行っております。
今後に向けて③
先ほどご説明しました、14ページのところなんですけれども、私ども海外でシルバーサッポロと通称言われている、こちらの写真にある缶ですね。こちらを展開しております。
これの生産は今まで、カナダのSLEEMANで行っていたわけですけれども、今回これをベトナムのほうへ移管して、2つ狙いがございます。
ベトナムの稼働率を上げること、それともう1つは、SLEEMANの生産能力を上げることですね。
この2点を目途しまして、今回グローバルでのサプライチェーンという最適化の第1歩目として、シルバー缶をベトナムで作るということで、踏み込んでおります。
この効果については、この下期から取り組みますので、決算については来年フルに、フルイヤーで表れてくるかなというところでございます。
今後に向けて④
アンカースチームビールという、サンフランシスコの、本当にみなさんに愛されている老舗のブランドがございまして、プレミアムのゾーンに入るこのアンカーの株式を、昨日発表したとおり、全株式を譲り受けるという契約を結んでおります。
金額としては85ミリオン、USドルでですね。ということでございまして、今公表できる数字としては、売上高が昨年実績で、日本円にしまして37億円という規模の会社になります。
新聞でも書き方が分かれてるところなんですけれども、クラフトということで、みなさん書かれているところがありますが、我々としてはクラフトという位置づけではなくて、本当の老舗の100年ブランドであるプレミアムブランド。
黒ラベル、ヱビス、こういったものに次ぐ100年ブランド、これの1つとして、アンカーを育てていきたいと思っております。
ですので、クラフトブームに乗ってとか、そういうことではまったくございませんので、私どもの中期計画で言っている、ブランドカンパニーになるという思いの中、これをしっかりやっていきたいと。
これについては後ほど、たぶんご質問もあろうかと思いますんで、またその点でいろいろお話しできればと思います。
食品・飲料事業
食品ではレモン、お茶に加えまして、これも今日のおみやげにありますが、冷製缶スープ。今、こちらに注力しております。
どうしてもスープは冬場の商品ということで、夏場の稼働を上げる、売り場を稼がさせるという取り組みが必要だった長年の懸案事項でありまして、今年こちらにも広告宣伝をかけてます。これが、非常に好調に伸びているというところでございます。
一方、缶コーヒーです。私ども、SOT缶という普通のタブの缶ですね。あちらがポッカコーヒーブランドの主流なんですけれども、今市場がやはりボトル缶のほうに流れているということで、こちらについては私ども、やはりコーヒー飲料の売上が前年割れということの原因の1つとなっています。
あと、シンガポールについては、先ほどご説明したとおりでございます。
今後に向けて⑤
17ページ、もちろん何度も言いますけれども、レモン、茶系飲料、スープへ集中投資するということで、レモンについてはやれることは何でもやるということで、国内外、いろんな提携だの、栽培だの、こういった取り組みはしっかりやっていきたいと。
あと、新規で入りました豆乳のヨーグルトですね。これはトクホ商品でございますので、なかなか顔を変えていくというか、そういうリニューアルの難しい商品なんですが、今回3品ともリニューアルいたしまして、また新たな市場を取れるような試みを今、やっております。
インドネシアとミャンマーについては商業生産を開始しまして、ミャンマーについてはライセンス生産と。
相手さまの、ということですので、ライセンス料のみの売上ということで、決算に対しての影響は軽微でありますけれども。
インドネシアについては、まさに生産をして、しっかりと取っていくところになりますので、これから広告費等かけてSKU数を増やしながら取り組んでいきたいと思います。
外食事業
18ページがライオンでございます。
今後に向けて⑥
ライオンの特記事項としては、下の19ページですね。
一番下にあるんですけれども、ヱビスバー、グランポレールバーということで、外食業を私どもが持つ意味として1つ、グループの中でのブランド発信の場ということを強く意識づけております。
これがヱビスバーですね。これがだいたい全国で、今19、20店舗ぐらいまで進んでるんですけれども、今年広島と新横浜に出したので。
これが非常に好評でして、とくに広島については、広島カープともども勢いが増しているところでございます。
こういったヱビスのブランドを引っさげて、いろんな土地でブランド発信しながら、外食業で利益を取っていくというビジネスモデルは、目標としては、さらにまた広げていきたいと思っております。
不動産事業
不動産については、ほとんど記載があまりないです。順調に行っているので、もうあまり書くことがありません。
今後に向けて⑦
ですが、恵比寿、銀座、札幌というブランドの立つ街で、しっかり不動産業を腰を据えてやっていくという方針のもと、ガーデンプレイスのリニューアルやレストランのリニューアルだったり、本社棟の前のところの広場を新たに、みなさんに使っていただくような、そういった広場化と言いますか、公園化を進めたり、そういうバリューアップを図っております。
1つ、札幌で、遊休地と言いますか、駐車場になっていた土地を、TDY札幌コラボレーションショールームということで、7月に開業させていただいております。
TOTOさんと、大建工業さんと、YKK APさん。この3者の頭文字をとったTDYということで、住宅用の建材設備を1つのショールームでいろいろいっぺんに見れるというのが特徴でございまして、こちらの賃料への貢献は下期からとなります。
決算特殊要因
22ページ、特殊要因のほうを書かさせていただいております。
ここで触れさせていただきますのは為替です。実はこの為替がこれほど前年で動かなかった期はあまりなく、見ていただく通り、為替については昨年並みの状況となっております。
為替による売上ならびに営業利益については軽微ということで、ここには記載はさせていただきませんでした。
特別損益等の概要
23ページ、営業利益以下の特殊損益、営業損益ですけれども、このうち固定資産の売除却損、実績で4億円ほどございますが、こちらについてはガーデンプレイスのリニューアル等で起きております、古い以前の設備の除却等がございました。
その他特別損失については、これも不動産の中で、不動産の入れ替えといいますか、退去費用とか、そういった補償とか、そういったものがこちらにございます。
貸借対照表の状況①
貸借対照表の状況②
24ページ、25ページは、貸借対照表ということで、半期につきまして大きなトピックスはございません。
私ども、金融負債はなんとか下げていこうというのを大目標にしていますので、こちらについてはこの半期では圧縮が進んでいると。
この半期の瞬間風速でございますが、D/Eレシオとしては1.3倍ということで、1倍に向けて、中期なんとかこれを達成に向けて進めているところでございます。
財務の状況
26ページ、こちらは中期のところでご説明しております営業キャッシュフロー1,800億円に対して、投資を1,300億円やっていこうという目標を、4年間掲げてるんですが、その1年目としての進捗をここで示しております。
上期の設備投資87億円の、大きな、いろんな集合体なんですけれども、那須工場のワンウェイ瓶対応ということで、いろいろな小回りのきく提案ができる商品の設備を整える工事を今しているというところ。あと、YGPのバリューアップ。
それと今、先ほど事務所の集約等も言いましたけれども、グループインフラ、とくにシステム系の統一を全世界的に図って、今導入しております。こういったところの投資をしっかりやっているというところでございます。
グループ経営基盤の変革①
R&Dのところで3億円ほど増えたということを申し上げましたけれども、昨年4月に研究所の部門を、ホールディングス傘下に1回移しております。
加えて今年のまた春に、おいしさ技術研究所というものを立ち上げております。こちらはポッカサッポロの食品、それとサッポロビールのほうでの食品研究。
これをやっておりましたので、これを統合しまして、本社の組織として、おいしさ技術研究所を立ち上げました。これは今、横浜のほうに研究所がございます。
あと人事・人財のところにつきましては、今回のアンカーの件もありますけれども、グローバル人材の育成が急務であるということで優先して取り組んでいるのと、一方、世の中の働き方改革の先陣を切って、テレワークとか、インターバルとか、いろんな制度を今、試験的に試しておりまして、こういったところを今取り組んでいると。
財務面は、政策保有株式について見直しを図って、売却していこうということで考えております。
これの手立てについては、年初予算には、キャッシュのところの予算には立てておりませんでしたので、下期に売却に向けた動きをしていこうということで、具体的に今、動いております。
今回のアンカーの買収資金といいますか、そちらの手当の1つとして、こういった政策保有株の見直し、ならびに不動産ポートフォリオの見直し等で、そういったキャッシュの効率を図っていきたいということで進めております。
AIについては、開発部門でも取り入れてまして、各社さんもあるのかもしれませんが、システム関係の問い合わせ、Q&Aって、今まで人で対応してる部分が多かったんですけが、AI技術を入れてそこの効率化を図ろうという取り組みもやっております。
グループ経営基盤の変革②
28ページ、最後に広報の1つなんですけれども、ヨーロッパの醸造大会。非常に権威のあるものなんですけど、こちらが年2回あるんですが、3大会連続で最高賞を受賞できたと。
今、このソラチエースというのが非常に、世界ブランドのホップになっておりまして、もともとサッポロビールが上富良野の、あそこは空知という地域なんですけれども、そちらの名前なんですが、そこで生み出したソラチエース。これの研究をもう一度しっかりやろうということで、これが認められたものでございます。