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SUMINOE株式会社3501

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繊維製品

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2026年5月期 中間期決算のポイント

永田鉄平氏(以下、永田):SUMINOE株式会社代表取締役社長の永田です。よろしくお願いします。2026年5月期中間期の決算IRミーティングを始めます。

中間期の業績についてご説明します。売上高は529億6,200万円で、前年同期比22億6,400万円の増加となりました。営業利益は8億8,600万円で、前年同期比1億4,400万円の増加です。

経常利益は11億8,700万円で、前年同期比7億4,000万円の増加、親会社株主に帰属する中間純利益は8,600万円で、前年同期比2,100万円の増加となり、前年より増収増益で終えました。

売上高・営業利益・経常利益は期初計画を上回りましたが、中間純利益は期初計画に若干及びませんでした。

為替レートは1ドル146.09円です。主に北中米拠点で前期に立ち上がったフロアカーペットが寄与し、売上高の増加につながりました。車両関連では、鉄道・バスの生産回復が順調に進み、回復に伴う需要を取り込みました。

インテリア事業では、特にスペース デザイン ビジネスが大きく伸びたことで、売上高は前年同期を上回りました。

営業利益は、原材料・エネルギー価格の高止まりに伴う価格改定効果の浸透で、インテリア事業、自動車・車両内装事業を含めて価格の改定を実施し、前年同期を上回りました。

経常利益は、営業外損益として前年同期に計上した為替差損が為替差益に転じたことで、前年同期を上回りました。

連結業績推移(売上高/営業利益)

中間期の連結業績推移です。過去5年間で、コロナ禍の影響を受けた2022年5月期中間期は、売上高が393億2,300万円、営業損失が1億7,400万円でしたが、順調に回復しました。

この3年間では、一時的に落ち込んだ時期もありましたが、当中間期は売上高が529億6,200万円、営業利益が8億8,600万円で、一定の回復を遂げました。

セグメント別内訳

セグメント別の内訳です。自動車・車両内装事業の売上高は325億9,100万円で、前年同期比14億3,400万円の増加、セグメント利益は16億2,000万円で、前年同期比8,700万円の減少となりました。

インテリア事業の売上高は185億9,800万円で、前年同期比9億1,900万円の増加、セグメント利益は2億9,700万円で、前年同期比2億2,200万円の増加と、大きく収益を伸ばしました。

機能資材事業の売上高は15億6,500万円で、前年同期比7,000万円の減少となりました。しかし、ベトナムの製造拠点の改革を行った結果、セグメント利益は前年のマイナス3,100万円からプラスの3,000万円へと、黒字に転じました。少額ではありますが、黒字転換を実現できました。

自動車・車両内装事業

自動車・車両内装事業についてです。コロナ禍の影響を受けた2022年および2023年5月期中間期は、売上高・セグメント利益ともに低調でしたが、2024年5月期からは回復しました。

当中間期は特に売上高が増加し、この5年間で最も大きい325億9,100万円となりました。しかし、セグメント利益は16億2,000万円と、伸び悩みました。こちらは日系自動車メーカーがトランプ関税の影響を受け、生産が縮小するなどの要因がありました。

当社が関税の影響を直接受けることはほぼありませんが、価格転嫁の過程で、若干の困難が生じています。また、北中米拠点における新規受注商材での生産性悪化が、収益低下の要因となっています。

自動車の国内生産台数は、前年同期比で1.9パーセント減少しました。一方、海外は若干伸びましたが、自動車メーカー間でばらつきがあり、それぞれの影響を受けました。

自動車・車両内装事業

事業別の売上高についてです。自動車内装事業の売上高は、国内が前年同期比2.7パーセントの増加、海外が前年同期比5.5パーセントの増加となりました。

特に売上高の大きな伸びは、新たに取得した北中米でのビジネスが寄与したものです。中国の日系自動車メーカーの苦戦はマイナス材料となり、売上高の減少に影響しています。

一方で、車両内装事業はインバウンド需要の影響を受け、鉄道・バス向けの内装材が大きく伸びました。

また、グループ化した関織物株式会社(モケットを中心に生産する工場)との連携で、製販一貫体制を整えて的確に対応したことにより、製造利益を含め、収益を確保できました。

インテリア事業

インテリア事業の売上高は順調に増加し、2022年5月期中間期の152億1,100万円から、当中間期には185億9,800万円まで成長しました。

セグメント利益について、当社は下期偏重型のため、物件の影響などで上期は変動することが多くなっています。しかし、当中間期は前年から大きく伸び、2億9,700万円となりました。

事業環境はそれほど良くはなく、新設住宅着工戸数は前年同期比で7.9パーセント減少しました。また、民間非住宅分野も前年同期比で13.7パーセント減少しています。

大きなプロジェクトや住宅の伸びは特にありませんでしたが、小型物件を含め、幅広い需要を着実に取り込むことができました。

インテリア事業

品種別の売上高についてです。業務用カーペットの売上高は、前年同期比4.2パーセントの増加となりました。これは、当社の水平循環型リサイクルタイルカーペット「ECOS(エコス)」が着実に伸びたことや、ハイブランドショップ向けのロールカーペットの受注を順調に獲得したことが要因です。

一方、家庭用カーペットは、ここ数年の傾向に変化はありませんが、消費者の節約志向が大きく影響し、前年同期比で7.2パーセントの減少となりました。

中高級ゾーンの付加価値型製品を増やしたことが、売上および利益に寄与しましたが、市況低迷によるマイナス要因の影響がそれを上回りました。

カーテンについても同様に減少し、前年同期比で5.6パーセントの減少となりました。新たな見本帳を発表しましたが、市場への浸透が遅れました。

壁装関連(クロス)は、当社の100パーセント子会社であるルノン株式会社が担当していますが、着実に伸び、前年同期比6.5パーセントの増加となりました。

これは、原材料やエネルギー価格の転嫁が進んだことに加え、遮熱性・防犯性を備えたウインドウフィルムが社会的課題を含めた需要に応え、売上高を伸ばしたためです。

特に大きく伸びたのが、スペース デザイン ビジネスです。前年同期比25.5パーセントの増加と、大きく成長しました。

当社の100パーセント子会社である株式会社シーピーオーおよび株式会社プレテリアテキスタイルが、各店舗の内装やカーテンの受注などで大きな成果を上げました。

機能資材事業

機能資材事業です。こちらは非常に小規模な事業部門ですが減収増益となりました。売上の約半分が季節性のある家電関連商材で構成されているため、暖冬による冬物家電低迷の影響を受けました。前年の2025年5月期中間期はマイナス3,100万円と、売上・利益ともに減少していました。当中間期は、春夏向けの家電関連商材のラインナップ追加をしたものの、売上高は前年同期を下回りました。

先ほどお話ししたベトナムの生産工場については、冬物商材だけでなく、夏物も含めた通年型製品へと転換しました。

また、工場の約半分を自動車向けのカーペットやカーマットの製造に振り分けたことにより、ベトナム拠点を黒字化することができました。その結果、当中間期のセグメント利益はマイナスから黒字転換しています。

その他、消臭フィルターは前年同期比で若干の増加、機能性浴室床材は減少となりました。

連結バランスシート

連結バランスシートです。総資産は971億7,700万円と、前期末比で22億円増加しました。このうち12億3,100万円は現金の増加によるものですが、負債の借入金が222億8,100万円と、前期末比で13億5,600万円増加したため、資金調達による入り繰りとなります。

利益剰余金は配当の実施により前期末比で若干減少し、121億6,200万円となりました。

設備投資・減価償却費

設備投資および減価償却費についてです。大きな投資を行った2022年5月期以降は段階的に抑えてきましたが、当期の設備投資は32億円程度を計画し、進行しています。減価償却費は24億円を予定しています。

中間期については、スライドに記載のとおりです。

2026年5月期 中間期Topics① フライングフェザーが日本自動車殿堂の歴史遺産車に選出

2026年5月期中間期のトピックスです。我々が昭和30年頃に製造した「フライングフェザー」という自動車が、特定非営利活動法人日本自動車殿堂の「歴史遺産車」に選出されました。

当社の当時子会社であった「住江製作所」が、今で言う軽自動車を、日本で先駆けて開発しました。日産自動車の技術者と協力して製造したものになります。ただし、200台ほど生産された後、この事業からは撤退しています。

2026年5月期 中間期Topics② スペース デザイン ビジネスの拡大

先ほどお伝えしたスペース デザイン ビジネスについてです。その中で、株式会社プレテリアテキスタイルが中京地区で事業を拡大するため、FDベイホールディング株式会社が保有する同様の事業を取得しました。

これにより、名古屋を拠点としたタワーマンション等のカーテンや家具販売のビジネスを取得しています。当期は期中の取得であるため大きな影響はありませんが、来期から効果が表れる見込みです。

また、店舗内装事業を展開している株式会社シーピーオーも売上高を大きく伸ばし、当中間期に貢献しています。

2026年5月期 中間期Topics③ 伝統技術の継承

伝統技術の継承についてです。当社は明治時代から国会議事堂(当時は帝国議会議事堂)の赤絨毯を納めており、昨年2月には、衆議院本会議場の絨毯の敷き替え工事を受注し、納入しました。

また、昨年10月には東京宝塚劇場の緞帳を製作し、納入しました。こちらは、1本1本を手で結んでいく「⻄陣本綴錦織(にしじんほんつづれにしきおり)」という製法で作られたものです。

2026年5月期 中間期Topics④ 研究開発体制の強化と新規商材の育成

研究開発体制の強化と新規商材の育成についてです。当社は抗菌や機能を付与するさまざまな技術・製品を取り扱っています。

その中で現在進めているのが、スライドの右側に記載の「ヒト・モノ判別センサ」・「水濡れ・ムレ検知システム」です。導電繊維のような織物を作り、濡れた際に濡れていることを判別することや、「ヒト」が座っているのか、「モノ」が置いてあるのかを区別するセンサとして利用できます。

この技術の活用法については、鉄道関連をはじめ、さまざまな分野で検討しているところです。

2026年5月期 通期見通し

2026年5月期通期の見通しです。売上高1,050億円、営業利益31億円、経常利益33億5,000万円、親会社株主に帰属する当期純利益15億円の計画は据え置いています。

スライドに記載のとおり、前期の売上高1,047億9,100万円、営業利益30億100万円、経常利益25億1,400万円、当期純利益6億6,900万円から、それぞれ増収増益を見込んでいます。為替レートは1ドル144円の計画です。

2026年5月期 事業セグメント別見通し

セグメント別の見通しについてです。自動車・車両内装事業の売上高は631億7,000万円で、前期比3億800万円の減少となっています。セグメント利益は43億円で、前期比で2億500万円の増加を見込みます。

インテリア事業の売上高は387億4,000万円で、前期比4億7,500万円の増加です。セグメント利益は11億5,000万円で、前期比1億2,600万円の増加です。

機能資材事業の売上高は26億2,000万円で、前期比で5,300万円の増加を見込みます。セグメント利益は2,000万円です。前年はマイナス1億2,400万円でしたが、前期比プラス1億4,400万円を見込んでいます。

SUMINOE GROUP WAYの概要

中長期経営目標の進捗についてです。6年間の中長期経営目標を設定し、現在は後半3ヵ年の中間年度です。売上高の目標は1,050億円です。

それに対して営業利益は現時点で31億円であり、策定時計画の42億円には届いていません。主な要因として、自動車・車両内装事業において、昨年1月からトランプ関税をはじめとする影響を受け、自動車メーカーの生産台数等に大きな影響が出ているためです。

SGW STEP II の連結収支計画・実績

連結収支計画です。SGWの後半最終年度にあたる2027年5月期には売上高1,090億円、営業利益50億円を目指して動いています。

自動車・車両内装事業の売上高は650億8,000万円、セグメント利益は55億4,000万円、インテリア事業の売上高は400億3,000万円、セグメント利益は13億6,000万円の計画で構成されています。

参考として2025年5月期の売上高の比率は、円グラフにも示しているとおり、自動車・車両内装事業が60.6パーセント、インテリア事業が36.5パーセントとなっています。

株主還元の強化

株主還元についてです。当社は昨年3月に株式分割を1対2で実施しました。これにより、従来配当70円が現在は35円となっています。

分割後の数値としてスライドに記載していますが、2025年5月期の配当は40円、2026年5月期の配当は43円の予定です。当中間期の配当は21円50銭を予定しています。

従来お話ししているとおり、株主還元を安定的に行うことが我々の考え方です。急激な環境変化などがない限りは、下限を35円として維持します。

また、配当性向は利益の約3分の1、33パーセントとしていましたが、現在は38パーセントで計算しています。

質疑応答:今期業績見通しと為替影響について

質問者:今期業績の見通しは変えていないということで、メッセージの中身をご確認します。為替前提は1ドル144円です。足元の為替レートを考慮すれば、為替影響のみでプラス要因が見込めるという見方ができると思います。

仮に足元の為替レートが下期も変わらない場合、為替メリットはそのまま上振れ要因になると期待してもよいでしょうか? また、そのプラス要素があっても諸々のマイナス要因を考慮した場合、やはり31億円の利益に落ち着くという理解でよいのか、31億円の営業利益見通しと1ドル144円の為替レートの

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