2019年9月期第2四半期決算説明会

藤田晋氏:本日は渋谷の「Abema Towers(アベマタワーズ)」まで、みなさまにお越しいただきまして、どうもありがとうございます。(2019年)3月末くらいから引っ越しを始めまして、引っ越しほやほやのオフィスということで、今回来てもらいましたけれども。一応今回やってみて……僕は圧倒的に楽ちんだったんですけれども、次回以降は元(の会場)に戻るつもりですので、一度だけみなさんに来ていただきました。

「Abema Towers」というビル名を付けさせていただきまして、1棟を借りているんですけれども、けっこううちの社員も自社ビルと勘違いしていまして。投資家の方にもお伝えしておかなきゃいけないのは、これは自社ビルではありませんので。

あくまでも住友不動産が建てたビルに1棟借りて、1棟借りたおまけ……と言うかで、ビルに「Abemaくん」を付けることと、ビル名を付けることを許されたということで、「Abema Towers」と(なりました)。何個もあるわけじゃないんですけれども、1個だけ。「Abema Towers」です。

どうしてこのビルにしたかと言いますと、僕も大学時代に青山学院へ通っていたころに、よく渋谷のセンター街とかをうろうろしていたんですけれども。そのときに、若者が非常に集まる渋谷の宇田川町センター街で、アムウェイがいつもすごく目に入って。アムウェイを見るたびに想起されていくというのが、「非常に立派な会社なんだな」と刷り込まれていったんですけれども。

そういう意味では、この場所で「Abemaくん」をばんと出す。しかも1階に公開スタジオを作ったことで、若者たちが渋谷に来ると「Abema」のことを思い出すというのが、非常に宣伝効果としていいんじゃないかということで、ちょっと駅から遠いんですけれども、こちらのビルに入ったんです。

かなり当社は分散してビルを借りていましたので、引越し前と引越し後では、その集約効果で全体のコストは下がっていますので。「けっこう立派なオフィスになったな」みたいな感覚が得られると同時にコストも下がったということで、非常に良い引越しになったのではないかと思います。

それでは、この四半期のご説明をさせていただきます。今回は2019年の1月から3月、当社で言う第2四半期の決算でございます。

1.四半期決算

まず、さっき自分のブログにも、「取り敢えずひと安心」というタイトルを付けて業績を説明したんですが。毎回決算説明のたびに、発表するためにブログを書くわけじゃないんですけれども、3ヶ月前に下方修正のブログを書いてそのまま放置していたら、見る人がいつも(目にする記事が)「下方修正」みたいな感じになるので(笑)。「1回ちゃんと更新させておこう」ということで、ブログを更新しました。

実は第1四半期は50億円くらいの営業利益出しているんですけれども、けっこう大きな部分……投資育成という株式の売却益でも作っているほど、第1四半期は非常に厳しかった。それもあって足元の業績を踏まえて、非常に早めに下方修正を出したんですけれども。

第2四半期に入ってしっかりと本業で、もともと出していた水準の利益を出せるところまで回復しました。もちろん、けっこうも規模も大きい会社になってきましたので、3ヶ月前に業績悪いからといって、慌ててすぐに直るわけじゃないんですけれども。

これは、もう昨年(2018年)の11月くらいからコストカットというか、原価の見直し……こういう販管費の見直しなどに着手していましたので、その効果が1~3月に入って表れ、そして元に戻ったというか、巡航速度に回復となったと思います。

それぞれこれから説明しますけれども、メディア事業で言うと、AbemaTVは順調に推移していると思われます。広告事業は、過去最高の売上を更新して伸びていると。ゲーム事業も前四半期の決算はあまり良くなかったと思うんですが、周年なども重なったこともあって、前四半期比でしっかりと回復をしてきています。

1.四半期決算[連結売上高]

こちらは売上高の推移ですけれども、しっかりトップラインも伸ばし、過去最高の売上高を更新しています。

1.四半期決算[連結営業利益]

続いて営業利益ですけれども、今期は86億円の利益を出していまして。

このうちAbemaTVを中心とした先行投資で51億円のマイナスを出して、それを踏まえてトータルで86億円ですから。そういう意味では、しっかりと投資もこなしながら利益を乗せたかたちでございます。

1.四半期決算[販売管理費]

販管費を見ていただくと、しっかり下がっているのが見てとれますが、この下がっているところの大きな部分は、やはり広告費の部分でございまして。一番早く効果が出るところを見直したということです。

コストの見直しを下方修正と同時にやっているんですけれども、これは販売管理費以外に、原価の見直しを全体的に行っていますので、必ずしも販管費で全部こなしているわけではございません。

1.四半期決算[連結役職員数]

役職員数は今までどおりですけれども、だいたい当社は新卒をメインに採っていますので、この(2019年)4月から、また例年のごとく人数が増えるかたちになります。

1.四半期決算[損益計算書]

損益計算書で見ると、こちらのとおりです。

1.四半期決算[貸借対照表]

バランスシートも、大きな変わりはないかたちです。

2.2019年度 業績見通し[業績見通し]

あらためて、業績見通しです。

今はちょうど、当社で言うと半期が終わったところでございます。前回3ヶ月前に下方修正を出して、営業利益を300億円から200億円に下げた。

2.2019年度 業績見通し[連結業績の進捗率]

その数字に対して、この第2四半期で巡航速度に戻ったことによって、達成率がもうすでに70パーセントになっていますので、超過達成ペースになっています。

修正前の300億円に対してはどうかと言うと、ほぼそれに対してもオンラップまで戻ってきていまして。下方修正を出させてもらいましたけれども、しっかりと達成し、それプラス、アップサイドをこれから目指していきたいと思っています。

3.インターネット広告事業[売上高(四半期)]

それでは、広告・ゲーム・メディアとご説明させていただきます。

まず、インターネット広告は1~3月が需要期でもあるんですけれども、順調に推移をしていまして、過去最高の売上高を記録しています。前に決算説明会で、「1~3月の営業利益率が少し上がるのはなぜか?」というご質問があったんですが、販売する商品などの関係で1~3月は少し上がりやすいんですけれども、今回も少し改善をしています。

3.インターネット広告事業[営業利益(四半期)]

ただ全体的には、今は新規開拓です。我々で言う「新規開拓」とは、ブランド広告主……ナショナルクライアントと言われているところを開拓している関係で、クリエイティブですとかテクノロジーといったところに、この部門内での先行投資を行っていまして、営業利益が下がる傾向にございます。

3.インターネット広告事業[業種別の増減率(四半期)]

こちらは、1年前の売上高を100としたときの増減率を出しているんですけれども、業種別で見ると自動車・メーカー・化粧品といったところが売上を伸ばしていまして。

これは我々にとって、さっき言った新規開拓を進めているところでして。今までテレビCMなどを中心としたような広告主でなかなか取引がなかったところから、コンペにしっかりお声が掛かるようになってきたというのが最近の大きな変化です。開拓を推し進めているという段階です。

3.インターネット広告事業[今後の予定]

それをやっていくうえでですけれども、我々の強み。とくにインターネット広告に力を入れるときには、我々が呼ばれることが多いわけですけれども。

何と言っても、まず一番は運用力。これはインターネット広告をやっていくうえで、必須とも言える力ですけれども。ここに長年の経験とノウハウを持っていると。

あとクリエイティブ力については、絶賛強化中なところです。

あと、AIはまだそんなに寄与していないのですが、アドテクノロジーに関しては、もちろん強みになっていると。

そういったところをもって、新しい取引先を拡大しているというのが現在のフェーズです。

4.ゲーム事業[売上高(四半期)]

続いて、ゲーム事業です。

先ほどサマリーで申し上げたように、この四半期は(主力の)3本の周年タイトルがあったこともあって、売上規模が過去最高近くまでいっております。

そういう意味で言うと、やっぱりゲーム事業というのは、「なかなかヒットが出ない」「苦しいのではないか?」と思われがちなのですけれども、運用でしっかりと高さが作れていくというところもありますので。また次の大きなヒットというのはもちろん狙ってますけれども、一方で、しっかり運用を重ねながら事業を安定させていきたいと考えております。

4.ゲーム事業[営業利益(四半期)]

この事業の営業利益はけっこう強めにアクセルを踏んで広告費を使っていたことがあるので、そのあたりを適正化させたということで、増益要因になっております。

4.ゲーム事業[今後の予定]

今後については、一番早く出るのは左上の『リンクスリングス』というタイトルです。今年~来年(2019~2020年)前半くらいにかけて6本の新規タイトルを出していきますので、なにかまたヒットを生みたいと考えております。

5.メディア事業[売上高(四半期)][営業利益(四半期)]

続いて、メディア事業です。メディア事業に関しては、この期中に「アメーバピグ」の今年度いっぱいでの終了。これは、技術としてはAdobeのFlashを使っていたことで(そのサポート終了に伴い)サービスの継続が難しくなったということで、終了を行っています。そこでの減収要因が大きかったんですけれども、それを補って増収をしたということです。それと同時に、若干減益したというような決算となっております。

5.メディア事業[AbemaTV]①

続いて、ここからAbemaTVについてご説明させていただきますけれども。AbemaTVはずっと非常にきれいな(右肩上がりの)成長で、3,900万ダウンロードまで拡大してきております。

5.メディア事業[AbemaTV]②

WAU(Weekly Active Users)で1,000万というのを、開始以来1つの目安(としていました)。これが、当社の考える「広告メディアとして確立できるかどうかという基準だ」と言いましたけれども、かなり近いところまできています。とくにこの(2019年)1~3月というのは、年始の需要期というのがあるんですけれども、年始以降も数字があまり落ちずに推移しておりますので、そういう意味では順調と言ってよいと思います。

5.メディア事業[AbemaTV]③

これからやる番組としては、(2019年)4月の今週日曜日から『御曹司ボーイズ』という新しいドラマをスタートするんですが。これは15分尺でドラマを作っていて、1回の放送で3つくらい立て続けに流して、そのままAbemaビデオのほうでオンデマンドで見れるようになっています。僕ももう内容を確認したんですが、かなりおもしろいので、「ヒットしてくれ」と願っているところでございます。

5.メディア事業[AbemaTV]④

あとは、『那須川天心にボクシングで勝ったら1000万円』という企画を発表して、これは応募者が殺到しています。3,000人くらいの挑戦希望者がきています。(2019年)5月1日に、まず挑戦者を決めるトーナメント戦が行われるんです。その出場者はまだ発表していないんですけれども、ちょっと僕も耳を疑うような選手が出場していたりしますので、またこれも話題を呼ぶんじゃないかなと思います。

5.メディア事業[AbemaTV]⑤

前から申し上げていますけれども、AbemaTVは、リニア放送……いわゆるテレビ型と、オンデマンド型のハイブリッドであると。リニア型で言うと、月間約5,500エピソードです。これを行っていて、それが放送後にそのままオンデマンドに載っていくので、約18,000エピソードと書いてありますけれども。

サブスクリプション型のオンデマンドモデルは、NetflixやAmazonビデオなど非常に多くの(媒体があり)競争が激しくなっていますけど、やっぱりオリジナル作品があるというのが、その中で非常に重要です。オリジナル作品が強ければ、ディズニーがそうであったように、単独でもサブスクリプションができるほどのものになるんですけれども。

そういう意味では、Abemaのビデオは基本オリジナル作品が次から次へ追加される構造になっておりますので、そこにおいては一定の強みがあるかなと考えております。

5.メディア事業[AbemaTV]⑥

オンデマンドに力を入れ始めましたけれども、基本的に我々が考えているビジネスモデルというのは、サブスクリプション型の有料会員向けのサービスというわけではございませんで。

「フリーミアム」という言葉は最近あまり使われなくなりましたけれども、基本的にYahoo!にしてもYouTubeにしてもFacebookにしても、あらゆるネットサービスは基本的には、やっぱりフリーミアムで。大半のサービスが無料で使えるんですけれども、その中の10パーセントか5パーセントの人が、より高性能や高機能なものを使うために課金するというのがフリーミアムです。

AbemaTVの考えはまったく同じで、基本的にAbemaTVは全部無料で見れるんですけれども、より便利に使うためにAbemaビデオの会員になってもらうというような考え方で事業を展開しております。

5.メディア事業[AbemaTV]⑦

今動画サービスというのは非常に数も増え、視聴者の選択肢も増え、「どこが生き残る?」みたいな話によくなりがちなんですけれども。これは、外部のApp Apeという分析のツールを使ったものですが。

アクティブユーザーの数は、ちょっとYouTubeはサービス形態が違うので入っていません。YouTubeを除いたもので言うと、AbemaTVが1位であると。かつ、もともと我々が狙っていた10代~20代……テレビ離れをした層といったところが、とくに強いという特徴があります。

5.メディア事業[AbemaTV]⑧

「1,000万Weekly Active Users(を1つの目安としている)」と僕の口から言ったことにもつながるんですが。

もともと我々はインターネット広告会社でもあって、インターネット広告業界はよくわかっているんですけれども。

その中で何年も前からずっと、ナショナルクライアントとかブランド広告主がインターネットシフトするということは言われているんですけれども、なかなか総量が増えてこない。ネット広告主を見てもらうとわかるんですけれども、そういう広告主はなかなか顔を出してこないんです。

これはなんでかと言うと、ネット広告として出せるメディアで、ブランドがちゃんと守られる。自分が広告を出したところのコンテンツが、ある程度クオリティ高く保証されている、中身が変なものが出ないとわかっているものがなかなかない。これは、CGMのようなものは非常に何が出るかわからなくて怖いとか、プラットフォーム型でもその中身までは管理できない。

そういう意味でいうと、AbemaTVを作った理由の1つとして、ブランドセーフティなもの。我々が制作するもの、調達してちゃんと中身をチェックしているものを出すところがありまして、そういう意味ではそういった広告主が出せる場を作るという狙いがあった。また、若者のテレビ離れが起こっているとか、新聞を読まなくなったとか、雑誌を買わなくなったので、それらの人たちを捉えきれるメディアがなかなかない。

(彼らが)何をやっているかははっきりしていて、どう見てもスマホを覗き込んでいるんですが。その人たちを取り込めるメディアで、かつそういったブランドセーフティのもので広告を作っていっている。かつ、広告が嫌われない。「何秒後になったらスキップできます」というのは、やっぱり嫌だから出てくるわけで。そういったものを作っていくという意味では、広告商品としても非常に価値が高いものができてきたんじゃないかという手応えを得ています。

5.メディア事業[AbemaTV]⑨

今の広告の話ですけれども、有料会員も順調に数字を伸ばしていまして、40万人を突破してきている。

これは何に対してお金を払っているかと言うと、AbemaTVは無料で全部楽しめるんですが、この機能比較を見ていただくとわかるんですが、有料のもの。一定期間は無料で開放しているんですが、だいぶ過去になると有料のオンデマンドになるんですけれども。Abemaプレミアムに入っているオンデマンドをすべて見られるのが、1つ。

あと、これがすべて見られるというのはNetflixと同じなんですが、AbemaTVの特徴として、今放送されているものを最初から見る機能。これは追っかけ再生なんですけど、追っかけ再生が使える。あと、自分が見たい番組をオフラインでも見られる動画ダウンロード機能があって、それを使える。また、見逃したものにも、みんなが何と言っているのかというコメントが見られる。そういった機能を使うためにプレミアムに入るということが、動機になっています。

5.メディア事業[AbemaTV]⑩

あと、AbemaTVは今、他業種との提携にも力を入れていまして。

「DAZN」とのパートナーシップを締結したことによって、我々は「DAZN」がエクスクルーシブで獲得したJリーグの試合の中から放送したり、今後も注目度の高いもので「DAZN」が出していきたいと言ったものを出すかたちになっています。

「DAZN」は、やっぱり有料サービス……ほかのものもそうなんですけれども、(有料に)するとどうしてもクローズドな世界で、今やっていることを外に広げていくのはなかなか難しいので。AbemaTVのような無料サービスとの提携が非常に相性がよいということで、組んでくれたかたちになります。

5.メディア事業[AbemaTV]⑪

「ニコニコ動画」ともパートナーシップを組んでいまして。

ニコニコはみなさんもご存じのように、PCユーザーが非常に強いので、PCユーザーに対してAbemaTVのオリジナル番組中心に見せていく。AbemaTVは逆にPCが非常に弱かったので、そこの部分では我々は良いなということで提携を結んだんですけれども。

ニコニコ側としても、そういったオリジナル番組が減ってきた中で、AbemaTVをニコニコを通じても見られるのは、ニコニコとの向き合うユーザーというのはチャットを楽しみにしているので、そういったところが得られるということで提携をしております。

5.メディア事業[AbemaTV]⑫

あと、テレビです。今回新たに(2019年)6月から、東芝の「レグザ」のリモコンにAbemaTVのボタンが搭載されました。

これで、東芝・ソニー・パナソニックという大手メーカー3社に採用されまして、今新しくテレビを買い換えるときは、AbemaTVのボタンが入っているものが大半になってきたというかたちになります。

5.メディア事業[AbemaTV]⑬

あと、つい先週ぐらいから、世界各国どこからでもAbemaTVが見れるようになって。これは、中国とか国側がシャットアウトしてたらダメなんですけれども、(見られるように)なりまして。

現在は、許諾が完全に取れているものに限られるので、ニュースとかオリジナル番組だけなんですけれども、これも順次拡張しつつ、海外視聴者にも届けていきたいと考えております。

5.メディア事業[AbemaTV]⑭

あと、「競輪チャンネル」を先日オープンしました。それと同時に「WinTicket」という、要は券売の事業を開始したのですが。これは、アプリをこれからリリースする段階でまだWebしかやっていなくて、『ミッドナイト競輪』という番組を作り、その番組と連動して投票してもらうというのを始めたのですが、初速がけっこうよくて。

1回をこれ止めて、アプリをリリースするタイミングと合わせて、ゴールデンウィーク前後から朝・昼・晩とオリジナル番組を作ってやろうというかたちになって。オリジナル番組は今ちょっと一瞬休止しているんですけれども、ここはまたもともと考えていた放送外収益に寄与してくれるんじゃないかと期待しております。

5.メディア事業[AbemaTV]⑮

あと、一昨日(2019年4月22日)投げ銭機能をリリースしました。どのような番組のどのような投げ銭の仕方が合うのかを試しながらやるということで、番組を限定して、今は試運転みたいなかたちでスタートしているんですけど。

今お手元のスマホを見ると、『将棋チャンネル』で藤井聡太7段が高見叡王と戦っているやつと、その隣でやっている最高位戦のAリーグの番組では、今も実際に投げ銭ができますので、使っていただけるとどんな感じかわかると思いますが。これから、これ専用のギフティング番組などを作って盛り上げていきたいと考えております。

5.メディア事業[AbemaTV]⑯

全体としては、他社との協業、電・博(電通、博報堂DYメディアパートナーズ)との資本提携も結び、これによって非常に広告の売上も伸びてきていますので、そういった連携と放送外収入もやって、多角的に事業を展開することで、新しいかたちのビジネスモデルというか、メディアの収益モデルを作っていきたいと考えております。

5.メディア事業[AbemaTV]⑰

全体として、けっこうコストを削減するような期間でありますけれども、AbemaTVに対して必要な投資分を削るつもりはぜんぜんありませんので、十分な投資をし、売上規模もしっかり伸ばしていきたいと考えております。

以上でございます。どうもありがとうございました。