決算ハイライト
濱中眞紀夫氏(以下、濱中):夢展望株式会社の濱中です。早速始めていきたいと思います。
決算ハイライトです。 書いてある通りです。
連結損益計算書(第3四半期累計)
まず第3四半期の決算の概要をご説明していきたいと思います。 売上収益は39億1,800万円、前期比173.2パーセント。前期に対してプラスの16億5,600万円と売上好調に推移しております。
売上総利益も18億3,100万円。前期比209.5パーセント。プラス9億5,700万円。売上総利益率も前期より8.1ポイント改善し、46.7パーセントになっております。
結果としての営業利益は6億4,100万円。前期に対してプラスの7億6,500万円という結果になっております。
連結営業利益の推移(第3四半期累計)
2014年9月期からの推移です。この4年間の間に金額ベースでは営業利益13億2,900万円の改善という状況になっております。
セグメント別実績(第3四半期累計)
第3四半期累計のセグメント別の実績になっております。
アパレル事業というのが、夢展望の本丸の事業となっております。前期17億2,000万円に対して、23億4,900万円、前年同期比で言うと133.6パーセントで夢展望の本丸の事業も大きく改善しています。
営業利益に関しても、ここは何も混ぜずにそのまま出しておりますけれども、前期2,000万円に対して1億7,100万円で1億5,000万円改善しているような状況になっております。
ジュエリー事業というのが、M&Aをして、夢展望のグループに入ってもらった「TRECENT」の実績になります。前期は年間で1億5,000万円ぐらいの赤字になっておりました。
今期第3四半期累計では、マイナスの500万円でまだ赤字ですが、ほぼとんとんの推移として大きく収益は改善をしております。
トイ事業が7億1,700万円、利益では2,000万円、コンサルティング事業は売上で2億2,700万円、利益の部分は1億8,900万円という結果になっております。
主要店舗の受注売上前年比推移
売上の状況です。 2017年の3月期の第1四半期からずっと四半期ごとに成長しております。2018年今期に入って、すでに130パーセントを超える大きな伸びを示してきております。
アパレル事業KPI
本丸のアパレル事業のさまざまなKPIです。平均投入単価は8.5パーセント低減し、投入コストとしては11.4パーセント低減をしており、ほぼ値入としては変わらない状況で推移させております。
その結果として売上が好調に推移しているとご理解いただければと思います。
連結損益計算書(第3四半期会計期間)
第3四半期に限った会計期間の数字になります。 売上収益としては14億4,100万円、前期比では156.4パーセント、売上総利益は6億2,900万円、こちらも前期比156.3パーセントと大きく改善しました。残念ながら営業利益としてはマイナスの2,400万円という減益の結果になっております。
この内容について、簡単にご説明をしたいと思います。
セグメント別実績(第3四半期会計期間)
セグメント別の実績になっております。
本丸のアパレル事業の部分は売上では1億9,500万円、前年同期比では125.4パーセントで順調に伸びております。営業収益もアパレル事業は前年比が6,800万円に対してプラスの8,800万円で、ここは伸びております。
ただジュエリー事業に関しては、前年がまだM&A前ですからこちらプラマイゼロに対して500万円というところです。あとはトイ事業のところは前年は1,400万円の利益が出ていたのに対して、プラスの300万円ということで、1,100万円減益になっています。
もう1つはコンサルティング事業です。第3四半期に限って言えば、大きな動きはありませんでした。コストが300万円ほど出ておりまして、こちらの収益がマイナス300万円です。
つまりジュエリーとトイとコンサルティング事業で、前年度に対しては約2,000万円の減益になっておりまして、アパレル事業の2,000万円のプラスをここでまず1つ食っているというような状況になっております。
調整額が前期マイナスの4,800万円がマイナスの1億700万円となっております。
今後のさらなる成長のための事業基盤投資をしており、例えば、SPAを強化するにあたって、物流システムを強化するにあたって、物流センターを40フィートのコンテナを付けるようなかたちで運用しております。例えば、物流センターの機能を強化しています。
あとは今基幹システムが10年を超えて、だいぶ老朽化をしていて、日本と中国に散逸をしておりました。
それをまず中国側から日本に持ってくるためのシステム投資や、それらにともなう人の投資をかけて、諸々のコストで約6,000万円ぐらいが多くかかっている状況になっています。
ここが第3四半期のところの減益の要因になっております。
通期見通し
通期の見通しです。
通期の売上が52億円8,300万円、営業収益としては7億8,000万円、進捗率としては今全体の計画に対して82.1パーセントとなっております。こちらも達成していきたいと考えております。
経営ダッシュボード「ドリームサイクル」
こちらをベースにしてKPIをそれぞれ設定して、APの運用をしていっております。
既存セグメント強化
戦略の全体像を3つ説明します。
1つ目が既存セグメントの強化です。新たに始めたのがライブコマース。メルカリさんが12月1日から、それまでのCtoCのプラットフォームからBtoCに一歩踏み出しておりまして、我々ご一緒しております。
12月から5回ぐらい実験的にやっており、1時間あたりの売上は我々が運営している本店の1時間あたりの売上と、ほぼ変わらないという高効率です。
またこのライブコマースというのは、撮影とか原稿、従来の販売に必要な機能というのはほとんどいらない、要はコストが大きく提言できるような仕組みになっております。
そういう意味ではここの拡大をしていくことで、収益性が拡大していけるという実感を持っています。
SPA深耕を中心とする商品力の強化
商品の強化ということで、SPAの商品を続々と発売しており、モールでランキングにどんどん入ってきているような状況になっております。
ストレッチのパンツは、もう16万枚をはるかに超えて20万枚に迫る勢いで、今推移している状況です。
グループシナジー創出
またグループシナジーの創出という部分では、パスポートさんの「ささげ」。ECの受託をして、今まさにスタートするところになっております。
トイ事業
またトイ事業の部分では、エス・ワイ・エスさん、もしくはパスポートさんの商品を企画開発する取り組みをして、こちらも順調に立ち上げり初めております。
ジュエリー事業
ジュエリー事業のTRECENTは、サイトのリニューアルを実施いたしました。
もう1つは、ゴールラインを強化し、予約ライフというのを強化しています。平均的に200パーセント超で推移しており、大きく赤字が改善し、とんとんに近くなってきた原動力になってきております。
株主優待
こちら、株主優待の内容になっております。
夢展望、以上でございます。ありがとうございました。