logmi Finance
logmi Finance
株式会社キューブ7112

東証グロース

小売業

※当記事は速報版です。スライド情報は割愛している他、数値などに誤りが含まれる可能性がございます。正確な情報は決算短信・決算説明資料などの正式な開示資料、または追って公開予定の確定版記事にてご確認ください。

2026年12月期第2四半期決算説明

松村智明氏:株式会社キューブ代表取締役会長兼社長の松村です。

本日は、大変お忙しい中、当社2026年12月期第2四半期決算説明をご視聴いただきまして、誠にありがとうございます。

目次

それでは、早速ですが、決算報告、事業進捗と、順に説明させていただきます。

時間の関係上、後半にございますAPPENDIXについては説明を省略させていただきますが、更新している内容などもございますのでお目通しをお願い致します。

2026年12月期第2四半期 決算サマリー

それでは、決算報告のご説明から入らさせていただきます。

2026年12月期第2四半期決算サマリーの説明となります。

売上高は前年同期比で5.8%減少の22億2,300万円、営業利益につきましては前年同期の3,600万円から1億3,600万円の営業損失となり、減収減益となりました。

減収の主な要因は、韓国卸の減収となっており、右下の重要指標にございますとおり、これに伴い海外売上高比率は前年同期の35.2%から26.7%へと低下いたしました。また、利益面につきましては、収益構造改革に伴う費用の先行により、営業損失の計上となりました。

なお、リテール事業の拡大に伴い、D2C比率が、前年同期の60.7%から、68.8%に上昇し、目標としております65%を超える水準にて、堅調に推移しております。

2026年12月期第2四半期 業績ハイライト

続きまして、業績ハイライトとなります。

当期、4月に、グローバルに活躍する女性K-popアーティストである、aespaのKARINAさんを、ブランド初の女性アンバサダーとして起用いたしました。

これにより、女性層を中心に、国内外の新規顧客へのブランド認知が着実に広がっております。

なお、売上高全体につきましては、外部環境の変化により前年同期比で、1億3,700万円の減少となりました。

続きまして、チャネル別のトピックをご説明いたします。

まず、国内リテール事業でございます。阪急うめだ本店の拡張リニューアルオープン、アウトレットへの常設出店、そして、各地におけるポップアップストアの展開といった出店戦略に加え、新アンバサダーを起用したプロモーションが、奏功いたしまして、売上高は前年同期比16%の増加と、引き続き堅調な成長を維持しております。

次に、韓国卸事業でございます。現地における内需の回復が遅れるなか、コロナ禍で急拡大したゴルフウェア市場が2年連続で縮小する調整局面となり、売上高は前年同期比で2億2,000万円の減少となりました。

一方、全社の施策として起用した新アンバサダーが韓国出身の著名アーティストであることから、その発信力が韓国市場にも波及しております。あわせて、市況に合わせた商品企画の精度向上を進めております。

最後に、中国卸事業でございます。事業開始からの1年間で、富裕層向けの商業施設、およびゴルフ場に計4店舗を出店いたしました。以降も、富裕層が集う会員制ゴルフ場を中心に出店計画を進行しており、ブランド価値の浸透と収益を重視した出店を進めてまいります。

販売チャネル別四半期売上推移

続きまして、販売チャネル別の売上推移についてご説明いたします。

2026年第2四半期につきましては、チャネル合計で11億1,100万円の売上となりました。

国内リテール、国内EC、および海外ECを合計したD2Cの売上高は、8億4,700万円となり、前年同期比で5,500万円の増収となりました。

主力のD2C領域を中心に、引き続き着実な成長軌道を維持しております。

2026年12月期第2四半期 直営店月次売上高推移(前年同月比)

続いて、直営チャネルにおける、月別の売上推移についてご報告いたします。

6月は、低温や台風といった天候不順の影響により、一時的に前年実績を下回りました。

その一方で、7月までの全店累計売上高は、前年同期比で111%と高い水準を確保しております。

既存店につきましても、前年同期比で102%と、前年を上回って推移しており、成長基調に変わりはございません。

業績概要(対前年実績・業績予想)

続きまして、当期の業績概要についてご説明いたします。

まず収益構造改革におきましては、D2C比率の向上や、サプライチェーン改革の推進などが概ね順調に進展しております。一方で、売上高全体につきましては、年間計画をやや下回る進捗となっております。

売上総利益率につきましては、D2C比率が前年同期比で8.1ポイント上昇いたしました。これに直接貿易の推進による原価率の低減が加わり、前年同期比でプラス2.4ポイントの改善となっております。

一方、営業利益におきましては、中長期的な成長に向けた販管費が増加し、売上に先行して発生した影響を受け、前年同期比で減益という結果となりました。

下期は、男性アンバサダーである木村拓哉さんと、新たに起用したKARINAさんによる、両輪のプロモーションに加え、新作の投入や、追加コンテンツ、そして、新規企画商品の展開を予定しており、売上の拡大と回復を図ってまいります。

営業利益増減要因

続きまして、営業利益の増減要因についてご説明いたします。

まず売上総利益につきましては、粗利率は改善しているものの、売上高全体の減少による影響が大きく、減益となりました。

販管費につきましては、新アンバサダー起用に伴うマーケティングの強化により、広告宣伝費が増加いたしました。

あわせて、堅調に成長を続ける国内リテール事業におきましては、店舗拡大に伴う地代家賃や減価償却費、人件費といった固定費を中心にコストが増加しております。

これらの将来の成長に向けた投資が先行した結果、当期の営業損益につきましては営業損失を計上する形となりました。

BS概要

続いて、BSの概要についてご説明いたします。

資産・負債の状況につきましては、全体として大きな変動はございません。

季節要因として、春夏シーズンの終了に伴い、商品在庫および買掛金が減少推移となっております。

財務の安全性につきましては、自己資本比率が88.1%と、極めて高い水準を確保しており、健全な財務基盤を維持しております。

キャッシュ・フロー概要

続いて、キャッシュ・フローの状況についてご説明いたします。

営業活動におけるキャッシュ・フローにおきましては、税引前中間純損失の計上などが影響し、マイナスとなりました。

一方、投資活動によるキャッシュ・フローにつきましては、定期預金の払戻などによりプラスとなっております。

これらの結果、当中間期末における現金及び現金同等物の残高は、前期末と比べて増加しております。

国・地域別展開状況

続きまして、国・地域別の展開状況についてご説明いたします。

順調に進んでいる国内リテール事業の拡大が牽引した結果、全社売上高を占める国内市場の割合が73%を超える水準となりました。

一方で、韓国市場の構成比は、構造改革の進捗に伴い19%となっております。海外事業につきましては、韓国の立て直しと、中国をはじめとする新規市場の開拓を並行して進め、引き続きグローバルでの成長を目指してまいります。

重要指標と財務KPI

続きまして、重要指標と財務KPIとなります。

こちらの内容については、お目通しをお願いいたします。

チャネル計画と進捗

続きまして、今期の事業進捗状況についての説明に入らせていただきます。

まず、チャネル別の計画と進捗についてご説明いたします。2026年度の国内リテールでは、阪急うめだ本店の拡張リニューアルオープン、アウトレットへの新規出店に加え、昨年から継続して5つのポップアップストアを展開しております。

また、新たに展開する男性向けカジュアルブランド、「MODE COMMUTER」では、これまで3箇所でのポップアップ出店を行い、認知度の向上を図っております。その他、ブランドECサイト、およびZOZOTOWNなどの外部プラットフォームでの販売も開始いたしました。

続いて、B2B事業でございます。韓国のゴルフアクセサリーブランド「TECH SKIN」の日本国内における代理店契約を締結し、国内のゴルフショップおよびゴルフ場での取り扱いを開始いたしました。

続いて、合弁会社を通じて、事業を進める中国では、北京のゴルフ場内に大型アンテナショップを開設いたしました。今後も継続的な出店を計画しているほか、外部プラットフォームを活用したEC販売も進めております。

また、インドネシアでは、ジャカルタの富裕層向け商業施設内にあります、ゴルフ専門店においてショップインショップ形式での出店をいたしました。その他の海外エリアにつきましても、代理店を通じた新規出店に向け、各国における店舗開発を進めております。

「MODE COMMUTER」の立ち上げや、「TECH SKIN」の代理店契約をはじめとする、新たな取り組みも、下期以降の成長の柱として育成し、収益基盤の多角化を進めてまいります。

国内リテール - 阪急うめだ本店拡張リニューアル

続きまして、国内リテールのトピックについてご説明いたします。本年4月、「MARK & LONA 阪急うめだ本店」が売場面積を拡大し、リニューアルオープンいたしました。

これまで以上に、「MARK & LONA」の世界観を体感いただける空間へと刷新し、GENERAL、CODE、FER、T-LINEをはじめとする全コレクションを一堂に揃えております。

その結果、売上高は前年比136%と好調に推移しております。

グローバル展開 - 中国

続きまして、グローバル展開に関するトピックとなる、中国事業における新規出店状況についてご説明いたします。

本年3月、アジア屈指の高級プライベートゴルフ場として知られる「北京CBD国際ゴルフ場」に、MARK & LONAのアンテナショップを出店いたしました。

中国市場においては、ブランドとの親和性が高い富裕層ゴルファーへのアプローチを強化しており、百貨店などの商業施設、およびゴルフ場に計4店舗を出店しております。

今後も富裕層が集う会員制ゴルフ場を中心に、常設店舗の展開を加速していく予定です。

新展開① - デザイナーとの共創で深化する MODE COMMUTER

続きまして、昨年より弊社で取り扱いをスタートした、メンズカジュアルブランド「MODE COMMUTER」についてご説明します。

「アーバンアスレチック」をテーマに、ミニマルで洗練されたデザインと、動きやすさを追求した素材と設計、優れた工場背景を武器に、上海を中心に70店舗を展開、アウトドア、スポーツ、ストリートと日常のさまざまなシーンに対応するコレクションを展開しています。

昨シーズンからは、日本を代表するデザイナーであるFUMITO GANRYU氏、FUKUZONO HIDETAKA氏とのコラボレーションラインも始動し、国内外のクリエイターとの協業を通じてプロダクトの幅を広げています。

また、各地でのポップアップ開催に加え、「ZOZOTOWN」での販売もスタートするなど、販売チャネルを拡大しながら、国内でのブランド認知を着実に高めています。

新展開② - 韓国発ゴルフブランド「TECH SKIN」の展開

続きまして、新たに展開しております、韓国発のゴルフアクセサリーブランド「TECH SKIN(テックスキン)」についてご紹介します。

昨年11月、弊社は同ブランドの日本総代理店契約を締結し、ゴルフ専門店やゴルフ場、各種オンラインプラットフォームを通じた本格展開をスタートしました。

TECH SKINは、世界累計販売数180万個を突破した「コントロールゴルフティー」をはじめ、機能性に優れたインナーやゴルフグローブ、特徴的なデザインのホログラムバッグシリーズなど、韓国において高い支持を集めるゴルフアクセサリーを幅広く展開しています。

今後は販売チャネルを拡大し、日本市場におけるブランド認知の向上と、売上拡大を進めてまいります。

レディース施策① - ブランド初の女性アンバサダー

続きまして、上期のトピックについてご説明いたします。

まずは、レディース施策の中心となる、ブランド史上初の女性アンバサダーの起用でございます。

本年4月、韓国発のグローバルグループであるaespaのリーダーとして世界的な人気を誇る、KARINAさんをブランドアンバサダーとして迎え、都内での記者会見ならびに旗艦店での大型イベントを実施いたしました。

KARINAさんはInstagramのフォロワー数が2,200万人を超え、世界中から注目を集めるアーティストでございます。

国内のゴルフアパレルで、トップクラスのフォロワー数を有する当ブランドとの発信力とあわせ、国内外における認知拡大を進めてまいります。

レディース施策② - 前澤杯協賛とHELLO KITTYコラボ

続いて、レディース施策の一環として実施した「前澤杯」への協賛と、HELLO KITTYコラボ商品の展開でございます。

スポーツ・エンターテインメントと、ビジネスが融合した大会である「前澤杯」において、100名のラウンドガールへのユニフォーム提供に加え、本年度新たに契約したプロゴルファーの清本美波選手が出場し大会を盛り上げました。

また、HELLO KITTYとの初のコラボレーションアイテムを、前澤杯の会場および自社ECで販売し、一部アイテムが即完売となったほか、著名インフルエンサーを中心に選ばれた約100名のラウンドガールにご着用いただきました。

それぞれのインフルエンサーが、当ブランドのハッシュタグを付けた投稿を発信していただいた事で、ブランド認知の拡大とレディース売上の拡大に繋がっております。

レディース施策③ - 女子プロゴルファーの強化

続きまして、レディース施策の最後として、女子プロゴルファーとの取り組みについてご説明いたします。

当ブランドの契約選手である永井花奈プロが、「ミネベアミツミ レディス北海道新聞カップ」において、9年ぶりとなるツアー2勝目を達成いたしました。優勝を記念し、国内店舗および自社ECにおいて販促活動を実施し、売上の増加につなげております。

また、次世代を担う選手として期待される、松原選手、清本選手との契約を締結いたしました。これにより、女子ツアーにおける当ブランドの露出を増やし、レディースカテゴリーの売り上げ向上につなげてまいります。

当ブランドは現在、男子2名、女子6名、計8名のプロゴルファーと契約しております。

今後も国内外のアスリートやインフルエンサーとともに、ゴルフの新たな価値を発信し、世界のゴルファーへ当ブランドの魅力を届けてまいります。

グローバル展開

続きまして、成長戦略の柱であるグローバル展開についてご説明いたします。これまで当社のグローバル戦略を牽引してきた韓国では、内需の回復が遅れ、ゴルフ市場も調整局面が続いております。

このような環境変化を踏まえ、コロナ禍のゴルフブームに合わせ、最適化された事業体制の構造改革を進めております。

店舗の最適な配置、収益性の高い拠点への重点投資、商品在庫の適正化など、「選択と集中」を実施し、収益性を重視した事業体制への転換を、現地パートナーと連携し進めております。また新規層の獲得に向けた販促活動の一環として、韓国出身のアーティストを新アンバサダーに起用したマーケティング並びにSNS配信の強化も進めております。

中国市場では、2025年に現地パートナーとJV(合弁会社)を設立し、旗艦店をはじめとする、4店舗を出店しております。本年は北京CBD国際ゴルフ場に出店したほか、現地の大型プラットフォームにおいてEC販売を開始しております。今後も、富裕層が集う会員制ゴルフ場への出店を計画しております。

当初、合弁会社での事業展開を検討しておりました、ASEANにおいては、より機動的かつ迅速な展開を図るため、インドネシアのMYB社と総代理店契約を締結いたしました。同社の現地ネットワークを活かし、インドネシア、シンガポール、マレーシアでの出店に向けた取り組みを加速させてまいります。

今後もアジアを中心にグローバル展開を進めるとともに、グローバルアーティストを起用したマーケティングを通じ、ブランド認知ならびに価値の向上を図ってまいります。

株主還元方針

続いて、当社の株主還元方針についてご説明いたします。

当社は現在、成長途上にありますため、株主還元の方針といたしましては、投資に基づく事業拡大を通じて企業価値の向上を図ることを、当面は優先課題としてまいります。

なお、外部環境の急変時には自社株買いなどの機動的な資本政策も視野に入れつつ、IR活動を強化し、株主価値の最大化に努めてまいります。

株主還元施策:株主優待制度

最後に、株主還元施策として「株主優待制度」についてご紹介いたします。

株主の皆様の日頃のご支援に感謝するとともに、当社サービスのご利用を通じて事業内容へのご理解を深めていただくこと、また、当社株式の投資魅力を高め、長期的に保有していただくことを目的に、株主優待制度を導入しております。

株主優待につきましては、毎年12月、末日時点の株主名簿に記載、または記録された、200株以上を保有する株主様を対象といたします。

対象の株主様には、当社ブランドの国内店舗、および公式オンラインストアでご利用いただける1万円相当のクーポンを進呈させていただきます。

以上をもちまして、当社第2四半期決算説明を終了とさせていただきます。

Q&A

それではここからは、投資家の皆さまのご関心の高いトピックにつきまして、Q&A形式でご説明をさせていただきます。

<Q&A①>

Q:第2四半期累計で1億3,600万円の営業損失を計上した主要因と、下期における業績回復シナリオについて。

A:第2四半期累計の営業損失は、韓国のゴルフ市場の調整に伴う売上減少(前年同期比2億2,000万円)と、ブランド認知の向上、国内リテール強化に向けた先行投資が重なったことによるものでございます。

具体的には、新アンバサダーの起用に伴う広告宣伝費に加え、店舗の増床リニューアルやポップアップ出店による地代家賃、人件費、減価償却費が増加いたしました。

下期については、直営店での売上の拡大と、コスト構造の改善を軸に、収益性の向上を図ってまいります。直営店による全店累計売上は、前年比110%で推移しております。天候不順の影響を受けた6月から一転し、7月には直営店売上高は前年同期比116.9%まで回復しております。

以降は、Wアンバサダーによるプロモーションの浸透と、新商品の投入、直接貿易の拡大による原価率の低減を加え、下期の営業黒字化と通期業績予想の達成を目指してまいります。

<Q&A②>

Q:前年同期比で2.4pt向上し62.6%となった売上総利益率の評価と、中長期目標(65%以上)に向けた施策について。

A:売上総利益率が、前年同期の60.2%から62.6%へと2.4ポイント改善した背景には、直接貿易体制の推進に伴う原価低減に加え、高利益率であるD2C売上高比率が60.7%から68.8%へと拡大した構造的要因がございます。

中長期目標として掲げる、売上総利益率65%以上の達成に向けては、従来の商社経由調達から、海外工場との直接取引への割合を引き上げ、中間マージンの削減と発注集約によるボリュームディスカウントを追求してまいります。

あわせて、D2C比率のさらなる向上にも取り組んでまいります。現時点で、D2C比率は68.8%と、目標としていた65%を上回りました。売上総利益率の2.4ポイント改善は、その効果が数字として表れ始めたものでございます。

もっとも、D2Cの価値は利益率だけではございません。お客様の反応が直接届くことで、次につくるべき商品、店舗開発の精度を上げる。この循環こそが、私たちが最も重視する資産となっております。

<Q&A③>

Q:国内リテール事業が前年比16%増と好調を維持している要因と、6月から7月にかけた月次売上の動向について。

A:国内リテール事業の好調な要因は、阪急うめだ本店をはじめとする主力店舗の増床リニューアルといった、出店戦略に加え、ロイヤルカスタマー層による堅調なリピート需要、そして、新アンバサダーの起用を軸とした、プロモーションによるレディースカテゴリーの売上拡大によるものでございます。

月次動向につきましては、6月は天候不順や台風の影響により客足が鈍り、全店における売上高は前年比100.7%まで減速いたしました。これは一時的な要因であり、7月には前年比124.4%へと回復しております。

盛夏向けの新商品も好調に推移し、7月までの累計では、前年比119%を維持しております。

これらの推移から、国内における集客基盤と、顧客の購買力は堅調に維持されているものと認識しております。

<Q&A④>

Q:韓国市場における減収(前年比2億2,000万円減)に対する事業構造改革の進捗について。

A:韓国市場における減収は、現地の内需の回復の遅れと、コロナ禍で急拡大したゴルフ市場が調整局面に入ったことに起因しております。

この環境変化を受け、当社では売上規模の拡大を追求する従来の方針から、収益性を最優先とする事業構造改革へと舵を切っております。

具体的には、当社が商品を供給し、総代理店である現地パートナーが店舗運営と、販売を担うという分業体制から、双方の強みを掛け合わせた、アライアンス体制への発展を進めております。これにより、従来は各社が個別に対応していた在庫や店舗の課題に、両社が共同で取り組める体制が整いました。

過剰在庫の削減、不採算店舗の退店、および販売拠点の集約を進め、コスト構造の適正化を図っております。

そのうえで、韓国出身であるKARINAさんの起用による認知向上の効果を活かしながら、現地の需要に適合した商品の共同開発を進め、収益性の高い事業構造への転換を加速してまいります。

<Q&A⑤>

Q:新アンバサダーの起用効果と、レディース売上の状況について。

A:当社ではレディースカテゴリーの売上強化に向け、本年4月よりaespaのKARINAさんを新アンバサダーに起用いたしました。この施策により、ブランド全体の認知度向上に加え、ターゲット層である女性顧客および、国内外への若年層へのアプローチが進んでおります。

成果は店舗にも表れており、国内直営店におけるレディースアパレルの売上は前年比120%を超え、足元の業績を牽引しております。あわせて、新規のお客様の定着に向けた施策も進めております。

「前澤杯」への協賛では、インフルエンサー100名への衣装提供と、HELLO KITTYコラボ商品の限定販売を行い、ラウンドガールによるSNS発信を通じて認知を広げました。

また、次世代を担う松原柊亜選手、清本美波選手と2026年シーズンのウェア契約を締結したほか、契約プロである永井花奈プロが9年ぶりとなるツアー通算2勝目を達成しており、今後もKARINAさんを起点とした認知拡大と商品力の強化を進め、レディースカテゴリーのさらなる拡大を目指してまいります。

以上を持ちまして、2026年12月期第2四半期の決算説明を終わらせていただきます。

上期は営業損失を計上いたしましたが、D2C比率、売上総利益率ともに改善しており、収益構造の転換は進んでおります。下期は様々なプロモーションの本格化と、費用の効率化により、通期計画の達成に取り組んでまいります。

本日はご視聴いただき、誠にありがとうございました。

facebookxhatenaBookmark