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PRONI株式会社479A

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2026年12月期第2四半期決算説明

柴田大介氏(以下、柴田):みなさま、本日はお集まりいただきまして誠にありがとうございます。PRONI株式会社代表取締役CEOの柴田です。本日はよろしくお願いします。

小林亮氏(以下、小林):執行役員経営企画部部長の小林です。

牟田裕章氏:執行役員経営管理本部本部長の牟田です。

柴田:2026年12月期第2四半期の決算についてご報告します。

Purpose/Vision

パーパスは「中小企業の挑戦を支援し、日本経済の再成長に貢献する」、ビジョンは「受発注を変革するインフラを創る」を掲げて取り組んでいます。

連結業績推移(売上高・営業利益)

業績推移についてです。当第2四半期中の5月に子会社を設立したことに伴い業績を連結していますが、引き続き単一事業で運営していますので、伸び率は、前四半期の個別(非連結)ベースとの比較となります。

売上高についてです。売上高は第2四半期までの累計で20億8,600万円となり、前年同期比でプラス45.7パーセントの成長を実現しました。営業利益は第2四半期までの累計で3億7,700万円となり、前年同期比でプラス111.7パーセントの成長を達成しました。そのため、第1四半期に続き、売上成長率よりも営業利益成長率を高めることができました。

2025年12月期通期の営業利益は3億6,900万円ですので、それと同水準の実績を、今期は上期において達成したことになります。

26年12月期2Q 主要KPI推移

売上利益以外の主要KPIの推移についてです。スライド左側にあるマッチング成立数の推移では、第2四半期までの累計で9万2,593件を達成しました。マッチング成立数は、当社のサービスを利用いただいた発注企業さまがプロダクトや法人の方と出会った件数を示しています。この数が増えるほど、スライド中央にある受注企業ARPUも増加します。

こちらは特定期間における受注企業当たりの平均売上高を年換算して算出したものです。当社は現時点で受注企業さまからのみ収益をいただいており、その平均利用売上がそのまま業績に直結しています。2025年12月期第2四半期では年間平均が260万円近くでしたが、当四半期では456万円まで伸長しています。

右側はリカーリング売上の推移についてです。こちらは後ほど説明しますが、売上の中でストック性が高いと当社が判断している安定収益の割合を示しています。この割合は82.5パーセントと高い水準を維持しています。

26年12月期2Q Executive Summary

エグゼクティブサマリーです。スライドの一番上は第2四半期の累計業績を示しています。売上高は前年同期比プラス45.7パーセントの20億8,600万円、営業利益は前年同期比プラス111.7パーセントの3億7,700万円となりました。

当社では再現性の高い戦略と施策として、発注企業さまを増やすため発注獲得チャネルを拡大する方法を採用し、また、マッチングの質に注力することでARPUを向上させています。こちらが第2四半期においても着実に成果をもたらしたと考えています。

今期の通期業績予想についてです。通期予想として、売上高43億4,300万円、営業利益8億1,200万円を発表しています。第2四半期終了時点で順調に計画を推進しており、期初からの業績予想に修正はありません。

スライドの一番下には今後の成長戦略が記載されています。発注企業さまに対するチャネル施策や、マッチングの質にこだわることでARPUを向上させる現行施策を強力に推進します。また、こちらは後ほど具体的な数字でもお示しできる部分があると思いますが、社内のデータやAIを活用した事業推進を引き続き行っていきます。こちらの成長戦略も引き続き実施します。

スライド右側に記載していますが、発注企業さまに関しては、日本の中小企業336万社のうち、まだ8割がDXを導入していない状況です。そのため、チャネル施策を進め、新たに接点を持つ発注企業を増やすことで、事業のさらなる推進が可能と考えています。

受注企業さまについても、当社が注力しているDX、SaaS、AIの領域はさらに成長が見込まれますので、その分野を開拓していきます。この戦略を実行するために、第1四半期から採用を強化してきましたが、今後も採用を含めた体制強化を図るとともに、先ほど触れた独自データやAIを活用することで、売上と利益のさらなる加速を目指していきます。

26年12月期2Q 連結業績概要

2026年12月期第2四半期の連結業績概要です。スライドの左側は第2四半期までの累計で、上から売上高、営業利益、経常利益、当期純利益が示されています。一方、右側は第2四半期単体での数値です。

第2四半期累計の売上高は先ほどと同じく20億8,600万円、営業利益は3億7,700万円です。

第2四半期単体の数字をご覧いただくと、売上高は11億700万円、営業利益は2億2,300万円となっています。前年同期比に関しては、第2四半期累計とほぼ同じ数字で、売上高についてはプラス43.7パーセント、営業利益はプラス119.4パーセントの伸びを記録しました。

受発注双方への戦略展開が売上増を実現

スライドには、「受発注双方への戦略展開が売上増を実現」と記載しています。先ほど申し上げた当社のビジネスモデルにおいて、まだDX未導入である8割の中小企業の方々に当社のサービスを認知いただくことで、発注数が増加します。その経路として現在4つのチャネルがあります。

スライドの左側に記載されているのがオンラインチャネル、つまりインターネット経由です。当社はオウンドメディアとして10年以上自社サイトを運営しており、そこからの流入があります。また、そのサイトに対するデータドリブン広告を加え、さらなる利用促進を図っています。

一方、スライド右側に「オフラインチャネル」と記載している部分は、主にリピート発注を指します。こちらでは、社内に設置したDXコンシェルジュの部門が追加発注を獲得しています。さらに、当四半期からは一番右側に示されている外部パートナーの方々と協力し、これまで接点がなかった発注企業へのアプローチを図っています。

この4つのチャネル施策が機能することで、発注数を増やすことができています。

発注数が増加すると、スライド下部に記載されているとおり、マッチング成立数が増加します。発注案件があればマッチングが成立するためです。マッチング成立数が増えると、スライド左側の受注企業さまから頂戴するセールス&マーケティング費用が増加し、受注企業ARPUが上がります。この流れが、先ほどご説明した受注企業ARPUの成長につながっています。

現時点ではその戦略がうまく機能しており、前年同期比でプラス75.3パーセントのARPUの伸びを達成しています。

26年12月期2Qの主要施策・トピック

第2四半期において特に注力した主要施策とトピックについてご説明します。

チャネル強化の1つ目として、第1四半期からDXコンシェルジュの採用を強化し、こちらが順調に進展した結果、売上・利益の増加につながっています。第1四半期における採用の成果が第2四半期にも反映されており、第3四半期以降も継続的に収益への貢献を見込んでいます。

さらに、採用を強化したことで体制が拡充されていますが、「データ×AI」を活用した標準化された育成と運営体制、オンボーディングなどが順調に機能しており、DXコンシェルジュの高い生産性と高いマージン構造が維持されています。このため、今後も採用を継続していく方針です。

チャネル強化の2つ目として、「新規発注会員獲得強化」とスライドに記載しています。先ほどお伝えしたとおり、DXコンシェルジュは既存の数十万社の発注企業さまからの追加発注を担当する部隊です。これに加えて、当四半期では新規発注会員の獲得に重点を置き、オンラインチャネルの強化や外部パートナーとの連携強化を進めました。その結果、新規発注会員の獲得が増加しました。

DXコンシェルジュによる既存会員からの発注獲得に加え、新規会員獲得チャネルの強化も実現したことで、先ほどのマッチング成立数の増加を達成することができました。

3つ目のトピックとして、「マッチングの質」とスライドに記載されている施策についてお話しします。こちらは昨年来、従来から取り組んできたものです。具体的には、「データ×AI」を軸に案件の適正性や紹介数、商談アレンジの方法などにおいてデータを活用して改善を図り、受注企業さまにお渡しするマッチングの質を向上させています。

その結果、受注企業さまにとって、当社サービスを活用した営業活動が効率化され、受注企業ARPUがすでに向上しています。今後もさらなる伸長が期待できると考えています。

4つ目は、こちらもチャネル強化の1つなのですが、子会社の設立についてです。5月に設立を行いましたが、今期の業績に与える影響は軽微です。ただし、体制を強化することで発注獲得チャネルの強化を進められることがわかっています。このため、将来への投資という位置づけとして、本体とは異なる人事制度や働き方などの新しい組織作りを進めていく計画です。

高ARPU企業への注力が売上増を牽引

スライドには「高ARPU企業への注力」と記載しています。当社は、多く利用していただいている受注企業さまに注力する戦略を取っています。左側のグラフをご覧いただくとわかるように、2023年当時は最も濃いピンクの部分、すなわち月額200万円以上をご利用いただける受注企業さまはほとんどいらっしゃいませんでした。

しかし、この数年でその割合を半分近くまで引き上げることができました。第2四半期においても、月額200万円以上をご利用いただける受注企業さまの金額が増加したことで、全体の売上を押し上げることができています。

スライド右側に「三方良し」と記載しています。現在の戦略では、当社のサービスに対する満足度が高く、真摯に対応していただける受注企業さまに注力することで、その企業さまにもマッチングの質の高さにご満足いただいています。そのようにしてさらにセールス&マーケティング費用を使っていただいています。

発注企業さまについては、当社のプラットフォーム上に多くのサービス企業を掲載しています。その中から当社のデータを基に、発注企業さまに最適なサービスをマッチングすることによって満足度が向上し、継続利用へとつながる状況を実現しています。

当社としても、品質の追求やマッチングの量と質にこだわったデータ活用を行うことで、受注企業・発注企業双方の満足度を高め、事業の成長を実現できていると考えています。

受注企業ARPUと売上増の源泉となる「マッチングの質」

スライドには、マッチングの質にこだわる点を循環モデルとして示しています。真ん中の赤色の部分が当社です。例えばマッチングの際、何かを探している際にスピードが速いに越したことはありません。そのため即時マッチングを行っています。どれだけスピード感を持って適切なプロダクトや会社をマッチングできるかが重要です。

右下は商談のアレンジを指しています。マッチング方法についても、単につなぐだけなのか、営業の日時まで当社がセットするのかといった違いがあります。下部では、マッチングの形態によってプライシングを変えることで、受注企業さまの満足度を高めていきます。

左側は適正紹介数を示しています。発注企業さまによって適正な紹介件数は異なるため、当社のマッチングシステムを活用し、最適なマッチングを行います。その結果、発注企業さまと受注企業さま双方の満足度が向上し、顧客満足度の向上や当社事業の成長を好循環で実現していると考えています。

「継続収益」による強固な売上基盤を構築

冒頭で売上の中のリカーリングについてご説明しましたが、スライド左側には売上全体を棒グラフで示しており、その中の濃いピンクの部分が、当社で安定収益と捉えている部分です。スライド右側には「マッチング課金」と「月額課金」と記載していますが、当社の売上の多くは、マッチングによる従量課金で構成されています。

リカーリング売上として、マッチング課金全体の中で当社のサービスを半年間連続で毎月10万円以上ご利用いただいている受注企業さまからの売上があります。また、スライド真ん中の月額課金部分、いわゆるシステム利用料やメディア掲載料など、契約に基づく月額でのリカーリング売上もあります。

これらの金額を加えた数字がスライド左側のリカーリング売上全体の82.5パーセントを占めています。この数値は80パーセント近辺を維持し続けています。

また、ARPUが高い受注企業さまは満足度が高く、長期的に定着しています。その結果、売上の中でストック性の高い収益も80パーセント近辺で継続することが可能となっています。

費用の推移

費用の推移についてご説明します。第1四半期に続き、第2四半期でも発注獲得チャネルを強化するために、DXコンシェルジュの採用および早期立ち上げを推進しました。その結果、「AI×データ」の活用や生産性管理を行ったことで、スライド左側の棒グラフにある社員および人員の増加が見られます。

第1四半期から第2四半期にかけて数十人単位で人員を増やしましたが、棒グラフの一番下に示されている人件費については、比率として下げることに成功しています。

人件費の上に示されている外注費については、チャネル強化の一環として内部ではなく外部パートナーとの連携を強化したことにより、発注会員の獲得を実現しました。その結果、外注費が増加しています。

外注費に関してですが、マッチング収益が発生したタイミングで決まった割合を外部パートナーにお支払いする仕組みのため、売上全体の中で一定の割合を保つことができています。

今後のコスト見通しについてです。上期の実績を踏まえ、引き続きDXコンシェルジュの採用強化に向けて継続的に投資を行いたいと考えています。採用に応じた利益成長を前提とし、売上高人件費率の推移を丁寧にチェックしながら進める方針です。

今期についてはマッチング成立件数のさらなる増加が見込まれるため、それを支えるチャネルミックスを強化するべく、先ほど申し上げた外部パートナーとの連携をさらに進めていきます。この結果として、外注費は下期においても増加する見込みです。

KPIの推移①

スライドは、KPIの推移を示しています。マッチング成立数と売上高、また、先ほど申し上げたリカーリング売上です。

KPIの推移②

月間利用額で区分した売上高、受注企業ARPU、課金受注企業数などの推移を掲載していますので、お時間のある際にご覧いただければと思います。

26年12月期 連結業績予想概要

2026年12月期の連結業績予想についてです。当初発表した売上高43億4,300万円、営業利益8億1,200万円については、第2四半期終了時点で順調に推移していると考えていますので、変更はありません。

スライド右に記載していますが、現行の施策である発注会員チャネルの強化およびマッチングの質に引き続き注力することで、受注企業さまのARPUを向上させる取り組みを着実に実行することで、第3四半期から第4四半期にかけて売上増・利益増を実現できると考えています。この計画に基づいて進める予定です。

先ほども申し上げたように、人員確保を軸とした成長投資は順調に進んでいます。これについては来期以降を見据え、継続的な成長を支えるための投資を進めていく考えです。その一方で、高マージン構造の維持・追求は引き続き行っていきますので、数字を精査しつつ慎重に判断しながら投資金額を決めていく方針です。

業績予想に関する留意事項

業績予想に関する留意事項になります。

私からの説明は以上です。ご清聴ありがとうございました。

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