投資の格言|美人投票
美人投票(びじんとうひょう)とは?
読み:びじんとうひょう
用語解説
「美人投票」とは、経済学者ケインズが用いた比喩で、株式市場における投資家心理を説明しています。
ケインズは株式投資を「100枚の写真の中から最も美しいと思う6枚を選ぶ新聞投票」に例えました。この投票では、自分自身が美しいと思う写真を選ぶのではなく、「他の人が選びそうな写真」を選ぶことが勝利につながります。
同様に株式市場においても、企業の本質的な価値だけでなく「他の投資家が高く評価すると予想される銘柄」を選ぶことが、利益につながる場合があります。
もっとも、このような人気投票型の投資行動は、時に実態から乖離した価格形成を生む原因ともなります。そのため、企業の本来の価値を重視する「バリュー投資」との対比で語られることもあります。
「美人投票」の考え方は、市場が必ずしも合理的に動くとは限らず、投資家心理や期待が価格を左右することを示す重要な視点といえます。


