用語解説
逆日歩は、制度信用取引において信用売り残高が信用買い残高を上回り発生する追加コストです。通常の信用取引では買い方が金利(日歩)を支払いますが、株不足の状況では売り方が機関投資家等から株券を借り受けるための費用として逆日歩を負担します。品貸料とも呼ばれ、1株あたりの単価で表示され、営業日に関係なく土日祝日を含む暦日で計算されます。
逆日歩は株不足が解消されるまで毎日発生し続けるため、売り方にとって大きな負担となります。この仕組みにより売り方の買戻し意欲が高まり、株価の下支え要因として機能することがあります。
証券金融会社が株券調達のために支払う実際のコストが投資家に転嫁される制度です。