2025年3月期決算説明

中村靖氏:株式会社創健社、代表取締役社長の中村です。本日はご多用の中お集まりいただき、誠にありがとうございます。

冒頭でみなさまに1つお詫び申し上げます。私の地声を知っている方は、本日の声が普段と異なることにお気づきかと思います。連休明けに咳を伴う風邪にかかり、それが悪化してハウスダストによるアレルギー性喘息となり、この1ヶ月間ずっと咳をしていました。2週間ほど前まではささやき声しか出せない状態でしたが、今は声もだいぶ出るようになり、咳もほとんど出なくなりました。ただ、声がまだ完全には回復していないため、聞き苦しい点があるかと思います。

聞き取りにくい箇所があれば、その場でメモを取っていただき、質疑応答の際に「あの時の発言は何ですか?」と言っていただければ再度ご説明します。ご不便をおかけしますが、ご了承いただければ幸いです。また、話している途中で咳き込んでしまう可能性もあるため、あらかじめご容赦ください。

それでは、2025年3月期決算の概要と今後の展望についてご説明します。

利益実績(連結)

直近3期の業績について、2025年3月期の数値を中心にご説明します。2025年3月期の売上高は約49億5,000万円、前年比で101.4パーセントと、前年差額で6,700万円ほど売上をアップさせています。売上総利益は約12億4,500万円、売上総利益率は25.2パーセントとなっています。

みなさまもご存じのように、2023年から2024年の2年間で原材料等の価格が多々値上がりし、それに伴い商品価格も相次いで値上げを行いました。

しかしながら、取引先に値上げの要請がなかなか受け入れられず、2023年、2024年は社内である程度の利益を削減することで対応してきました。2025年には取引先のみなさまにご理解をいただき、値上げの要請を受けていただくことができました。その結果、2024年と比較して2025年の売上が上がりました。

ただし現状、値上げにより売上高は前年比でアップしているものの、商品の売上数量は一部を除いて低下しています。

値上げ幅は5パーセントから6パーセント程度ですが、スライドの表を見てわかるように、売上高は前年比で1.4パーセントしか上がっていません。これは値上げによってお客さまの消費が抑えられ、売上数量が減少した結果だとご理解ください。

一方、売上総利益は値上げにより、前年よりもかなり向上しています。販売管理費は前年に比べ700万円ほど下がっています。この販管費減の最大の理由は、物流費です。物流費は値上がりしている一方で販管費が下がっていることを疑問に思う方もいると思います。

当社の中で一番売れている商品は「有精卵マヨネーズ」で、前年比で数値が伸びています。「有精卵マヨネーズ」は比較的、小口ではなくロットで量販店に出ていくため、物流の経費が大きくまとまって出ます。そのぶんの費用が下がったとご理解いただければと思います。

以上の結果、営業利益が約6,500万円、経常利益が約7,100万円、税金等調整前当期純利益が約6,900万円、親会社株主に帰属する当期純利益が約4,700万円で着地しています。

売上高の増減要因(連結)[品目別]

売上高の内訳についてです。油脂・乳製品、調味料、副食品の3品目で売上が伸長しました。

油脂・乳製品は当社の注力分野です。べに花やえごまの売上は残念ながら減少したものの、この期に関してはココナッツオイルがある程度伸びています。当社では、においがしないココナッツオイルを取り扱っており、その人気がこの分野の売上を押し上げました。

調味料は先ほどお話ししたように、現在、一番の売れ筋である「有精卵マヨネーズ」が売上高の大半を占めています。

嗜好品・飲料では、当社が注力している「メイシーちゃん」シリーズというお菓子の売上が伸びています。ただし、大口取引先との豆乳の帳合が終了したことにより、この分野全体としては売上高が大幅に減少しました。「メイシーちゃん」シリーズの売上は伸びているものの、この部分は逆にマイナスになってしまったとご理解ください。

副食品については、当社が直接イタリアから輸入している有機トマトのホール缶およびダイス缶が好評を博しており、その影響で売上が伸びています。

売上高の増減要因(連結)チャネル別

チャネル別の売上高です。まず、量販店の1,300万円は先ほどからご説明しているとおり、「有精卵マヨネーズ」が大半を占めています。

自然食品ショップは、全体的に落ち着いて伸びている状況です。一部で下がっているところもありますが、多店舗展開している自然食品ショップを中心に、数字は順調に伸びています。

生協宅配に関しては、新型コロナウイルスの影響でみなさまが買い物に行かないということで一時的に数字が伸びましたが、昨年度から若干止まっている状況です。

また、今最も売上が伸びているチャネルはeコマースです。当社が直接運営しているeコマースもこの中に含まれていますが、それよりも他社が運営する通販サイトでの販売数値が大きく伸びています。

貸借対照表の概要(連結)

2025年3月期の貸借対照表です。増減でいくと、流動資産が1億1,000万円減、固定資産が3,000万円増で、資産合計としては7,900万円減となっています。流動負債が2億400万円減、固定資産が7,600万円増で、負債合計としては1億2,800万円減です。

2024年3月期と比べてこれらの数値が大きく変わっている主な要因として、決算期末日の曜日の違いが挙げられます。2024年3月期の期末である3月31日は日曜日でしたが、2025年3月期の3月31日は月曜日でした。期末日が休日か平日かによって、売掛金や買掛金の支払日変更に関わるため、現金の動きなどに大きな影響が生じています。

このように、数値の変動は主に決算期末日の曜日の違いによるものであり、社内で何か大きな変化があったわけではありません。

キャッシュ・フローの概要(連結)

キャッシュ・フローも同じ状況です。2024年3月期と2025年3月期で数値に大きな差が生じた最大の要因は、期末日の曜日だとご理解いただければと思います。

PB商品全体の約40%(133SKU)を値上

先ほど値上げについてお話ししましたが、PB商品全体の約40パーセント、133アイテムの値上げを実施しました。値上げの主な要因は、みなさまもご存じのとおり、主力商品の原材料がひっ迫していることです。「有精卵マヨネーズ」を中心に卵や、当社の意外な売れ筋商品でもあるチョコレート類のカカオ原料の不足などが挙げられます。

また、原料価格と運送費が値上がりしている状況も影響しています。加えて、当社からお客さまに運ぶ物流費も上がっています。先ほど物流費は下がったという話をしましたが、個別に見るとやはり上がっている状況です。

他にも「ジロロモーニ」シリーズや、イタリアから直接輸入しているトマト缶、その他の商品にも使っている輸入原材料の価格が、円安や為替の影響によって上がっています。

以上に加え、スライドには記載していませんが、その他諸々の経費、人件費等も値上がりしています。現状、これら値上がりの影響を社内での吸収のみでは対応できず、商品に価格転嫁せざるを得ませんでした。

事業計画(連結)

経営計画の概要として、2024年3月期からの3ヶ年間についてお話しします。今回、みなさまにご紹介した中期経営計画は、2024年から始まり、3期目となる2026年3月期でいったん終わります。現在は、ちょうど真ん中の2025年3月期が終わった段階です。

冒頭でもお話ししましたが、一部商品では売上数量を伸ばしているものの、値上げによる買い控えにより、値上げするほどグロースの売上高は伸び悩んでいる状況です。加えて、人件費や原材料等の高騰もあります。

2026年3月期の売上高については前年比で103.4パーセント、売上総利益は102.6パーセント、売上総利益率は若干下がる見通しです。各メーカーからも「まだ原材料は高騰しますよ」というお話を聞いています。そのため、原材料はこれから先も高騰する余地があり、今年も高騰するのではないかと思っています。

また、当社の一番の稼ぎ頭である「有精卵マヨネーズ」の売上が、今年は若干落ちるのではないかと思っています。その部分を含めて、売上高は前年比103.4パーセントとしています。「有精卵マヨネーズ」は売上総利益率の稼ぎ頭でもあるので、そちらも落ちると読んでいます。

以上により、2026年3月期に関しては、営業利益は前年比の約半分以下である3,000万円、経常利益は3,300万円、親会社株主に帰属する当期純利益は1,600万円と、今のところ試算しています。

チャネル別販売計画 3ヶ年

チャネル別の3ヶ年間の計画です。量販店では「有精卵マヨネーズ」の売上が非常に多いため、特に2026年3月期に関しては、その量販店の数値が若干下がると予想しています。

「有精卵マヨネーズ」の売上減少の主な要因の1つは、原料である有精卵の不足です。昨年の後半あたりから、足元の期で必要と予測される数の有精卵をどうしても確保できないと、ある程度わかっていました。そのため残念ですが、容量を300グラムから200グラムに減らし、今年確保できる有精卵の中で商品を切らさないで提供していこうと考えています。

容量を減らすにあたって商品価格も下がります。また、有精卵が決まった量しか手に入らないため、量販店の売上は若干落ちると予想しています。

自然食品ショップは順調に手堅く伸びており、今期も同じように伸びていくものと推測しています。

生協に関しては、ほぼ横ばいと予測しています。今後、生協といろいろな取り組みを実施していかなければならないと思っていますが、今のところは若干の増加を見込んでいます。

eコマースの数値は通常とは異なる状況となっています。これは「有精卵マヨネーズ」を300グラムから200グラムへ切り替える際、300グラム商品の在庫について「eコマースを展開したい」という企業に相当数を引き取ってもらったためです。その結果、いびつな数値となりました。

2億9,300万円から3億4,000万円という推移が通常で、2025年3月期の6億9,700万円はイレギュラーであるとご承知おきください。

定量目標

PBの比率についてです。グラフには59期は64パーセントと記載していますが、「有精卵マヨネーズ」の影響度が不確定なため、現状では予測が困難です。ただし、「有精卵マヨネーズ」の販売が伸び悩んだ場合でも、当社の他のPB商品をさらに販売することで、この比率を上げることが可能です。

2025年3月期は「有精卵マヨネーズ」の300グラムと200グラムの両サイズが期末間際に販売されていたことを除いても、2026年3月期には64パーセント程度まで伸びる可能性があると予想しています。

オーガニック&プラントベース 商品売上構成比率 16%まで上げる

当社が推進しているオーガニックとプラントベースの販売計画です。2026年3月期に関しては、オーガニックとプラントベースで、売上全体の16パーセントを目指しています。

内訳としては、オーガニックが4億7,300万円、プラントベースが3億300万円と今計画しているところです。

今後の展開 1. 持続可能な社会への貢献

持続可能な社会への貢献のため、オーガニックとプラントベースのラインナップを拡充していくことが、当社の最優先事項ではないかと考えています。

オーガニックの商品に関しては、3億8,200万円から来年の3月には4億7,300万円に、アイテム数も55アイテムから77アイテムに増やす計画です。

プラントベースの商品に関しては、アイテム数を56アイテムから51アイテムに若干減らしていますが、売上金額は上げていきます。「5アイテム減らして、売上を伸ばせるのか?」と思われるかもしれませんが、従来のプラントベースの商品売上をもう少し上げられると考えています。

今後の展開 1. 持続可能な社会への貢献

持続可能な社会への貢献として、2026年3月までに創健社ブランド商品の50パーセントを目標とし、環境負荷の少ないパッケージへの変更する計画です。

2025年3月期の3月末時点で、全331アイテムのうち111アイテムについて、環境負荷の少ないパッケージへの変更を完了しました。2026年3月までに、この比率を50パーセントまで引き上げるべく、今準備を進めています。

今後の展開 1. 持続可能な社会への貢献

パッケージ変更の内容としては、バイオマスを使った包材への変更、汚れていない紙を使った再生紙で作ったミックスパッケージへの変更、プラから紙への変更、さらには石油系ではないインクを使った包材への変更などがあります。当社は環境負荷の少ないパッケージに変更していることを、今後もアピールしていきたいと考えています。

今後の展開 2. 市場拡大及び輸出の拡大

新たな商品で新規市場拡大を計ります。これを実現するため、新たな高価格帯商品で市場を開拓し、拡大していきます。

高価格帯の商品は、通常の加工食品ではなく健康食品として位置づけられるため、当社としては一般的な健康食品の枠を超え、食べて機能性が得られる食品を目指していきます。つまり、「健康食品よりも、食品に近い健康食品」をイメージしていただくとよいかと思います。

現在「フェムテック」という言葉が注目を集めていますが、そのような女性が一番関心を持っている分野に向けた商品を中心に開発を進めていきます。そして、新たな市場を拡大するにあたって、今年はいろいろと変わった展示会等へも出展しようと考えています。

先ほどからお話ししている、プラントベース・オーガニック商材の業務用と輸出の拡充について、当社では今後、業務用食材の拡販にもう少し注力しなければならないと考えています。それから、東南アジアやアメリカへの輸出も積極的に行っていきます。

昨年、確かこの場で、「アメリカへ再度輸出したい」とお話ししました。それから着々と準備を進めています。来年8月にはデンバーでの展示会への出展予定があるため、これに携わっているプロジェクトメンバーには、今年の展示会に見学に行ってきてもらう計画です。来年8月は、デンバーでの展示会に出展したいと考えています。

今後の展開 3. ECサイト実績と今後の売上目標

ECサイトの実績と今後の売上目標です。これは当社のECサイトです。2025年3月期は、売上が1,355万4,000円で前年比110.6パーセント、月間の訪問者数は1万7,000人で、月間購入数は177件、平均単価は6,707円、コンバージョン率は1.05パーセントとなっています。

2026年3月期の来年3月までには売上3,400万円、月間訪問者数4万人、月間購入者数400人を目指したいと考えています。また、今年は「楽天市場」にも出店する予定で、今準備を進めているところです。

今後の展開 4. ECサイト施策

ECサイト内での施策をご説明します。1つは新発売の商品について、数量限定でサンプルとして配布し、いろいろなサイトに口コミを紹介してもらいます。また、業者向けの展示会ではなく、消費者の方と、直に接することができるような消費者イベントへの出展を、積極的に進めていきたいと考えています。

また、当社のことをあまりよく知らない人に、最も身近に感じられる商品が「メイシーちゃん」シリーズというお菓子です。そのため、この「メイシーちゃん」シリーズを販促に大いに利用しながら、当社のECサイトに来てくださる方、ECサイトで購入してくださる方を少しでも増やしていく方針です。併せて、製造メーカーのこだわり商品の魅力等を、ECサイト内で少しずつ伝えていきたいと考えています。

今後の展開 5. SNS・Instagramのさらなる活用

今後の展開として、数年前よりお話ししているとおり、SNS・「Instagram」をさらに活用していきます。

現在のフォロワー数は約1万6,000人です。当社のアンバサダーの起用や、ストーリーズの施策、レシピのコンテンツを出していくことで、フォロワー数は徐々に増えてきています。

例えば、2万人、4万人、5万人と増やしていくことは簡単ですが、一気に増やすと一気にいなくなる方も非常に多くなります。そのため、時間を要しますが、当社のコアなファンを増やせるよう「Instagram」を地道に運営しているところです。

今後の展開 6. ジロロモーニシリーズの拡充

当社の大きな柱になっている「ジロロモーニ」シリーズも、さらに拡充していこうと考えています。

「ジロロモーニ」については、ジーノ・ジロロモーニ農業協同組合が「EUオーガニックアワード2024」で「カテゴリー5」を受賞しました。これは、ヨーロッパの有機食品部門で最も成功した革新的な専門家や団体が受ける表彰だそうです。

特に「カテゴリー5」は、最優秀オーガニック食品加工の中小企業に与えられる賞です。この受賞を機に、当社ではスライドの2番に記載のとおり、「ジロロモーニ」公式の「Instagram」等でファンミーティングを実施するなど、ファンを少しずつ増やしています。

今後は、ジーノ・ジロロモーニ農業協同組合の「EUオーガニックアワード2024」受賞をより前面に打ち出しながら、「ジロロモーニ」商品を世の中へ広めていきます。

なお、今年の新商品として、白ブドウ酢を4月に発売したほか、バルサミコ酢をリニューアル予定です。また、パスタソースについても従来の商品を刷新し、販売し直そうと計画しています。

今後の展開 7. メイシーちゃん シリーズの拡充

「メイシーちゃん」シリーズの拡充についてです。「メイシーちゃん」シリーズも、過去に2回ほどファンミーティングを開催しています。現在、「メイシーちゃん」シリーズでは、お菓子の単品販売はもちろん、企画ものとして「メイシーちゃんのおきにいり」のようなボックスも作っています。

スライド右上の赤色の商品が昨年作ったボックスです。その右の黄色の商品が、今年計画しているボックスです。このような詰め合わせボックスを作って、年末のクリスマスシーズン前あたりに販売します。

「メイシーちゃん」シリーズの売上は、お菓子であることから単価が安く、シリーズの数はけっこうあるものの、グロースの数値になかなか跳ね返ってこない点が悲しいところです。しかし、当社を知ってもらう入口としては非常に手に入りやすい商品です。

このように、少しずつ伸びている創健社という企業体が、何を行っている企業かを知ってくださる方が増えていると感じています。今後は「メイシーちゃん」シリーズをさらに活用し、認知度を高めることで売上を伸ばしていきます。

今後の展開 8. 持続可能な社会の実現に向けた当社の取り組みをパッケージで伝える

持続可能な社会の実現に向けた当社の取り組みをパッケージで伝えていきます。パッケージに、スライドにあるようなマークを表示し、その意味についても丁寧にみなさまにご説明します。

例えば、海産物のパッケージには「海のエコラベル」と言われているMSC認証マークを表示しています。プラントベース商品にはオーガニックマークや有機JAS認証マークを、その他の商品にはバイオマスインキマークなどを表示し、環境への配慮を示していきます。

また、国産原料を100パーセント使用している商品にはその旨を示し、パーム油使用商品にはRSPO認証マーク、もしくはFSC認証紙マークを表示します。

さらに、ジーノ・ジロロモーニ農業協同組合の「ジロロモーニ」などには、EUオーガニックや再生可能エネルギー使用を示すマークが示されています。

これらのマークを表示するのみでなく、「このマークにはどのような意味があるのか」ということも、消費者のみなさまにより伝わるよう、今後、当社から発信していきたいと考えています。

今後の展開 9. 新たなターゲット(ペルソナ)へのものづくり/環境への対応

新たなターゲットへのものづくりについてです。実は2023年4月より、「新しいものづくり課」を創設しました。従来の商品開発課では、従来の流れの中での商品開発やリニューアルを行ってしまうため、「新しいものづくり課」を新設しています。

この課には商品開発部門の社員に加え、営業やその他の部署から特に女性社員に参画を促しています。現代において、性別による区別は本質的ではないものの、当社の取り扱う商品を最終的に選択するお客さまには、女性のほうが非常に多いという現状があります。

そのため、当社ではどうしても女性の目線を意識した商品づくり・販促を行わざるを得ません。例えば、女性の温活や更年期向けサプリメントなど、女性のライフステージにあわせた商品、機能性表示食品を、「新しいものづくり課」で今後開発していく準備を進めているところです。

中村氏からのご挨拶

以上、2025年3月期の結果からご説明しました。今年は中期経営計画3ヶ年間の最後の1年となりますが、「どのように次の中期経営計画に結びつけていくか」を考える、重要な節目の年になると私は思っています。

本日ここに来ていただいた方は、昨年までの2年間について「あまり変化がなく、つまらない」と思われるかもしれません。しかし、今年は3年間の集大成として確実に取り組み、来年4月からの新たな3ヶ年計画につなげていきたいと思っています。引き続きみなさまからのご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。ご清聴ありがとうございました。