用語

景気とは、経済活動全般の状況を表す概念で、商品やサービスの売買動向、企業活動の活発さ、雇用状況などを総合的に反映します。

経済活動が活発に行われている状態を「景気が良い」「好景気」「好況」と呼び、この時期を「景気拡大期」や「景気上昇期」と表現します。反対に、経済活動が停滞している状態は「景気が悪い」「不景気」「不況」と呼ばれ、「景気後退期」や「景気下降期」とも表現されます。

景気の動きは波のように上下するため、「景気循環」という概念で捉えられ、その変化点は「山」(天井)と「谷」(底)という言葉で表されます。好景気から不景気への転換点を「天井」、不景気から好景気への転換点を「底」と呼びます。

景気を客観的に把握するために様々な「景気指標」が用いられます。代表的なものとして、日経平均株価、GDP成長率、有効求人倍率、鉱工業生産指数などがあります。一つの指標だけでなく、複数の指標を組み合わせて総合的に判断することが重要です。

景気は輸出入量など国際的な経済活動にも大きな影響を与えます。

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