2024年3月期第2四半期 決算概要

高橋雅彦氏:財務・企画担当取締役の高橋です。2024年3月期第2四半期の決算についてご説明します。

決算概要です。売上高は前期比プラス0.6パーセント、営業利益は前期比プラス236.5パーセントと、増収増益となりました。

売上増加の主な要因は、医薬事業が薬価改定の影響を受けたものの、既存店舗の処方箋枚数が順調に回復したことが挙げられます。保育事業は、2023年4月に開設した認可保育園3園の園児数の増加が寄与しています。

営業利益は、保育事業において2023年3月末で認証保育園等の不採算事業所を閉鎖して効率化を図ったことが貢献しました。

なお、四半期純損失として、大きな特別損失を2つ計上しています。1つ目は、介護事業の不採算事業所であったデイサービスの閉鎖です。こちらの契約解除に係る解約金を、約4,000万円計上しました。2つ目は、ライフサポートにて運営受託している公立保育園の指定管理料の一部返還です。

セグメント売上高・セグメント利益(前年同期比)

セグメント別の売上高・利益についてです。スライドに記載のとおり、医薬事業と保育事業が増収増益を果たし、全体に貢献しています。詳細はセグメント別にご説明します。

2024年3月期2Q 医薬事業(前年同期比)

調剤薬局を運営している医薬事業についてです。売上高は前期比プラス3.1パーセント、営業利益も前期比プラス1.3パーセントと、増収増益となりました。

処方箋枚数は前年同期比プラス2.2パーセントとなっています。これは既存店舗が回復傾向にあることと、前年度に出店した新規出店効果によるものです。処方箋単価は前年同期比プラス1パーセントとなり、薬剤料単価と技術料単価ともに努力した結果が出ています。

2024年3月期2Q 医薬事業(四半期推移)

医薬事業の主なKPIです。スライドのグラフでは、処方箋枚数と処方箋単価の推移を示しています。棒グラフが処方箋枚数の四半期ごとの推移で、折れ線グラフが処方箋単価の四半期ごとの推移となっています。

2024年3月期2Q 介護事業(前年同期比)

介護事業についてです。売上高は前期比マイナス8.7パーセントで、営業損失は8,500万円となりました。冒頭にお伝えしたとおり、不採算事業所であったデイサービスの閉鎖に伴って、利用者数が減少し売上高も減少しています。

また、サービス付き高齢者向け住宅の入居率は、前年同期比1.9ポイント下がっています。あわせて、2023年8月に千葉県流山市に開設した「ホスピス対応型ホーム」に伴う先行コストが4,000万円生じています。つまり、8,500万円の営業損失のうち、4,000万円ほどは投資コストということです。

2024年3月期2Q 介護事業(四半期推移)

介護事業の主なKPIです。スライドの棒グラフは、デイサービスの利用者数の推移を表しています。利用者数は、前年同期比マイナス5,921名と減少していますが、閉鎖事業所の影響が6,100名ほどあるため、既存事業所は回復傾向です。

折れ線グラフは入居率の推移です。前年同期比で1.9ポイント減少していますが、前期第4四半期の入居率88パーセントを底にして徐々に回復してきています。

2024年3月期2Q 保育事業(前年同期比)

保育事業についてです。売上高は前期比プラス1.8パーセント、営業利益も前期比プラス19.7パーセントと、増収増益を果たしました。

園児数についても前年同期比プラス4パーセントと順調に伸びています。また、セグメント利益率は前年同期比プラス0.8パーセントと、不採算事業であった認証保育園の閉園や間接コストの削減効果が出始めたところです。

2024年3月期2Q 保育事業(四半期推移)

保育事業の主なKPIです。スライドのグラフは園児数の推移を表しており、紫色の部分がライフサポートを示しています。ライフサポートでは、不採算であった認証保育園の閉園を着実に行っているため、園児の人数は減っているものの経営改善にはつながっています。

なお、全体としては新規の認可保育園開設等の効果があり、順調に園児数を増やすことができています。

2024年3月期2Q 対業績予想比較

すでに開示している2024年3月期の連結業績予想の達成度についてご説明します。売上高は予想比プラス1億9,300万円となりました。これに伴い、営業利益はプラス2,000万円、経常利益はプラス1,700万円と、当初の予想よりプラスになっています。

ただし、先ほどお伝えしたとおり大きな特別損失が発生したため、四半期純利益については、当初予想よりも2,300万円ほど下回っています。

2024年3月期 業績予想達成状況

このような状況の中で半年が終わった時点での達成状況ですが、売上高の進捗は50パーセント、営業利益・経常利益の進捗はまだまだですが、業績予想については当初予想を上回ることができています。

特に、医薬事業については、サービスの充実や後発医薬品の強化によって技術料加算を獲得し、一番のピークシーズンである第3四半期・第4四半期をしっかり進めていきたいと考えています。

介護事業については、サービス付き高齢者向け住宅の入居率回復および併設サービスの利用者数増加を見込んでいます。新規開設のホスピスについては、入居者数の増加および看護師等の人員体制が確保できており、これが業績に寄与してくるものと考えています。

また、不採算事業所のうち、特にデイサービスの閉鎖については、この第2四半期に実施しました。そのため、第3四半期から利益率改善につながってくると見ています。

保育事業については、引き続きライフサポートの収益性向上を図るとともに、ミアヘルサの既存保育園の園児数増加を見込んでいます。

2024年3月期 業績予想(四半期毎)

四半期ごとの業績予想です。スライドでは、第2四半期の累計までは実績を記しています。第3四半期・第4四半期については、開示しているとおりの業績予想を着実に達成していきたいと考えています。

以上、決算説明とします。ありがとうございました。