1.四半期決算
藤田晋氏:本日は寒い中、当社の決算説明会にお越しいただきまして、ありがとうございます。
ちょっと鼻声で、お聞き苦しい点があるかもしれませんが、いつものように第1四半期の決算のご説明をします。当社は9月決算なので、今回は第1四半期の決算発表です。
全般的に順行という感じで、取り立てて大きなトピックスがない四半期ですが、今期の決算・業績見通しに対しては、順調なスタートを切れたかなという数値になっております。
(メディア事業は)今は「AbemaTV」の利用者を増やすフェーズということで、先行投資をしていますが、順調に増えている状況です。
広告事業は、好調が続いている状況です。
ゲーム事業は、(6四半期連続と)けっこう長く、全体的には横ばい傾向で、新規タイトルのヒット待ちが続いている状況です。
1.四半期決算 [連結売上高]
こちらが、四半期で見た連結売上高の推移です。(2018年9月期)第1四半期で979億円ということで、四半期で約1,000億円の規模まで(連結売上高が)伸びてきたところです。
1.四半期決算 [連結営業利益]
こちらが、連結営業利益です。第1四半期で、122億円と書いてあります。AbemaTVの大規模な先行投資がなければ、このぐらいの利益が出ているという状況です。
1.四半期決算 [販売管理費]
販売管理費も、通常どおりです。極端に広告宣伝費(緑色の部分)を増やした1年前(2017年)の第1四半期と比べれば、減少している状況です。
1.四半期決算 [連結役職員数]
役職員数の推移も、いつもの通りです。今(2018年9月期)の第2四半期も、ほぼ変わらず横ばいで推移しています。4月が含まれる第3四半期に、新入社員がドンと入って増える傾向です。
1.四半期決算 [損益計算書]
損益計算書で見ると、このようなかたちです。今はAbemaTVへの投資と、連結子会社の株式会社Cygamesがけっこうな利益を稼いでいるという、状況的に当期純利益が出にくいフェーズですが、いずれかの時点では反転できるのではないかと思っております。最終利益が、出にくいということです。
1.四半期決算 [貸借対照表]
貸借対照表に、大きな変化はないという状況です。
2.2018年度 業績見通し
あらためて、本年(2018年度)の業績見通しの考え方について、ご説明します。スマートフォンの時代になり、トップラインの成長も加速度がついて伸びている状況です。
今の良い時期に、次の柱を仕込んでおこうと考えています。ゲーム事業は、スマートフォンゲームと言えど、中長期で見るとボラティリティがあります。今のこの時期に十分な投資をして柱を作るという考え方で、AbemaTVに投資をしている時期です。
2.2018年度 業績見通し [連結業績の進捗率]
今期の見通しに対する進捗は、全体の25パーセントが終わった時点(第1四半期末)でこのようなかたちなので、順調なすべり出しということが言えると思います。
2.2018年度 業績見通し [セグメント別 営業利益の見通し※]
セグメント別の計画は、このスライドの通りになっております。
AbemaTV(メディア事業)への先行投資は、去年(2017年度)とほぼ同じ200億円です。200億円使うというより、「200億円分の赤字を出すところまで、投資をする」という考え方です。
ゲーム事業はほぼ横ばいで見ており、好調な広告事業が増益するという考え方で、このようなかたちになっています。
2.2018年度 業績見通し [事業別営業利益の進捗率]
事業別に見たときの営業利益の進捗率です。このようなかたちで、広告事業に比べるとゲーム事業の進捗が少し遅れています。
3.インターネット広告事業 [売上高(四半期)]
それでは、当社の各セグメントを広告・ゲーム・メディアという順番で、ご説明します。
先ほどから好調と申し上げていますが、日本経済全体の景気も、今は良い時期だと思います。(その中で)インターネット広告事業は、けっこう調子が良いと言ってもいい状況だと思います。
3.インターネット広告事業 [営業利益(四半期)]
営業利益の推移を見ると、このようなかたちです。例年、3月末が年度末にあたるクライアント企業が多く、そこで予算消化などの特需があり、我々にとって第2四半期は数字が良くなる傾向です。次の1-3月(第2四半期)も、また良い数字が出るのではないかと思われます。
3.インターネット広告事業 [スマートフォン広告の売上高]
毎回言っていますが、このインターネット広告事業の好調を支えているのは、やはりスマートフォン広告の伸びです。スマートフォンに、ユーザー……生活者が費やす時間が増えれば増えるほど、そこに対する広告(の売上)がなんらかのかたちで伸びて、市場全体が拡大する傾向が続いています。
3.インターネット広告事業 [インフィード広告の売上高※]
その中でも、伸びしろと捉えて評価しているインフィード広告が、順調に伸びております。
3.インターネット広告事業 [動画広告の売上高]
もう1つは、動画広告です。ここの伸びが大きいと捉えて力を入れていますが、この部門もまた(売上を)大きく伸ばしてきております。
3.インターネット広告事業 [2018年度 注力ポイント]
(2018年度のインターネット広告事業の)基本的な方針です。我々のインターネット広告の強みは、広告を出した後に効果を検証し、次の提案・実施に繋げていくというサイクルの運用力です。前からそこが強いことに加えて、動画広告の領域が入ってきたこともあり、ナショナルクライアントの新規広告主の開拓を進めています。ここの実績が、今どんどん上がる状況に入ってきています。
4.ゲーム事業 [売上高(四半期)]
続いて、ゲーム事業のご説明です。先ほど言ったように、だいたい6四半期くらい連続で、トップラインが横ばいの状況です。第1四半期が終わって、今は第2四半期に入りました。今月(2018年1月)はけっこういいので、第2四半期は第1四半期より(売上が)よくなると思いますが、全体的には横ばい傾向です。
ここで、次のヒットを出したいという状況です。
4.ゲーム事業 [営業利益(四半期)]
営業利益の推移は、このようなかたちです。
4.ゲーム事業 [セールスランキング]
主力タイトルです。去年(2017年)『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』を出して、非常に好調です。ただ、これが当たって以来、次のヒットが出ていないので、そろそろ出したいなという状況に入っています。
4.ゲーム事業 [今後の予定]
こちらのスライドの左側が、(2018年度)第2四半期のトピックスです。3月に、『グランブルーファンタジー』が4周年・先ほど好調と言った『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』が1周年を迎えます。ゲーム事業で周年というのは、けっこう売上が伸びるチャンスなので、ここを捉えたいと考えています。
(スライドの右側の)新作に関しては、今年1年間で10本提供する予定です。長い年月と費用を費やして作っています。わりと近い時期に、Cygamesの『プリンセスコネクト! Re:Dive』や、サムザップの『戦国ASURA』などをついに出せると思いますので、期待したいと思います。
4.ゲーム事業 [2018年度 注力ポイント]
2018年度の注力ポイントについて、ご説明します。ゲーム事業は横ばい傾向と言いました。そうは言っても、全体がどんどん縮小しているという状況でもないので、しっかりと既存タイトルを運用しつつ、大規模なヒットに備えたいと考えています。
他社IPの展開も準備しているものがあるので、それができ次第、ご報告できると思います。
5.メディア事業
続いて、メディア事業です。メディア事業は、今AbemaTVに投資をしている段階です。数字はまだ公表するつもりはないのですが、AbemaTV自体の広告の売上も順調にPump Upする時期だと、今年度を位置付けています。
要は、コストを増やしているものの売上も増やしており、その数字が入ってきています。また、マッチングアプリが好調ということがあり、増収基調に入っています。
5.メディア事業 [AbemaTV]①
AbemaTVのダウンロード数が、(開局1年9ヶ月で)2,600万ダウンロードです。
スマホのアプリでいうと、やはりダウンロードされても使われないと意味がないので、あまり社内でダウンロード数を追っていないものの、この規模になって伸び続けているのは、けっこうな盛り上がり方だと思います。
5.メディア事業 [AbemaTV]②
AbemaTVのMAUは、すでに1,000万人を突破していて、WAUはその半分くらいという傾向です。「WAUで1,000万人くらいまでいったら、AbemaTVが狙っていたビジネスモデルは成り立つだろう」と申し上げていました。
ヤマを作りながら、日々のレギュラー番組や調達をがんばっていれば、なんとか到達できそうな感じになってきたのではないかなと思います。
5.メディア事業 [AbemaTV]③
今回は10月-12月(第1四半期)の決算報告なのですが、(そのトピックは)なんと言っても、この期中の(2017年)11月上旬に放送した『72時間ホンネテレビ』です。これが社会的にも大変な話題を呼び、総視聴数が7,400万ということで、AbemaTVの知名度をかなり広げてくれた番組になりました。
来週の(2018年)1月31日に、香取慎吾さんのバースデー記念特番を放送します。そこでも、大きめな発表がされると思います。
5.メディア事業 [AbemaTV]④
年末年始は、各テレビ局が非常にラインナップ(の充実)をがんばるのですが、AbemaTVも同様にがんばりました。『朝青龍を押し出したら1,000万円』という番組を(2017年の)大晦日に放送して大きな話題を呼んだり、ももいろクローバーZの年越しカウントダウンライブ『ももいろ歌合戦』を生中継したりしました。
翌(2018年)1月1日は、『亀田一家 人生を賭けた三大勝負』『亀田大毅に勝ったら1,000万円』を放送しました。
また先日、(ももいろクローバーZの有安杏果さんの卒業にあたり)5人のメンバーによる最後のライブを急遽放送するなど、非常に大きな話題を呼んでおります。
5.メディア事業 [AbemaTV]⑤
去年(2017年)の年末に、その年のさまざまなヒットに対する表彰(Google Play「ベスト オブ 2017」)がありました。その前の年(2016年)は、AbemaTVがほとんどのベストアプリ大賞を総ナメにしていました。去年は、我々の作っているAWA(音楽配信サービス)が、最優秀のベストアプリを受賞しました。それ以外の部門でも、やはりAbemaが表彰されました。
あと、『日経エンタテインメント!』が発表している「2017ヒット番付」で、「西の横綱」に選んでいただきました。エンタテインメント界では、AbemaTVが非常に大きな話題になったということが、わかっていただけると思います。
5.メディア事業 [AbemaTV]⑥
利用者の年齢層です。AbemaTVは、(正確な)ユーザー属性を取っていません。使っていただけるとわかりますが、アプリを落としたらすぐ使えるからです。正確な情報はわからないものの、Google Analyticsなどを使って、ほぼ間違いない属性が取れています。
残念ながら、18歳未満の(利用者の)数字がGoogle Analyticsには出ないのですが、感覚的には10代~20代が、ユーザー層のかなりの割合を占めています。ですから、狙っていたとおりの人(若年層)が、実際にAbemaTVを見てくれているのではないかと思います。
恋愛リアリティショーや『72時間ホンネテレビ』など、女性向けのコンテンツを強化したことで、(女性利用者の比率が)45パーセントまで増えてきたので、(男女比は)ほぼ半々に近いです。「だいたいこのぐらいまでいけば、満足がいく数字かな」という男女比になっています。
5.メディア事業 [AbemaTV]⑦
(AbemaTVは)「スマホで見るテレビ」という言われ方をします。実際に、2016年12月と2017年12月を比較すると、スマートフォンで見ている人はだいたい7割弱ぐらいです。それ以外のPC・タブレット(TB)・テレビデバイス(TV)で見ている人は、3割います。
要は「より大きな画面で見たい」ということで、環境を整えているところです。とくにテレビデバイスで、Fire TV・Apple TV・Chromecastなどを繋いでもらうと、AbemaTVの使い勝手がすごく良くなります。本当は、ここを伸ばしたいという強い思いがあるのですが。
この資料(の左側)にあるように、テレビデバイスの視聴はスマートフォンで見ている人の7倍です。(大画面だと)けっこう視聴時間が伸びるということで、中長期的にはテレビデバイス対策を強化していこうと考えております。
5.メディア事業 [AbemaTV]2Q以降の施策①
今もう始まっていますが、(2018年)1月以降の第2四半期の施策としては、より(AbemaTVの)視聴習慣を付けたいということです。オリジナルドラマの第1弾がこれだけ始まっており、今(1月25日時点)第2話まで放送しているのですが、満足のいく内容・反響だと、私としては思っております。
5.メディア事業 [AbemaTV]2Q以降の施策②
あと、大相撲について、1月場所から全6場所を生放送しています。しかも、朝8時半の序二段の相撲から夜6時までぶっ通しで生中継をして、NHKの放送とはまた違う、若者が見やすい解説・演出を心がけてやっています。
相撲の合間にCMが入るというのは、見ている人としてはけっこう新鮮だと思いますが、これを今期から始めています。
5.メディア事業 [AbemaTV]2Q以降の施策③
また、過去にけっこう試してきて(わかったことは、)恋愛リアリティショーをやると、だいたい当たります。「だいたい当たる」というのは、作っている人に対してアレですが、けっこうな確率で当たります。
要は、「10代~20代の人は草食系になった」とか言われていますが、実際には頭の中が、かなり恋愛で占められているんだなということが、(恋愛リアリティショーを)作ってみればよくわかります。
そのような意味で、今もう(放送が)始まっているところを含めて、恋愛リアリティショーのレギュラー番組を、このクールで4番組同時にやります。AbemaTVは、相当の恋愛リアリティショーを作っています。
今期レギュラー放送をするのは、『真冬のオオカミくんには騙されない』という人気シリーズと『ラブ・キャンパス』という新番組、あと『今日、好きになりました』『恋する週末ホームステイ』といった4番組です。
5.メディア事業 [AbemaTV]2Q以降の施策④
あと、『ウルトラゲームス』というゲーム専門チャンネルをオープンしました。これはすごく出だしがよく、麻雀チャンネルよりも人気があります。やはり、一定層の「ゲームを見る人」がネット上で存在していて、そのような人たちをしっかり捉えるチャンネルにできたかなという手応えを得ています。
ここでesportsのゲームの中継や、『モンスターハンター』の新規タイトルなどを、初日にやらせてもらいました。新規タイトルの紹介などを今後やっていくことによって、グループシナジーを強めていきたいと考えています。
5.メディア事業 [AbemaTV]2Q以降の施策⑤
あと、「売れるAbemaTV社」という通販会社を設立しましたが、これをそのまま番組名としたレギュラー番組を、来週(2018年2月1日)からスタートします。1日目は何も売らないのですが、その翌週から実際に、AbemaTVで物を売っていきます。
5.メディア事業 [AbemaTV]2018年度も先行投資期
今年度(2018年度)も先行投資期間ですが、先ほど言ったとおり、売上も制作費もPump Upさせる期間として、Abemaを拡大させていくフェーズに入っていくということです。今はコンテンツも強化しているし、広告商品の拡販も強化し始めています。
5.メディア事業 [AbemaTV]⑧
2017年度の投資の内訳は、左のグラフのとおりです。(ここから2018年度は)何が変わったかと言うと、かなり番組の中身で大きな話題を呼ぶことに成功しているので、広告・宣伝費が減った分を、よりコンテンツ費用に割り振っているということです。
やはり(コンテンツを強化して)ユーザーを一番増やすということがあるので、オリジナル番組に、より比重をかけている状況です。
5.メディア事業 [AbemaTV]⑨
「『AbemaTV』は、200億円の赤字が出る」ということを、メディアを通じて僕が言いまくったこともあって、まねをする会社はまったく出てこなくなりました(笑)。誰もいないところで、なんとか自力でビジネスモデルを確立すべく、引き続き先行投資をし、マスメディアを目指していきたいと考えています。
6.新たな事業領域①
それ以外に、新たな事業領域をいくつも開拓しています。前回の決算説明会でもお話ししたマッチングサービス以外に、esportsもだんだん盛り上がってきました。また、クラウドファンディングも、国内で一番大きな規模になってきました。
あと、ビットコインに関しては、仮想通貨取引所を(2018年の)春ぐらいからスタートするということです。AWAも、順調にユーザー数を増やしています。まだ損益分岐点に達していないのですが、このままいけば、いずれ黒字化しそうなところまで見えてきました。
6.新たな事業領域②
マッチングアプリの「タップル誕生」は、とても好調に推移しています。セールスランキングで見ると、今(2018年1月)は、国内で1位になったという感じです。AbemaTVでもかなりCMを流したり、これから(アプリに)連携したもの(を作ったりしていきます)。
マッチングアプリで出会うことが、かなりナチュラルになりつつあるので、そのような恋愛模様を描いたドラマやドキュメンタリーも、作っていこうと思っています。
6.新たな事業領域③
esportsです。株式会社CyberZを通じて、「RAGE」という大会をやっています。(その予選を)来月(2018年2月)に開催します。1回大会を開催すると1万人以上の来場者が訪れていて、非常にこの分野は盛り上がってきています。
Cygamesの『Shadowverse』・CyberZのゲーム配信サイトの「OPENREC.tv」・AbemaTVで開局したばかりの『ウルトラゲームス』などで連携を強化しながら、盛り上げていきたいと考えています。
6.新たな事業領域④
クラウドファンディングは、サイバーエージェントクラウドファンディングという会社について、サービス名の「Makuake」と社名変更しました。ここでは、資金調達額1億円以上を記録したハイブリットバイク(glafitバイク)や、(プロジェクションマッピングでの舞台演出資金を募集した)市川海老蔵さんの舞台公演(『源氏物語』)のようなプロジェクトを、多数手がけています。
同業社の正確な数字は開示されていないのですが、おそらく、国内では最大規模のクラウドファンディング会社になったのではないかと思います。
7.総括①
毎回この(決算説明会の)場に来ては同じことばかり話しているので、「ご来場いただいても、おもしろくないのではないかな」と、僕もちょっと心配しながらしゃべっているのですが、やはり同じことを言い続けるのも大事ということで(お話しします)。
総括すると、(メディア事業は)AbemaTVをマスメディアに育てるということです。これは、会社の数字が悪くなってから慌ててやるのではなく、十分余裕がある良い時期に十分な投資をして立ち上げようということで、決算的には今のタイミングにやっています。
広告事業は、全体的に良い時期なので、気を緩めずしっかりと伸ばしていこうと考えています。
ゲーム事業は、全体としては横ばいで、まだ運用をがんばりながら既存タイトルをやっているところです。今年はなんらかのヒットを出し、また成長軌道に乗せたいと考えています。
7.総括②
グラフにすると、こちらのスライドのとおりです。過去に「Amebaブログ」に投資をしてその後の成長に結び付けたり、スマホシフトに注力してその後の成長に繋げたりしたことで、今AbemaTVに投資をしていても、株主の方からそこまで文句を言われません……いや、言われたことはあまりないのですが。過去のトラックレコードがあるからだと思います。
今回もしっかり投資をして、将来の成長に繋げていきたいと思っています。以上です。どうもありがとうございました。