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株式会社CSSホールディングス2304

東証スタンダード

サービス業

※当記事は速報版です。スライド情報は割愛している他、数値などに誤りが含まれる可能性がございます。正確な情報は決算短信・決算説明資料などの正式な開示資料、または追って公開予定の確定版記事にてご確認ください。

第3四半期 決算ハイライト

今回の決算説明のエッセンスをまとめて本ページでご説明します。

売上高、営業利益は第3四半期累計計画値をクリアし、売上高は第3四半期累計としては過去最高を達成しました。連結業績予想は、期初から変更ありません。2期連続で売上高・営業利益とも過去最高を予想、売上高はグループ初の200億円超えとなる見通しです。

スチュワード事業は営業利益が計画を大きく上回り、グループ業績に貢献しました。

第3四半期はマルチAIエージェントを基幹業務に実装するというイベントおよび投資を行いました。これはAIによる現場業務の省力化に留まらず、将来的に当社の事業運営の根幹である人材マネジメントにつながっていくことで、ホテル運営を支えるインフラとして当社が高い持続性を持つパートナーとして業界に貢献することが目的です。

新たなマーケットへの挑戦として、宿泊特化型ホテルにおけるナイトフロント業務を受注、第4四半期の稼働スタートに向けて業務構築、人材登用を進めました。食器洗浄のアウトソーシングニーズが高まっている医療法人(病院)の受注・受託も進み、今期中には累計9件まで進捗します。

近年増えている外国人社員においては、日本語のニュアンスの正しい理解を伴った能力開発のために、日本人社員とは別にフォロー研修を実施しました。

フードサービス事業は売上高が計画を大きく上回り、グループ業績に貢献しました。一方で近年のペースを大きく上回る開業を迎えており、特に第3四半期は人材・教育および新規開業の準備にコストをかけました。

空間プロデュース事業は東洋メディアリンクスが収益性を牽引しており、中でも金融業界のセキュリティ機器への設備投資が旺盛です。

第3四半期累計 連結業績

第3四半期累計について、売上高は対前年8億8,900万円増の153億3,700万円となり、第3四半期累計としては過去最高となりました。

営業利益は対前年同水準6億1,300万円、経常利益は対前年で1,100万円減の6億2,500万円、四半期純利益は対前年で4,000万円増の4億1,000万円となっています。第3四半期は精力的に投資を行っており、売上高の伸びに対して利益水準は横ばいとなりましたが、通期では計画どおりの進捗を予想しています。

EPS、一株当たり四半期純利益は82.79円と9.08円のアップです。

総資産は前期末から5億800万円増えまして65億1,600万円、純資産は前期末4億600万円増えまして33億2,700万円となっています。

連結業績の対計画進捗

計画に対する進捗の数値でございます。

連結売上高は、第3四半期累計で153億3,700万円ということで、計画に対して8,200万円のプラスということで進捗率100.5%です。第2四半期までは、計画に対して進捗マイナスという状況でしたが、売上の好調という背景を受けまして、第3四半期の進捗につきましては対計画プラスという状況におり、通期予想は初の200億円超えとなる202億円で変わりありません。

連結営業利益は、第3四半期累計で6億1,300万円で、計画に対して1,100万円のプラスで進捗率101.8%です。第3四半期は積み上げが鈍化しましたが、通期予想については8億円の予想でこちらも変わりありません。

セグメント毎の業績推移(スチュワード事業)

当第3四半期連結会計期間においては、新規事業所7件を開業いたしました。また、通期では10件の開業を見込んでおります。外資系ブランドを中心に積極的なマーケット参入による大型ホテルの開業は続いており、新規受注に向け積極的な営業活動をおこなっております。

前期より注力中の病院案件は当第3四半期に2件を開業し、通期では3件の開業を見込んでいます。また、既存のお客様との契約更改時には人件費等のコストアップ要因に対してご理解をいただきながら引き続き適正な利益の確保に取り組んでおり、足許の業績は堅調に推移しております。

社内管理面では当第3四半期において新たにマルチAIエージェントの導入を実施し、業務管理システムへの付加価値実装やお客様宛ての請求書発行業務フローの画期的な改善を見込んでおります。今後もAIを活用した人事労務管理システムの再構築や、シフト業務・労務関係業務プロセス等の改善を目指しながら、事業基盤強化によって収益力を高める取り組みに注力しております。

セグメント毎の業績推移(フードサービス事業)

当第3四半期連結累計期間においては、新規事業所14件を開業いたしました。また、通期では17件の開業を見込んでおり、足元の受注状況は好調に推移しています。大手のホテルチェーン様での実績が評価され、新たなホテル様をご紹介頂くといった好循環が継続しております。一部の朝食特化型ホテルでの海外団体客の落ち込みの影響はあるものの、受注の拡大でそれを補っていく状況となっています。

一方で、前期に続き食材価格の高騰に加え、足元では円安や原油価格高騰に伴い使用する衛生関連の備品・消耗品(洗剤やゴム手袋等)の値上がりが顕著となっております。引続き安全安心な衛生管理体制の維持強化に対応すべく、契約更改時にはお客様からのご理解をいただきながら適正な利益の確保に取り組んでまいります。

また、当第3四半期は従業員の昇給・昇格等に伴う人材投資の増強や、数多くの新規開業対応によるイニシャルコストの増加が顕著となりました。

セグメント毎の業績推移(空間プロデュース事業)

当第3四半期連結累計期間において、東洋メディアリンクスは引き続き金融機関向けのITV(監視カメラ/Industrial TV)及び周辺装置・業務放送設備・モニター等の新規、更新需要が堅調となりました。足元では、売上・利益が伸びる9月の期末に向けて案件を積上げております。

Mood Media Japanは、前期に続きMood Mediaヘッドクオーターとの連携を深め、新規開拓や顧客紹介案件を取り込みながら大口を含む案件の獲得を進めています。

音響特機は、一部の輸入ブランドの変更に伴う既存顧客の剥落を要因に減収減益となりましたが、新たな輸入ブランド商品のラインナップを加えたことにより、営業力を強化し、顧客基盤の拡充に注力しています。引続き東洋メディアリンクスとも連携強化を図りながら、利益率の高い輸入ブランド商品の拡販に注力中です。

戦略的パートナーシップによる調理ロボ実装食堂「MAGIC CHEF」をオープン

続きまして事業のトピックスです。

CSSホールディングスは、2024年に最先端のAI・ロボティクス技術を持つTechMagic株式会社との戦略的パートナーシップを締結、2026年5月11日にはお台場エリアにある地上21階建ての大型インテリジェントビル「テレコムセンタービル」に調理ロボ実装食堂「MAGIC CHEF」をオープンいたしました。

本店舗は、TechMagic社の調理ロボット「I-Robo 2」や「M-Robo」を活用した「未来型食堂」の第1号店です。食堂運営は長年の実績を持つセンダンが担い、テクノロジーによる効率化と、有人ならではの高品質なサービスを融合させました。

「出来立て」「カスタマイズ」「提供時間短縮」を軸に、利用者満足度の向上と、収益性の高い持続可能な運営モデルを目指します。今後も技術の力を活用しながら、一皿一皿にこだわりをもった食の提供を実現します。

マルチAIエージェントを実装開始

当社は、現場および管理業務の課題解決に向け、基幹業務への「マルチAIエージェント」の実装を開始いたしました。

具体的には、全国の拠点から届く売上や請求などのデータをまとめて処理するなど、『データ集約から経営の見える化まで』を完全に自動化いたします。これにより、管理業務の工数を削減するだけでなく、業績把握のスピード向上やミスの低減、さらには社内のチェック体制の強化までを同時に実現いたします。

本取り組みは、自社内の生産性向上を図るだけでなく、顧客であるホテル様に対する更なる価値提供を実現し、業界全体の持続的な成長に貢献してまいります。

医療分野での受託獲得が好調

当社では現在、医療分野におけるスチュワード業務の受託拡大に注力しております。

今期は同分野において新たに3件の業務を受託いたしました。『鹿児島徳洲会病院』様での業務開始に伴い、医療分野全体におけるスチュワード業務の累計受託実績は9件に達しました。

現在、医療業界では人手不足やコスト高騰に対して業務の見直しが進んでおり、医療従事者の負担を軽減し、本来の医療業務に専念できる環境づくりを目的とした「周辺業務のアウトソーシング需要」が急速に高まっています。

こうしたニーズに対し、当社が長年ホテル等で培ってきた「高いサービス品質」と「徹底した衛生管理体制」が、厳しい要求基準を持つ医療現場で認められ、今回の連続受託およびグループ内での横展開へと繋がっております。

今後もこうした需要に対し、迅速かつ高品質なサービスを提供できる体制を強化し、医療分野での更なる事業拡大を推進してまいります。

展示会におけるグラス洗浄業務を受託

セントラルサービスシステムでは、7月に大阪で開催された「ホテル・レストラン・ショー&FOODEX JAPAN in関西2026」にてワイン試飲イベントのグラス洗浄業務を受託・実施いたしました。

本業務は、これまでの類似イベントにおける当社の迅速なオペレーションと徹底した衛生管理が高く評価され、リピートでの受注となったものです。こうしたイベント・スポット対応へのニーズにも柔軟にお応えすることで、新たな事業機会の開拓とリピート獲得を推進し、さらなるサービス価値の向上を図ってまいります。

新規ホテルブランド獲得による受託拡大が加速

続きましてフードサービス事業のトピックスです。

センダンでは、今期新規ホテルブランドへの展開が加速しており、5月には『バンデホテル』様の大阪・天保山・なんばにて朝食レストラン業務を同時受注いたしました。さらに、7月開業の沖縄ラグジュアリーリゾートホテルでの従業員食堂や、8月に業務開始となる博多の宿泊特化型ホテルでの朝食レストランなど、立て続けの受託となりました。

今後も受託拡大に応じた人材の確保と組織体制の強化に注力しつつ、運営効率の向上による収益性の強化を図り、ホテル様のニーズに寄り添うパートナーとしてさらなる成長を目指してまいります。

大学との産学連携によるメニュー開発・商品化の取り組み

このたびセンダンは、帝塚山学院大学様からのご要請を受け、学生の皆様が考案したメニューの審査や、当社グループ内運営店舗での商品化を行う『産学連携プロジェクト』に参加いたしました。

同社は審査側として、商品力やオペレーションの実現性、原価、販売可能性といった専門的な視点から評価とアドバイスを行うことで、実践的な学びの機会とノウハウを提供いたしました。

一方で、若い世代ならではの自由な発想や健康意識に触れることで、同社にとっても新たな気づきと知見を得る貴重な機会となりました。

今回の機会は、グループ人事を担当するCSSビジネスサポートの学校訪問がきっかけで実現したもので、CSSグループの協力のもとで実現が叶いました。

今後も事業活動で培った知見を活かし、次世代の育成や食育支援をはじめとする社会貢献活動に継続して取り組んでまいります。

アメリカンダイナー「Penta5on」様にてスピーカー導入

空間プロデュース事業のトピックスです。

本年6月、香川県高松市の本格アメリカンダイナー「Penta5on」様にて、音響特機が取り扱うスピーカー2台をご導入いただきました。

同店では従来、他社製スピーカーを使用されていましたが、十分なリスニング環境が得られないという課題をお持ちでした。そこで同社は、店内およびステージ環境を詳細に調査し、丁寧なヒアリングのもとで最適な製品をご提案した結果、採用・導入に至ったものです。導入後は「非常に良い買い物ができた」と高い評価をいただいております。今後も設置環境やニーズに応じた最適な音響ソリューションの提案を推進してまいります。

ESGの取り組み 外国籍社員研修を実施しました

続きまして、ESGの取り組みです。

4月、セントラルサービスシステムでは、本年度新卒入社の外国籍社員および昨年の採用プロジェクトで幹部候補生として入社したインド・ネパール籍社員7名を対象とした社内研修を実施いたしました。本研修では、異文化理解や日本の企業文化への理解を深めることで、業務上の不一致や誤解を防ぎ、従業員一人ひとりが働きやすさを感じながら成長できる環境づくりを目指しております。

当日は、挨拶・身だしなみ・言葉遣いなどのコミュニケーション基本マナーをはじめ、時間管理や勤怠・勤務態度、組織の一員としての意識向上を図るため、グループワークや確認テストを交えた実践的なプログラムを展開いたしました。今後も多様な人材が活躍できる職場環境の整備を進め、現場のサービス品質の向上と組織力の強化を図ってまいります。

若手の育成と現場力強化に向けた調理コンテストの開催

センダンにおきまして、新卒1・2年目の若手社員を対象とした社内調理コンテスト『センダングランプリ』を開催いたしました。本取り組みは、決められたテーマのもとでメニューを考案・調理することで、調理技術の向上や創意工夫する力の育成、さらにはモチベーションの向上と現場力の底上げを図るものです。

当日はお取引先様にも審査員としてご参加いただき、日頃の成果を評価いただく貴重な機会となりました。今後もこうした人財育成を通じてサービス品質を高め、顧客満足度のさらなる向上に努めてまいります。

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