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株式会社ブリヂストン5108

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2026年12月期第2四半期決算説明

森田泰博氏(以下、森田):株式会社ブリヂストン取締役代表執行役Global CEOの森田です。まず、決算説明に先立ちまして、7月28日に発生した令和8年熊本地震によりお亡くなりになった方々に、謹んで哀悼の意を表します。また、被災されたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。

当社は熊本県に化工品の生産工場を有し、九州地区には販売拠点や販売店がありますが、幸いにも従業員に人的被害はなく、物的被害も軽微にとどまりました。熊本工場については、地震発生直後に生産を停止しましたが、安全が確認された工程から順次生産を再開しています。

お客さまへの影響を最小限にとどめるため、安全確保を最優先に必要な対応を行っています。また、被災地域の状況を踏まえ、被災された方々への支援および被災地の復旧・復興に役立てていただくため、当社グループより熊本県および日本赤十字社に支援金を寄付することを決定しました。被災地の一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。

2026年事業計画

それでは、2026年第2四半期決算についてご説明します。2025年通期決算の際にお伝えしたとおり、2026年はこれまで築いてきた強いビジネス体質を継承しつつ、質を伴った成長ステージへと着実に移行し、成長基盤を確立して、創立100周年となる2031年までに世界No.1を奪回することを目指して歩みを進めていきます。

重点課題として、まずはメーカーとしての原点である魅力的な商品とモノづくり、当社の強みであるグローバルポートフォリオおよびブランド力、この3点の強化を軸に、2月にお伝えした通期連結業績予想である売上収益4兆5,000億円、調整後営業利益5,150億円、利益率11.4パーセントの達成を目指し、グローバルワンチームとして努力を続けています。

2026年第2四半期累計 連結業績総括

上期の連結業績結果についてご説明します。売上収益は2兆3,217億円で前年比10パーセントの増収、調整後営業利益は2,809億円で前年比20パーセントの増益、利益率は12.1パーセントで前年比1ポイント改善しました。

当期利益は、昨年まで取り組んでいた再編・再構築が完了し、調整項目が大幅に減少したこともあって、前年比79パーセント増の2,062億円となりました。

緩慢な需要環境においても、各事業体での不断の努力により、主要市場・財にて拡販・シェアアップを達成しました。

また、売値・MIX良化を伴う販売量の増加により売上収益が増加し、質を伴った成長ステージへの移行が着実に進行しています。

さらに、中東情勢や米国関税などによるコスト上昇の影響がある中でも、再編・再構築効果や継続的な原価低減活動等により、利益額や利益率を対前年で改善することができました。

通期見込みについては、中東情勢の影響によるコスト増が下期だけで600億円強見込まれ、厳しい事業環境が想定されますが、さまざまな施策を組み合わせることで、2月に対外発表した計画の達成を引き続き目指していきます。

2026年第2四半期累計 連結業績総括:主要エリア別

主要市場別の総括です。為替の追い風もあり、各市場ともに増収増益となりました。北米では厳しい事業環境の中、乗用車用タイヤのマルチブランド戦略やトラック・バス用タイヤのソリューション事業が堅調に推移しました。南米は課題が多いものの、黒字を確保し、前年から着実に改善しています。

欧州では再編・再構築の効果や市販用乗用車用タイヤの販売拡大、シェアアップ、小売事業の改善が進み、収益力を継続的に向上させ、大幅増益となりました。

アジアにおいては、インドで市販用タイヤの販売拡大、中国で新車用タイヤの販売拡大を進め、成長基盤を強化しています。

日本でも新商品「FINESSA」投入を軸に、市販用乗用車用タイヤの販売を拡大するとともに、超大型鉱山・建機用タイヤの販売も堅調に推移しました。

重点課題取り組み状況:魅力的な商品とモノづくり

重点課題における取り組み状況についてです。まず、魅力的な商品とモノづくりに関してです。乗用車用タイヤでは、今年グローバル全体で年間25以上の新商品を投入する計画であり、上期には18商品を発表しました。

北米需要が前年比92パーセントと低迷する中でも、魅力的な商品によるシェアアップを達成し、グローバルの販売本数は前年比102パーセントとなっています。

北米ではブリヂストンとFirestoneの両ブランド、日本ではスポーツタイヤ「POTENZA」、新ブランド「FINESSA」、およびスタッドレスタイヤの新商品「BLIZZAK ICEPEAK」など、幅広いラインナップを展開しています。

また、化工品・多角化事業では、水素充填ホース「OPTIFY」やゴルフクラブのアイアン「B-FORGED」などの新商品を投入しました。今後も全社・グローバルで魅力的な商品を軸に成長を推進していきます。

重点課題取り組み状況:ポートフォリオマネジメント

ポートフォリオマネジメントについてです。スライドの図は、前年同期比の調整後営業利益の伸長率を示しています。上期はすべての領域で収益力を強化することができ、事業別ではソリューション事業が成長し、タイヤ事業および化工品・多角化事業も増益となりました。

財別では、ソリューションと連動するTBおよびSpecialtiesの生産財事業が堅調に推移したことに加え、PS事業も着実に改善しています。

セグメント別では、欧州事業が大幅に改善し、日本、米州、アジア・大洋州でも着実に収益力が向上しています。

冒頭でもお話ししたとおり、下期は事業環境がより厳しくなる見込みですが、成長に向けた取り組みを強化し、成長軌道を維持したいと考えています。

重点課題取り組み状況:ブランド力強化

3つ目の柱であるブランド力強化については、モータースポーツ活動や企業広告の充実に取り組んでいます。

ブリヂストンのモータースポーツ活動では、「鈴鹿8時間耐久ロードレース」や「SUPER GT」へタイヤを供給するとともに、レースに向けてワンチームで取り組むことで、活気を生む組織作りにも貢献しています。

また、より多くの方々にブリヂストンを知っていただくため、企業広告の拡大を推進しています。Firestoneブランドでは、米国の伝統的なレースであるINDY CAR SERIESを支え、5月に行われた「The Indianapolis 500」では、多くの観客や視聴者とのタッチポイントとなりました。このレースでは、史上最も僅差で決着したエキサイティングな場面を足元で支えました。

さらに、Firestone125周年記念活動も昨年から展開しており、米国におけるマルチブランド戦略にも貢献しています。今年後半からは「フォーミュラE世界選手権」への参戦がいよいよ始まります。引き続き、ブランド力のさらなる強化に努めていきます。

以上が、連結業績総括と重点課題への取り組み状況のご説明となります。

2026年第2四半期累計 連結業績

菱沼直樹氏(以下、菱沼):常務役員CFOの菱沼です。私からは財務数値を中心にご説明します。2026年第2四半期累計の連結業績は、前年と比べて増収増益となり、調整後営業利益率は前年比で1ポイント改善し、12.1パーセントとなりました。親会社の所有者に帰属する当期利益は2,062億円です。

調整後営業利益の伸長に加え、事業再編・再構築がほぼ完了し、それに伴う費用計上が前年から大幅に減少したことなどが要因で、当期は前年を大きく上回る増益となりました。

2026年第2四半期累計 調整後営業利益増減要因:前年差

調整後営業利益の前年からの増減要因についてご説明します。上期においては、原材料価格が追い風となったことに加え、高インチタイヤの拡販による販売MIXの改善や販売の伸長もあり、質を伴った成長への移行が着実に進みました。

また、地道なグローバルビジネスのコストダウン活動の継続や、再編・再構築によるビジネス体質改善が業績を下支えしました。その中で、成長に向けたリソース投下を着実に実施しながらも、インフレなどによる営業費の増加や米国関税、中東情勢の影響がありました。しかし、為替影響を除いても、対前年で増益を達成することができました。

2026年第2四半期累計 セグメント別業績

セグメント別業績です。先ほど森田からの説明があったとおり、為替の円安の追い風もあり、すべてのセグメントで増収増益となりました。アジア・大洋州・インド・中国セグメントでは、前年の一過性項目の影響を除けば、対前年で利益率も改善しており、収益性についても、実質的にすべてのセグメントで改善しています。

2026年第2四半期累計 財別業績

財別業績についてご説明します。すべての財において増収増益となり、収益性も改善しました。乗用車やライトトラック用タイヤにおいては、高インチタイヤの拡販と構成比の向上が継続しています。

北米では、市販用タイヤの需要減速がある中でシェアアップを達成しました。また、小売事業の収益性改善も貢献し、前年比で増収増益を達成し、収益性も改善しています。

トラック・バス用タイヤについては、第2四半期の販売が新車用・市販用ともに前年を上回りました。また、生産財系BtoBソリューション事業の成長に加え、米州および欧州における再編・再構築の効果も寄与し、前年比で増収増益を達成し、収益性も改善しています。

Specialtiesについては、鉱山向け超大型ORタイヤが前年を上回る販売を達成したほか、原材料価格の良化や為替円安による増益効果も重なり、増収増益を実現しました。引き続き20パーセントを超える高い収益性を確保しており、連結全体の業績に貢献しています。

化工品・多角化事業については、地道な改善を継続し、前年比で増収増益となり、利益率も改善しました。

2026年第2四半期累計 事業ポートフォリオ別業績

事業ポートフォリオ別業績についてご説明します。タイヤ事業では、欧州や日本を中心とした乗用車・小型トラック用の高インチタイヤの拡販やMIX改善に加え、欧米でのTBRを中心とした再編・再構築の効果が発現し、増収増益となりました。調整後営業利益率は14パーセント台へ回復しています。

成長事業であるソリューション事業については、小売サービス事業が増収増益となり、収益性も改善しています。米州での成長に加え、再編・再構築を通じて欧州小売事業の収益性も改善しました。

また、生産財系BtoBソリューションでは、リトレッド事業などの成長が寄与し、増収増益となり、利益率は13パーセントを超えました。

2026年第2四半期 財政状態計算書及びキャッシュ・フローハイライト

財政状態計算書およびキャッシュ・フローの状況です。資産合計は5兆9,030億円で、前年末比1,552億円増加しました。

商品や製品については、リーン在庫管理を継続的に徹底した結果、前年同期比で為替の影響を除くと減少しました。また、キャッシュコンバージョンサイクルも前年同期比で為替の影響を除き改善しています。

フリーキャッシュ・フローは2,215億円の収入となり、税引前利益の増加と運転資本の圧縮をドライバーとした営業キャッシュ・フローの改善により、前年同期比で633億円増加しました。

また、2月に発表した資本政策については、1,500億円の資金調達を上期に完了しており、1,500億円を上限とする自己株式取得は7月末時点で進捗率87パーセントと着実に推進しています。

2026年通期 連結業績見通し

最後に、通期の見込みについてです。上期業績は計画比で上振れ着地となりましたが、下期は中東情勢に伴う原材料等コストの上昇が顕在化することに加え、指数連動価格契約における販売価格への反映にタイムラグが生じることから、より厳しい事業環境を想定しています。さまざまな対策に取り組み、通期では2月に発表した期初計画の達成を目指していきます。

私からの説明は以上です。ご清聴ありがとうございました。

質疑応答:上期の上振れ度合いとその背景について

質問者:上期の仕上がりについて、もう少し詳細を教えてください。計画対比で上振れというお話でしたが、調整後営業利益ではどの程度の上

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