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KeePer技研株式会社6036

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2025年6月期 通期実績

賀来聡介氏(以下、賀来):みなさま、こんにちは。KeePer技研株式会社代表取締役社長兼Co-COOの賀来です。これより、2025年6月期の決算について説明を始めます。本日は終わった期の決算についてお話ししますが、みなさまは未来に関心を持たれていると思いますので、未来を中心にご説明を進めていきます。よろしくお願いします。

まずは2020年6月期の通期実績についてです。売上高は前年比12.2パーセント増の230億9,300万円、営業利益は前年比16.3パーセント増の70億9,800万円となり、売上高・営業利益ともに過去最高を記録しました。

配当は当初計画で53円と発表していましたが、今回の決算実績を踏まえ1円増配し54円としました。また、当社は今年8月に創業40年を迎えるため、記念配当として6円増額し、合計60円の配当をお配りするかたちとしました。

2025年6月期通期:営業利益の増減益分析

営業利益の増減益分析です。売上・粗利要因は、「キーパーLABO」とKeePer製品等の2つに分けています。

「キーパーLABO」については、来店台数が前年比で11.6パーセント増加し、多くのお客さまにサービスを提供することができました。これは、1年間を通じてご来店いただいたお客さま全員を100パーセント受け入れることを奨励してきた結果によるものと思います。

また、これだけ来店数が増えるとスタッフの増員が重要になるため、社員採用を非常に積極的に進めました。店舗が売上を上げた際にすぐに増員ができるような採用体制を整えたことも、大きなポイントであったと考えています。

KeePer製品については、新車マーケットの拡大が大きなポイントであり、トヨタを中心に3年連続で約2倍の成長を達成しています。このマーケットはまだ非常に拡大の余地があり、日本国内の自動車登録台数におけるKeePer製品の付帯率はまだ2桁に達していません。そのため、可能性としてはかなり大きいと考えています。

通期における製品等関連事業のサブセグメント内訳

KeePer製品等関連事業についてご説明します。スライドの表には、2025年6月期実績と2026年6月期予想のほか、マーケットごとの売上構成比と過去の実績を記載しています。

まずは2025年6月期の実績についてです。わずか0.8パーセントではありますが、当社の創立以来初めて、アフターマーケットの売上高が前年を下回る結果となりました。すでに何度かご説明していますが、これはアフターマーケットの中心であるガソリンスタンドの状況が厳しいことが大きな要因です。

ご存じのとおり、燃料需要は今後さらに縮小していくと見込まれており、大手元売り関連企業による店舗の統廃合が急速に進行していることも背景にあります。その結果、事業を行える店舗数自体が減少している状況です。

加えて、ガソリン価格の高騰も影響を与えています。ガソリン価格が200円台に達する場面もありましたが、このような価格高騰により、ガソリン以外の商品、例えば当社のコーティングサービスや洗車サービスといった油外商品の購買意欲が大きく低下しました。

さらに足元の状況としては、厳しすぎる猛暑の影響も少なからず受けています。ガソリンスタンドはほとんどが屋外作業となるため、この暑さによって実際に作業ができない状況も発生しています。

そのため、進行期では前年比でさらに8パーセント減少するという計画を立てています。ただし、このような市場環境の厳しさは以前から想定しており、5年前から新車市場に力を入れてきました。2026年6月期の売上高は前年比約55パーセント増を見込んでおり、好調な結果が期待されています。

新車マーケット

スライドのグラフは、純正採用されているメーカーの新車登録台数のうち、KeePer製品がどのくらい販売されたかを表す付帯率を示したものです。これは、前期の数字に基づいています。

SUBARUは5年前にKeePer製品を導入しており、全体の付帯率が23.7パーセントとなっています。前年比で15パーセント増加と大きな伸びは見られない状況でしたが、今期は伸びる傾向が見られます。

その要因の1つとして、今年6月に弊社で最も付加価値の高い「EXキーパー」が採用されたことや、「SUBARU EXキーパー」が発売され、非常に好調なスタートを切ったことが挙げられます。

スバルは販売のメインが北米であり、次いで日本となっています。そのため、トランプ関税の影響を今後大きく受けるだろうと予想し、国内マーケットに力を入れていこうとしています。今後は、国内の新車販売やアクセサリー関連の商品にも注力する方針です。

特に、6月に発売された「SUBARU EXキーパー」をメーカーとして本気で推進する意向です。したがって、付帯率は23.7パーセントからさらに上昇し、30パーセントから35パーセント程度まで引き上げられると計画しています。

トヨタについても、ここ数年は倍々の成長を続けていますが、シェアや付帯率はまだ十分とは言えません。今後の可能性は十分にあると感じており、取り組みの中で非常に手応えを感じています。

当社とトヨタの関係における一番のポイントは、「キーパーLABO」を自社で保有しているという独自性です。現在は、トヨタの販売店と同じ敷地内での共同出店を進めており、その中でシナジー効果が出ています。この取り組みがトヨタ販売店の間で広がりを見せており、今期はさらに10社ほど出店が進む予定です。

「キーバーLABO」がその販売店に導入されると、そこでのコーティングがKeePer製品に変わることになります。この点は、当社の大きな強みの1つであると考えています。

また、トヨタは横のつながりが非常に強く、導入事例や成功事例についての情報共有が活発です。毎年1月にはトヨタ販売店の店主が集まる代表者会議が開催されていますが、そこで2年連続でKeePer製品のコーティングを導入し、成果を挙げたことが報告されました。

このような内容は、ちょうど本日みなさまがお持ちの「KeePer TIMES」や、「トヨタイムズ」にも掲載されています。また、当社はモータースポーツを応援しており、トヨタ社とも13年間にわたり取り組んでいます。最近はより良い関係を築けていると感じています。

さらに、トヨタ社は「LEXUS」を保有していますが、「LEXUS」においては非常に高品質な製品提供を目指されています。その中で、当社製品が今後一層お役に立てるのではないかと考えています。

ホンダと三菱自動車は若干伸び悩んでいる状況ですが、良い面もあれば苦労する部分もあるため、粛々と拡大を進めているところです。

一方で非常に好調なのが、4月から純正採用となったボルボです。まだ半年も経過していませんが、スライドの数字を見ると、輸入車メーカーとKeePer製品の相性が非常に良いことがわかります。

また、スライドには掲載されていませんが、8月からメルセデス・ベンツ日本で「EXキーパー」が採用され、発売されています。こちらもボルボ同様に大変手応えを感じており、メルセデス・ベンツはKeePer製品一色で進める方針をとっています。

特にマット塗装車両のコーティングにおいて、メルセデス・ベンツ日本ではすべての車種で当社の「マットテクスチャキーパー」が100パーセント使用されており、納車の際にはすべてコーティング済みの状態で提供されています。輸入車はもともとコーティングの付帯率が高い分、この点でも期待が持てるのではないかと考えています。

そのほか、国内外メーカーでも新車純正採用の動きが進んでおり、またなんらかのリリースができるのではないかと期待しています。新車マーケットはまだまだ可能性があるため、製品事業の今後の軸になることは間違いありません。

車以外の事業・海外事業

車以外の事業と海外事業についてです。車以外の事業では、主にモバイル事業が最も実績の高い分野となっています。スマートフォンやタブレットへのコーティング、ハウスクリーニングに力を入れており、現在の実績の約8割がこれらの分野からのものです。

車以外の業界という名前が適切でなかったのか、先期まではさまざまな業界に手を広げすぎてしまいました。例えば、郵便ポストや釣具といった可能性が低いと思われる分野にも取り組んでいました。

今期は、スライドに記載のとおり、実績の高いモバイル系や家電製品、ゴルフクラブのようなスポーツ用品、動き始めている鉄道関連やマリン、ホイールといった分野に重点を絞り、活動を進めています。なお、ホイールは車の一部とも言えますが、こちらにも注力していきます。

海外事業については、昨年8月にシンガポールで初めて「キーパーLABO」の店舗をオープンしました。月の売上はおおよそ200万円から300万円程度で推移しています。

この実績だけを見ると、やはり海外市場では難しさがあると感じました。しかし、今年8月で2年目を迎え、来店台数が増加しています。そのため、この事業は日本国内と同様に、リピーターが非常に重要だと考えています。

今期はリピーターをしっかり積み重ねるとともに、新規顧客も含めて着実にシンガポールの事業を立ち上げていく方針です。

しかし、これには時間がかかりますので、すでに国内で純正採用されている新車メーカー向けのケミカル製品において、海外のディストリビューターや海外リーダー向けに、特に東南アジアを中心とした営業活動を進めています。

谷好通氏(以下、谷):代表取締役会長兼CEOの谷です。当事業について補足しますと、トヨタのシェアが非常に低かったことが印象的でした。ただし、実際に数字を出してみると、私も驚くほどの結果で、金額的にはやっとトップになったという状況です。

トヨタについては非常に時間がかかり苦労しましたが、ようやくここまで来たという感触です。ここからは、加速度的に増加スピードが上がるのではないかと思っています。

前年比では177パーセントにとどまりましたが、これはトランプ関税の影響で国内に車が回らず、出荷が止まったことが影響しています。そのため、期末には急ブレーキがかかりましたが、全体としては前年比で倍々の成長を目指せる状況が続いており、これが2回から3回は継続できるのではないかと思っています。

キーパーLABOの店舗数(現在)

「キーパーLABO」の運営事業についてご説明します。「キーパーLABO」は現在159店舗で、比較的早いペースで進めているつもりではありますが、工事がスムーズに進まず、思ったように進行していない状況です。

これは工事費が高いだけではなく、大阪万博が終われば状況が良くなるかと思っていたものの、ほとんど変化がないという状況が影響しています。現在は業者の範囲をさらに広げ、複数の業者を同時に活用しながら進めることに注力していますので、今後ペースを上げていくことは可能だと思います。

キーパーLABOの今後の出店予定

今後の出店予定についてです。スライドに記載のとおり、現時点では9月から来年3月までのスケジュールが組まれています。それに伴い、複数の店舗において計画が一斉に進行中です。

スライドにオレンジ色でマークされている部分はFC店舗で、具体的には2番の国分寺南店、3番の大和店、5番の釧路店、6番の栗東店などが該当します。現在は多くのガソリンスタンド関係者が積極的に取り組んでいます。直営店も一生懸命進めないと良い場所を取られてしまいますので、注力しているところです。

FC店舗については、特に元売り会社に対して言えることですが、彼らが持っている工事業者を使いたい意向があります。しかし、ガソリンスタンドに付随する工事業者は工事費用が高いのです。

こちらが「3センチでいい」と言っても「10センチないとまずいですよ。それじゃあ20年持ちませんよ」「いや、10年も持たなくていいのです」といったかたちで、やはりつい丈夫に作りすぎてしまうのか、当社が考えるような「軽さ」を取り入れることが難しいようです。

そのような事情もあり、特に出光興産などは当社の業者を使いたがる傾向にあります。業者については、高いところでも適正なコストを取れる工事業者へ切り替えていく必要があると考えています。こちらとしては向こうの業者を活用したかったのですが、向こうがこちらの業者を利用したがる状況があり、このあたりも検討が必要だと感じています。

いずれにしても、燃料は今後確実に減少し、それに伴いガソリンスタンドの数や出荷量も減少していく見通しです。彼らは「15年後にガソリン車が半分になる」と言いますが、どのような根拠なのかはわかりません。

ただ、15年後にまだ半分もガソリン車が走っている状況のほうが不自然で、ありえないと思います。これは多くの人が理解していることであり、現在は「そろそろ危機的な状況だ」と感じる段階に入っています。

これは出荷量の減少へ顕著に現れており、その兆候を強く感じています。設備投資が控えられ、人材も採用されず、業界全体に縮小ムードが漂っています。この縮小ムードが、アフターマーケットの売上減少に直結していると考えます。

今期は前期に比べて8パーセント減少する見込みですが、このような予算を立てるのは初めてのことです。ただし、これが今の状況を反映していると考えています。この予測を踏まえ、4年から5年前から新車市場に注力してきたため、予定どおりと言えば予定どおりです。

いずれにせよ、アフターマーケットの売上が減少するという現象だけでなく、それをむしろ「キーパーLABO」の展開へとつなげていく方針で、この点については非常に盛り上がりを見せています。

店舗数に関しては、100や200という規模ではない数字の検討が行われています。しかしながら、大きな変化を伴うため、時代の移り変わりとともに慎重な検討が求められ、なかなか前進できないという現状です。

一昨日には40周年のパーティを開催し、その場で「ガソリンスタンドがこれからこんなふうに変わったら面白いのではないか」という話をしました。経営者が集まる席では、みなさまが真剣に耳を傾け、集中している様子が見受けられました。

また、当日は「キーパー PRO SHOP」の関係者も3,000名以上参加していましたが、非常に切実なものを感じました。彼らがこれから自分の物件を「キーパーLABO」に変化させていく動きが、さらに激しくなってくるのではないかと考えています。

キーパーLABOの今後

「5年後には、500店舗が現実的に」と記されていますが、実際にプロットする中で、500店舗は現実的ではないのではないかと感じる方もいると思います。

しかし、スターバックスが国内に約2,000店舗あることを考えると、不可能ではないのだろうと考えています。ガソリンスタンドは約2万店舗ありますので、そう考えると今取り組むべきだと感じています。

実際に多くの引き合いがありますので、それをどのように実現していくのかが重要です。KeePer製品は年間で300万台から400万台程度の販売量がありますが、今後は何倍にも成長していく可能性があります。

また、日常のちょっとした会話の中でもすでに多くの人がKeePer製品のことを知っており、認知が広がってきていると感じます。ただし、現状はトヨタでの付帯率が3パーセント台という体たらくですので、まだ改善の余地があると言えます。

この余地を埋めていくことが、新しい時代の幕開けにつながる大きな転換点であると考えています。

来期の予算はとりあえず組んでおり、新しい中期計画も一応用意しています。ただし現在は、ガソリンスタンドに関わる人々が待機している状況です。一部では動きが見られますが、まだ大きな流れにはなっていないため、今後の予測がまだ難しい状況です。

直営店については、物件もある程度見つかり、人材も集まっています。世間では「人が集まらない」と叫ばれていますが、ありがたいことに当社には人材が集まっています。ただ、これをどこまで伸ばせるのか、このままの体制でいいのかは考えています。

一つ思い切って提携できるような場を設けたり、人材を導入したりと、さまざまな構想があります。その構想がどのようにまとまっていくかによって、相当見える景色が変わるのではないかと考えています。

今期の予測については、現状で特に大きな問題がなければ、これくらいの結果になるだろうと見込んでいます。現在進めているさまざまな取り組みの成果が、どのように出てくるかが重要なポイントです。

トヨタについても、「LEXUS」を動かさなければ状況が進展しないと考えています。なぜなら、普通のトヨタ車には従来の業者との人間関係があるからです。当社では飲み食いといった接待のようなことを一切せず、異なる方向性で取り組んでいますが、その手法に限界を感じることもあります。

しかし、そのような方法は「LEXUS」にはまったく及びません。「LEXUS」は中央ですべてを決定する仕組みがあり、「良いものはこれ」と決めて進めていくのが特徴です。現在、その決定がどこまで進むのかが課題となっています。

具体的には、目前に迫った段階でハンコを押してもらえるのかどうかが鍵となります。メルセデス・ベンツ日本にはすでにハンコを押してもらい、これから展開が始まる段階です。この流れは確実に広がっていくと考えており、今までのメーカーとは異なるアプローチで進められると思います。

ただし、いろいろな事情があるのか、ヤナセは逆に動きません。「ベンツが行うならやりませんが、ベンツ以上のものを提示してくれるのなら進めます」というかたちで、悩ましい状況です。

しかし、可能性はさまざまな面で非常に大きく広がっているため、新しい中期計画をどのように積み上げていくべきかが課題です。今後半年ほどは難しい局面が続くと考えており、「このまま進めば、来期の見通しは現時点でこれぐらいだろう」というレベルの予測しか立てられていないのが現状です。

キーパーLABOの今後

昔のたばこ屋が次々とコンビニエンスストアに転換していったように、ガソリンスタンドがガソリンも提供する「キーパーLABO」に変わっていくという動きが、どこかで始まるのではないかと思っています。

この後もENEOSを訪問しますが、そのような動きや時代の変わり目を、今まさに実感しながら進めているところです。

キーパーLABOの今後

スライドに記載している店舗は、名古屋市内にある中川店の様子そのものです。現在は月間売上で約800万円、年間利益で約3,000万円を上げる当店舗に対して、さらにさまざまな機能を追加できないかと考え、図面を作成しました。

左下には、セルフの洗車機を配置しています。カーシェアについては、次の利用者が乗る際に車内がきれいになっていることが重要です。これが普及のネックとなっており、「前の利用者が利用した際に車内が汚れていた」「臭かった」などの課題があると聞いています。

この点を解決するおもしろい企画を実現できる可能性があると考えており、現在はNTTドコモなどと話を進めています。ほかにも、タイヤや中古車のフリーマーケットなど、さまざまなアイデアを具体的に進めています。

2026年6月期配当予想

ソフト99コーポレーションの株式取得についてです。3月に投資家から「12.38パーセントの株を買わないか」という提案がありました。ソフト99コーポレーションは以前からの知り合いで、取引先でもあり、良好な関係を築いてきた企業です。

関係を深め、協調しながらさまざまな面でタッグを組んで進めようと話をしていましたが、突然MBOをするということになりました。

おかげで23億円の利益が出る予定ですので、これをどのように活用するかを考えています。当然ながら、これから大きな変化に向けての投資にも使う必要があります。

株主のみなさまへの還元についても検討を進めています。今期第1四半期までに明確な方針を策定し、お知らせする計画です。

2026年6月期業績予想(前年比)

賀来:2026年6月期の業績予想についてです。今回の中期経営計画に関しては、現時点で明確に見通せない部分が多いため、発表は控えています。現場からの積み上げによる数字として、売上高を263億円、営業利益を80億円と見込んでいます。

配当については下限を60円とし、第1四半期以降に発表する予定で進めています。

質疑応答:アフターマーケットについて

質問者:アフターマーケットについて、「キーパー PRO SHOP」の数は6,000店前後だったと思いますが、現在どの程度減少しているのでしょうか? また、今期のアフターマーケットは減収計画のようですが、この傾向は来期以降も続きますか?

さらに、残っている「キーパー PRO SHOP」が「キーパーLABO」化することで転換点が期待でき、増収に向かう可能性があるのでしょうか? 来期以降のアフターマーケットの見通しについて、現時点でお

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