ミーク株式会社
設立:2019年3月
事業内容:IoTサービス事業者及びDXを推進する企業向けに、NoCode IoT/DX Platform 「MEEQ」を展開。また、MVNE事業者として、MVNO事業者にネットワーク及び業務システム、業務支援などを提供。
IPO情報
■吸収金額 約30億円弱■業績の伸びの推移
■株主構成およびロックアップ
質疑応答:中長期的な成長戦略について
質問者:今は成長戦略のところをおうかがいしましたが、もっと具体的に中長期的な成長戦略を教えてください。
峯村竜太氏(以下、峯村):28ページ目をご覧いただいて、少し補足をさせていただきます。
時系列で言うと、我々はMVNEを最初にやって、今はIoTをやっていて、ここの第2段階まできています。これは基本的には、回線をベースに売上を立てていくビジネスです。
ただ、お客さまから、回線だけではなく、そこからデータを貯めたり、我々のお客さまもその先に対してビジネスをしているので、そこのコミュニケーションを円滑にできるようなサービスを提供してほしいなど、いろいろなご要望をいただきます。
第3段階のビジネスサポートに入っているものが、すでにやり始めているもので、例えば、我々の先のお客さまがエンドユーザーさんとIoTのサービスを提供していて、物流を流す時にお客さんに「いついつ届きます」というのを送るために、SNSを配信するプラットフォームが欲しいという要望があったので、その部分は我々で開発をしてすでにご提供をしています。
また、通信回線だけではなく、やはりそれを使う時はハードウェアがセットになるので、ハードウェアも一緒にご提供したいと。
これをレンタル提供でやりたい場合、エンドユーザーに通信とハードをセットでお送りして、レンタル期間が終わったらご返送いただいて、それを倉庫でリファービッシュして、次のエンドユーザーさんにお送りする、という仕組みを作っていくことが必要になるのですが、これはけっこう面倒くさいんですね。このあたりも我々で仕組みを仕立てて、いくつかのお客さまにそういうものも併せてご提供して使っていただいています。
共通的に使われる通信回線の部分からスタートしたのですが、もう少し業態、あるいはそのビジネスの規模によって、今申し上げたような縦積みのソリューションをプラットフォーム上でご提供していくことで伸ばしていくというのが、成長戦略でしょうかね。
質疑応答:今後の売上高の割合について
質問者:中長期の成長のところに関して、現時点において売上高はMVNEのほうが大きく占めていると思いますが、今後IoTのほうが上回るとか、そういった割合の変化が起こる可能性はあるのでしょうか?
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