目次

青山英生氏:ケイティケイ株式会社社長の青山英生でございます。本日はご多用のところ、当社の会社説明会をご視聴いただき、誠にありがとうございます。本日は、ご覧の目次の流れに沿ってご説明いたします。

1-1 会社概要

はじめに、当社の概要についてご説明します。当社はケイティケイ株式会社と申します。設立は1971年で、昨年に50周年を迎えることができました。名古屋の東区に本社があります。青雲クラウン、SBMソリューション、キタブツ中部、エス・アンド・エス、イコリスの5社をグループ会社とし、経営しています。従業員は約300名です。決算期は、珍しいかもしれませんが8月決算となっています。

1-2 沿革

当社の沿革についてお話しします。1971年にカトー特殊計紙株式会社という名前で創業しました。

私どもにとっての大きな出来事として、1992年にトナーのリサイクルを開始しました。当時は、ちょうどWindowsが発売され始めた時期です。Windows95と言われるように、その頃から会社に1人1台のパソコンが設置され、エクセルやワード、パワーポイントを用いて大量に資料などがプリントアウトされる時代になりました。

また、同時にプリントアウトのカラー化が進みました。そのような状況で、当社はリサイクルトナーを開発し、それ以降はおかげさまで急速に成長しました。

2006年に東京証券取引所のジャスダック市場、現在のスタンダード市場に上場しました。その後、2012年からグループ経営を開始し、青雲クラウン、キタブツ中部、SBMソリューション、エス・アンド・エスとグループを組み、創業から50周年を迎えています。

1-3 当社の拠点

当社の拠点についてご説明します。ご覧の日本地図にプロットしているように、名古屋に本社を置き、東海地区においては名古屋、岡崎、岐阜、三重、静岡、浜松に営業拠点を構えています。

さらに関東地区の東京、横浜、埼玉、千葉を含め、北海道から九州まで全国に20ヶ所の営業拠点を持っています。また、長野県の駒ヶ根と愛知県の春日井に工場があり、物流センターは愛知県の小牧に構えています。

1-4 当社の事業

事業内容についてです。まず、当社で生産しているリサイクル製品についてご説明します。こちらはケイティケイブランドとしてみなさまにお届けしています。リサイクル製品には、トナー、インク、リボンがあります。

また、ITソリューション関連では、従来からOA機器を扱っており、今後は次のビジネスへの取り組みを考えています。

スライド右下に記載の文具事務用品は、オフィス家具を含め、オフィスで必要なものはすべて供給可能というかたちで展開しています。

また、いち早く発注できる企業向けのWeb発注システムを「はっするネット」というかたちで整えてきました。現在は、BtoCや個人向けのサイトも展開しています。

1-5 当社グループ会社の事業概要

グループ会社についてあらためてご説明します。青雲クラウンは明治8年に創業し、本年で創業147年を迎えます。スライドに青色の丸印で示した地域を中心に事業を展開し、幅広いお客さまがいらっしゃいます。同時に、青雲クラウンがグループ全体の調達を担っており、さまざまな商品の仕入れをしながらグループで相乗効果を上げています。

キタブツ中部は、常備約3万3,000アイテムの在庫を持っており、こちらのセンターでメーカー、当社、お得意先を一括管理するトータル物流を展開しています。

SBMソリューションとエス・アンド・エスは、元々は複合機の販売をしていました。しかし、オフィスにおいて必要なネットワークやセキュリティなど、さまざまなIT関連商品を展開していく中で、10年ほど前から機器の販売のみならず、ITソリューション関連にも力を入れています。

今年4月には、イコリスがグループに参入しました。青雲クラウン、SBMソリューション、エス・アンド・エスはすべてBtoBの会社であり、これまでは対面販売を強みにしてきました。一方で、ネット社会が進展する中で、当社のグループにネット環境における知見がないことが弱点だと思っていました。

イコリスと組むことで、デジタルマーケティングあるいはECサイトの支援、ネットビジネスにおけるアルゴリズムなどの解析をしながら、今後はネットのみならず、リアルとネットの融合において当社のビジネスを展開していくことを考えています。

1-6 グループ 事業価値

グループの事業価値について、サステナビリティの基本方針を制定しました。「事業活動と経営戦略の中心にSDGsの理念を据え、持続可能な社会の実現に貢献してまいります」と定めています。

私どもは50年来、もったいないという精神からリサイクルを行ってきましたが、その事業活動そのものがサステナビリティに資するものだと自負しています。

今後はきちんと方針を定め、関係各位のステークホルダーにもこの価値を波及させながらビジネスを展開していきます。さらに、リユース・リサイクルの環境貢献だけではなく、中小企業のDXあるいは人材育成、また経営基盤の強化も含めて取り組んでいきたいと考えています。

1-7 ケイティケイグループ ビジョン

グループのビジョンを「Change the office mirai」と定めました。お客さまのオフィスはどんどん変わっていきます。オフィスの未来を変えていくことに携わり、オフィスの未来を変えながらお客さまの未来にも貢献し、その中で当社も変わっていくことを考えています。

もともと、青雲クラウンは文具事務用品を扱っており、いわゆる文具の会社です。ケイティケイはトナーの会社であり、SBMとエス・アンド・エスは複合機の会社ということで、10年前まではそういった各業界の中で展開をしていました。

しかし、現在はお客さまのオフィスの未来を変えていくというビジョンのもとにグループが形成されており、今後はグループシナジーを出して成長を遂げていきたいと考えています。

1-8 ビジョンを実現するグループの事業

過去50年間、青雲クラウンの創業から含めると150年近く続く当社の財産は、全国に1万5,000社のお客さまがいることです。トナーにしても文具にしても、消耗品という扱いで非常にリピート性が高い商品のため、お客さまとのつながりがあります。これが当社の顧客基盤であり、財産だと思っています。

今後は、サステナブルな商品やオフィスの未来を変えていくという観点、あるいはデジタルマーケティングも含めて、お客さまにさまざまなソリューション展開をしていこうと考えています。

1-9 ケイティケイグループ 事業内容

スライドには、事業内容を表したイラストを示しています。一般的なオフィスの図ですが、当社グループでは、オフィスの床をカーペットやOAフロアにする、壁のクロスを張り替えるといったご提案ができます。

LED照明、机、椅子等の販売はもちろんですが、それに加えて会議室に関するご提案も可能です。従来はホワイトボードを導入していただき販売していましたが、現在は電子化によりホワイトボードが液晶パネルに変わり、オンラインで使われています。

また、Wi-Fi環境の設定なども行います。オンライン会議に必要な機器を販売するのみならず、環境自体を提案しお客さまのオンライン環境を整えることに貢献しています。

また、昨今ではオフィス内での新型コロナウイルス感染予防の対策商品として、除菌消臭液、あるいはオゾンや次亜塩素酸を使った除菌消臭、飛沫防止パネルなど、オフィス全体におけるものはすべて複合的にご提案できるというのが当社の事業内容です。

1-10 事業別売上構成比

現在のグループ事業別売上構成比のグラフです。サプライ事業が約84パーセント、ITソリューション事業が約16パーセントという構成比率になっています。サプライ事業においては、消耗品はもちろんですが、最近はオフィス家具やレイアウトなどさまざまなご提案をさせていただくような場面も増えてきました。

特徴的なことを1つお伝えすると、フリーアドレス等のオフィスはよくありますが、最近では最新鋭のオフィスではなくても、ハイブリッド型として、個室ブースやオンラインブース、あるいは取引先とオンライン会議を行うのに適したミーティングルームを1部屋だけ作りたいなどのお話をいただくことが増えています。そのようなことを踏まえ、時代に合わせたサプライ事業の展開を考えています。

ITソリューション事業に関しては、従来はコピー機を販売していたため、営業はコピー機の販売をゴールと捉えて活動していました。しかし、この10年ほどは、コピー機を起点にして、お客さまの深いところに入るということを展開しています。

具体的には、コピー機にはパソコンがつながれ、そのパソコンをつなぐためのネットワークであるLANや無線等の工事を行います。また、現在メールを使用しない会社はないと思いますが、メールに関する暗号化なども含めたセキュリティー対策なども展開しています。以上のようなことを、私どもは伸び代と考えています。

その理由として、大手企業は社内に情報システム部門があり、専門の部署でマネジメントしていると思います。しかし、中小企業や小規模事業者はそうではなく、パソコンに少し詳しい社内の方が会社のネットワーク関連の対応を行っており、ウイルスソフトを導入している会社は多いものの、現実にはその会社独自で情報システム部門を持つことができません。

もし部門があっても、IT人材を採用することは至難の業だと思います。私どもは、そのような情報システム部門がないような会社にとって、頼りになる存在になりたいと思っています。

新型コロナウイルス感染症が発生したことで、環境が大きく変わったと思います。数年前であれば、お客さまにさまざまなご提案をしても「うちの規模ではあまり必要ないよ」「そんなに重要な情報はないんだ」とおっしゃるお客さまもいました。しかし、コロナ禍になり、オンラインが普及しリモートも始まった中では、サイバー攻撃などに関する報道が出る中で、「やはり今のままではいけない」「なんとかしなきゃいけない」というお考えを持つ中小企業、小規模事業者も大変多くなりました。

そういったみなさまとは、従来リサイクルトナーや文具の取引がありますので、私どもができるサービス内容や提案をご説明し、それぞれのお客さまに貢献していきたいと考えています。こちらが、ITソリューション事業で、今後私どもが伸ばしたいと考えている分野です。

1-11 10年間の連結財務サマリー

スライドには10年間の連結財務サマリーを示しています。4つのグラフのうち、売上高は2014年8月期から横ばいとなっています。

ただし、利益に関しては、さまざまな体質改善や新しい事業を始める中で利益体質になってきました。特に工場の改革、改善に注力し、工場における生産性の向上、オペレーションの見直しにより利益改善を図りました。

ROEに関しては、利益とともに右肩上がりになっており、今後は株主のみなさまにもきちんと還元できるような財務体質を作っていきたいと考えています。

2-1 グループ 中長期の成長イメージとビジネスの立体化

成長戦略についてです。スライドの図は、今までお伝えしてきたことを概念的に表したものです。

ベースとなる文具事務用品・OA機器・オフィス家具は微増ながら、横ばいというかたちで考えています。これが基盤事業であり、ベースとなる売上、お取引があるからこそ、その上の事業への発展があると考えています。

その上で、リサイクルトナー他・環境貢献製品があり、また今後はITソリューション・DX支援関連を伸ばし、さらにはデジタルマーケティング・ECの分野で売上の上積みを図るというのが成長事業のイメージです。これは世間で言うところのクロスセルにあたりますが、私どもは商品同士のクロスセルというより「ビジネスの立体化」だと考えています。

すべてのご提案ができるわけではないかもしれませんが、今までは基盤事業のみのお取引があったお客さまに対して、成長事業を加えることで、2階、3階建て、あるいは奥へ行くようなご提案をすること目指し、グループビジョンを定めています。

2-2 中期経営計画 成長軌道への転換

中期経営計画における成長軌道への転換をイメージしたグラフです。「1」がサプライ事業の基盤事業です。収益性は維持していますが、成長性に欠ける中で横へ展開していきます。そこで得たキャッシュ等を、成長事業である「2」のITソリューションへ投入し、成長を加速させます。その結果、ケイティケイグループを右上のほうへ力強く成長させ、「Change the office mirai」を実現するグループへ伸ばしていきたいと考え、図に示しています。

2-3 中期経営計画 数値目標(KPI)

中期経営計画の数値目標をお伝えします。2021年8月期の売上高は172億円でした。2024年には190億円まで伸ばす計画を立てています。

営業利益は4億4,000万円から5億2,000万円、経常利益は4億7,000万円から6億円というかたちで考えています。

2-4 サプライ事業(サステナブル商品としての拡販)

今、ユーザーのみなさまは、リサイクルトナーに非常に高い関心を持ち始めています。トナーとは、ご存じのように黒い筒のようなものにトナー粉が入っておりプリンターに装着して使用するものですが、いわゆる使い捨てと言いますか、トナーの粉が入っていた黒いプラスチックのケースは使用後に毎回廃棄されています。

私どもは、このトナーの黒いプラスチックの筐体を複数回、再利用していくため、その分でまず脱プラスチック、あるいは「減プラ」とも呼べるようなことに取り組んでいます。

1本あたりのプラスチックの削減量が0.4kgと試算しています。これだけではわずかかもしれませんが、使用する本数全体を換算していくと相当数のプラスチックの削減となり、また同時にCO2の削減も可能になります。

1本あたりではわずかでも、リサイクルトナーを継続的に利用していくことで、ある程度「減プラ」あるいはCO2削減を数値化できるかたちになります。当社にとってというよりも、リサイクルトナーをご利用になる企業にとって、一定の数値の見える化が可能となっています。

現在、多くの企業はSDGsに取り組むために、例えば再生エネルギーを使用するなど、会社独自でいろいろなプランを立てていると思います。当社は、身近にできることではあるのですが、このような内容をお伝えしながら、現在では購買課担当の方だけではなく、企業のサステナブル委員会やSDGs推進室の方にもご提案を進めているところです。

2-5 ITソリューション事業(DX推進のサポート)

ITソリューション事業についてです。例えば「会社あるいは店舗等をまるごとWi-Fi化したい」「テレワーク環境を整備したい」「メールのセキュリティが心配」などといったニーズに、万全に対応できている企業は現状少ないようです。

だからこそ、企業としてはこの中のいくつかの課題を現実に認識されており、当社もそれに対応するような取り組みを進めています。

2-6 ITソリューション(新たな取り組み)

デジタルマーケティングの分野についてです。私たちは、自社ドメインの力を今まで活用していませんでした。

ネット上において集客力があるドメインは非常に価値があります。この自社ドメインのポテンシャルを活用しながら集客していきます。さらには、デジタルマーケティングへのノウハウで、お客さまのビジネスを支援するような展開も考えています。

例えば、当社ケイティケイのホームページですが、従来は、当社のことをすでにご存知のみなさまがあらためて見るために開くことはあったかと思います。一方で、当社をまったく知らないところで、何らかの検索結果から検索エンジンが営業してくれて、未来のユーザーが当社にたどり着くというロジックを今まで持っていませんでした。

これはネットビジネスのアルゴリズム分析のお話であり、さまざまなサプライ商品を含めた豊富なコンテンツをどう活かしていくのかについては、すぐにできることと、まだこれからのことがありますが、デジタルマーケティングのいろいろなノウハウを持ったメンバーを入れることによって、今後はこの分野についても伸ばしていきたいと考えています。

2-7 サステナビリティ基本方針

あらためて、サステナビリティの基本方針は「事業活動と経営戦略の中心にSDGsの理念を据えて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります」ということです。

2-8 駒ヶ根工場におけるSDGs貢献

駒ヶ根工場についてです。実は、リサイクルトナーを工場から出荷する時に、現在すべてのリサイクルトナーにQRコードが付いています。出荷する段階でQRコードをスキャンし、それが回収されて戻ってくるため、「いつ、どの企業から、このトナーが回収されたか」ということがわかります。

これは工場内の生産性向上にもつながりますが、企業に対してもきちんとこのリサイクルトナーが循環しているということを証明する内容にもなります。

最終的には再生できない部品も出てしまいますが、再生できない部品等についても協力認定工場で再資源化しており、ゼロエミッションも達成しています。そのような循環型の工場についての価値も、商品とともにお客さまにお知らせするようにしています。

2-9 お客様と共にSDGs貢献

今回お話ししたSDGsの内容には、「つくる責任」とともに「つかう責任」があります。私たちがお客さまとお話ししていく中で、「ケイティケイのリサイクルトナーにそのような背景があるということはわかるが、『つかう責任』をどう果たしていけばよいかわからない」というようなお悩みを耳にします。

そこで、循環型社会実現にお客さまも貢献できる事例をご紹介します。工場では障がいをお持ちの方にも参画いただき、約100名の方が工場の生産に携わっています。また、再生エネルギーを活用するための太陽光パネルも設置しています。それを、利用するみなさま自身に幅広く知っていただくため、スライド右下に示したようなシールを用意しました。見にくいかもしれませんが、プリンターに「当社は循環型社会の形成に賛同し本プリンターにリサイクルトナーをセットしています。」と記載したシールを貼っています。こちらはお客さま先で貼っているシールであり、「当社」というのはその企業のことです。

企業の姿勢として、そこで働くみなさまに対して、その会社がこのようなリサイクルトナーを使ってSDGsに貢献しているということを認識してもらうためのシールを展開しながら、各企業に広めているところです。

2-10 ESGに関する取り組み

先ほどお伝えしたとおり、工場ではもともと、古くから100名ほどの障がいをお持ちの方にも携わっていただいたり、太陽光パネルを設置したりしながら事業を進めてきました。

また、ESGの中でもSocial(社会)に関しては、当社は「あいち女性輝きカンパニー」や、名古屋市の「ワーク・ライフ・バランス推進企業」の認定を受けており、直近3期においては、産休明けの女性の方の復職率は100パーセントとなっています。

女性にとっても働きやすい企業として、できる限りみなさまが働きやすいような環境を整え、取り組んでいるところです。

3-1 2022年8月期通期 連結業績見通し

経営実績および見通しについてお話しします。今期は開示のとおりですが、売上高に関しては173億1,000万円、営業利益は3億9,000万円、経常利益は4億9,000万円となっています。営業利益に関しては、新しい会計基準である収益認識に関する会計基準を適用しているため、前年とは単純に比較ができず、前期比に関しては数字を記載していません。

3-2 2022年8月期第3四半期累計期間 連結業績ハイライト

第3四半期までの数字ですが、売上高は128億5,200万円、営業利益は3億2,400万円、経常利益は3億9,400万円で、第3四半期が終わった段階で概ね8割くらいの進捗率です。

3-3 事業環境のリスクと機会

私どもの事業環境のリスクと機会、チャンスについてお話しします。リスクはペーパーレスです。今後、紙の需要が増えることはないため、これに対処していくことが重要だと考えています。

ただし、業種によっては、エッセンシャルワーカーが従事する医療関係や物流関係はコロナ渦でもトナーの使用量が増えました。もちろん東京などの大都市で、オフィスに出社されないような業種では使用量が減っています。ここを見極めて展開していくことが重要だと思っています。

中小企業のDXは今ご説明したとおりです。

CO2についてもそうですし、事業承継と言う点では、いろいろな意味でオフィスに関連する業界等においてもさまざまな変革が起こっており、これは今後のチャンスと捉えています。

原材料の高騰と半導体不足については影響を受けており、こちらは状況を見ながら適切に対処していきたいと思っています。新型コロナウイルス感染症に関しては、リスクでもありますが、一方では環境衛生ビジネスということで、先ほどお話したパーテーションや、除菌消臭関連等も含めて販売ができるようになるため、これはリスクと機会の両面があると考えています。

4-1 株式の状況

株式の情報ですが、当社は2,225名の株主のみなさまに支えられています。現在、構成は大多数が個人株主のみなさまであり、本日このような機会をいただいたことも大変ありがたく思っています。

4-2 株主還元 – 安定配当

1株あたりの配当については14円で、ご覧のグラフにあるように2018年頃は10円配当でした。これを昨年14円とし、今期も14円と予想しています。配当性向に関しては、今後は30パーセントを目処に業績の向上に努め、株主のみなさまに安定的な配当ができるように努めていく所存です。

4-3 IR情報・メルマガ・Twitter

最後にIR情報の発信方法ですが、従来のホームページやメルマガだけでなく、公式アカウントとして「Twitter」も開設しました。情報の発信はまだまだ足りていないと思いますが、今後幅広くみなさまに情報を発信しながら、会社のことを知っていただけるように努める所存です。

以上をもちまして、当社のご説明とさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。