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セルシード、上期は再生医療受託サービス第1号案件の売上を計上し、営業益が期初予想を上回る

2019年8月22日に日本証券アナリスト協会主催で行われた、株式会社セルシード2019年12月期第2四半期決算説明会の内容を書き起こしでお伝えします。IR資料

シリーズ
株式会社セルシード > 2019年12月期第2四半期決算説明会
2019年8月22日のログ
証券コード
7776 (SBI証券で株価をチェックする)
スピーカー
株式会社セルシード 代表取締役社長 橋本せつ子 氏
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株式会社セルシード > 2019年12月期第2四半期決算説明会
2019年8月22日のログ
証券コード
7776 (SBI証券で株価をチェックする)
スピーカー
株式会社セルシード 代表取締役社長 橋本せつ子 氏

株式会社セルシード 会社概要

橋本せつ子氏 本日はお忙しいところ、当社の決算説明会にお集まりくださいまして、どうもありがとうございます。これから、2019年第2四半期の決算の説明を行いたいと思います。 本日の発表は、まず会社概要のご説明、そして上半期の損益の概況のご報告の後に、今年(2019年)2月に発表した中期経営計画の進捗具合について、いくつかの項目についてご報告したいと思います。 まず、株式会社セルシードの会社設立は2001年5月です。当社は、東京女子医科大学の岡野光夫教授が開発された、温度応答性ポリマーを用いた細胞シート工学という基盤技術の事業化を目指して設立された会社です。2010年には東証JASDAQグロースに上場しています。 この細胞シート工学という基盤技術を用いて、現在大きく分けて2つの事業を展開しています。1つは、細胞シートを用いて実際に再生医療を提供するための事業、細胞シート再生医療事業です。 そしてもう1つが、再生医療支援事業です。温度応答性ポリマーを用いた特殊な培養皿の製造・販売に加え、昨年からは、実際に再生医療の細胞シートを製造する受託製造サービスが新たにラインナップに加わりました。

再生医療

再生医療とはどういうものかと言うと、失われた臓器や、損傷あるいは機能が低下した臓器を再生して治療するという、根本治療となる新しい医療です。これまでは、化学物質をベースにした医薬品、あるいはバイオ医薬品と言われるタンパク質を医薬品にしたものが主流を占めてきましたが、私どもは次の医療として、失われた機能を再生する新たな治療方法を模索をしているところです。 こうした新しい技術ですので、最初のイノベーションは大学の研究をもとにしています。私どもは、大学と非常に密接な共同研究関係を結び、そこから出てきたシーズを実際に患者さんに届けられるかたちにするための開発活動を行っています。 私どもの会社のミッションとして、「価値ある、革新的な再生医療をリードし、世界の医療に貢献します。」と掲げています。ここにあるように、私どもはこのユニークな技術を、日本だけではなく世界に展開したいと常に考えています。

「細胞シート工学」を用いた治療の開発

細胞シート工学を用いた治療法は、現在ではさまざまな分野、さまざまな臓器で応用研究が進んでいるところです。そんななか、私どもセルシードでは、食道の再生および膝の軟骨の再生の2品目に絞って、これまで開発を続けてまいりました。

論文の発表と特許の出願の推移

細胞シート工学の技術がどのように広がってきたか、少し調べてみました。最初の研究発表の論文が出たのが1990年頃で、これは岡野先生たちの研究の論文です。これと前後して、特許も出願されています。 最初の10年ほどは、年間に数本、岡野先生たちのグループから論文が発表されていたのですが、当社が創立した2001年前後から、論文の発表数がかなり増えてまいりました。温度応答性培養皿を世界的に市販するようになり、ユーザーの層も増えてきたのだと考えられます。 さらに2010年前後からは、東京女子医科大学が日本のいくつかの大きな国家プロジェクトに採択され、そこに大きな研究費が投入され、多くの研究者が参集して、応用研究が一段と進んだ時期がございました。これを第2の契機として、論文発表および特許の出願が急激に増えています。現在では、年間約100本の新たな論文が毎年発表されています。 このように非常に長い時間がかかってきましたが、技術がだんだんと認められ、浸透していった様子が、このグラフからも見て取れるかと思います。私たちは、さらに第3の波を起こしたいと考えています。

連結損益数値(2019年12月期第2四半期)

それでは、今年の上期の損益概況についてご報告します。こちらの(スライドの)表をご覧ください。 一番上の行が、期初に発表した今期の上半期の予想です。売上は1億8,000万円、営業利益は4億5,000万円の赤字という予想でスタートしました。 2行目に実際の上期の決算値が書いてあります。売上が1億6,200万円、そして営業利益は3億2,100万円の赤字となりました。売上はおおむね当初の予定どおり、赤字は1億2,900万円ほど縮小された状態で進んでいます。 今期の通期の業績予想は、一番下の行にあるように、年初の予想どおり、売上は3億円、営業利益は11億円の赤字で着地する予定です。 今回の1億6,200万円の売上がどこから来たかを、(スライドの)下部にまとめています。まず1つ大きいのが、再生医療支援事業で東京女子医科大学より受注した、再生医療受託サービスの第1号案件です。歯周病の治療のための医師主導治験に向けた細胞シートの受託製造により、5,700万円を計上いたしました。 次に、細胞シート再生医療事業で、2年前から提携している台湾のMetaTech社との間の独占的事業提携契約にかかる活動の一環として、1億500万円を計上しています。 利益面では、開発業務委託費用や細胞培養施設の維持費用が当初の予想を下回り、赤字幅が縮小しました。以上が今年の上半期の損益の概況です。

中期経営計画(2019年-2021年)

今年の上半期の活動についてご報告いたします。当社では、毎年2月に中期経営計画を発表しています。今年(2019年)2月に、これから向こう3年間の中期経営計画を発表いたしました。中期経営計画は6つの柱からなっており、これを(スライドの)図に示しています。 食道再生上皮シートの承認申請を行うことをトップ・プライオリティとして、次に軟骨再生シートの開発加速、そして次期品目の開発着手。さらに、それを支えるための組織・インフラ体制の構築、再生医療支援事業の収益機会の獲得。最後に、私たちにとって非常に重要な、世界展開に向けた事業提携の推進。以上の6つの柱で進めてまいりました。この半年間の活動でどのような成果が得られたかと言いますと、いくつかの大きなアチーブメントがありました。 まず、軟骨再生シートに関しては、これまで東海大学の佐藤(正人)教授が開発をしてこられた自己軟骨シートが、今年のはじめに先進医療Bの承認を受けており、東海大学の病院でこれから治療を始められるように準備が進んでいます。この治療で用いられる細胞シートは、当社が受託製造をするということでお話を承っています。 次期品目の開発については、歯根膜細胞シートの開発を当社が引き受けるということで、東京医科歯科大学と協議を開始することが決まりました。 さらに、もう1つのアチーブメントとして、第1回細胞シート工学イノベーションフォーラムを、今年(2019年)7月に開催いたしました。多くの方に参加していただき、細胞シート工学の技術をより多くの方に知っていただく機会となりました。 最後に、世界展開としては、台湾のMetaTech社と新たな合弁会社を設立するということで、MOUを締結をしたところです。

日本人の食道がん

それぞれの内容について、もう少し詳しくご報告いたします。まず、食道の再生シートの開発状況です。 みなさんもすでにご存知のように、日本人の食道がんは、年間約2万2,000人の方が新たに診断され、その約半数の方が亡くなってしまうがんです。男性の発症率は女性の5倍で、5年生存率が他のがんに比べて低い、非常に予後の悪いがんです。 食道がんに関して、ここ数年間、内視鏡を用いた治療法が日本で普及してまいりました。内視鏡を用いた治療法は患者さんにとって非常に負担の少ない治療法で、朗報となっています。 ところが、この内視鏡の手術にもいくつか副作用があります。細い食道の管を内側から切り取るため、傷が修復するときに食道が狭窄を起こしてしまうという副作用が知られています。そこで、その狭窄を予防するために細胞シートを使おうということで、東京女子医科大学の先生方の研究が進められています。 具体的にどうするかと言うと、内視鏡の手術を受けられる患者さんに、手術の2週間ほど前に病院に来ていただいて、口の中の粘膜を一部採取いたします。そして、それを私ども独自の温度応答性ポリマーを付けた培養皿で培養し、直径約2センチメートルの細胞シートを培養いたします。そして、患者さんが内視鏡でがんを切除する手術を受けられた後に、傷口にこのシートを貼って、傷が治るのを助けるという治療法です。

食道再生上皮シート製品化への道

この治療法は、東京女子医科大学で研究が始まり、2008年から2014年にかけて、東京女子医科大学で10例の患者さんで臨床研究が行われました。次に、東京女子医科大学と長崎大学の間で、長崎の患者さんの細胞を採取して東京でシートをつくり、それを長崎に送り返して移植をするといった臨床研究が、さらに10例行われました。 そして、スウェーデンのカロリンスカ大学病院の先生方もこの手法に興味を示され、スウェーデンへ細胞シートをつくる技術を移転し、スウェーデンでも10例の患者さんで臨床研究が行われました。 こうした臨床研究で非常に良好な成績が得られましたので、私どもセルシードがその開発を引き継ぎ、日本で治験を始めました。2016年夏に開始した治験が、2019年第1四半期に終了し、その結果を持ってPMDAとご相談いたしました。 安全性については確認ができたのですが、有効性についてはもう少しデータが必要ということで、追加治験を行うことになり、現在準備を進めています。追加治験の治験プロトコルがほぼ固まり、現在PMDAとさらなる相談を始めたところです。これからの予定としては、今年(2019年)の年初に発表したように、今年中に治験届を出して、治験を始めていくところに来ています。 一方で、食道の再生に関しては、台湾のMetaTech社にもライセンスアウトをしています。現在、台湾でも治験の準備が進んでおり、昨年末にはMetaTech社が台湾政府に治験届を提出し、つい最近、治験が始められる準備が整いつつあると聞いています。

変形性膝関節症について

次に、第2の品目である膝の軟骨の再生についてです。こちらの変形性膝関節症は、みなさんもご存知のように、加齢とともに徐々に進んでいく難治性の疾患です。現在、高齢化が進む日本社会では、潜在患者さんが2,500万人あまりと言われています。この場合は、男性よりも女性の罹患率が高いという統計が出ています。 要支援・要介護になった原因の約4分の1が、こうした膝をはじめとした運動器官の障害によるということで、ご自分の足で歩けることは、老後のQuality of Lifeを考えると非常に重要な課題です。

軟骨再生シートの開発

変形性膝関節症を、再生医療で根本的に治そうという試みをしてこられたのが、東海大学の佐藤正人教授です。私どもはこれまで、佐藤先生との共同研究を進めてまいりました。 佐藤先生は、患者さんご自身の軟骨を採ってきてシートをつくり、欠損した軟骨を再生する研究をまず始められて、これまでにすでに8例の患者さんで臨床研究を終えておられます。 この自己軟骨シートに関しては、冒頭で申し上げたように、今年(2019年)1月に厚生労働省から先進医療Bの承認が下りています。現在、東海大学では先進医療Bを始める準備をなさっていまして、そこで使われる細胞シートは、当社が受託を受けて製造することになっています。 現在、東海大学で同種軟骨シートの研究開発が行われており、臨床研究が進められているところです。大学での研究をベースにして、大学と契約を結び、私どもがさらなる開発活動を行うという仕組みの中で、大学から当社へのいろいろな技術移転を進めています。AMEDという国からの研究予算を出す機関にいくつかの事業も採択されて、AMEDからのご支援をいただきながら、こうした事業を前に進めています。 海外の展開に関しては、台湾のMetaTech社に、自己軟骨シートの技術を提供しているところです。現在、再生医療に関しては、台湾政府が非常に積極的な支援活動を進めていて、法律の改正も行われています。日本の先進医療と似た新たな法律が制定されましたので、その枠組みの中で軟骨の治療を提供したいということで、MetaTech社はその準備を進めているところです。

<自己細胞>軟骨再生シートの開発

自己軟骨シートを簡単に図示いたしますと、この(スライドの図の)ように、膝の軟骨のまだ元気なところを一部採取してシートをつくり、これを3枚重ねて欠損部分に移植するという治療法です。

<同種細胞>軟骨細胞シートの開発

現在、東海大学で研究が進んでいるのが、他人の細胞を持ってきて細胞のストックをつくり、そのストックから細胞シートを培養して移植するという、より多くの患者さんの治療ができる同種細胞シートの研究です。2017年2月から臨床研究が始まり、来年(2020年)3月までに、トータルで10名の患者さんに移植が行われる予定です。 これと並行して、将来的に、私どもが同種軟骨シートを開発をして、治験に持っていくための準備をしているところです。その際には、最初の細胞となるセルバンクを新たにつくる必要がありますし、製造方法についても、より事業化に向けた方法についていろいろと最適化の検討をしています。 こちらに関しては、現在、AMEDの「再生医療の産業化に向けた評価基盤技術開発事業」に採択されており、ご支援をいただきながら開発活動を進めています。 軟骨細胞シートの開発について、もう少し詳しくご説明したいと思います。先ほどご紹介したように、高齢化とともに、歩くと膝が痛いという症状が起こってまいります。これは、膝に炎症が起こるためですので、通常ではここでステロイドホルモンあるいはヒアルロン酸を投与します。 軟骨の一部が損傷してきて、動くとそこに痛みが起こるようになり、それが続いていくと、だんだん炎症が激しくなって、痛みが激しくなる。通常は、まずそこに痛み止めを打つということから治療が始まります。 痛み止めを打つと、しばらくは痛みもよくなって歩けるのですが、また炎症が始まっていきます。これを何回か繰り返すと、徐々に軟骨の損傷部分が悪化していきます。最終的には、これがもう元には戻らず、人工関節に替えざるを得なくなってしまいます。 そこで、人工関節に置き換えるのをなるべく遅くしたい、できれば避けたいということで、この軟骨シートで欠損した軟骨を再生してあげるという治療法です。もとになる細胞は、多指症の赤ちゃんの細胞を集めて作ります。 こうしたできたシートを、欠損部分に移植します。そのときには、関節鏡でまず中を見て、少しささくれだったところをきれいにした上で、シートを移植します。すると、シートから出てくるいろいろな因子が働いて、欠損した軟骨と、中にある骨髄細胞を刺激することによって、新たな軟骨が再生される。このようなメカニズムが働いていると考えられています。 これまでは、このように実際に軟骨を再生できる治療法はなかなかなく、これが実現すれば、根本的な治療が可能になると考えています。

再生医療支援事業 再生医療受託サービス

続いて、再生医療支援事業です。先ほどから申し上げていますように、培養皿を製造・販売して研究者の方に提供する事業以外に、昨年(2018年)から再生医療受託サービスを始めさせていただきました。 私どもは、社内に特定細胞加工物の製造許可をいただいた細胞培養施設を持っております。ここでは、ヒトに投与できるグレードの細胞シートを製造することができます。 昨年11月には、当時東京女子医科大学にいらした岩田(隆紀)先生から、医師主導治験用の歯根膜細胞シートの製造を受託いたしました。そして、先ほどご報告したように、こちらが今年(2019年)上半期に売上としてすでに計上されています。 この受託サービスでは、今後は製造サービスだけでなく、私どもの培ってきたノウハウを使うことによって、さまざまな施設管理手続きや申請の支援、そして細胞培養者の教育などの新たなサービスを提供していきたいと考えています。

当社が開発主体となり推進するパイプライン (第3品目の開発案件について)

先ほどお話しした第3品目については、先日の取締役会で開発を決定し、開示したところです。同種の歯根膜由来の間葉系幹細胞の細胞シートで、私どもは歯根膜細胞シートと呼んでいます。こちらの開発に向けて、東京医科歯科大学と協議を開始することを決定したところです。 東京医科歯科大学と申していますが、もともとのこの研究を始められた岩田先生は、当初は東京女子医科大学でこの研究をなさっていました。今年(2019年)2月から東京医科歯科大学に異動されましたので、現在協議をする相手は、東京医科歯科大学とさせていただいています。 こちらはどういう治療法かと言いますと、歯根膜というのは、歯の根元にある薄い細胞の層です。これを取り出してきて細胞のストックをつくり、それでシートをつくります。 歯周病の患者さんは、歯茎がだんだん後退してしまいます。歯周炎がかなり悪化している患者さんにこのシートを貼ることによって、後退した歯肉を再生してあげて、歯周病を治すという治療法です。 現在、方法につきましては、医師主導治験が行われているところです。この医師主導治験によって、安全性と有効性がこれから評価できるところで、私どもは現在は医師主導治験で使われる細胞シートを、当社で受託して製造しています。この医師主導治験が終わりましたら、次の開発へのステップを当社が引き継いでいこうと考えています。 歯周病も、高齢化に伴い、非常に患者さんの多い疾病の1つでございますし、失われた歯茎を再生できることは根本治療になると私どもも期待しています。

第1回 細胞シート工学イノベーションフォーラム ~細胞シートの未来を語ろう!~ 開催

先ほどもお話ししましたが、この技術を日本だけでなく、さらに世界に広げていこうという活動の1つとして、今年初めて、細胞シート工学イノベーションフォーラムを開催いたしました。 「細胞シートの未来を語ろう!」というサブテーマのもとに、これまで私どもとあまりお付き合いのない日本の研究者の方でも、細胞シートを使っていらっしゃる研究について、ぜひポスターを発表してほしいと呼びかけたところ、多くの方から応募をいただきました。 当日は、細胞シート工学の生みの親である岡野先生の講演をはじめ、東海大学の佐藤先生、医科歯科大学の岩田先生、鳥取大学の汐田(剛史)先生、そして東京女子医科大学の関根(秀一)先生にご講演をいただき、公募した23名の方にもポスターを発表をしていただきました。 最優秀ポスター賞は、信州大学の今村(哲也)先生が受賞されました。優秀ポスター賞は、東海大学の高橋(匠)先生、東京女子医科大学の菊地(鉄太郎)先生に授与いたしました。 当日の聴講者は135名を数え、私どもの予想をはるかに上回る多くの方に参加していただくことができました。当日はこの口頭発表以外にもポスター発表をして、会場でいろいろな研究者の方たちが意見交換される様子を見ることができました。 このように、会場いっぱいになる熱気あふれる講演が繰り広げられ、細胞シートに興味を持つ研究者のコミュニティがだんだん形成されていることを感じることができました。私たちは、こうしたシンポジウムを今後も続けていき、細胞シート工学の第3の波を作り出していきたいと思っています。

世界展開に向けた事業提携推進

世界展開に向けて、技術、そしてシーズの製品を、いろいろな機会を使って、いろいろな先生方にご紹介しています。今年だけでも、2月にドバイ、3月に東京およびヨーロッパのウィーン、5月に中国の上海、6月にアメリカ、7月に台湾で展示会へ参加してきました。そして、今後も横浜、そしてヨーロッパと、いろいろな場所での展示会に出展し、新たな提携先を探っていきたいと考えています。

合弁会社の設立

そして、今回の発表のもう1つの大きな目玉が、合弁会社の設立です。これは、台湾のMetaTech社と当社との間で合弁会社をつくろうということで、MOUを結んだところです。まだ会社の名前などは決まっていませんが、場所は台湾の台北市に置く予定です。 この会社では具体的にどういうことをするかと言いますと、ちょうどいま、私どもが日本で行っている、台湾・日本の大学発のシーズをベースとした細胞シートの再生医療事業の研究開発および事業化に向けた活動を行う会社として、新たな合弁会社を設立することにいたしました。 出資比率については、当社とMetaTech社で同率の出資比率になる予定です。今後、さらに他の出資者が出てくる可能性もありますので、こちらについては決まった際にみなさまにご報告したいと思っています。 会社設立は今年(2019年)9月を目処にしています。いろいろと準備を進めて、実際の会社の事業活動は来年春頃から始める予定にしています。今後、さらに詳細が決まりましたら、みなさまには速やかにご報告したいと考えています。

第18回新株予約権(行使価額修正条項付)の発行

このように、さらに広がっていく研究活動を実行するために、この度、新株予約権を発行することにいたしました。今回は、割当予定先はバークレイズ・バンクさんにお願いすることになりました。割当日が2019年9月2日、発行新株予約権数が2万8,000個です。これがすべて調達できますと、約15億円の資金を確保することができると考えています。 今回、この新株予約権にあたりましては、行使期間1年という比較的短い期間で行使をお願いしています。こうして得られた資金をもとに、私どもは第3の製品を含めた研究開発を前向きに進めていき、台湾での合弁会社の活動を展開していきたいと考えています。

中期経営計画(2019年-2021年)損益目標数値

こうした活動を今後も続けていき、年初に発表した中期経営計画を確実に実行していくということで、現在、社員一同、事業に励んでいるところです。引き続き、当社のこれからの活動に注目をしていただき、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。本日は、どうもありがとうございました。

  
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