エグゼクティブサマリー

大槻利樹氏:社長の大槻でございます。2018年3月期決算につきまして、スライドに沿ってご説明させていただきます。

まず概況ですが、通期は3.5パーセントの増収、5.1パーセントの営業利益の増益という結果になりました。

売上につきましては、上期の時点では減収でございましたが、とくに前期に落ち込みがあった第3四半期の回復が著しく、通期で増収を果たすことができました。

単体におきましては、非IT領域といっております「ねとらぼ」、産業テクノロジー、ビジネス領域が増収いたしました。一方で、IT領域につきましては回復途上で減収となりました。子会社のナレッジオンデマンドも、増収に寄与いたしました。

利益につきましては、単体ではとくにメディア広告事業が大きく増益して、全体を牽引いたしました。子会社はナレッジオンデマンド、発注ナビともに赤字となりました。

連結損益計算書 (会計期間)

会計期間の連結損益計算書につきましては、前期比で売上高が3.3パーセント増、売上原価が13.9パーセント増、売上総利益が3.3パーセント減少。営業利益が、8.3パーセント減少の2億4,200万円という結果となりました。

連結損益計算書 (累計期間)

これを含めました2017年度通期でございますが、売上高が前期比3.5パーセント増の46億800万円、営業利益が同5.1パーセント増の7億4,600万円となりました。

売上高・営業利益の四半期トレンド (会計期間)

四半期ごとのトレンドを見ますと、ご覧の(スライドの)左の売上高・右の営業利益ともに、第2四半期の段階では減収、しかし第3、4四半期と増収に基調が戻ってまいりました。

営業利益につきましては、冒頭で申し上げました第3四半期での売上の回復が大きな増益に繋がった結果、通期で増益となりました。

売上高・営業利益の四半期トレンド (累計期間)

累計につきましても、ご覧のとおりでございます。第3四半期より売上が増収に転じ、同様に第3四半期より、営業利益も増益に転じました。

なお、業績予想に対する進捗率としましては売上高で96パーセント、営業利益で94.4パーセントとなりました。

セグメント別 売上高 (累計期間)

セグメント別の売上高を、累計期間でご説明いたします。リードジェン事業が前年同期比2.5パーセントの減収、メディア広告事業が同5.7パーセント増収となりました。

セグメント別 営業利益 (累計期間)

同様に営業利益につきましては、リードジェン事業が前年同期比17.2パーセント減益、メディア広告事業が前年同期比39.1パーセントの増益と、こちらが大きく伸ばしました。

その他事業では、子会社のナレッジオンデマンドが、前期から赤字を拡大いたしました。

非IT領域での売上高が順調に拡大

非IT領域での売上高が、順調に拡大いたしました。この中に含むメディアのブランドで言いますと、「ねとらぼ」「ITmediaビジネスオンライン」「EDN Japan」「MONOist」「EE Times Japan」「TechFactory」といったメディアの伸長が寄与いたしました。

顧客領域別の状況

顧客領域別の売上高を見てみます。昨年2016年度と当期2017年度を比べておりますが、青い部分がIT領域の売上、グレーの部分が非IT領域の売上となっております。

この非IT領域の売上が17.9パーセント成長したことに対し、IT領域につきましては4.3パーセントの減少となりました。

これをセグメント別に見てみますと、リードジェン事業におきましては9割をIT領域の売上に依存しておりますので、その影響を受けて減収となりました。

一方、メディア広告事業は、ねとらぼ等を中心に非IT領域の売上が伸長してきておりまして、こちらが過半数ございますので、IT領域の不調を補って増収いたすことができました。

顧客区分別 前年同期比成長率の四半期推移 (単体)

顧客区分で見ますと、昨年(2016年度)の第3四半期に著しく毀損した外資大手のところにつきましては、勢いがしっかりと戻ってきておりまして、こちらが増収の大きな要因となりました。

連結財政状態計算書

連結財政状態計算書につきましては、当期は総資産が約62億円ということで、前期に比べて4億8,000万円の増となりました。

現金及び現金同等物が前期比で5億4,100万円の増、無形資産で8,100万円の増、その他金融資産につきましては、現金化したものも含めて1億8,400万円の減となりました。

負債の部におきましては、未払法人所得税が1億6,500万円の増。

資本につきましては、利益剰余金が3億円の増、配当を1億9,400万円実施しております。

1株当たり親会社の所有者に帰属する持分としましては、前期比13.55円の増となっております。

連結キャッシュ・フロー計算書

続いて、キャッシュ・フローでございます。2017年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、前期比2億800万円の増加。投資活動によるキャッシュ・フローは、昨年ビルの移転等がございまして大きくマイナスでしたが、こちらがプラスに転じております。従いまして、フリーキャッシュ・フローは非常に改善したと言うことができると思います。

財務活動によるキャッシュ・フローは、配当の支払いがございます。2016年度は自社株買いを行いましたので(財務活動によるキャッシュ・フローが)大きく出ておりますが、2017年度におきましては配当金の支払いのみとなっております。

期末の現金及び同等物は、前期比5億4,100万円の増加となりました。

当社のセグメントとメディア分野

続きまして、セグメントのご説明をいたします。

当社はリードジェン事業、メディア広告事業という2つのセグメントのビジネスモデルで、事業を行っております。

リードジェン 事業の概況

リードジェン事業につきましては、冒頭で申し上げましたが、2.5パーセントの減収、17.2パーセントの減益となりました。とくに、IT領域での回復が途上であると。

一方で、非IT領域の新しい分野のリードジェン事業である、産業テクノロジー分野「TechFactory」については、増収いたしました。子会社の発注ナビにつきましても、増収をいたしました。

この1年間、とくにリードジェンの品質を高めるためのカスタマーサクセスを意識した協業を、いくつか推進しております。

リードジェン ビジネスモデルと近年の拡大

過去、このメディア広告事業に加えて、リードジェンという2つ目の事業の柱を形成してまいりましたが、メディアの数・会員の拡大をしてまいりました。2017年度においては、8つの提携を始めとしまして、リードジェンの質の向上に努めてまいりました。

リードジェン 売上高/営業利益の推移 (累計期間)

結果、売上高は2.5パーセント減の18億6,600万円、営業利益は17.2パーセント減の2億7,700万円となりました。過去5年において初めての、リードジェン事業の減収となりました。

リードジェン 顧客数の推移 (累計期間)

顧客については、ご覧のとおりです。

リードジェン 累計会員数の推移

このリードジェンを満たす会員プロファイルにつきましては、着実に増加しております。

リードジェン 当四半期おける掲載記事のご紹介

当四半期において、リードジェン事業で掲載した主なコンテンツ……当社はメディア企業でございます。紹介いたしますと、IoTの分野の記事、もしくはRPAの事例、それからデジタルマーケティングの事例で、多く読者・会員から支持をいただきました。

リードジェン カスタマーサクセスを意識した協業

(カスタマーサクセスを意識した)協業につきましては、この1年間でこういった提携を発表しております。

メディア広告 事業の概況

続きまして、メディア広告事業についてご説明申し上げます。5.7パーセントの増収、39.1パーセントの増益となりました。IT領域におきましては、リードジェン事業と同様に回復途上で減収となりました。非IT領域のねとらぼ、産業テクノロジー、ビジネスの領域で増収を果たしました。

とくに、ねとらぼの成長が加速しました。2017年4月に月間1億PVに到達いたしましたが、(それから)1年弱の2018年1月には(月間)1.7億PVということで、大幅にメディアの力を増やしております。新たに「ねとらぼアンサー」「ねとらぼ交通課」というサブブランドを2つローンチいたしまして、これが成長に寄与いたしました。

また、複数のメディアをまたがってターゲットされた読者に広告配信をする「ITmedia DMP」の商品群で、売上が拡大しております。

メディア広告 ビジネスモデルとメディアラインアップ

メディア広告事業におきましては、いわゆるビジネス向けのBtoB、それからコンシューマー向けのBtoCといったスケールで、多くの分野のメディアを運営いたしております。

メディア広告 売上高/営業利益の推移 (累計期間)

売上高は5.7パーセント増、営業利益は39.1パーセント増。近年におきましては、営業利益の増額が非常に好調であったということです。

メディア広告 顧客数の推移 (累計期間)

顧客数につきましては、微減しております。

メディア広告 運営メディアの規模 (月次)

全社の運営するメディアの規模は、このようなかたちです。全社視点で言いますと、やはりねとらぼのトラフィックの増大が寄与しており、大きな右肩上がりとなっております。

メディア広告 ねとらぼ以外のメディア規模 (月次)

ねとらぼを除くメディアの状況は、このようになっております。

メディア広告 ねとらぼのメディア規模 (月次)

ねとらぼを切り出しますと、PVと、それに比例して売上高も堅調に成長することができました。

メディア広告 当四半期おける掲載記事のご紹介

メディア広告事業におきまして、直近の四半期における記事のご紹介でございます。企業向けのメディア「ITmedia エンタープライズ」におきましては、RPAの事例。製造業向けのメディア「MONOist」におきましては、スマートカー・コネクテッドカー。

それから「ITmedia NEWS」におきましては「ニコ動」。「ITmedia ビジネスオンライン」につきましては、労務問題。ねとらぼは、「絶滅危惧種のウナギを食べていいのか」のような、生活に身近な話題を提供してまいりました。

メディア広告 ITmedia DMPによる広告商品の強化

「ITmedia DMP」は、このようなメディアをまたがって、読者のプロフィールと行動に対してターゲッティングする広告です。こちらも、成長することができました。

中期戦略 振り返り①

続きまして、今後の中期成長戦略につきまして、概要をご説明申し上げます。これまでのご説明にも関わるのですが、まずリードジェンを成長させます。これが1段階。その向こうに、スマート&ソーシャルメディアのねとらぼを成長させます。この2段階の成長を考えております。

よりメディアをデータドリブン化して、ねとらぼによって領域を拡大していくという作戦で、基本戦略につきましては、変わっておりません。

中期戦略 振り返り②

ただ、この2年ほどを振り返りますと、リードジェンにつきましては、すでに既出のとおり、やや足踏み状態が見られます。当初の目指した目論見とのギャップが出ているという認識でございます。とくに、IT領域の市場環境の影響を受けたものと考えております。

一方で、スマート&ソーシャルメディアの分野につきましては、期待どおりの成長が実現できていると考えております。ねとらぼが、トラフィックを大きく伸長いたしまして、結果黒字化し、メディア広告事業の増益に大きな貢献を果たしました。

2018年度 中期戦略概要

このような状況を踏まえて、今後の成長戦略といたしましては、(ねとらぼとリードジェンの)2つの柱については変更ございませんけれども、手応えがある、勝ち筋が見えてきたねとらぼについて、ここにしっかりと資源投入をして大きく伸ばしていくことを、まず最初の作戦として立てました。

リードジェンにつきましては、会員のエンゲージメントをしっかり強化し、またコンテンツのメディアの強化をすることで、着実な成長を実現してまいりたいと考えております。

また、新たな軸といたしまして、合弁会社設立等によって、新しい事業の創出につきましても積極的に取り組んでまいりたいと考えております。

中期戦略① ねとらぼの強み

ねとらぼは、一言で言いますと、スマート&ソーシャルに最適化されたメディアです。多くの読者がスマホでコンテンツを読み、SNSを使って拡散して共有していく時代のメディアと考えております。

ねとらぼというブランドが非常に読者の信頼を獲得してきた中で、近年はサブブランドとして「エンターテインメント」「動物」、それから「交通系」といったように、テーマを括りだしてサブブランド化し、これが成長に寄与しております。

中期戦略① ねとらぼの目指す姿

今後も、こうした作戦で続々とサブブランドを増やし、最終的にはスマート&ソーシャルの時代の総合ニュースサイトへ育てていきたいと考えております。

将来、ネット広告が一部テレビの広告の需要を取り込んでいくことを先取りし、このメディアの拡大を狙っていきたいと考えております。広告につきましても、現在テレビCMを出されているスポンサーが(いらっしゃいますが)、トライアルで何社もねとらぼに広告を出していただいています。将来においては、こういったお客さまが、固定客としてねとらぼを支持していただけるものと考えております。

このように、目指す姿としましては、スマート&ソーシャルに最適化された総合ニュースサイトとして育ててまいりたい。ここに、しっかりと資源投入をしてまいりたいと考えております。

中期戦略① ねとらぼの業績推移 (会計期間)

(ねとらぼの)四半期ごとの推移でございますが、冒頭でお見せしましたトラフィック規模の成長とともに売上高も伸びておりまして、2017年第1四半期以降は黒字を出しております。

中期戦略② リードジェンの現状

(中期戦略の)2つ目、リードジェンにつきましてご説明をさせていただきます。成長の柱と位置づけたものが、結果として足踏みしている状態でございます。

中期戦略② リードジェン:ギャップの背景

この理由としまして、当初目論んだ計画と現状のギャップ分析としましては、1つはマーケティングのデジタルシフトが、想定よりも緩やかであったこと。

今後、アナログからデジタルシフトは不可逆的であるということについては確信を持っていますが、そのスピードが鈍いという現状です。また、リードジェン事業の90パーセントを占めているIT領域の市場環境が、回復途上にあるということ。それから、商品戦略のズレとしては、品質の向上と同時に、規模について顧客からのリクエストが大きいということで、コンテンツの開発・会員の増加・メディアの増強をしなければならないということ。

このあたりが、結果としてわかってまいりましたので、経営としましては、ここに対して手を打ってまいりたいと思います。

中期戦略② リードジェン:リード生成力の強化による再成長

(施策の)1つはコンテンツ力の強化。提供価値の大本である魅力的なコンテンツの投入・強化をしてまいります。それから、会員とのエンゲージメントをより強くし、ロイヤルティを高めてまいります。この(2018年)11月に完成と考えています、リードジェンのシステム。これによって、ITmediaの他のメディアをリードジェンのプラットフォームに載せることで、リードジェンの母数を増やしていき、生産力を増やしていくことで、顧客の要望に応えてまいりたいと思っています。

中期戦略② 新システムLBP導入

それがこちらの「LBP(LeadGen. Business Platform)」ということで、競争力を強化してまいります。一番具体的な事象としましては、メディア事業本部で提供している「@IT」をはじめとする他のコンテンツメディアで、リードジェンが可能になるということで、顧客に提供できるリードの生産力が高まることにより、機会損失をなくし、売上を伸ばすことができると考えています。これは2019年度の第4四半期あたりから、結果が出てくるのではないかと今は考えています。

中期戦略② リードジェン:足元の期待

足元の状況につきましては、この下期以降、リードジェンもプラスに働いてきている。順調に戻ってきていると考えていますので、FY18(2019年3月期)につきましては、リードジェン事業も成長できるのではないかと考えています。

先端テクノロジーに特化した良質なコンテンツの強化

また、ITmediaとしましては、その下のビジネスモデルも重要でありながら、先端テクノロジーに特化した、ITmediaらしい……テクノロジーのメディアらしい良質なコンテンツも、積極的に開発をしています。AI・RPA・スマートスピーカー・ブロックチェーン・働き方改革。このようなビジネスとテクノロジーのトレンドをいち早くつかみ、わかりやすく記事として読者に伝えていきます。

合弁会社 アイティクラウド株式会社 設立

また、先般発表いたしましたが、ソフトバンクグループの中でIT製品の流通業をになっていますソフトバンク コマース&サービス株式会社と合弁会社を作りまして、新たな(ITの)製品選択のレビューサイトを立ち上げていく予定でございます。サービスインが(2018年4月2日の設立後、半年程度の準備期間の後の)秋を予定していますので、もう少し具体的なお話は、おいおいさせていただきたいと思っています。このような新たなメディア・ビジネスにも、チャレンジをしてまいりたいと思っています。

中期戦略 まとめ

中期戦略のまとめとしましては、経営資源の投入という意味で、スマート&ソーシャルのねとらぼを大きくしていくと。2つ目が、専門メディア、リードジェンをより拡大していくこと。しかし、(拡大だけではなく)しっかりと成長させていくこと。

そして、3点目が先端テクノロジー。今ご紹介いたしました、変化するテクノロジーの中で、先端のテクノロジーをしっかりとキャッチアップしていくこと。そして、非連続分野の開拓も行っていきたいと考えています。

2018年度 業績予想

最後に、来期の業績と配当についてご説明いたします。

来期の2018年度(2019年3月期)の業績予想は、売上高が前期比8.5パーセント増の50億円。営業利益が、4.6パーセント増の7億8,000万円。当期利益につきましては、4.9パーセント減の4億7,000万円といたしました。売上高は、全体としてねとらぼが牽引して成長し、リードジェンがプラスに転じることで、比較的強い成長ができるのではないかと考えています。

一方、営業利益につきましては、営業利益率を若干落とす計画でございます。とくに人員・テクノロジーにしっかりとした投資を行って、体制づくりを固めていきたいと考えています。固定費の投入を行うことによって、営業利益率は若干下がるものと考えています。

最終利益につきましては、先ほどご紹介しましたソフトバンクコマース&サービス社と一緒に行う、アイティクラウド株式会社。こちらが持分法適用会社になりますので、営業利益の外で連結いたしますが、こちらが初年度赤字を見込んでいるため、その赤字を取り込んで、当期利益では減益になります。これは将来に向けての種まきということで、会社としては認識しています。

来期計画背景

来期の背景をまとめます。まず、成長事業の加速としましては、ねとらぼの成長最大化。また、ビジネス領域を含む非IT領域の顧客の開拓の強化。ここには、テクノロジーの投資、成長領域への人員投入を積極的に行ってまいります。

そして、リードジェンを含む専門メディアの立て直しということでは、景況感は良好で改善してきています。それにより、2018年度はリードジェンを中心に着実な成長が実現できると考えています。

プラス、リード生成力の強化。とくに秋口から始まりますLBPの展開ということで、@ITをはじめとした、リードジェンを実現するメディアを横展開していくことを行ってまいります。それから、一部リソース不足のところを、人員を投入して解消してまいりたいと考えています。

その他、子会社につきましては、2017年度は2社とも赤字でございましたが、現在の計画では、両社とも黒字に転換すると。そして、一方でアイティクラウド株式会社は、先行投資として持分法適用会社の赤字を見込みます。

テクノロジー・データ活用による差別化

当社は、インターネットのメディア企業としての強み・競争力・価値を全体として磨いていくことを、次の1年間もしっかりやっていきたいと思います。データを活用する(ことによるターゲティング)。リード生成の能力を高める。ねとらぼのメディアの力を大きくしていく。そして、会員制のメディアではエンゲージメントをしっかりと強化していくということを、行ってまいりたいと思います。

配当金の推移と予想

配当予想につきましては、最終利益は減益という予想ですが、売上も営業利益も成長できることから、年間10円の配当を維持する計画でございます。配当性向としましては、41.5パーセントを考えています。

トピックス:市場変更の申請

最後に、先般IRを出しましたが(2018年)5月21日から23日の間に、立会外分売を実施させていただきます。目的としましては、より当社の株式の流動性を高めて、多くの株主に当社の株を持っていただくことでございます。

以上、2018年3月期(2017年度)の決算のご説明でございました。どうもありがとうございます。