FY2018 Q1 会計期間決算サマリー(2017.08-10)
林高生氏:それではただいまより、2018年7月期第1四半期の決算説明をさせていただきたいと思います。
まず、会計期間決算サマリーです。全社で、Y/Yは増収増益、Q/Qは減収減益。売上高が89億400万円、営業利益が9億6,300万円、当期純利益が6億7,800万円となっています。
エンターテインメント事業は、Y/Yは増収増益、Q/Qは減収減益。セグメント売上が43億1,500万円、セグメント利益が8億6,500万円となっています。
ライフスタイルサポート事業は、Y/Y・Q/Qともに増収増益。セグメント売上が39億5,400万円、セグメント利益が5億5,000万円となっています。
EC事業は、Y/Y・Q/Qともに増収。セグメント売上が6億3,400万円、セグメント利益がマイナス4,400万円となっています。
各事業の売上高構成比としましては、資料の右に書いてありますように、エンターテインメント事業が48.5パーセント、ライフスタイルサポート事業が44.4パーセント、EC事業が7.1パーセントという状況になっています。
連結売上高・利益の推移及びFY2018業績予想に対する進捗率
次のページは、通期予想に対する進捗率になります。売上高が22.3パーセント、営業利益が20.5パーセント、当期純利益が21.9パーセントの進捗率になっています。
FY2018 Q1業績概要
次のページは、業績概要です。資料のいちばん右の列の、2018年中間予想に対する進捗率につきまして、売上高が48.1パーセント、営業利益が71.4パーセントとなっています。また、経常利益が72.6パーセント、当期純利益が75.4パーセントとなっています。上期利益は上振れ基調ではありますが、第2四半期につきましては『ヴァルキリーコネクト』のTVのCMをやっています。
また、ライフスタイルサポート事業においても、先行投資のプロモーションをかけています。ただ、上期にリリースを予定していた新規タイトルが下期に遅延するということで、そのプロモーション費用はおそらく使われないだろうという状況になっています。
連結四半期売上高・営業利益の推移
次のページは、連結四半期売上高・営業利益の推移となっています。ご覧いただくと、ライフスタイルサポート事業(青色)は堅調に推移していますが、エンターテインメント事業(オレンジ色)が少し下がっているということです。これは、後ほどエンターテインメント事業のところでご説明させていただきたいと思います。
主な経営指標の四半期推移
そして、主な経営指標の四半期推移です。こちらは、資料のいちばん右側のアスタリスク(*)がついているところ(をご覧ください)。キャリア手数料・支払手数料と、外注費・サーバー費に印がつけてあります。この数字の変化につきましては、資料のいちばん下に補足説明が書いてあります。
ライフスタイルサポート事業では、(引越し周辺サービスの)「エアコン取付け・取外し工事」業務というものを行っています。実際に我々が作業するのではなく、外部のエアコン工事会社さんにやっていただくのですが。その方々への支払いを、支払手数料ではなく、外注費に計上し直しているということが、この数字の理由になっています。
セグメント別広告宣伝費の四半期推移
続きまして、セグメント別広告宣伝費の四半期推移です。ライフスタイルサポート事業(青色)が、第2四半期に向けて先行投資を行った期間かなという状況です。
セグメント別人員数の四半期推移
次のページの、セグメント別人員数の四半期推移ですが、とくに大きくは変わっていません。
貸借対照表
貸借対照表です。ここに書いてあるとおり、(第三者割当による行使価額修正条項付)新株予約権の一部行使により、株主資本が増加しています。調達資金額は、11億9,300万円ということです。
エンターテインメント事業 四半期売上高・営業利益の推移
続きまして、セグメント別事業詳説です。まず、エンターテインメント事業です。Q/Qでは下がっています。『ヴァルキリーコネクト』が、すごく波の大きいタイトルということなのですが、そのいろいろなイベントが、第1四半期はちょっとうまく振るわなかったなということです。
エンターテインメント事業 海外売上比率の四半期推移
次のページは、海外売上比率です。国内の『ヴァルキリーコネクト』の売上が下がったということで、(海外売上)比率は(2017年7月期第4四半期の26パーセントから)29パーセントと、上がっています。海外売上自体は、とくに変わっていません。
そして、『ヴァルキリーコネクト』の中国本土のリリースが近づいています。時期はまだはっきりしていませんが、近いうちに出させていただけるかなと思っています。
ライフスタイルサポート事業 四半期売上高・営業利益の推移
続きまして、ライフスタイルサポート事業です。四半期売上高・営業利益の推移ということですが、順調に推移しています。Y/Yで、大幅に増収増益ということです。
ライフスタイルサポート事業 サブセグメント別四半期詳説
次のページは、ライフスタイルサポート事業の中の、サブセグメントの四半期推移となっています。金融メディア事業・ブライダル関連事業が、順調に伸びているということです。資料の左上の矢印をご覧いただくとわかりますが、すべてのサービスで、Y/Yは増収。引越し関連事業に関して、Q/Qは季節的要因で下がっていますが、順調に利用者が増えているという状況になります。
ライフスタイルサポート事業 主なKPIの四半期推移
次のページは、ライフスタイルサポート事業の、主なKPIの四半期推移です。こちらも、利用件数がY/Yで伸びています。ARPU・CPAは例年と同様のトレンドで推移しています。粗利額・粗利率につきましても、順調に推移をしているという状況です。
EC事業 四半期売上高・営業利益の推移
続きまして、EC事業の四半期売上高・営業利益の推移です。今はプロモーションによって認知度が上がってきていまして、順調に販売台数は伸びています。ただ次の期(11月~1月の第2四半期)が寒い時期です。寒くなると、顕著に自転車の販売台数が下がるということで、そういうトレンドになるんじゃないかと思っています。引き続き、認知拡大のための先行投資を行っていきたいと思っています。
セグメント別トピックス
続きまして、19ページです。第2四半期の進捗となっています。まず、全社のトピックスとしては、トヨタ自動車株式会社さまの「TOYOTA NEXT」の共同事業のテーマが概ね確定しまして、事業開発フェーズに入っています。あと、福岡オフィスが(2017年)10月に開所する予定でしたが、少し採用が苦戦していまして、(2018年)2月に延期になっています。
エンターテインメント事業に関しましては、こちらの資料に書いてあるとおりです。ライフスタイルサポート事業においても、とくに大きな動きはございませんが、こちらの資料のようになっています。
FY2018 連結業績予想数値(再掲)
続きまして、業績予想です。とくに、当初の予想を修正するということは、今回はございません。
FY2018の取り組み及び業績予想の考え方(再掲)
「FY2018の取り組み及び業績予想の考え方(再掲)」ということですが、全社の大きな課題として、採用が非常に苦戦しているところがありますので、そこに引き続き、注力していく予定になっています。
エンターテインメント事業・ライフスタイルサポート事業は、こちらの資料に書いてあるとおりです。EC事業につきましても、こちらに書いてあるとおりになるかと思います。
FY2018 配当予想(再掲)
次のページは、配当予想です。引き続き、(通期)配当性向20パーセント程度を基準としていきたいと思っています。
FY2018 Q2以降の留意点
そして次のページは、第2四半期以降の留意点となります。先ほどお話しさせていただいたとおり、上期の売上は、概ね予想どおり。利益に関しましては、ちょっと上振れ基調かなと思っています。そして、いちばん大きい通期業績は、下期に控えていますエンターテインメント事業の新規タイトルが、大きく影響してくるかなと思っています。
私からは、以上になります。