2018年3月期 第1四半期決算電話説明会

横田明宜氏:みなさま、こんにちは。横田です。

本日はお忙しい中電話説明会にご参加くださいまして、ありがとうございます。

それでは、2018年3月期第1四半期決算の実績について、ご説明させていただきます。

四半期連結損益計算書(第1四半期実績/前年同期)

お手元の補足資料1ページ左側上段の四半期連結損益計算書をご覧ください。

当四半期は前年同期と比較して売上高は28億円、2.7パーセント増の1,098億円。

営業利益は22億円、10.0パーセント増の250億円。

経常利益は21億円、9.3パーセント増の257億円。

親会社株主に帰属する四半期純利益は46億円、28.5パーセント増の209億円となりました。

それでは、セグメント別の売上高とその増減要因をご説明いたします。

A.売上高 28億円の増(2.7%増)

資料右側上段のA.売上高の表「(1)売上高の状況」をご覧ください。

テーマパーク事業の売上高は、テーマパーク入園者数が増加したことなどから、前年同期比23億円、2.6パーセント増の907億円となりました。

入園者数及びゲスト1人当たり売上高は1つ下の表「(2)テーマパーク関連情報」をご覧ください。

入園者数は東京ディズニーシーの新規アトラクション「ニモ&フレンズ・シーライダー」の好調などにより、前年同期を上回りました。

ゲスト1人当たり売上高は対前年同期でほぼ同様となりました。

「(1)売上高の状況」に戻りまして、ホテル事業の売上高は東京ディズニーセレブレーションホテルが通期稼働したことなどから、前年同期比3億円、2.7パーセント増の149億円となりました。

なお、各ホテルの客室稼働率・平均客室単価の前年同期差異につきましては、資料右側中段の「(3)ホテル関連情報」に記載しております。

「(1)売上高の状況」に戻りますが、③その他の事業の売上高は、イクスピアリ事業の売上高が増加したことなどから、前年同期比1億円、4.2パーセント増の42億円となりました。

続きまして、セグメント別の営業利益とその増減要因についてご説明いたします。

B.営業利益 22億円の増(10.0%増)

資料右側の中段、「B.営業利益」の表をご覧ください。

テーマパーク事業は準社員諸手当の増加などがあったものの、売上高の増加に加え、商品・飲食原価率が減少したことなどにより、前年同期比14億円増の216億円となりました。

ホテル事業は売上高の増加に加え、東京ディズニーセレブレーションホテルの開業費用が減少したことなどにより、前年同期比5億円増の27億円となりました。

その他の事業は売上高の増加に加え、モノレール事業の修繕費が減少したことなどにより、前年同期比2億円増の6億円となりました。

C.親会社株主に帰属する四半期純利益 46億円の増(28.5%増)

続きまして、「C.親会社株主に帰属する四半期純利益」の欄をご覧ください。

親会社株主に帰属する四半期純利益については、営業利益の増益に加え、株式会社ブライトンコーポレーションの繰延税金資産を計上したことなどにより、前年同期比46億円増の209億円となりました。

【参考】第1四半期業績の推移(連結)

次に、資料左側下段の「【参考】第1四半期業績の推移(連結)」のグラフをご覧ください。

左側のグラフは棒グラフが売上高、折れ線グラフが営業利益率を示しています。

右側のグラフは四半期別の営業利益と親会社株主に帰属する四半期純利益の推移を示しています。

当第1四半期の売上高は過去最高の実績となり、各利益とも引き続き高いレベルで推移しております。

総括

それでは総括をさせていただきます。資料右側下段の「【総括】」をご覧ください。

当四半期実績を前年同期と比較いたしますと、売上高・営業利益ともに前年を上回りました。

売上高については、ゲスト1人当たり売上高が対前年同期でほぼ同様となった一方、東京ディズニーシーの新規アトラクション「ニモ&フレンズ・シーライダー」の好調などにより、テーマパーク入園者数が前年を上回り、増収となりました。

営業利益については、テーマパーク事業の準社員諸手当の増加などがあったものの、テーマパーク事業の増収や商品・飲食原価率の減少、ホテル事業の増益によって増益となりました。

続きまして、四半期ごとの数値は開示しておりませんが、当四半期実績を業績予想と比較いたしますと、売上高・営業利益ともに予想を上回りました。

ゲスト1人当たり売上高がほぼ予想どおりだったものの、テーマパーク入園者数が予想を上回ったことで、売上高及び営業利益は予想を上回りました。

また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、売上高や営業利益が対前年同期・対業績予想ともに上回ったことに加え、子会社の繰延税金資産を計上したことにより、前年同期及び業績予想を上回りました。

最後に、通期の業績予想です。

当四半期はご説明したとおり推移したものの、第2四半期以降がテーマパーク入園者数のボリュームゾーンであることを踏まえまして、現時点では第2四半期連結累計期間及び通期の業績予想を据え置くことといたします。

私からの説明は以上となります。ありがとうございました。