バーチャルトレードは意味があるのか?

アシスタント:こんにちは。今回は坪倉さんに、バーチャルトレードは意味があるのかについて、教えていただきたいと思います。バーチャルトレードっていうのは、どういうことですか?

坪倉知紀氏(以下、坪倉):バーチャルの意味はおわかりですよね?

アシスタント:はい。実際に取引をしないで、自分の頭の中だけでシミュレーションをするという意味ですか。

坪倉:バッチリですね。そのとおりです。売買したつもりになって、実際自分の頭の中で、あるいは自分でノートをとられる方、あるいはエクセルで記録される方、いろんな方がおられると思いますけれども。

実際に証券会社にお金を入れて注文を出して売買するのではなくて、例えばチャートを見ながら、ここで買ったつもりになってみる。そして、売ったつもりになってみる。

それを自分の頭の中でシミュレーションをしてみて、「利益が出たなあ」とか、「ロスカットになっちゃったなあ」とか、ということを繰り返していくのがバーチャルトレードというやり方ですね。

アシスタント:株を始める前だと不安なので、きっと皆さん、1回はしたことありますよね。

坪倉:そうですね。頭の中でね。

アシスタント:1回と言わず、何回もしてますよね。

坪倉:はい。やはり、まだあまりがない方とか、初心者とかは、怖いので。何が怖いって、株で損をするのはやっぱりみんな怖いんですよね。

アシスタント:すっごくよくわかります。

坪倉:そうですよね。

アシスタント:私もやったことがないので、バーチャルトレードで終わっちゃいそうです。

坪倉:結構そういう方がいらっしゃって、バーチャルトレードを繰り返して、自分の中で訓練するわけですよね。訓練していれば、きっと上達してくるはずだから。その上で、バーチャルトレードに慣れてから、実際の自分のお金でトレードをしよう、って考える方が、実は初心者の方、非常に多いんですよ。

アシスタント:私もそう思ってます。

坪倉:確かに一理あると思います。そういう訓練って、あった方がいいように思いますよね。実際、結構今は便利なサイトがありまして。

こんなのあるんですよ。トレダビっていう。

アシスタント:何ができるサイトなんですか?

坪倉:これは、実際バーチャルトレードができるサイトなんですね。仮想で1,000万円のお金を与えてくれるんですよ。

アシスタント:いいですね。

坪倉:はい。その1,000万円を、ゲームみたいな感じで、実際の株価を使うんですけれども。仮想の1,000万円をこのゲームの中で運用していくっていうやり方なんですね。それで他の人たちと競ったりできるんです。ランキングが出るんです。

アシスタント:おもしろいですね。

坪倉:非常におもしろい。ゲームとしてはおもしろいと思いますね。