logmi Finance
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株式会社エラン6099

東証プライム

サービス業

はじめに

峯崎友宏氏:あらためまして、株式会社エラン、社長の峯崎です。本日はお忙しい中、当社決算説明会にご参加いただき、誠にありがとうございます。

まず初めに、このたび熊本県を中心に発生した地震により、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。また、お亡くなりになられた方々とご遺族の皆さまに、心よりお悔やみを申し上げます。

医療・介護に携わる企業として、被災地の皆さまが一日も早く安心して生活を取り戻されることを心より願っております。

それでは、当社の決算概要についてご説明いたします。

目次

それでは説明に入らせていただきます。2ページをご覧ください。こちらは目次になります。本日はこのような内容で説明させていただきます。

初めに2026年12月期第2四半期決算について、続いて2026年12月期業績予想についてです。資本コストや株価を意識した経営、および新中期経営計画については前回決算の再掲となります。

説明資料後半に参考資料をつけてありますので、後ほどご確認いただければと思います。

1. 2026年12月期第2四半期決算

それでは3ページをご覧ください。まずは2026年12月期の第2四半期決算についてです。

2026年第2四半期ハイライト

4ページをご覧ください。こちらは本日のハイライトです。今回特にお話ししたい内容はこちらの3つとなります。

まずは増収増益についてです。売上高は前年比で10.0%の成長となりました。その要因は、主に国内事業のCSセット契約施設数の増加によるものです。

各エリアによって、契約増加数に差はあるものの、全国平均での成長率10%はまずまずのスタートと見ています。2028年12月期までの中計期間中の国内成長率の目標は10%であり、達成できております。

営業利益は前年比で28.3%の成長でした。主な要因はオリジナル患者衣リフテの償却方法変更によるものです。リフテの償却は、これまで一括償却だったものを今年1月から3年償却に変更いたしました。

この影響により、第2四半期の粗利率に1.4ポイントのプラス影響が出て、22.6%となりました。このプラス影響がなかったと仮定すると、粗利率は21.2%となり、これを昨年の粗利率21.5%と比べると、実質0.3ポイントほどの悪化となります。これは、海外の影響によるものです。詳細は後ほどお伝えします。

次に、原価高騰と価格転嫁の状況についてご説明いたします。中東情勢や円安によるエネルギーや輸入コスト上昇により、当社の原価にも影響が出る見込みです。

第2四半期時点では、まだ原価高騰の影響は一部に限定されており、財務数値へのインパクトは少ない状況でございます。

まだ不確定要素はあるものの、第3四半期以降の各サプライヤー様からの値上げ要請の様子を見つつ、適正な価格設定を進めて参ります。

価格転嫁の状況としましては、第2四半期からわずかにプラスの影響が出始め、原価高騰の影響同様に第3四半期以降、特に医療機関の下半期始まりである10月を含む、第4四半期以降に本格的に出現する見込みです。

次に、海外の状況です。ベトナムに2社あるGREEN社とTMC社の売上は約8.3億円、営業利益は0.8億円と昨年に比べて出遅れている状況です。

これは、M&A後の新体制移行によって、取引を見直している影響であり、ほぼ見込み通りの結果でございます。

2026年12月期における原価高騰の影響

次に5ページをご覧ください。2026年12月期における原価高騰の影響です。

先ほどお伝えした通り、第2四半期までの影響はまだ少なく、第3四半期以降の影響は予想しにくい点もあるものの、品目によって中から大程度の影響が出ると見込んでいます。

2026年12月期第2四半期 連結決算概要(損益計算書)

次に6ページをご覧ください。こちらは連結損益計算書です。

売上高は前期比で約27億円の増加となりました。この要因は主にCSセットの新規契約に伴う利用者の増加によるものです。

新規導入件数は、昨年172施設に対して今年は182施設、解約施設数は昨年が51施設、今年が70施設です。純増数は昨年121施設、今年は118施設でした。新規獲得と解約がともに若干増加した結果、純増数は昨年とほぼ横ばいとなっています。

解約については、後ほど10ページで詳しくお伝えします。

売上総利益は前期比で約9億円の増加、営業利益は約6億円の増加となりました。主な要因としては、先ほどお伝えした通り、リフテの償却方法変更です。

また、会社予想の営業利益24億円に対して、約2.4億円上振れた要因としましては、売上の上振れ、一部の販管費で有利差異が発生したこと、リフテの導入件数が昨年に比べて減少したこと等です。 償却方法変更の影響は会社予想に織り込んでおりましたが、リフテ導入件数の減少はそれほど見込んでおりませんでした。

このリフテの導入件数の減少については、インフレや中東情勢による物価の高騰に対して、セットのアイテム構成を見直してでも、なるべく提供価格を抑えたいという新規施設からのご要望が多く出たことによるものです。

セグメント別(国内/海外)

次に7ページをご覧ください。セグメント別の売上と利益です。

ベトナムの欄に記載している数値は、GREEN社とTMC社の2社分となります。昨年に比べて売上高、利益ともに減少傾向にある理由は、先ほどお伝えした通りです。

現時点では、売上規模を拡大するだけでなく、買収した企業の経営管理、顧客構成、工場の稼働率、採算性を改善する段階だと認識しています。

時間軸としては、2026年から2028年までの中期経営計画期間を一つの目安として、まずは既存事業の収益基盤を固め、その後、安定的な利益貢献につなげていきたいと考えています。

尚、のれん償却費約0.6億円をベトナムの費用として営業利益を計算しております。

海外展開の状況

次に8ページをご覧ください。海外展開の状況です。こちらは前回の決算から変更はありません。

私どもにとって海外事業は、すぐに大きな利益を出す事業というよりも、将来の成長機会を獲得するための投資という位置づけです。

ただし、将来性だけを理由に投資を続けるのではなく、顧客継続率、工場稼働率、のれん償却前後の利益などを確認し、資本効率を重視して判断してまいります。

2026年12月期第2四半期 連結決算概要(貸借対照表)

9ページをご覧ください。こちらは連結貸借対照表です。

リフテを貯蔵品から有形固定資産に振り替えたことで、ご覧の通りの数値となりました。そのほか、BSで特にお伝えすべき変化はございませんでした。

契約施設数と解約率(期末月)

次に10ページをご覧ください。契約施設数と解約率の推移です。

契約施設数は2,942施設となり、前年同期比で9.3%増加いたしました。解約施設は70施設、解約率は3.9%と若干上昇しました。閉院・統合等を除いた解約率は2.9%と微増しました。

解約率上昇は閉院・統合による解約20施設が影響しております。ちなみに、昨年上半期の閉院・統合による解約は11施設でした。

今後も医療機関の経営状況や政策の影響によって、閉院・統合は一定数発生すると見込んでおります。

月間利用者数(期中平均)

次に11ページをご覧ください。こちらは月間利用者数の推移です。

契約施設数は前年同期比プラス9.3%でしたが、利用者数の伸びはプラス7.7%にとどまっています。これは、以前からお伝えしている通り、小規模施設や長期入所型施設の契約増加により、施設数の増加が必ずしも利用者数の増加に直結しない構造へ移行していることによるものです。

開拓率の年度推移

次に、12ページをご覧ください。開拓率の年度推移です。

今期はグラフ下段の介護施設が規模にかかわらず伸びております。こちらは、参考資料の40ページにあるスマイルウェア等、介護施設向けの商品・サービスの開発によるものです。

病院数が減っていく中で、増加する介護施設は有望な市場であると考え、今後さらに営業を促進して参ります。

営業対象施設等の施設数推移

13ページをご覧ください。営業対象施設等の施設数推移です。

以前からお伝えしている通り、病院や介護療養型医療施設が年々減少傾向にあるのに対し、有料老人ホームなどの介護施設が増加しています。

団塊の世代の平均年齢は77歳であり、これから介護施設需要はより高まっていくため、利用者やご家族様だけでなく、施設職員様にとってもメリットがある当社のサービスを通じて、貢献して参りたいと考えております。

国内主要指標の年次推移

14ページをご覧ください。国内主要指標の年次推移です。こちらは1年ごとの更新のため、前回の決算説明会と変わっておりません。

国内売上高を施設数で割った「施設単価」は、1,880万円と、年々増加しています。その要因については、次のページでご説明いたします。

付加価値サービス&商品の導入率年次推移

15ページをご覧ください。付加価値サービスや商品の導入率です。

CSセットRは380施設で、CSセットLCは312施設、リフテは549施設と、既存施設全体に対しての導入率は徐々に伸びています。リフテについては次のページで補足させていただきます。

介護施設向け衣類のスマイルウェアは、昨年を上回る勢いで増加中です。

エムスリーとのシナジー実現施設数は、116件となりました。こちらはエムスリーとの協業によるもので、病院経営を支援するサービスとなっています。

lifte(リフテ)オリジナル患者衣

16ページをご覧ください。物価高騰の影響で今年は昨年以前の伸び率ではありませんが、オリジナル患者衣リフテは引き続き医療機関、お客様からご好評いただいております。

今年、リフテは小児用ウエアを開発いたしました。重い病気を持つお子様でもお着替えがしやすいようなデザインとなっています。

主に小児専門の医療機関や施設様でご利用いただけるように準備を進めています。

2. 2026年12月期の業績予想

次に17ページをご覧ください。2026年12月期の業績予想です。

2026年12月期 連結業績予想

18ページをご覧ください。2026年12月期の連結業績予想です。

さきほどお伝えした通り、リフテの償却方法変更の影響で営業利益以下の各段階利益が昨年上半期実績と比べて大きな増加率となっております。

通年の業績予想は、原価高騰の影響に不確かな点があると考え、据え置きといたしました。

配当予想(2026年12月期)

次に19ページをご覧ください。こちらは配当予想です。

2025年の1株あたり配当は15円で、配当性向は32.8%です。2026年は1株あたり16円、配当性向は30.3%を予定しています。

20ページからは、前回の説明会でお伝えした内容の再掲となりますので、割愛させて頂きます。

資本コストや株価を意識した経営と、中計の内容については、常に再点検を実施し、進展や変更があった場合には、丁寧にお伝えいたします。本中期経営計画では、引き続きROE25%を優先目標として参ります。

以上をもちまして、簡単ではございますが、2026年12月期第2四半期決算と、2026年12月期の業績予想について説明させていただきました。

ありがとうございました。

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