PERAGARU株つらひチャンネル:あの業界が今アツい。「1億円」あったらまず買いたい銘柄を発表します。
【1億円あったらどの株を買う?】ポートフォリオに入れたい40銘柄の有力候補は中古車業界が熱い!?
もし急に1億円が手に入ったら、あなたはどの株を買いますか? 今回は、株式会社hands代表取締役社長の塩谷航平氏が、本気で考えた「1億円ポートフォリオ」について語りました。(※2026年2月17日公開のYouTubeチャンネル「PERAGARU株つらひチャンネル」の配信内容に基づく内容です)
1億円のポートフォリオ なぜ40銘柄に分散するのか

ーー今日は新企画として、「もし急に1億円が降ってきたら、塩谷さんはどのような株を買いたいのか?」というテーマでお話をうかがいたいと思います。ぜひ聞かせてください。
塩谷航平氏(以下、塩谷):急に1億円が降ってきたら、最高ですね。本気で考えた買いたい銘柄ですが、1億円あるとすると、40銘柄くらいに投資しようと思っています。
ーー40銘柄ですか?
塩谷:したがって、今日の動画は15時間くらいになると思います。
ーー企画をつぶしに来ましたね。このような企画は通常、3銘柄から5銘柄ほどに絞るものです。40銘柄というのは、「YouTube」のことを考えていないのではないですか?(笑)ガチで行くにしても、40銘柄は多すぎませんか?
塩谷:私の考えですが、先ほど数銘柄、例えば3銘柄から5銘柄と言いましたよね。3銘柄だと、資産比率で1銘柄あたり平均33パーセントを投資するわけですよね。そのような投資をしていいのは、投資を深掘りしている方々だけである気がします。
ーー本気で「これだ」と思って、1銘柄に全ベットなど初心者はやってはいけないのでしょうか?
塩谷:本気で言っていますか? お金をすべて失ってもいいのであれば、いいですよ。確かに、サンリオとINFORICHを半々くらいの割合で投資していた時がありましたよね?
ーーありました。INFORICHに100パーセント投資した上に、信用取引で2階建てをしたこともあります。
塩谷:「2階建てINFORICH」ですか。「ダブルリッチ」だ(笑)。
ーー去年のガイダンスの時、大きな損失を出してしまいました。
塩谷:そのようなリスクがあるので、私だったら40銘柄のうち、たぶん自信がある1、2銘柄だけに資産の10パーセントほどを投じて、他は分散します。そのため、今日は40銘柄分の時間がかかります(笑)。
ーーさすがに40銘柄をすべてここで話すのは現実的ではないですし、みなさまもたぶん覚えきれないと思います。さわりの何銘柄かだけいったん教えてください。
塩谷:わかりました。本日は何銘柄かだけお話しし、この企画は定期的にやりたいですね。本当に40銘柄あるので小分けにしてやりたいですし、その時買っていたらどうなっていたのかも追いたいです。
ーー確かに。ちなみに時間軸はどのような感じですか?
塩谷:あえて決めるなら半年後にします。今投資をして、夏休みには1億円がいくらになっているかを予想したいです。それまでにはたぶん、40銘柄すべてを出しきれるかなと思います。
今、中古車業界が熱い理由
ーーでは、まず1銘柄目をお願いします。

塩谷:直近で「いいな」と思っているのが「ガリバー」を運営しているIDOMです。中古車業界に魅力を感じています。
中古車のメインプレイヤーで言うとネクステージ、IDOM、ケーユーホールディングスなどいくつかありますが、その中だと、足元ではIDOMが一番買いたいと思う銘柄です。
ーー中古車がいい理由がよくわかりません。
塩谷:ビッグモーターの事件もあり、ネガティブなイメージがありますよね。ビッグモーターの事件の前までは、中古車業界は非常に良かったのです。コロナ禍やウクライナ侵攻によるサプライチェーンの問題で、新車が一時期あまり作れない時があったためです。
その影響で中古車の価格も販売台数も一気に上がり、伸びていたところにビッグモーター事件がありました。同年9月にはネクステージが週刊誌に報じられてしまい、IDOMにも少し飛び火して業界全体が悪くなってしまいました。
伸びが鈍化していましたが、直近の業績の数字が良くなり始めています。理由はいくつかあるのですが、そのうちの1つは去年の10月頃に起こったオランダの半導体メーカー、ネクスペリアの問題です。
サムスン電子やSKハイニックスは先端品のAI半導体を作っているため、AIサーバーやデータセンターの需要で非常に業績がいいと思います。
一方、ネクスペリアは汎用半導体といって、自動車に使われる制御用の半導体など、従来からある電子部品の半導体を作っている会社です。そこが輸出停止のような状態になってしまい、一瞬、汎用半導体が市場に出回らない時がありました。今その煽りが来ており、本田技研工業が工場を停止するなどの報道がよく出ています。
「今年は新車の供給は大丈夫なのか?」という懸念が出てきているところで、中古車業者が在庫確保のために中古車を多く買っており、活況なのです。これはコロナ禍後に新車の供給台数が減って中古車に人気が向かった時と少し似ているため、外部環境がいいというのが1つ目の理由です。
ーーつまり、中古車価格が上がっているということですか?

塩谷:中古車価格も少し上がっていますが、それ以上に販売台数が伸びています。新車の供給不安がない状態でも販売台数が伸びており、ここからさらに伸びる余地があるかもしれません。新車が買えないため中古車を買うという展開になるのではないかと見ています。
2つ目の理由は、アメリカの中古車と新車の販売割合を見ると、中古車のほうが大きいためです。
日本は少し前までは新車のほうが圧倒的に多かったのですが、今はようやく半分くらいまで来ており、中古車がどんどん人気になっています。なぜかというと、インフレが関わっており、新車はどんどん高くなっています。
先ほどお話しした電子部品や半導体などもすべて値上がりしています。日本は実質賃金がマイナスなので、これからさらに高くなっていくとなると、高級品の値上げについていけない消費者が多いのです。
そのような意味でも、これから中古車の需要が来て、販売台数がさらに上がっていくのではないかと考えています。高級品系のセカンダリー市場が少し熱いと考えており、車もそうだと見ています。
リセールバリューに注目が集まる

ーー中古が合理的だという考え方も広まりつつあると思います。逆に「新築戸建てや新車はだめ」と、リセールバリューが非常に注目されている世の中になっています。
塩谷:最近の若い人は特にそうじゃないですか?
ーー合理・非合理を非常に追求している感じがします。そうなると、新車を買うこと自体が非合理的です。
塩谷:購入直後に価値が半分程度に下がりますからね。
ーーそうですよね。1,000万円の車を買ったら、400万円をいったん捨てているようなものです。私もリセールバリューが大好きです。この間、「田端大学 投資学部」のYoutubeチャンネルで観葉植物を見て、30万円ほどだったので「リセールはどのくらいなんだろう」と思ってしまいました。
塩谷:私もその動画を見ました。植物が大好きなので、その発言を見てチャンネルをそっと閉じました。ちなみに、オリーブの古い木にはリセールバリューがないのです。しかし、マダガスカル系の植物のパキポディウム・グラキリス、オペルクリカリア・パキプスはリセールバリューがすごいです。このあたりはリセールバリューがあるので、そちらを買うといいですね。
私たちの親の世代は「新車を買うのがかっこいい、中古車はダサい」という風潮があったようですが、徐々に変わってきているのでしょうね。
ーー「カッコいい」や「ダサい」など、「新車を買うのが夢」という風潮がなくなっている気がします。
塩谷:私はハードオフコーポレーションやコメ兵ホールディングス、ゲオホールディングスなど、セカンダリー市場を全般見ています。単価が高い不動産以外のものでは、中古車業界がいいと思います。
ビッグモーター事件以降、株価はようやく戻ってきましたが、低迷していたため株価的にも買いやすく、インフレの影響で販売台数が伸びるのではないかということです。
3つ目の理由は、ネクステージなど競合他社がある中で、IDOMは配当をしっかりと出してくれます。業績が良くなれば増配が見えるので買いやすいです。また、次の四半期の通期決算発表で来期のガイダンスが出ますが、今出している中期経営計画の数字を見ると、来期も強めに出してくれそうで、増配も考えられます。

塩谷:この企画が来た瞬間に「IDOMの決算またぎはありかな」と思いました。IDOMなどの中古車関連はすべていいと思っているので、ネクステージも40銘柄の中に入れています。ネクステージもIDOMも買いますが、IDOMのほうを少し割合多めにいく戦略をまず立てています。あと38銘柄あります。
ーーこの感じで40銘柄だと、超長期シリーズになりますね。
塩谷:ちなみにIDOMは、私のリストでは10番手くらいです。中古車がタイムリーだったので最初に紹介したいと思いました。
ーー10番手ということは、上位なんですね。その上にまだ9銘柄もあるということですね。
塩谷:ネクステージは20番台です。
ーーIDOMの時価総額は現在どのくらいですか?
塩谷:1,400億円です。1,400億円でしたら、サイズ的には問題ありません。流動性の点については、私たちもこの企画で意識しないといけないと思っていました。
IDOMより上の順位でも流動性が非常に低い銘柄が何銘柄かあり、実際に1億円を運用するとなると「買いづらい」という、お客さまの気持ちを深く理解できたのはいい経験でした。この企画を設けてくださり、ありがとうございます。
「PERAGARU(ペラガル)」で流動性の低い銘柄のレポートが人気がない理由がわかりました。「(投資家は)買えないよ」ということですね。
ーー顧客体験ができたのですね。
塩谷:社内でレポートを書くメンバーと銘柄選定を一緒に行うことで、お客さまの気持ちを疑似体験できました。
企画から生まれた「PERAGARU」新機能のアイデア
塩谷:先ほどご説明したIDOMなどの銘柄について、せっかくなので、定期的にポートフォリオのポジションを入れ替えたいです。
ーー例えばIDOMであれば、決算後にどうするかなども検討しないといけないですね。
塩谷:中期経営計画どおりにガイダンスが出なかった時などは、一度売却したいと思ってしまいます。ただ、動画を撮るたびに中山さんの会社への発注金額が大変なことになってしまうのでやめましょうか(笑)。
ーー銘柄を随時入れ替えていく前提で進めていければと思います。
塩谷:流動性を考慮した銘柄選びやタイミングなど、いろいろ考えないといけないので、この企画はお客さまの気分を疑似体験できていいですね。銘柄を選ぶとなるとふだん行っているリサーチ以外に、タイミングなどもいろいろと考えなければいけません。運営側から銘柄を発信するような機能を「PERAGARU」につけられたらいいなと思いました。
ーー「PERAGARU」で、このようなポートフォリオレポートを出すということですか?
塩谷:「YouTube」と連動して「1億円企画」みたいなレポートにするのですね。そうしたら全銘柄を「YouTube」で発表しなくてもよくなるので、中山さんの会社への発注金額も減りますね(笑)。
ーー銘柄を入れ替えるとなると、今のポートフォリオの40銘柄を動画化するのは難しいです。動画では40銘柄の中から、その都度「推しの銘柄」をいくつかを紹介するほうがいいかもしれません。
塩谷:非常にいいですね。新機能会議に出します。この動画が公開されるまでに間に合わないかもしれないですが。
ーー間に合わせないと意味がないですよ。一番寒い状況じゃないですか。「PERAGARU」で公開されているポートフォリオの一部を「YouTube」でも見せるというのは、動画的にもすごくありですね。プロダクトの1つのアイデアも私が提供したということですかね。
塩谷:確かにそうですね。実は、撮影中に思いつくことがあるため、「PERAGARU」の追加機能には中山さんのアイデアのものもあるのです。
ーー「PERAGARU」の機能に「NAKAYAMA」と書いてください。
(一同笑)
塩谷:もしかすると「PERAGARU」に機能が1個増えるかもしれません。ポートフォリオのレポート機能は、実装が動画公開までに間に合っていたら、ぜひチェックしてみてください。

塩谷:IDOMのレポートは、弊社が運営する株式投資の分析サービス「PERAGARU」に登録していただくと見れますので、気になった方は概要欄かQRコードからチェックしてみてください。
ーーありがとうございました。


