用語解説
個人投資家とは、組織に属さず個人の資産を利用して投資活動を行う人のことです。法人として投資を専門に行う機関投資家に対し、個人の資産を株式、債券、投資信託、外貨などの金融商品に投資します。
個人投資家は一人あたりの投資金額では機関投資家に及ばないものの、参加者数が非常に多いため、全体として見ると市場への影響力は決して小さくありません。近年では投資手法や参加者層の幅が広がっており、短期間での売買を繰り返すデイトレードを行う投資家や、外国為替市場で活発に取引を行う個人投資家なども増えています。
インターネット取引の普及により、これまで投資に縁遠かった層も気軽に参加できるようになったことで、個人投資家の裾野は着実に拡大しています。このような個人投資家の多様化は、金融市場の活性化に寄与する重要な要素となっています。