MISSION(経営理念)

田口雅教氏:株式会社BTM代表取締役社長兼CEOの田口です。平素から当社をご支援いただき誠にありがとうございます。2025年3月期第2四半期決算についてご説明します。

当社のミッションです。当社は「日本の全世代を活性化する」というミッションを掲げ、首都圏と地方の機会格差を是正し、全世代の人々が活き活きと暮らせる世の中の実現を目指しています。

「優秀な人財がいても、就職の選択肢が狭く、活躍の場が少ない」「技術・ノウハウを持つ企業があっても、活かせる場が少ない」など、主に人・企業に対して支援を行っています。現在は地方人財を積極的に活用し、企業のDXを推進する事業を行っている会社です。

アジェンダ

スライドは、2025年3月期第2四半期の決算説明のアジェンダです。

エグゼクティブサマリー

2025年3月期第2四半期の決算概要についてご説明します。まずはエグゼクティブサマリーです。第2四半期も順調に進捗し、大幅な増収を達成しています。

売上高は24億8,600万円、前年同中間期比は28.8パーセント増です。営業利益は6,300万円、前年同中間期比は4パーセント増、中間純利益は4,000万円、前年同中間期比は5.7パーセント減となりました。

今期は内部への投資を積極的に行い、組織強化を行う期間と位置づけています。中期純利益は今期純利益予算が昨対比で55パーセント減となっている中でも、前年同中間期比では5.7パーセント減にとどまることができ、上振れて進捗していますので、非常に順調に推移している結果だと思っています。

第2四半期(中間期)進捗率

第2四半期の進捗状況です。売上・各段階利益ともに順調に推移しています。特に利益面に関しては、計画を大きく上回って進捗しています。

P/Lサマリー

P/Lサマリーです。売上高は、四半期の売上では過去最高を更新しており、人材投資・販管費が増加しているにもかかわらず、増益で着地しています。

売上高・営業利益 四半期推移

売上高・営業利益の四半期推移です。売上高は前年同期比30.2パーセント増の12億6,200万円となりました。こちらも四半期の売上では過去最高を更新しています。

営業利益は、前年同期比8.9パーセント減となっていますが、今期の利益予算は、前期の約半分ほどの計画となっているため、予算に対して非常に上振れていることから、順調に推移しているといえます。

営業利益分析

営業利益分析です。今期は人材への投資を戦略的に実施しています。主な施策は、自社エンジニアの増員を目的とした昇給、事業拡大に向けた各事業部の人員強化、営業体制の強化を目的としたコンサル活用の3つに予算を投下しています。

3つとも非常に順調に推移しています。1つ目の自社エンジニアの増員については、採用が増え、退職は減っているため、増員傾向となっています。

2つ目の事業拡大に向けての各部門の人員強化については、エンジニアや営業を中心として純増しています。その他部門も採用を加速し、こちらも順調に進捗しています。

3つ目の営業体制強化を目的としたコンサル活用については、仕組み作りなどを行い、現状のPDCAをしっかり回すことで、生産性向上や意識レベルの向上に力を注いでいます。現在、さまざまな部分で成果が出始めていますので、今期に行った施策がしっかりと来期以降、成果につながってくるように動いています。

トピックス1 地方自治体との連携

2025年3月期の第2四半期のトピックスについてご説明します。トピックスの1つ目は、「小諸市政策アドバイザー」に3期連続で就任しました。前期との違いは、小諸市内の企業に向けて「企業DX推進スクール」を開始したことです。今までは一般の方にエントリーいただいていましたが、これからは企業に向けてもスクールを開講する方針で動いています。

トピックス2 生成AI活用、DXコンサル企業との連携

トピックスの2つ目です。生成AI活用やDXに関するコンサルティング・研修を行っているブーツ社との協業を開始しました。

主に地方企業において、まだまだDXに向けた活動ができていない会社に対し、AIやDXのコンサルティングや研修を行います。DXに向けた第一歩を踏み出していただく支援を行うことが協業の目的です。

地方とエンジニアを結ぶBTM~実績まとめ(1)~

スライドは、これまで協業を発表してきた金融機関をまとめています。現在5行と連携しており、日々さまざまな企業さまをご紹介いただいています。今後も全国の金融機関と協業しながら、地方の課題をしっかり解決していきたいと考えています。

地方とエンジニアを結ぶBTM~実績まとめ(2)~

こちらのスライドでは、金融機関とBTMの拠点を日本地図にマーキングしてお示ししています。ようやく全国へアプローチできるような土台が整ってきましたので、引き続き金融機関との連携、拠点の展開を行っていきたいと考えています。

地方とエンジニアを結ぶBTM~実績まとめ(3)~

スライドはこれまで協業してきた企業の一覧です。ヘッドウォータース社とはAI領域で連携し、ブーツ社とは先ほどお話ししたDXやAI活用のコンサル、研修、育成部分で連携しています。

フルサポ補助金については、予算のない中小企業に対して補助金活用の支援を行っています。

2025年3月期 業績予想(変更なし)

2025年3月期の業績予想については変更はありません。進捗率は非常に順調に推移しています。大幅に上振れてはいるものの、中長期を見据え、より今後の成長を加速させるために、引き続き人材投資、M&A、各部門の生産性向上など、内部への投資を行っていきたいという考えから、通期業績予想は据え置きとしています。

重要KPI推移

重要KPI推移です。マッチング総数の増加を目的とした営業人員数については、すでに今期の目標を達成しています。引き続き積極採用を進めていますので、より上振れて着地できるよう、さまざまな仕込みを行っています。

人財等の情報量の源泉であるアカウント数についても、今期の予想を達成しています。こちらも引き続きしっかりと数を増やし、情報量の最大化を図っていきたいと考えおり、いろいろ仕込んでいるところです。

最後に、自社エンジニア数です。こちらもほぼ計画どおりに進捗しています。現時点でおおむね目標を達成できる水準まで上がってきています。積極的にエンジニア採用を行っていますので、引き続き増員していきたいと考えています。

以上、2025年3月期第2四半期の決算報告となります。

質疑応答:大幅増収の要因について

「売上高が前年同中間期比で28.8パーセントと大幅に増収している要因は何ですか?」というご質問です。

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