21/03期 3Qハイライト①

栁澤孝旨氏:副社長兼CFOの栁澤です。私からは2021年3月期第3四半期の決算内容についてご説明差し上げます。なお、本日のプレゼンテーション資料でございますが、当社ホームページのIRサイトにアップロード済みですので、ご参考ください。

それでは、当四半期の決算概要に関してご説明差し上げます。まず、第3四半期累計期間のハイライトになります。商品取扱高は前年同期比19.8パーセント増の3,042億円、商品取扱高、その他商品取扱高を除く商品取扱高は、前年同期比で18.5パーセント増の3,007億円、営業利益は前年同期比74.3パーセント増の337億円、営業利益率は11.2パーセント、前年同期比では3.6ポイント改善という結果になっております。

21/03期 3Qハイライト②

商品取扱高、営業利益ともに非常に好調な実績となりました。営業利益に関しては、第3四半期累計実績の段階で、今期が過去最高益という結果になっております。

また、2020年7月30日に公表いたしました期初計画に対する進捗率でございますが、商品取扱高は計画比78.6パーセント、営業利益は計画比85.5パーセントとなっており、期初計画を上振れで着地する見込みとなったため、本日付けで計画値を上方修正いたしております。

なお、商品取扱高のうち、その他商品取扱高が第3四半期累計期間で34億円と、規模が大きくなってきております。こちらを簡単にご説明させていただきます。こちらは「PayPayモール」における「ZOZOTOWN」店を除いたファッションカテゴリーストアのうち、「ZOZOオークション」というかたちで、当社の提案をもとに「PayPayモール」内で実施する、特集企画等への参加などの、営業支援の恩恵を受けることができるサービスとなっております。こちらの契約を結んだストアの流通総額というかたちとなっておりまして、当会計期間から計上を開始しております。

こちらは、その他商品取扱高として計上しているのですが、期初計画時点では想定しておりませんでしたので、かつ直近では34億円ということで、比較的大きな数字になってきています。収益費用面では、逆に大きな数字にはなっていません。以上の結果から、業績のご説明は、その他商品取扱高を除いた従前の商品取扱高をペースにお話しさせていただきたいと考えております。

連結業績の概要(四半期毎)

説明会資料の7ページ、連結業績の四半期推移となります。第3四半期会計期間では、商品取扱高については、新型コロナウイルスの感染拡大がプラスに影響いたしまして、前年同期比では22.2パーセント増となりました。

上期に獲得した、新規のユーザーの定着、既存ユーザーの訪問増加に加えて、引き続き、コロナ禍でのデジタルシフトが進んでいることが外出自粛による需要減を上回っておりまして、前年同期の暖冬および消費増税によるマイナス影響の反動が相まって、第1四半期を上回る高成長になっております。

また、営業利益に関しましては、商品取扱高成長に伴う粗利の増加、前年同期は、この第3四半期、前年の第3四半期では、バスキア展へのスポンサー費用ですとか、「ZOZOHEAT」の無料配布といったものがございまして、高額のプロモーション関連費用が発生したことがありましたが、今期はそういったことはありません。

また、今期は物流拠点内の作業効率の向上に伴う物流関連費の低減、ここがかなりうまくいったという状況になっておりまして、これが影響して前年同期比では126.4パーセント増と、大幅な増益という結果になっております。営業利益率は12.0パーセントと、こちらも大幅な改善になりました。

営業利益の増減分析(対前年同期比)

続いて、業績の詳細を抜粋して説明してまいります。説明会資料の8ページです。第3四半期累計の営業利益の増減分析は、こちらになります。前年同期193億円から当期337億円へと、約144億円の増益となっております。

営業利益の押し上げ要因は、「PayPayモール」分も含め、商品取扱高拡大による受託販売手数料の増加、こちらでプラス151.4億円。広告事業による粗利の増加でプラス10.6億円、その他売上の増加、PB関連の評価損の減少による粗利の増加、こちらでプラス28.2億円、プロモーション関連費の減少でプラス26.5億円、その他費用の減少でプラス5.9億円となっております。

一方で、営業利益の押し下げ要因ですが、物流拠点の増加による、社員数の増加による固定費、こちらの増加でマイナス15.9億円。取扱高拡大に比例して増加する変動費の増加、こちらでマイナス62.7億円という結果になっております。

連結財政状態

続きまして、説明会資料の9ページになります。貸借対照表は目立ったトピックスはございません。

商品取扱高の推移

説明会資料の14ページ、商品取扱高の推移になります。こちらも第3四半期累計での商品取扱高の事業別内訳に関しましては、決算短信等でご確認いただければと思います。

販管費の内訳

説明会資料の19ページ、販売管理費の内訳になります。第3四半期まで、累計での商品取扱高対比の販管比率は23パーセント、前年同期比では2.4パーセント低下という結果になっております。

商品取扱高対比で低下した主な理由になりますけれども、まず1つ目が、2020年4月から、会員向けの1パーセントポイント還元、こちらを終了していることと、ポイント施策の減少によって、ポイント関連費がマイナス0.9パーセントとなっております。

2つ目が、前年第3四半期にバスキア展等へのスポンサー費用、「ZOZOHEAT」無料配布等の前期に発生した高額の費用、これがなくなったことによる広告宣伝費がマイナス0.5パーセント。

取扱高成長および一部物流拠点の解約によって、賃借料がマイナス0.3パーセント。物流拠点内の作業効率の向上により、人件費のうちの物流管理費、こちらでマイナス0.3パーセント。前年同期に発生したスポット費用、こちらが減少したことによって、その他費用がマイナス0.7パーセントとなっております。

一方で、販管費の上昇要因はあまりなくて、一番大きいのは出荷単価の下落、これに伴う荷造運賃の上昇がプラス0.4パーセントとなっております。

営業利益・営業利益率(対商品取扱高)の推移

続きまして、説明会資料の18ページ、営業利益・営業利益率の推移になります。先ほどご説明しましたとおり、販管費率の低下と、前年は「ZOZOARIGATO」等の値引き施策の積極投下があったことの反動で、粗利率が改善したため、第3四半期累計での営業利益率は11.2パーセントというかたちで改善しております。

年間購入者数

説明会資料の23ページ、「ZOZOTOWN」の主なKPIのご説明にまいります。なお、こちらの以後の指標には「PayPayモール」の実績は、含んでおりません。「ZOZOTOWN」の本店のみとなります。

まず、年間購入者数ですが、前四半期比プラス33万人の913万人。アクティブ会員数は、前四半期比プラス33万人の777万人。ゲスト購入者数は、前四半期比微減の136万人という結果になっております。アクティブ会員数については、新型コロナウイルス感染拡大に伴うデジタルシフトにより、新規アクティブ会員の獲得が、引き続き好調であるという状況だと思います。

また、2020年11月から、久しぶりにテレビCMを放送しまして、集客を強化したことが要因となっています。一方、引き続きゲスト会員数、直近数年の会員向けサービスの強化の影響で、減少という結果になっております。

ZOZOTOWN出店ショップ数の推移

説明会資料24ページになります。ショップ数の推移です。第3四半期終了時点のショップ数の推移は1,433ショップとなって、前四半期末から29ショップ純増というかたちになっております。第3四半期の出店数は47ショップとなります。主な出店ショップとしては、当社がインフルエンサーとともに立ち上げたBtoCブランドの販売をする「ZOZOMARKET」を立ち上げました。

それと、モデルで「WEARISTA」として活躍している村田さんがディレクターを務める「idem」、あとは期間限定出店の、LVMHグループのラグジュアリーブランドの「Loro piana」ですとか、韓国初の人気セレクトショップ「ALAND」などが、ブランドとして出店するかたちです。

平均商品単価の推移

続きまして29ページの商品単価、出荷単価になります。商品単価は4,301円、前四半期比ではマイナス4.5パーセントとなりました。商品単価の下落については、引き続き、比較的価格帯が安い商品の売れ行きが好調という要因になっております。これも続いております。

平均出荷単価の推移

説明会資料30ページは出荷単価となりますが、こちらは8,516円、前年同期比ではマイナス5.1パーセントとなっております。主な要因は、商品単価の下落です。また、誤差の範囲内ではあるのですが、1注文あたりの購入点数が、前年同期比では若干減少、微減したことによって、出荷単価は商品単価以上の下落幅になっております。

21/03期 通期連結業績予想・配当金

最後に、説明会資料の32ページとなりますが、通期の連結業績予想・配当金予想です。こちらは先ほどお話ししましたとおり、期初計画に対して上振れの着地を見込んでおります。計画値を上方修正いたしました。

ただ、数字を引き算されるとすぐわかると思うのですが、第4四半期は、来期以降の持続的成長に向けた先行投資をしていこうと考えておりまして、第4四半期の営業利益は弱含みという結果になっております。

修正後の当期業績予想となりますが、商品取扱高、計画比では5.6パーセント増の4,090億円、その他商品取扱高を除いた商品取扱高が4,020億円、営業利益は期初計画比プラス5.1パーセントの415億円、前年同期比では48.8パーセント増を見込んでおります。

一方、配当予想は、配当性向40パーセントを維持いたしまして、1株当たりの配当金は38円に修正しております。駆け足でしたが、私からは以上となります。続きまして、代表取締役社長兼CEOの澤田より、ご説明させていただきます。

澤田宏太郎氏:みなさま、こんにちは。よろしくお願いいたします。私からは、第3四半期の振り返りの補足、プラス第4四半期どう過ごしていくかといったことをご説明差し上げます。

まず第3四半期なのですけれども、みなさんご承知のとおり、アパレル業界自体はまだまだ苦しい状況でした。

私どもとして一番気になったのは、在庫のところです。やはり春先の状況から見て、ブランドが生産量をかなり絞るというところもありました。一方で、お客さまがかなりついてきてくれて、需要もあるというところで「このギャップをいかに埋めるか?」というのが、第3四半期の努力のポイントだったと考えております。

結果的に、ブランドのご協力や、お客さまがついてきてくれたというところもございまして、このような決算を迎えることができました。

緊急事態宣言の影響

それでは、資料に沿って説明を差し上げます。まず足元の、緊急事態宣言が再度出されましたので、その影響についてご説明します。

まず1点目、今お話した商材に関してなのですけれども、引き続き、商材を我々の倉庫に送っていただけているような状況です。一方で、春先は「ZOZOBASE」は在庫が多くなって、かなり汲々として大変だった部分もあるのですけれども、秋に倉庫を拡張したこともありまして、在庫の充填率は非常にまだ余裕がある状況で、問題なく運用できています。

需要のところは4月、5月に比べると、そんなにピーキーな出方はしていないです。みんなこぞってECで買うというような状況にはなっていないのですけれども、一方で、6月以降続いているデジタルシフトの定着化が、淡々とまだ進んでいるという理解をしていただければと思います。

最後に、働き方の部分でございますけれども、こちらは、4月から一貫して同じようなかたちで働いております。基本的にオフィスを使う社員に関しては、リモートワークを中心にしています。

物流倉庫、そしてカスタマーセンターに関しては、十分な感染対策をしながら運営をしている状況になっております。以上が、緊急事態宣言の影響についてのお話です。

新規購入者の伸びが継続

需要が底堅く続いているといったご説明になります。こちらは第2四半期の決算説明の時にもお話を申し上げた新規の購入者についての推移のグラフを、再度グラフを延長して掲載させていただいております。

見ていただくとわかるとおり、黄色が去年、赤が今年のグラフなのですけれども、4月から5月に大きな盛り上がりを見せたあと、そこから非常に堅調なかたちとなっています。昨年対比では順調にいっているというのが、足元の状況です。

新規購入者のリピート傾向は例年通り

続きまして、新規購入者のリピート傾向についてです。こちらも前回お出ししたのですけれども、グラフの見方としては、「初めての購入をしてから何日後に、トータルでその方がいくら買ってくれているか」といった平均を出したグラフになっております。

ご覧になっていただいたとおり、今年度初めて「ZOZOTOWN」でお買いものをしていただいた方も、例年と同じようなかたちで伸びてきております。何か一過性で、という話ではありません。先ほどの栁澤の話にもありましたけれども、リピーターとしてアクティブ会員数はかなり増えてきておりますので、定着化してきているという認識です。

各サービスの進捗状況①

その他のサービスについて、いくつか申し上げます。こちらのページは、年度の初めにお伝えした今年度の計画です。商材を拡張していこうという話と、売場を拡張していこうというお話を差し上げたかと思います。それらの進捗を、軽く振り返っていきたいと思います。

各サービスの進捗状況②

まず中央から1つ右にある商材拡張について、その中で大きかったのが、「ZOZOMAT」を利用したシューズの強化です。

こちらは毎決算説明会でいろいろ話をさせていただいておりますけれども、引き続き順調にいっております。「ZOZOMAT」の対応シューズがかなり増えてきておりまして、売上高に占める「ZOZOMAT」対応シューズの割合が、30パーセントを超えてきている状況になってきております。

こちらは、対応させるシューズを増やすことができるよう、手段もいろいろ考えながら行っております。これがまた5割、7割と増えていけば、かなり我々の狙いどおりになるのかなと考えております。

続いて、その2つ右です。これも発表していますが、インフルエンサーを活用した服の売り方です。未来の服の売り方へのチャレンジだと申し上げてきたのですけれども、こちらは、この秋冬とシーズンを一旦終えて、今SSに取りかかっている春夏向けのものです。

そこで、新たなインフルエンサーをジョインしていただきまして、広げていく計画をしております。残念ながら、まだこの段階ではバイネームで公表できないのですけれども、ファッションにすごく造詣があるインフルエンサーと協力しながら、この先またSSで盛り上げていくという手はずになっております。

右側に2つのうちのコスメとハイブランド、ラグジュアリーブランドについては、拡充していると年度の初めにお伝えしましたが、ようやく準備が整いました。

コスメについては、このあと伊藤より詳細に説明します。そしてラグジュアリーブランドについても、次のページでご紹介します。

一方で左側、売場拡張の部分では、こちらも以前からお話ししている「PayPayモール」への出店のお話になります。Z HOLDINGSとのシナジーの一丁目一番地の施策になりますけれども、上期については少しスローダウンした印象があったかと思います。

プロモーションコストをZ HOLDINGSが抑えめにしていった関係上、少しスローダウンした部分があるのですけれども、この下期、Z HOLDINGSがアクセルを踏むという判断をしたため、プロモーションコストをそれなりに投下をした結果として、大きく伸びるかたちになってきております。

結果的に、リピーターのお客さまもついてくださるようになってきていますし、この傾向は少なくとも年度内は続くと想定しております。

中国ですが、日本サイドのノウハウをどんどん注入しながら、まずは新規を増やすことに重きを置きながら行っている最中です。

70以上のラグジュアリーブランドが出店決定

私からの最後に、ラグジュアリーブランド、ハイブランドについてご説明を差し上げます。この分野は、かなり悲願の部分がございまして、過去にもトライしたこともありますし、積極的に営業して、脈々とやらせていただいていたという経緯があります。

このタイミングで、非常に多くのブランドに「ZOZOTOWN」への出店をしていただけることになりました。こちらに書いてあるブランドは、そうそうたるメンバーになっています。

こういったかたちで出店を承諾していただけたというのは、1つはコロナの影響が大きいかと思いますけれども、もう1つ大きいのは、「ZOZOTOWN」として、かなり若年層のお客さまを抱えさせていただいているというのが非常に大きいです。

新規のお客さまにブランドをまず知ってもらって、エントリーしてもらうというところで、こういったラグジュアリーブランド、ハイブランドに関しては、すごく価値を感じていただいておりますので、そこでお互いの思いが一致しているという状況です。

あとはファッション専属モールですので、社員は服が好きですし、営業として「服、この業界を盛り上げるんだ」という気持ちが伝わり、このようなブランドに集まっていただける結果になったのかなと思います。

実際、モールの中では初出店のブランドは多いです。セレクトショップでは、ちらほらこのように混ざって販売されていることはありますが、単体のショップとして運営していくのが初めてのブランドも多いです。そこについては我々にはファッションを知っているからこそできる知見があるので、しっかりとタッグを組んで運営をしていこうと考えております。

お客さまに関しては、とにかくこういうブランドさんを取り扱わせていただくことにより、喜んでいただけるかなと思っておりますし、「ZOZOTOWN」としてのブランディングも、非常に価値あるものだと思っております。

ちなみに、どのようなかたちの出店かというと、「ZOZOTOWN」の中に、このようなラグジュアリーハイブランドゾーンを作らせていただきます。その中で、ブランドを集積したものが見て取れるといったかたちで、展開をする予定になっております。

具体的には3月にそのようなゾーンを作る計画をしておりますので、みなさま、お楽しみに待っていただければと思います。

ここからは「ZOZOCOSME」についてのご説明になります。伊藤にバトンタッチをいたします。

ZOZOCOSME

伊藤正裕氏:伊藤でございます。よろしくお願いいたします。私から、本日「ZOZOCOSME」という、我々にとってまったく新しいモール、領域について発表させていただきます。いよいよ、コスメを本格的に販売します。3月18日、サービス開始予定です。

ZOZOTOWNはZ世代・ミレニアル世代を中心とした 会員構成で、高いエンゲージメントを有する

まず背景からご説明を差し上げたいのですけれども、「なぜコスメを、さらになぜ今やるの?」というところです。ご存知の方ばかりかと思いますが、おさらいさせていただくと、弊社のお客さまのうち、7割が女性のお客さまになります。

平均年齢は34歳です。この左下のグラフを見ていただくと、Z世代、16歳から24歳が1つのピークでして、そこから緩やかになり、平均年齢の34歳となっております。このお客さまに対していろいろリサーチしたところ、一番興味があるのはファッションですが、多くの方がファッションとそう劣らず2番目に興味があるのが、コスメでした。

500万人を超える女性アクティブ会員を擁し、 そのコスメ支出額は一般平均の2.2倍

調査結果をシェアさせていただきたいので次にいきますが、実際に今、「ZOZOTOWN」における女性アクティブ会員は、533万人いらっしゃいます。そのうちの半分がF1層で、20歳から34歳です。

この方々に対して、何度もアンケートを取った結果、コスメはおおよそ年間8万2,100円使っているという回答でした。市場の平均は3万7,000円ですので、2倍くらいです。つまり、コスメがお好きな方々が、ZOZOの会員には多いのだなと。

ECで買ったことがあるかと聞いたところ、73パーセントが買ったことがあり、かつ年間での割合は3分の1程度でした。

EC化率が低いとされるコスメの中でも、ZOZOのお客さまはECで買い慣れていらっしゃいます。であれば、やはりZOZOで買っていただきたい。せっかくですから、この8万2,000円でみなさまが使われているコスメを、ぜひ「ZOZOTOWN」でご提案させていただけないかというのが、「ZOZOCOSME」でございます。

ZOZOCOSME 3つの特徴

基本方針は3つございます。LINEUP、INNOVATION、それからTRAFFICになります。

まずLINEUPなのですけれども、厳選された500ブランドで、3月18日の段階でローンチをします。当然、そこからどんどんブランド数を増やしていこうと思いますが、とにかくハイブランドからプチプラのブランドまで、広く厳選された、あるべくしてあるブランドが「ZOZOTOWN」で買えます。

次、INNOVATIONなのですが、私どもは今度3月18日のタイミングで、「ZOZOTOWN」のアプリ自体もリニューアルをいたしました。もっと使いやすい、もっと買いやすいアプリになります。コスメとシューズは、澤田が申したとおりです。商材拡張でやっているところに関しては、別の導線や、別のフォームで、買いやすさを追求した専用のUIを作っております。

このあとご紹介しますが、「ZOZOGLASS」という、新しい計測ツールがありますので、そちらで新しい買い方をご提案したいと思います。最後、TRAFFICなのですが、我々はZ HOLDINGSの一員でございますので、グループを活用したTRAFFICで、これら3つを合わせて、なるべく早期に日本一のコスメECにたどり着きたいなと思っております。

LINEUP

500以上のブランドが参加するコスメカンファレンスを開催いたします。これは決算説明会ですので、方針だけお伝えします。3月のしかるべきタイミングで、ブランドラインナップの詳細と、弊社の「ZOZOCOSME」のアンバサダーの発表やプロモーション計画、UI/UXについて詳しくお話ししたいと思っています。

1つここで申し上げておくのが、「ZOZOCOSME」は、「ZOZOTOWN」の中でしっかり存在するものでありますので、我々の期待として、ZOZOのいわゆるアパレルとコスメで両方非常に高い親和性を持った、我々にしかできない売り方も考えています。

実際、「ZOZOTOWN」の箱は1日あたり10万箱とか20万箱出荷する日もあります。例えば、特定のブランドであったり特定のお客さまに関しては、サンプル支給品も同梱してお送りすることもあります。また、何かのついででコスメを買っていただいたり、かなり相乗効果があるのではないかなと我々は思っています。

INNOVATION

INNOVATIONでは、先ほど申し上げたUIのアップデートについてお伝えします。ZOZOの現在のアプリとこの辺の画面を見比べていただくと、だいぶ洗練された印象があるかと思いますが、とにかくコスメは買いやすいUI/UXになります。

商品詳細ページから、ブランドコンセプトが伝えられたり、ニュースをしっかりと載せられたり、これまでの「ZOZOTOWN」で足りていなかったところを、久しぶりにアップデートしてまいります。シューズも実はその類でして、専用のUIで、このタイミングでもう1回デビューし直すようなかたちになります。

ZOZOGLASS 計測フロー

「ZOZOGLASS」という新しい計測ツールについて、ご紹介したいと思います。「ZOZOGLASS」は我々3名がかけているものです。

「ZOZOGLASS」とは、かけるだけで肌の色を正確に計測するツールになります。ZOZOのアプリを開き、この眼鏡をかけて、ぐるっと1回、1周するようなUIから、なんとメラニンとヘモグロビンの数値をしっかり計測いたします。

さらに、ローンチ時はその2つに対して、パーソナルカラーの診断も実際に行ってくれる非常に便利なツールとお伝えしました。精度も非常に高いので、本来数十万円するような、お店とか企業にしかないような、肌の色計測ツールとほぼ劣らないような性能を持ち合わせています。これは無料で配りますが、そんなに高いものではないので、「ZOZOSUIT」の時のようにこれが過剰な投資になるということはございません。ご安心ください。

ZOZOGLASSによる ファンデーション購入の アシスト機能

ローンチ時、「ZOZOGLASS」でどういう新しいEコマースの体験ができるのかというところを調査しました。調査すればするほど、コスメのEC化率が低く、お店に買いにいかなければいけない理由は、「どうしても試着したいから」というものでした。

「なぜ試着したいのですか?」と聞いていくと、色が大半でした。「自分の色がわからない」と。「どれを買っていいかわからない。初めてのブランド買えないですよ、こわくて」といったところを解消できるように、ファンデーションも全部一緒の画面で見えるようにしました。

眼鏡で自分の肌の色を測りますと、ご覧いただいているように、「YOU」と出てきます。この「YOU」と出てきているのが1つの基準点だと思ってください。

自分の肌に一番近い色は「この商品の場合はこれ」と、あとはお客さまご自身の用途により、明るくしたり暗くしたり、青みだったり赤みのほうに振っていただければいいわけです。用途があると思いますので、それぞれのご都合によって基準点をお見せします。

ローンチ時はファンデーションなのですが、ローンチ後はそう遠からず、もちろんみなさまの、お客さまのお声を聞いていきたいと思います。次なる展開を次のページでご紹介いたします。

今後の機能の広がり

ファンデーションの次に困難だと言われているのが、チーク、さらにリップの色選びでございます。この辺は着実に、まるで「ZOZOMAT」のシューズと同じように対応していきます。

ARメイクが最近流行っているのですけれども、基本としては、テクスチャーと言いまして、コスメの画像を顔にうまく合成して貼るのです。

その時に、通常のものは何ら色補正等はかけていませんので、あまり参考にならないのですが、ただ、エンターテインメントとしてはおもしろいというのが一般的です。ZOZOのARメイクは、この「ZOZOGLASS」をかけて、2秒か3秒経てば、キャリブレーションが終わり、その後メイクを試していただけると。

ですので、「これ本当に合うかな、こわいな」と思ったら、この「ZOZOGLASS」をかけてARメイクで試していただければ、おおよそ現物に近いような印象を得られますので、安心してご購入いただけます。

その先の話に、フェイスタイプ診断があります。例えば「ZOZOGLASS」自体は、髪の毛の色、眉毛の色、目の色、なんと歯の色まで実は取れます。全体的な色を把握した上で、最近イエベとかブルベとか、パーソナルカラーが非常に流行っていますので、お似合いになるアパレルやファッション、お洋服のご提案もできるかもしれません。

「同じピンクでも、お客さまはこちらのピンクのほうがお似合いになりますよ」というようなご提案もできればと思います。この「ZOZOGLASS」は、実はいろんなコンテンツがこれからどんどん出てきます。高いエンゲージメントで、お客さまに何度もリピートしていただけるような、楽しい施策を用意してまいります。

本日、1月29日より配送予約受付開始

ということで、実はこの「ZOZOGLASS」、すでにこの時間をもって予約可能でございます。無料でございます。ZOZO.jpで、ぜひお申し込みいただければと思います。

最後に、申し上げたとおりなのですが、我々の「ZOZOSUIT」「ZOZOMAT」等の施策を、投資家のみなさまはよく理解しております。

この商品は相当こだわって作っており、相当な低コストを実現しております。色の精度はものすごくよいのですけれども、コストは低いです。そのため、私どもがたくさん配ったところで、投資家のみなさまにご心配いただくような大型のコスト等はかかるものではありません。

TRAFFIC

最後ですが、TRAFFICについてです。私どもはZ HOLDINGSグループでございますので、ヤフージャパンとか、LINEからの送客に期待をしておりまして、今まさしくこの仕組みを検討中でございます。

早く「ZOZOCOSME」を垂直立ち上げし、日本No.1コスメへ育て上げられるよう、これからがんばってまいります。3月にもう一度ブランドカンファレンスを開き、それから3月18日にローンチいたしますので、どうぞご支援のほど、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。