目次

AIさくら:HEROZ株式会社2025年4月期第1四半期決算について、HEROZグループに所属するAIさくらがご説明します。スライドは本日の目次となります。

決算ハイライト

第1四半期決算のハイライトをご説明します。2025年4月期第1四半期は、売上高は前年同期比26パーセント増となる14億300万円、EBITDAは2.1パーセント減少の1億6,600万円、営業利益は1.4パーセント増益の7,400万円で着地しました。

これはグループ会社であるバリオセキュアやHEROZ単体のBtoB、BtoC事業でのオーガニックの成長に加え、2024年3月にグループ会社化したティファナ・ドットコム社の業績が貢献したことなどによります。

2025年4月期第1四半期は新規SaaS「HEROZ ASK」「JOINT」の正式リリースを行い、今年5月の「AI・人工知能EXPO」でも多くの引き合いをいただいたほか、MS&ADインシュアランスグループホールディングス社との間で生成AIに関する共同検証を開始しました。

BtoC領域では、「将棋ウォーズ」について、人気連載漫画『僕とロボコ』とのコラボイベントを実施したほか、棋神戦で初の国際大会として、「将棋ウォーズ 棋神戦ヨーロッパ大会」をバルセロナで開催しました。伊藤匠叡王の初タイトル獲得に伴う将棋への注目度向上とも相まって、将棋ウォーズもより多くのご利用をいただいています。

最後にVOIQ社の事業譲受についてご説明します。当社は、前回の決算発表で「HEROZ 3.0」として、新たなグループ戦略「AI BPaaS」を発表し、単なるツール提供にとどまらず、生成AIを活用した抜本的な業務変革を起こし、Workを提供していくことを打ち出しました。

当該戦略に則り、2024年8月に新規グループ会社、VOIQ株式会社でセールス支援事業などを譲り受けました。今後、インサイドセールス・コンタクトセンター領域でのAIトランスフォーメーションの足がかりとするとともに、グループ全体でのインサイドセールス強化にも努めていきます。

当社が重視する重要な業績指標

2025年4月期第1四半期の連結業績についてご説明します。当社が重視する業績指標として、売上高および営業利益のほかに、事業収益性に関する業績指標としてEBITDAを掲げています。

EBITDAは営業利益に各種の非資金費用を加算して算出しており、非資金費用として、減価償却費、株式報酬費用、のれん償却費、敷金償却を含めています。

AI SaaSに関する業績指標としては、ARR、リカーリング売上比率、解約率の3つを重要な指標として掲げています。これらの指標は、いずれもSaaS型事業を推進する上では重要指標となります。

今後、当社はAI SaaS事業を積極的に伸ばしていくことで、高い収益性を確保しつつ、事業成長を加速していきたいと考えています。

2025年4月期第1四半期連結業績サマリー

2025年4月期第1四半期の業績の概要をご説明します。売上高は前年同期比で25.5パーセント成長の14億300万円、営業利益は前年同期比1.4パーセント増の7,400万円となりました。

収益性の指標となるEBITDAは、前年同期比2.1パーセント減少の1億6,600万円となりましたが、これは主にのれん償却費の減少や、各種投資の影響によるものです。

当社がSaaS型ビジネスモデルへの変革を目指す中で重視しているKPIについては、ARRは前年同期比で26.1パーセント増の36億5,500万円、リカーリング売上比率は、全体の売上が大きく成長した中で、前年同期比1.5ポイントの上昇と、いずれも堅調に成長することができました。

HEROZグループのリカーリング売上の50パーセント以上を占めるマネージドセキュリティサービスの解約率は0.8パーセントと、引き続き低い解約率を維持しています。

2025年4月期第1四半期連結業績

2025年4月期第1四半期の経営成績の詳細についてご説明します。グループ全体の売上高は、M&Aによる効果のほかに、HEROZのBtoB事業とBtoC事業が前年同期比で成長を実現したことにより、大幅な増収増益で着地しました。

また、EBITDA、営業利益は「HEROZ ASK」「JOINT」などの新規SaaSへの投資を先行させている中でも、前年同期とほぼ同水準での着地となっています。

通期業績進捗:実力値ベースでは営業利益138百万円と前期比倍増のペースで推移

実力値ベースでの業績進捗についてご説明します。2025年4月期は新規SaaSへの投資を先行させていく時期であり、通期での営業利益は5億円、実力値ベースでの営業利益は7億2,000万円を見込んでいます。

2025年4月期第1四半期時点で「HEROZ ASK」への投資は約3,800万円、「JOINT」への投資は約2,500万円となっており、実力値ベースでの営業利益は1億3,800万円となっています。

投資を先行させつつも、営業利益は前年同期とほぼ同水準となっており、実力値ベースでは前年同期比88パーセント増の水準となっています。引き続き、メリハリを持って事業成長のための投資に努めていきます。

主要な業績KPIの推移(四半期別)

スライドは四半期別の売上高およびEBITDAの推移です。前期末はグループ会社における決算期変更の影響がありましたが、2025年4月期第1四半期は、オーガニックでの成長に加え、「AIさくらさん」シリーズを提供するティファナ・ドットコム社の業績が新たに貢献したことにより、前期を大きく上回る水準となりました。

また、SaaSプロダクトの立ち上げなどに当たり、人材への投資やマーケティング活動等の投資を積極的に行った結果、第1四半期のEBITDAは若干抑えめとなりましたが、今期は投資を先行させていくフェーズであり、事業成長のため、必要な領域について積極的に投資を行っていきます。

グループ全体のARRは約36.5億円と、前年同期比26.1%の成長を実現

グループ全体のARRは、新規SaaS関連の売上発生や、ティファナ・ドットコム社の売上貢献に伴い、前期を大きく上回り、36億円を突破しました。

「HEROZ ASK」「JOINT」といった新規SaaSが引き合い・顧客数を増やしているほか、既存のSaaSなどについてもオーガニックで成長を続けており、今後もARRの増加を見込んでいます。

リカーリング売上は継続的に増加傾向(9億円突破)

リカーリング売上については、前期末はグループ会社における決算期変更などの影響がありましたが、2025年4月期第1四半期はオーガニックでの成長のほか、ティファナ・ドットコム社の売上が貢献し、9億円を突破しました。

全体の売上に占めるリカーリング売上の比率も、安定的に3分の2以上を占めるようになっており、引き続きストック型ビジネスの浸透を進めていきます。今後、新規SaaS「HEROZ ASK」「JOINT」の成長に伴い、リカーリング売上のさらなる拡大を見込んでいます。

リカーリング売上:新規SaaSとM&A効果に伴い大幅増加、今後更に拡大を目指す

スライドはリカーリング収益の内訳です。当社グループのリカーリング収益の大半を占めるバリオセキュア社のマネージドセキュリティサービスは、継続的に顧客数が増加し、引き続き1パーセント未満の低い解約率を維持しています。

また、従来型のファイアウォール型セキュリティサービスのほかに、ゼロトラストに対応したマネージドセキュリティサービスの展開を開始しており、今後も継続的な増収を見込んでいます。

その他に、「将棋ウォーズ」のサブスクリプション型収益や、エーアイスクエア社のプロダクトによる売上は、引き続き堅調に成長しています。

また、2025年4月期第1四半期は、ティファナ・ドットコム社の「AIさくらさん」シリーズの収益が新たに加わっており、今後、営業面でVOIQ社とも連携し、新規・既存含めてSaaSサービスの事業拡大を目指していきます。

販管費内訳推移(連結)

連結での販管費の内訳推移です。当社はオーガニックでの成長に向けて、積極的にエンジニア職、ビジネス職の採用を続けていますが、一方で販管費はコストコントロールを行っています。

前期は株式報酬費用などの発生により、コストが増加しましたが、2025年4月期第1四半期は新規SaaSへの投資を先行させている中でも、M&Aの影響を除くと前年同期比4パーセント減と、適切なコストコントロールとメリハリのある投資に努めることができました。

今後も全体的にコストコントロールには努めつつ、さらなる事業成長のため、必要な領域については積極的な投資を行っていきます。

売上原価内訳推移(連結)

連結での売上原価の内訳推移です。オーガニックの成長に向けたエンジニア職、ビジネス職の採用強化に伴い人件費などが増加し、2025年4月期第1四半期の売上原価は前年同期比で12.2パーセントの増加となりました。一方で、業務委託費についてはコストコントロールを行っており、引き続き削減を実現することができました。

また、前期にバリオセキュア社関連で計上していた棚卸資産評価損については、2025年4月期第1四半期での発生はなく、在庫を抱えない事業モデルへの転換を進めています。

セグメント別業績:2025年4月期第1四半期

当社のセグメントは、HEROZの事業にストラテジット社、エーアイスクエア社、ティファナ・ドットコム社を加えたAI/DX事業と、バリオセキュア社が展開するAI Security事業の2つとなります。

2025年4月期第1四半期のAI/DX事業については、売上高は7億3,100万円となり、前年同期比プラス52.5パーセントの成長を実現しました。この事業成長はM&Aの効果だけでなく、HEROZ単体の成長率もプラス11.5パーセントとなっています。

なお、2025年4月期第1四半期より、新たに「AIさくらさん」シリーズを提供するティファナ・ドットコム社が業績に貢献しているほか、新たに設立し、セールス支援事業などを譲り受けたVOIQ社も、第2四半期よりAI/DX事業の業績に加わる想定です。

また、AI Security事業においては、売上高は6億7,300万円、EBITDAは2億5,800万円と非常に高い収益性を維持しています。

AI/DX事業セグメント

AI/DX事業は、HEROZによる「将棋ウォーズ」を中心としたBtoC事業、顧客にAIソリューションを提供するBtoB事業、およびストラテジット社が展開するSaaS導入やSaaS連携プラットフォーム事業、エーアイスクエア社によるコンタクトセンター領域のAIサービスを展開しています。

また、2025年4月期第1四半期からは、さらに「AIさくらさん」シリーズを展開するティファナ・ドットコム社のAI事業が含まれています。

当社が提供する「将棋ウォーズ」を中心としたBtoC事業は、「将棋ウォーズ」などにおける高いネットワーク外部性に加え、伊藤匠叡王の初タイトル獲得に伴う将棋への注目度向上や、『僕とロボコ』とのコラボ企画、棋神戦ヨーロッパ大会の開催などもあり、引き続き順調にユーザー数が増加しています。

また、AIソリューションを提供するBtoB事業においても、稼働案件数の増加や、ティファナ・ドットコム社の業績貢献、および新規SaaSの事業拡大もあり、安定的に売上を拡大しています。当事業のリカーリング売上比率についても、オーガニックでの成長に加え、新規SaaSや「AIさくらさん」の売上が貢献し、大きく向上しました。

AI/DXセグメント HEROZ BtoB事業は前年同期比+11.7%と、引き続き堅調な成長を維持

AI/DX事業において、中核となるHEROZのBtoB事業は引き続き成長を実現しました。2025年4月期第1四半期で前年同期比プラス11.7パーセントの成長を達成しており、また期ズレなどの関係で、上期全体でも10パーセント近い成長を見込んでいます。

稼働案件数についても前年同期比プラス23.4パーセントと順調に増加しており、第2四半期以降も、展示会などの施策を強化し、認知度向上や事業成長を目指していきます。

またビジネス職、エンジニア職の増員も実現しており、四半期の平均人員数は前年同期比40.9パーセントの増加となっています。第2四半期以降もさらなる増員を見込んでいます。

AI/DXセグメント BtoC事業は、圧倒的なネットワーク外部性に加え、コラボ等も実施し2桁成長を達成

AI/DX事業におけるBtoC事業においては、売上高、「将棋ウォーズ」対局数、サブスク会員数ともに引き続き堅調な成長を実現しました。前期は会計基準変更の影響がありましたが、2025年4月期第1四半期は当該影響を上回り、2桁成長を達成しています。

「将棋ウォーズ」はもともと高いネットワーク外部性を有しており、利用者数・マッチング数が増えるほど、サービスの価値・利便性が向上していくサイクルとなっています。

それに加えて、2025年4月期第1四半期は伊藤匠叡王の初タイトル獲得に伴う将棋界への注目度アップや、人気連載漫画『僕とロボコ』とのコラボに加え、国際大会として棋神戦ヨーロッパ大会の開催を行っており、これらの効果が業績へ反映されたと考えています。引き続き、各種施策を通じて将棋人口最大化に貢献していきたいと考えています。

AI Security事業セグメント

AI Security事業は、バリオセキュア社によるセキュリティ事業を展開しており、同社のサービスにHEROZグループのAIを活用することで、コストの削減や事業のさらなるスケールを目指しています。

マネージドセキュリティサービスでは安定的な顧客基盤を有しており、リカーリング売上比率は87.3パーセントと非常に高い数値を維持しています。また、後ほど紹介しますが、中堅・中小企業向けのゼロトラストセキュリティサービス「Vario Ultimate ZERO」をリリースし、2024年8月に販売を開始しました。

今後はVOIQ社とも連携し、インサイドセールス、営業基盤の強化と事業成長に努めていきます。

AI Securityセグメント マネージドセキュリティは、低い解約率で推移しつつ安定的な収益基盤を維持

AI Security事業における解約率は、当四半期は0.8パーセントと引き続き低い水準で推移しています。また、マネージドセキュリティサービスのエンドユーザー数は順調に成長し、安定的な収益基盤に貢献しています。

さらに、サイバー攻撃の増加に伴い、そのような脅威に対応するマルウェア対策関連の売上が好調に推移しています。

貸借対照表(2024年7月末)

当期における貸借対照表のご説明です。現金及び預金は、約30億円と引き続き高い水準を有しています。2024年8月にVOIQ社のM&Aを発表しましたが、今後もM&Aを含め、引き続き事業成長とAIトランスフォーメーションに向けた積極的な投資を行っていきます。

また、無形固定資産において、のれん残高が19億円ほどあります。2025年4月期第1四半期は主にティファナ・ドットコム社関連の、のれん追加計上に伴い、前期末と比べて増加しています。のれんについては、各社の償却年数に応じて均等に償却していきます。

VOIQ株式会社における事業譲受について

続いて、新規M&Aとしてセールス支援事業の譲り受けについてご説明します。

2024年8月に発表しましたが、今年7月に設立したグループ会社のVOIQ株式会社は、bizy株式会社が展開するセールス支援事業などを譲り受けました。VOIQ社の事業内容は、AIを活用したセールス支援事業となります。

セールス・コールセンター領域でのAIXと、グループ全体の営業力強化を推進

VOIQ社の事業譲り受けの狙いと、今後の展望についてご説明します。もともと、インサイドセールスやコンタクトセンター領域はアナログな部分が多く、AIによる代替可能性やAIトランスフォーメーションの余地が多いと考えています。

当社は「HEROZ3.0」として「AI BPaaS」を掲げ、単なるツール提供にとどまらず、生成AIを活用した抜本的な業務変革を起こし、Workを提供していくことを打ち出しました。当該戦略はBPO市場を主なターゲットとして掲げており、今回のM&Aはそれに則った施策の一環です。

VOIQ社の顧客開拓に関するノウハウと、当社グループのAI・SaaS関連技術の掛け合わせにより、インサイドセールスやコンタクトセンター領域でのAIトランスフォーメーションを推進します。それとともにVOIQ社のノウハウを活用することで、グループ全体のインサイドセールスとしてセールス基盤の強化も加速したいと考えています。

「HEROZ ASK」をリリース後、追加開発・拡販活動等を加速中

2025年4月期第1四半期の各事業における取り組み実績についてご紹介します。

まず、当社のAIアシスタントSaaS「HEROZ ASK」の取り組み状況についてご説明します。当社は、2024年5月に新規SaaS「HEROZ ASK」を正式リリースし、機能改善や拡販活動などに取り組んでいます。

開発面では、ユーザーのみなさまからのフィードバックなども踏まえ、各種機能改善やデザイン・UIの改善、および「GPT-4 Turbo」「GPT-4o」などへの対応も実施しました。

また、事業面では「AI・人工知能EXPO 2024」などの展示会出展や、採用担当者向けのユースケースに関するウェビナーも実施しました。

マーケティング関連でも、デジタルマーケティングの強化やホワイトペーパーの配信などを実施し、リード獲得や契約数を拡大しています。今後、AI BPaaS・AIトランスフォーメーションをリードするSaaSとして、全社一丸となり、機能の充実や認知向上・事業拡大に取り組んでいきます。

ストラテジット、「JOINT iPaaS for SaaS」で各種アップデートを加速

ストラテジット社のSaaS間連携プラットフォーム「JOINT」についてご説明します。ストラテジット社は、2024年5月にSaaSベンダー向け連携プラットフォーム「JOINT iPaaS for SaaS」を正式リリースし、機能改善や拡販活動などに取り組んでいます。

開発面では、コネクタ開発や機能追加に取り組んでおり、CSVアップロード機能や「ChatGPT」コネクタ、「SmartHR」コネクタなどの提供を開始しました。また、事業面では、HEROZとともに「AI・人工知能EXPO」への出展やウェビナーなどを実施し、リード獲得や契約数の拡大に取り組んでいます。

今後、SaaS間をシームレスに連携するiPaaSとして、機能の充実やコネクタ開発、認知向上・事業拡大に取り組んでいきます。

MS&AD社との間で、生成AIの独自モデル構築・運用を目指した共同検証を実施

HEROZのBtoB事業の事例として、MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社との生成AIに関する共同検証についてご紹介します。HEROZは、同社とともに生成AIの独自モデル構築・運用を目指した共同検証を実施することを発表しました。

MS&ADホールディングス社では、2023年7月にグループ全社員が生成AIを利用できる環境を整備し、自社情報を参照・回答するチャットシステムを構築できる仕組みを導入していました。しかし、大規模データの参照や映像・画像データなどの取り扱いに課題を抱え、HEROZとともに今回の共同検証を開始しました。

本共同検証の中で、大規模言語モデルや大規模視覚モデルの基盤構築・運用を共同で検証することにより、高度な業務支援アプリや新しいリスクソリューションの開発・運用などが可能となっています。これを皮切りに、今後、保険業界の業務効率化や高度化に向けた生成AIの活用を進めていきます。

AIさくらさんが、初めて空港で最新観光情報を案内(空港DX実証実験開始)

南紀白浜空港における「AIさくらさん」を活用した空港DX実証実験についてご説明します。今年7月に、空港初のデジタルトランスフォーメーション実証実験として、AIさくらが南紀白浜空港にて接客や観光案内などの実施を開始しました。

AIさくらは、南紀白浜空港にて、多言語での観光案内や交通情報案内、パーソナライズされた周遊プランの作成などを行っており、今回の施策を通じて、インバウンド需要の喚起や地域経済の活性化、持続可能な地域経済への発展につなげていきたいと考えています。

今後、2025年までに全国の主要空港への展開を目指すとともに、鉄道駅や観光地など多様な場所へ展開し、DX推進を目指していきます。

AIさくらさん、「BOXIL SaaS AWARD Autumn 2024」で5つの称号を受賞

2024年9月には、スマートキャンプ社が主催する「BOXIL SaaS AWARD Autumn 2024」のチャットボット部門にて、「AIさくらさん」が春夏に引き続き複数の称号をいただきました。

日々温かく接してくださるみなさまのおかげをもちまして、「Good Service」「サービスの安定性No.1」「機能満足度No.1」「お役立ち度No.1」「使いやすさNo.1」の5つの分野で受賞しています。引き続きみなさまのお役に立てるよう、グループ一丸となって精進していきます。

将棋ウォーズ、人気漫画『僕とロボコ』との初コラボを2024年7月15日より開催

「将棋ウォーズ」における『僕とロボコ』とのコラボについてご説明します。2024年7月から8月に、「将棋ウォーズ」では『週刊少年ジャンプ』で連載中の人気漫画『僕とロボコ』との初コラボイベントを実施しました。

『僕とロボコ』のキャラクターアバターのプレゼントや、登場するキャラクターとの対戦、および勝利時の特製アバターのプレゼントなどのキャンペーンを実施しており、多くのユーザーにお楽しみいただきました。

今後もさまざまなイベントを実施し、ユーザーのみなさまにお楽しみいただけるよう、努めていきます。

FESAとのタッグで、「将棋ウォーズ棋神戦」初の国際大会を開催!

同じく「将棋ウォーズ」における「棋神戦ヨーロッパ大会」の開催についてご説明します。ヨーロッパ将棋連盟とも協力し、ヨーロッパ在住者を対象に「将棋ウォーズ 棋神戦ヨーロッパ大会」を開催しました。これは棋神戦初の国際大会となります。

また、決勝トーナメントの模様を、初の外国人女流棋士であるカロリーナ・フォルタン女流初段に実況ライブいただきました。今回の大会を足がかりに、今後、海外における将棋人口最大化にも取り組んでいきます。

中堅・中小企業向けのゼロトラスト「Vario Ultimate ZERO」をリリース

AIセキュリティ事業に属するバリオセキュア社の取り組みとして、「Vario Ultimate ZERO」のリリースについてご説明します。

バリオセキュア株式会社は、クラウドからオフィス環境まで、中堅・中小企業の規模に合わせたゼロトラストセキュリティサービスとして、2024年7月に「Vario Ultimate ZERO」をリリースし、8月より販売開始しました。

最新のサイバー攻撃を検知・防御可能なセキュリティの担保はもちろん、クラウドからオンプレミスまで対応可能な柔軟性を兼ね備えています。また、シングルサインオンにも対応しているなど、運用保守の省力化も考慮された新サービスとなっています。

今後、VOIQ社とも連携し、より多くのお客さまにお使いいただけるよう、事業拡大を進めていきます。

2025年2月期 1Qトピックス(マーケティング)

同じくバリオセキュア社の事例として、マーケティング施策の評価についてご説明します。

バリオセキュア社は2025年2月期からマーケティングの強化を目指し、マーケティングオートメーションの導入やウェビナーの開催、メールマガジンの実施、ホワイトペーパーの配信など、コンテンツ施策の強化に取り組んでいます。

また、2024年5月には、HEROZとともに「AI・人工知能EXPO」に初めて出展し、多くのお客さまにお越しいただきました。

先ほど「Vario Ultimate ZERO」の販売開始についてもご紹介しましたが、新サービスの拡大において、マーケティングはリソースを投下すべき重要な領域の1つであり、今後もバリオセキュア社だけでなく、グループ全体でも取り組んでいきます。