MISSION(経営理念)
田口雅教氏:株式会社BTM代表取締役社長兼CEOの田口です。平素から当社をご支援いただき、誠にありがとうございます。それでは2024年3月期第3四半期決算説明を始めます。
当社は「日本の全世代を活性化する」をミッションに掲げ、全世代の人々が活き活きと暮らせる世の中の実現を目指しています。私と会長は、ともに地方出身で、昔から首都圏と地方の機会格差について課題意識を持っていました。
優秀な人財がいても就職の選択肢が狭く活躍の場がない、技術・ノウハウを持つ企業があっても活かせる場が少ないなど、特に人・企業に対して機会格差を感じており、これらを是正していきたいと考えていました。当社は積極的に地方人財を活用して、企業のDXを推進するという事業を行っています。
アジェンダ
本日のアジェンダです。
エグゼクティブサマリー
2024年3月期第3四半期決算概要からお話しします。まずはエグゼクティブサマリーです。
前四半期に続き、DXニーズが拡大しています。それに伴い、売上高は前年同期比2桁増収と順調に拡大しており、売上高29億8,800万円、前年同期比15パーセント増で着地しました。
営業利益は、第3四半期会計期間で大幅な増益となり、第3四半期累計期間も前年同期比で増益となりました。その結果、営業利益は第3四半期累計期間で9,900万円、前年同期比4.1パーセント増、第3四半期会計期間で3,800万円、前年同期比27.8パーセント増で着地しました。
2024年3月期の通期の業績についても、売上高、営業利益ともに計画どおりに進捗しており、期首予想から変更はありません。売上高43億5,200万円、進捗率68.7パーセント、営業利益1億5,100万円、進捗率66パーセントです。
P/Lサマリー
P/Lサマリーです。売上高は前年同期比15パーセント増の29億8,800万円、営業利益も前年同期比4.1パーセント増の9,900万円と、ともに順調に推移しています。
売上高・営業利益 四半期推移
売上高・営業利益の四半期推移です。四半期売上で初の10億円を突破し、前年第3四半期比で17.2パーセントの増収です。営業利益も順調に推移しており、前年第3四半期比で27.8パーセントの大幅増益となっています。
トピックス1
第3四半期でプレスリリースを行った内容をご説明します。まずトピックス1です。「ビジクル」との連携を開始しています。「ビジクル」というプラットフォームを介して、全国の金融機関から寄せられる中小企業の課題に対し、当社のサービスを提供するというスキームになっています。
こちらのプラットフォームを活用して、地方企業のDXを加速していきたいと考えています。
トピックス2
トピックス2です。フルサポ補助金との連携を行いました。DXには興味があるものの、資金面が課題という中小企業が非常に多いため、当社はフルサポ補助金と連携し、補助金を活用したDXのご提案を仕掛けています。
トピックス3
トピックス3です。三井住友銀行と2億円のコミットメントライン契約を締結しています。
この締結により、積極的な事業投資が可能となるため、これからも事業の成長に積極投資を行っていきたいと考えています。
トピックス4
「トピックス4」です。愛媛県に本社のある伊予銀行と「ビジネスマッチング契約」を締結しました。四国でメインバンクシェア1位の伊予銀行と連携することで、四国の企業のDXニーズを吸い上げ、DX推進を図っていきたいと考えています。
2024年3月期 業績予想 ( 変更なし )
2024年3月期業績予想に変更はありません。売上高は前期比22.6パーセント増の43億5,200万円を計画しており、経常利益、純利益も前期比20パーセント以上の増益を計画しています。
第3四半期進捗率
第3四半期までは、予算に対してほぼ計画どおりに進捗しています。当社は四半期を重ねるごとに予算も高くなっていきますので、進捗率も順調に推移していると考えており、期初計画の達成を目指し、最後の追い込みを行っている状況です。
重要KPI推移
最後に重要KPIの推移です。マッチング契約の総数を増やす営業人員は、ほぼ計画どおり増員しています。案件・人財の情報量を増やすためのアカウント数は、計画を上回るペースで増加をしており、フルスタックエンジニアである自社の社員は、現状では少し計画を下回っていますが、今期、来期に向けて積極的に採用を強化しています。ご説明したとおり、第3四半期は計画どおりに進捗しており、ひとえに社員、お客さま、株主のみなさまのおかげです。ありがとうございます。
以上、2024年3月期第3四半期の決算報告をさせていただきました。引き続き、BTMをよろしくお願いいたします。