2018年4月期第3四半期決算説明会
友松功一氏:株式会社フルスピード代表取締役社長の友松功一です。
それでは私より、2018年4月期第3四半期の決算概要について、ご説明いたします。
フルスピードグループが目指していること FY2020
まず最初に、弊社フルスピードグループが2020年までに目指していることについて、ご説明いたします。
弊社フルスピードは、テクノロジー開発基盤をコアコンピタンスとした、アドテクノロジー&マーケティングカンパニーを目指しています。
FY2018.3Q累積 実績
続いて、今期の業績についてご説明いたします。
2018年4月期第3四半期の業績は、売上高が143.0億円、営業利益が10.5億円、親会社株主に帰属する当期純利益が5.3億円という結果となっております。
四半期 業績推移①
続きまして、第3四半期の業績推移についてご説明いたします。
売上高は、前年四半期比プラス1.4パーセントの、44.8億円となりました。
四半期 業績推移②
営業利益は、前年四半期比マイナス7.8パーセントの、3.0億円となりました。
売上高の増減分析(前年比)
続きまして、売上高の増減分析についてご説明いたします。
アドテクノロジー事業は、9.9億円の増収です。
インターネットマーケティング事業は、昨期発生した取引先の破産手続きの影響を受けて、約7.2億円の減収となりました。
営業利益の増減分析(前年比)
続きまして、営業利益の増減分析についてご説明いたします。
営業利益は、アドテクノロジー事業・インターネットマーケティング事業ともに、売上総利益が増加しました。こちらが販売管理費の増加分を吸収して、約1.0億円の増益となりました。
財務状況
続きまして、財務状況についてご説明いたします。
純資産は31.7億円、自己資本比率は約50パーセントと、健全な水準を維持しています。
テクノロジー事業展開
続きまして、ビジネスサマリーについてご説明いたします。
まず、アドテクノロジー事業の進捗についてご説明いたします。
アドテクノロジー事業では、強固なテクノロジー開発基盤によるプロダクト開発に、今期は注力しています。
アドテクノロジー事業の売上推移
アドテクノロジー事業の業績につきましては、「ADMATRIX DSP」および「afb」の事業拡張が牽引しておりまして、増収となっております。
Topics ADMATRIX DSP①
アドテクノロジー事業のトピックスについて、ご説明いたします。
今期は、「ADMATRIX DSP」と、連結子会社の㈱カームボールドが運営している「PolymorphicAds」というスマートフォン動画アドネットワークサービスが提携いたしました。
こちらの連携を行うことにより、ブランドセーフティーを重視した(良質な)動画メディアへの配信が、できるようになっております。
Topics ADMATRIX DSP②
続きまして、quatre㈱とメディアミックス型サンプリングプロモーションを開始しました。
quatre㈱との提携により、「ADMATRIX DSP」の「オフィスターゲティング」と商品サンプル提供を組み合わせた、体験誘導型のメディアミックスプロモーションの「AD OFFICE」を開始しました。
Topics afb
続きまして、アフィリエイト・プラットフォームの「afb」について、ご説明いたします。
今期は、Googleのアップデートにより、ITP(トラッキング機能)問題の影響を、一部受けております。ただ、(アフィリエイトとの親和性が高い)台湾への事業拡大および、他ジャンルへの営業展開に注力することによって、順調に売上を拡大しております。
インターネットマーケティング事業の売上推移
続きまして、インターネットマーケティング事業の進捗について、ご説明いたします。
インターネットマーケティング事業は、昨期発生した取引先破産手続きによる影響を受けまして、減収となっております。
コンサル・広告
そのような中でも、とくにソーシャルメディアマーケティング関連の売上高については、(需要拡大に伴い)堅調に成長しております。インバウンド関連の需要も取り込むことによって、売上高の拡大ができております。
訪日事業/中国①
続きまして、海外関連事業の進捗についてご説明いたします。
こちらは、訪日インバウンドアプリの「GoJapan」です。ダウンロードユーザー数は170万人を超えまして、メディアとしても順調に拡大しております。
訪日事業/中国②
続きまして、中国子会社であるフルスピード上海(上海赋络思广告有限公司)では、WeChat(微信)の国内広告メニューの販売を開始しています。
以上で、2018年4月期第3四半期の決算概要についてのご説明を、終了させていただきます。ご清聴いただき、どうもありがとうございました。