2018年1月期第2四半期決算概要

藤吉英彦氏:2018年1月期中間決算でございます。全体的に売上高・売上総利益が、予想よりも若干上振れして着地したという結果になりました。前年度(2017年1月期)第2四半期累計実績からの対比でいきますと、大幅に上がっているということが言えるかと思います。

2018年1月期第2四半期決算 ~サービス別売上高~

IT業務支援サービスは、前年度から受託開発が減少して、前年同期比で売上が減少しておりましたが、IoTソリューションサービスは、新規VARと既存VARの拡販により、売上が増加しました。

とくにIoTソリューションサービスは、我々が目論んでいるとおり、市場の需要が徐々に増加傾向にあるのかなと、この結果から伺えると考えております。

2018年1月期第2四半期決算 ~費用内訳~

販売管理費でございます。前年度と同水準となりましたが、開発売上の減少に伴い、製造原価が減少しております。また、 製品販売が増えたことにより、製品売上原価が増加しました。

2018年1月期第2四半期決算 ~貸借対照表~

貸借対照表です。純資産額が前事業年度(2017年1月期)末から 1億6,900万円増加したことによりまして、総資産が8億9,300万円となっております。

通期業績予想

2018年1月期の通期予想ですね。通期予想に関しましては、先月(2017年8月の)IPO時に発表したものと同じということで、今考えております。こちらに関しまして、大きな上振れ・大きな下振れ要素は今のところ見当たりませんので、このまま予想どおりで着地すると見据えております。

ただ、私どもの売上利益は、第2四半期と第4四半期に非常に偏る傾向にございます。恐らく、この通期予想に関しましても、第4四半期にかなり売上が偏ってくると考えております。

そのため、第3四半期と第4四半期の売上利益のバランスに、かなり大きな差が出る可能性があるとお伝えしておきます。