2026年8月期第2四半期決算説明
セラク、AI関連の教育投資を先行し営業減益も上期利益計画を達成 高利益体質のAIソリューション企業への変革を推進
2026年8月期第2四半期決算説明
宮崎龍己氏:株式会社セラク代表取締役の宮崎です。本日は決算説明動画をご視聴いただき、誠にありがとうございます。
この後の本編は、私、宮崎のAIアバターがご説明します。当社では、最先端AI技術の積極的な活用を推進しています。当社の取り組みにご理解いただけますと幸いです。それではよろしくお願いします。
AIアバター:それでは私より、2026年8月期第2四半期の決算概要についてご説明します。
エグゼクティブサマリー

当第2四半期は、成長戦略として掲げているパートナーエンジニアの稼働数が着実に増加しました。また、「Salesforce」や「COMPANY」をはじめとしたDX領域のエンタープライズ向け運用・定着支援の需要が旺盛でした。
コスト面では、人材調達戦略の見直しによる採用活動の強化、AIスキルの社内浸透およびAIソリューション開発を目的とした教育・投資を実施しました。
その結果、前年同期比で売上高が増収、営業利益は減益も、上期計画を達成しました。
2026年8月期第2四半期 連結業績

続いて、連結業績サマリをお伝えします。当第2四半期において、売上高は、前年同期比で増収し、堅調に推移しました。
売上総利益は、パートナーエンジニアの稼働数が増加したことにより売上原価が増加したものの、前年同期比で横ばいで推移しました。
営業利益は、ハイレイヤーの採用・AI関連の教育や投資の結果、前年同期比で減益となりました。
2026年8月期第2四半期 連結業績(セグメント別)

次に、セグメント別の売上高、損益となります。当社では、報告セグメントをSI領域、DX領域から構成されるデジタルインテグレーションセグメント、農業・畜産のDX化を支援するみどりクラウドセグメント、主にハードウェア領域を取り扱う機械設計エンジニアリングセグメントの3区分に分けています。
デジタルインテグレーションセグメントにおいては、ビジネスパートナーの活用が堅調に推移し、事業規模は拡大しました。
また、エンジニア教育による高付加価値化、「Salesforce」、「COMPANY」の運用・定着支援を中心とするDX領域の伸長が順調に進み、売上高は堅調に推移しました。
なお、DX領域においては2025年8月期第1四半期における大型案件の売上計上があったため減収となっていますが、当領域に対する需要は旺盛であり、当第2四半期も安定して成長しています。
機械設計エンジニアリングセグメントにおいては、新領域への事業拡大が伸長しており、売上高、営業利益は増収増益となりました。
さらなる成長に向け、自社開発のDXツールである「みどりクラウド」の拡販、「NewtonX」や「AZUSA」などAIへの先行投資を継続し、引き続き、事業の拡大を推進していきます。
主要な成長指標

こちらでは主要な成長指標についてご説明します。IT人材プラットフォームに登録されているビジネスパートナーの増加は継続しており、当社案件に対してパートナーエンジニアの参画も着実に増加しています。
DXシフトについては「Salesforce」や「COMPANY」をはじめとしたエンタープライズ向け運用・定着支援の需要が旺盛であったことに加え、積極的な採用や組織体制の強化を行ったことで、DX領域の売上構成割合は堅調に推移しています。
収益性向上に向けた取り組みについては、エンジニア育成による技術力の強化と、営業活動に注力した結果、高付加価値案件が増加しました。
当社が注力している「みどりクラウド らくらく出荷」については、複数のJAで導入が進んでいます。また、導入を検討するJAや生産法人も増加しています。
引き続き、企業価値向上に向けた各種施策を着実に実行していきます。
成長戦略サマリー|高利益体質の「AIソリューションカンパニー」へ

それでは、今後の成長戦略についてご説明します。ポイントは大きく2点です。
1点目は、AIを中核とした成長戦略を明確に再定義し、高収益体質の「AIソリューションカンパニー」への変革を進めること、2点目は、その実行に必要となる人材供給力と実装力を、構造的な競争優位として確立することです。
成長戦略は、直近・中期・長期の3つの時間軸で整理しています。直近では、AIソリューション事業の立ち上げに加え、既存事業のAIシフトと規模拡大、さらに全社でのAI活用による利益率向上に取り組みます。
中期的には、AIソリューション事業の拡大に加えて、「みどりクラウド らくらく出荷」の収益化を見込んでいます。長期的には、AI普及による社会構造の変化を成長機会と捉え、新規事業領域への展開を進めます。
この後、それぞれの戦略と競争優位性について、順にご説明します。
成長戦略①|AIソリューション事業 〜「日本型FDEモデル」の確立〜

まず、AIソリューション事業への新規参入です。当社の強みを活かし、顧客企業のAI活用の現場に当社のAI実装人材を配置する「日本型FDEモデル」の確立を目指します。
今後、企業におけるAIの業務実装ニーズは大幅な拡大が見込まれ、2030年時点では12万人のAI実装人材が不足すると予測されています。また昨今、米国ではFDEと呼ばれる現場配置型のAI実装人材への需要が急速に伸長しています。
当社は、すでに3,000名規模のエンジニアを有しているだけでなく、AI実装人材の創出・育成ノウハウを有しています。加えて、顧客先に常駐し現場ニーズに基づいてITサービスを提供してきた多数の実績を有しています。
これらの強みとAI技術を掛け合わせ、AI実装人材の大量創出と顧客先常駐型ビジネスモデルの事業基盤を活かした日本型FDEモデルの確立を目指します。
成長戦略②|既存事業のAIシフト

次に、当社がすでに手掛けている技術領域におけるAIシフトです。AIの進展により、従来の実装人材に加え、プロジェクトマネージャーのような企画・推進人材の重要性が相対的に高まるなど、顧客ニーズの変化が見込まれます。当社はこの変化を先取りし、成長領域への人材移動を進めています。
また、AIによる自動化の推進、請負化の拡大、大手顧客とのパートナーシップ強化を通じて、利益率の向上に取り組みます。
成長戦略②|既存事業のAIシフト(IT人材プラットフォームによる短・長期最大化)

このAIシフトを進めるにあたり、当社人材は先行してAIスキルの習得を進めます。
直近のIT人材ニーズには、パートナー企業の人材も含めたIT人材プラットフォームで対応しつつ、中長期的にはパートナー企業のAI化支援を通じて、AI需要の拡大に応えるパートナーエコシステムを構築していきます。
現在、パートナー企業数は2,400社を超え、当社人材と同じようにパートナー企業所属の人材を提案できる仕組みや、顧客の案件ニーズを即時パートナー企業にも共有し、人材の提案を受ける仕組みを整え、専任チームを配置して提案機会の最大化に取り組んでいます。
これにより、当社の案件対応力・提案力は格段に高まっています。
成長戦略③|社内AI活用による高利益体質の確立

当社は、顧客への価値提供だけでなく、社内業務においてもAI活用を推進しています。
当社は10年以上に渡りみどりクラウド事業を続ける中で、自社サービスの創出と最先端技術へのチャレンジ、高度人材の獲得・育成を積み重ねてきました。
その1つのかたちとしてのサービスがAI利用アプリ「NewtonX」です。この取り組みを通じて、AI時代の到来にあたり、いち早くAI専任チームを立ち上げ、大きな成長を実現する力を備えてきたことが現在のAIシフト推進力につながっています。
このAI専任チームにより、採用・教育などの業務に特化したAIの開発・活用や、社内AIコンテストの実施を通じて、AIによる業務効率化を進めています。
これにより、一般管理費率の低減を通じて利益率向上を実現していきます。また、これらの取り組みは事例として整理し、顧客への提案活動にも活用していきます。
成長戦略④|みどりクラウド「らくらく出荷」収益化とコア技術の転用

「みどりクラウド らくらく出荷」は、堅調に導入が進んでおり、黒字化が視野に入る状況となってきました。引き続き営業活動に注力します。
加えて、「みどりクラウド らくらく出荷」の開発で得られた、ラベルの大量・同時読み取りやトレーサビリティ、AIによる自動化・予測技術などの独自性の高い技術資産を他分野へ転用し、サービス展開を進めます。
成長戦略⑤|みどりクラウド事業によるAIサービス開発

加えて、みどりクラウド事業は、これまでのサービス開発を通して、環境モニタリング、IoT、AI開発力などを獲得しています。
これらの技術力をみどりクラウド事業だけでなく、グループ内で全方位的に活用するために、AI専任チームを設置し、既存分野・新規分野を問わず、AIサービスの創出機会を狙います。
成長戦略⑥|新規事業(AIによる人材ニーズ変化・産業構造変化)

長期的には、AIによる人材ニーズの変化や産業構造の変化が見込まれます。当社はこれを追い風と捉え、AIの開発力・活用力を強みとした新規事業の創出に取り組みます。
中期成長ビジョンのアップデート

最後に、これらの成長戦略を踏まえ、中期成長ビジョンはアップデートを予定しています。発表できる状況になり次第、速やかに投資家のみなさまへご案内します。
ご説明は以上となります。
詳細については、2026年8月期第2四半期決算説明資料をご覧ください。ありがとうございました。
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