平成30年12月期 連結貸借対照表
阿久津浩氏:それでは、昨年の決算の実績です。連結貸借対照表につきましては、ご覧のとおりでございます。今期より連結財務諸表を作成しておりますので、一昨年との比較についてはとくにございません。
平成30年12月期 連結損益計算書(累計)
次が、損益計算書になっております。下にコメントで書かせていただいておりますとおり、出店数は86店舗となっておりますが、貸金業利用でもともと3店舗から7店舗と見込んでいたところ、16店舗を貸金業利用したというところで、予想より売上および利益が下回ることとなりました。これは、その分が期間按分されて、あとから計上されるかたちになりましたので、前期には乗らなかったかたちになります。
平成30年12月期災害発生状況
FCの出店が計画を下回った理由といたしまして、平成30年7月豪雨、いわゆる西日本豪雨や、立て続けに上陸した台風の影響があります。この写真のとおり、床上浸水等の被害を受けまして、店舗の営業を停止せざるを得ない状況が発生いたしました。
お店自体は速やかに復旧することができたのですが、被災したエリアでは、まずインフラ等の地元の復旧が優先となりまして、新規の物件開発営業がすごく難しい状況となりました。
平成30年12月期 部門別売上高(累計)
そのような状況の中で、事業区分の売上高につきましてはご覧のとおりとなりました。店舗管理部門、直営部門その他につきましては、当初計画どおり推移しておりますけれども、その2つの部門はまだ売上に占める割合が小さく、売上の半分以上を占めるFC部門の売上が、全体に影響を与えることとなっております。
店舗数実績推移
次が、過去5年間の出店数の推移です。ご覧のとおりで、先ほどご説明いたしました災害もある中で、89店舗の純増となりました。
地域別出店数
地域別出店数は、こちらの表のとおりでございます。今期は2店舗の退店がございますけれども、1店舗は移転でございますので、退店の数としては1店舗として表示しております。こちらは、近隣の商業施設の再開発に伴い閉店せざるを得ない状況になったものでございます。
損益計算書(単体) 前事業年度比
次が、単体でございます。単体の数値は、ご覧のとおりとなっております。こちらは、その前の事業年度との比較をしております。
損益計算書(単体)修正予算比
次が、修正予算との比較です。(2018年)11月30日に発表させていただきました予想修正数値との比較となっております。こちらにつきましては、予想の数値範囲内になりました。
出店エリアの拡大
これらによりまして、出店エリアが拡大しております。青森、埼玉、千葉、三重が加わっております。また、現在の進行期におきまして、神奈川県にも新たに出店をしております。
2019年12月期出店計画
いまの進行年度の計画につきましては、ご覧のとおりでございます。出店計画は120店舗。郊外型のレギュラータイプが55店舗、都市型が65店舗という計画としております。従来型の郊外型は九州を中心に、都市型は関東を中心に出店を計画しており、出店予定数は120店舗でございます。
2019年12月期計画(連結)
その場合の連結の数値につきまして、通年計画は(スライドの)右のとおりで、(売上高は)36億7,500万円、経常利益は2億円を予定しております。
事業基盤の拡大
今後の事業基盤の拡大といたしまして、人材の確保はもちろんですけれども、人材につきましては、新規出店に伴いまして、店舗の管理を行う人員、それから営業人員を中心に人材確保に努めてまいりたいと思っております。また、今後行います関連事業や周辺事業への進出に伴う人材についても採用してまいります。
関連事業および周辺事業への進出
こちらは、移動式ランドリー車の開発に関する写真です。昨年は災害に見舞われまして、多くの方々が被災いたしました。そういう被災地に派遣して、無料で利用いただけるような移動式コインランドリーの開発を、社会貢献の一環として進めております。完成いたしましたら、またあらためてみなさまにご案内させていただければと思っております。
以上、簡単ではございますが、決算の説明を終わらせていただきます。ありがとうございました。