第25期 通期連結業績

福山明利氏:今期25期ですが、売上高が50億1,700万円でございます。昨年同期比で119.6パーセント。約2割の増収になっております。

それから売上総利益です。19億1,600万円。こちらは約29パーセントの増益になっております。営業利益でございますけども、2億300万円。こちらは約8倍になっております。

経常と当期純利益は、昨年非常にそういった市場環境のこともございまして、苦戦をして赤字だったわけですけども、今期は経常で4億2,800万円。当期純利益で3億4,900万円を計上させていただいております。

第25期 通期販売市場別実績

これをセグメントで見てみます。

先ほどご説明申し上げました4つの市場でございます。福祉用具流通市場が39億8,400万円。売上構成比で78,6パーセントと非常に大きな構成比になっているんですが、こちらは18パーセントの増加でございます。

高齢者施設市場は7億6,800万円。こちらは結構伸び率が高くて37パーセントの増加になっております。逆に家具流通市場が1億7,800万円。これ実は10期とか15期ぐらいは、こちらが非常に大きかったんです。

先ほど言いました、制度が2000年からレンタルでできるようになったことによって、かなり普及してきて、店売りがなかなか今厳しくなってきています。

年間落ちているんですが、今回も24パーセント落として、1億7,800万円。海外市場はまだ数字が非常に小さいんですけども、先期で1億4,000万円で倍増しております。このような格好がセグメントの状況でございます。

株価動向

株価動向です。最初に初値が5,550円。

発行株価は2,360円だったんですが、それから我々のような小型株の宿命なんですけども、最初にバーンと上がりまして、それからずーっと下がって、最近ちょっと上がってきて、また最近ちょっと下降というふうなことでございました。

これは、先週末の指標で、先ほど見ましたら2,840円ぐらいになっていましたけども、こちらが各項目でございます。

時価総額で26億円。配当利回りもこれでいくと、2.86パーセント。1株当たりの配当で、今期で80円を予定しております。PERで10.4倍。PBRで1.22倍です。このような格好の現状になっております。

配当金・配当性向の推移

配当金・配当性向の推移ということで、おのせしております。

2013年6月期から、このような推移をしております。2017年6月期に関しましては、9月の総会で承認事項でございますが、1株当たりの96円を拠出する予定でございます。

私どもの基本としましては、最終利益の約3割を配当として回すというのが基本的な考え方で、これはずっと以前から実施してきたことでございます。

今後もさまざまな市場環境のご要望等々、変化に応じた配当政策を行っていきたいと思いますが、3割を基本として、配当に回していきたいという考えに変わりはございません。