FY2017通期連結業績予想の修正
林高生氏:本日はお忙しい中エイチームの決算説明会にお越しいただき、誠にありがとうございます。ではさっそく第3四半期決算説明をさせていただこうと思います。
まず冒頭、通期業績予想・配当予想の修正というものを今日出させていただいております。
まず売上に関しましては通期予想の320億を340億円と。そして営業利益33億円を38億円とさせていただいております。
経常利益も32億5,000万を38億3,000万。純利益21億5,000万を25億とさせていただいております。
ここに書いてあります通り、売上の上振れ要因としましては、エンタメは想定通りと。ライフに関しまして大幅な上振れがあったということです。
利益に関しましては、エンタメのほうが広告予算の一部未消化、あとは広告の運用の効率化によって利益が大幅に上振れをしております。ライフに関しましても売上に伴って利益が上振れという結果になっております。
そして共通部門の費用の未消化ということが大きな要因となっております。
FY2017 Q4と通期見通しに関する留意点
続きまして、第4クォーターの見通しに関しましては、Q/Qで見ますと減収減益となる見通しと。我々第3クォーターが一番ビジネスモデルとして、ビジネスの市場として繁忙期を迎えるということで、その繁忙期が終わって一旦減収減益というふうになるかと思います。
エンターテインメントに関しましては、今後『放課後ガールズトライブ』とかそちらの動向、あとは『ヴァルキリーコネクト』の海外展開、そういったようなところの不確定要素が多いということで、今まだ先があまり読めていないという状況です。
そしてライフスタイルサポート、こちらお話しした通り繁忙期が終わって減収減益になるんじゃないかという予想です。
そしてEC事業、こちらも商品が自転車ということで、一番の繁忙期の春が終わって売上が下がるという見通しでおります。
FY2017期末配当予想の修正
続きまして配当予想。従来、期末配当が15円だったものが、先ほどの純利益の増加に伴い22円と変更になっております。
FY2017 Q3 会計期間決算サマリー(2017.02-2017.04)
第3クォーターの会計期間の決算サマリー。
こちらは売上高99億600万円、昨対比で160.3パーセント。営業利益に関しまして17億4,800万円、昨対比で218.9パーセントの伸びと。純利益も11億6,200万と昨対比242.2パーセントと。
売上高はようやく四半期で100億円が見えてきたかなという状態です。そして利益に関しましても四半期では初めての10億円台の利益が出てきたかなというところです。
エンターテインメント事業におきましてもY/Y、Q/Qともに増収増益、過去最高の売上・利益を達成しております。ライフスタイル、こちらもY/Y、Q/Qともに増収増益、過去最高の売上・利益。
それぞれのセグメント売上に関しまして、51.7パーセント、ライフスタイルが41.3パーセント、そしてEコマースが7パーセントということですね。
Eコマースに関しましてもY/Y、Q/Qともに販売台数が無事に伸びておりまして、過去最高の売上を達成しております。
連結売上高・利益の推移及びFY2017修正予想に対する進捗率
続きまして進捗率になりますが、こちらのグラフが新しい修正予想の数値となっております。
それに対しまして売上高が、進捗率の74.1、営業利益72.9、純利益73.5という進捗になっております。
従来の予想に関する進捗率というのは、そこに記載をさせていただいております。
FY2017 Q3累計期間及び会計期間業績概要
続きまして累計機関及び会計期間の数字になりますが、9か月の累計に関しましては、売上高251億9,000万。
営業利益が27億7,000万。経常利益28億と。純利益18億。これを見ていただきますと、通期の数字を意識した場合、売上高250億。
こちら350億の予想に対してあと残り90億円ということで、第3クォーター99億なので、だいたいそれぐらいなんじゃないかというふうに思っております。
そして営業利益27億。予想が38億ということなので、だいたい10億弱ということで、第3クォーター17億出ておりますので、もう少し上にいくんじゃないかというふうに、思われるかもしれませんが。
エンターテインメントのプロモーションを控えておりまして、ガールズドライブのプロモーションと、ヴァルキリーコネクトの海外展開の強化をしようということで、そちらの数字KPI次第でちょっと変わってくるのかなと、いうふうに思っております。
なので控えめにというか、保守的に見ているという状況です。
連結四半期売上高・営業利益の推移
続きまして四半期ごとの、営業利益・売上高について。
2012年に上場させていただいてから、順調に先行投資を続けておりまして、綺麗な右肩成長が描けているのかなと思っております。
主な経営指標の四半期推移
続きまして、主な経営指標の四半期推移。
こちらそれほど大きな変化はございません。それぞれの宣伝広告費は以降のページでご説明させていただきたいと思います。
セグメント別広告宣伝費の四半期推移
こちらセグメント別広告宣伝費です。
ご覧いただくとわかります通り、エンターテインメントはこの第3四半期は、一応効率化を意識しまして、獲得単価というようなものを意識しながら、一番効率的にやった結果、減額というふうになっております。
その分利益が増えたということです。ライフスタイルに関しましては繁忙期ということで、主にリスティング費用ですね。
ほぼ我々にとっての仕入れ原価みたいなものなんですが、こちらが増加をしているということです。
セグメント別人員数の四半期推移
続きましてセグメント別人員数ということですが、
4月に新卒が35名入りまして、一旦研修中は共通部門に入っております。そして中東の入社者も増えまして、今現在710名と。
これは8時間換算で1人という計算になりますので、人員数、頭数としてはもう少し多いという状況です。
今だいたい中東の応募が毎月全職種で2,000名ぐらいいらっしゃって、その中からだいたい10名ぐらい採用するというように、非常に人物面にこだわった採用を続けてきております。
新卒におきましても、だいたい例年6,000名から1万名ぐらいの応募の中から、20名ぐらいは採用してきたと。
今後、今年35名だったんですが、来年からはおそらく60名ぐらいを目標に採用していくことになるかと思います。
一旦今いる既存の社員数の1割ぐらいを目途に採用していくのがいいんじゃないかなと、いう風に思っております。
貸借対照表
貸借対照表につきましても、とくに大きな変化はございません。
エンターテインメント事業 四半期売上高・営業利益の推移
続きまして、セグメント別の売上になります。エンターテインメント事業。
なかなかゲーム、浮き沈みが激しいビジネスの中でこういうふうにきれいな右肩上がりができているというのは、やっぱり運営ノウハウですね。こちらがだいぶたまってきたのかなというふうに思っております。
エンターテインメント事業 海外売上比率の四半期推移
この次のページにありますように、海外の売上。こちらも我々の強みの1つである海外展開を上手にすることができていると。
これも売上が継続的に伸びている要因の1つかなというふうに思っております。今、割合としましては25パーセントということです。
このへんを引き続き強化をしていこうということで、ヴァルキリーコネクトの広告宣伝費をかけて、海外の規模を拡大しようというふうに思っております。
ライフスタイルサポート事業 主なKPIの四半期推移
続きまして、ライフスタイルサポート事業、主なKPIの四半期推移ということですが、この青いグラフ、棒グラフが利用件数です。
cyma(サイマ)とラルーンは除いております。
ラルーンは非常に会員数が多いものですから、200万人とかを超えておりますので、ここに入れてしまうとちょっと指標がわかりにくくなるということで。
我々の引越し、車関連、あとブライダル関連、そういったようなものの利用者数が入っております。
こちらもそれぞれの市場の中のシェアを拡大を進めた結果、順調に過去最高の利用者数になっております。
CPA、獲得単価、そういったものもとくに大きく高騰することなく推移をしております。その結果、粗利額としても順調な伸びを出しているという状況です。
ライフスタイルサポート事業 四半期売上高・営業利益の推移
ライフスタイルサポート事業 サブセグメント別四半期詳説
次のページが各事業別の売上構成になっております。一番の伸びはやはり引越しですね。繁忙期ということとシェア拡大に努めた結果ということです。
ただ、各事業Y/Y・Q/Qともに全て伸びております。
EC事業 四半期売上高・営業利益の推移
続きましてEC事業、こちら一番の繁忙期ということで7億1,500万円ということです。第4四半期としましては減収減益が予想できると。
これは我々がおそらく市場で一番最初に始めたプレイヤーということで、まだまだ先行投資をしていって、シェアの拡大に努めていくという予定になっております。
セグメント別トピックス
第4クォーターの進捗としましては、まず本社のオフィス。今まで31階と32階の2フロアだったんですが、30階に半フロア、約400坪弱ぐらいを拡大しまして、今後の人員増に備えております。
あとはエンターテインメント。いろいろ書いてありますが、こういうことをしておりますと。
ブライダルに関しても、フォトウエディング京都版がスタート。とくに大きなトピックスはございません。
以上で私からの説明は終わらせていただきます。