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クレスコ、1Qは営業益が回復し利益率も改善 AI・クラウド技術者を教育し新ビジネスに対応

2019年8月14日に行われた、株式会社クレスコ2020年3月期第1四半期決算説明会の内容を書き起こしでお伝えします。IR資料

シリーズ
株式会社クレスコ > 2020年3月期第1四半期決算説明会
2019年8月14日のログ
証券コード
4674 (SBI証券で株価をチェックする)
スピーカー
株式会社クレスコ 代表取締役/社長執行役員 根元浩幸 氏
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株式会社クレスコ > 2020年3月期第1四半期決算説明会
2019年8月14日のログ
証券コード
4674 (SBI証券で株価をチェックする)
スピーカー
株式会社クレスコ 代表取締役/社長執行役員 根元浩幸 氏

1.1. 売上高・利益[連結]

根元浩幸氏 それでは売上・利益について説明したいと思います。経営環境については、お客さまの投資意欲は非常に高いと見ております。もちろん個社ごとによって投資の山谷はありますが、全般的に見るとIT投資はまだまだ需要があると見ております。 第1四半期の売上は前年比で14パーセントということで伸ばしています。2018年は第1四半期から不採算プロジェクトがけっこう出てしまい、かなり利益を落としたのですが、今期は品質管理・収益管理を徹底し、大きな不採算プロジェクトは発生せずに、収益性は改善しております。営業利益で言うと、2018年に比べると63.1パーセントアップし、だいぶもとに戻ったと言えると思います。 開発人員が不足しているのは相変わらずですが、ニアショアやオフショアを活用してカバーしている状況です。 営業利益に関しては2018年に比べるとだいぶ戻ったのですが、営業利益率も2018年の5.8パーセントに対して2.5パーセント改善して8.3パーセントになりました。 ただ、経常利益に関しては、金融商品の評価損の計上等で減益となっております。これについては、第2四半期から下期に向けてリカバリーできると見ております。

1.2. 受注高・受注残高

受注高、受注残高なのですが、こちらも受注高が2018年に比べて113.1パーセント、受注残高でいうと125.9パーセントと、かなり積み上がっています。 受注残高が積み上がっている要因は、大口のお客さんと包括契約を結んでいるためです。4月から1社、6月からもう1社と、現在は2社と単体で年度契約をしているため、そのあたりが効いているかなと思っております。

1.3. セグメント別売上高・利益①

セグメント別にご説明します。ソフトウェア開発においては売上高で14.3パーセントの増収です。不採算が極小化できて、セグメント利益も回復しているということです。それから、2018年に実施したM&Aにより、アルス、イーテクノの連結効果もプラスされるようになっています。 金融は、お客さまによって投資意欲の濃淡はありますが、回復基調ということで、とくに保険はまずまずです。 公共サービスのところは、既存の大口顧客のIT投資が拡大し、とくに人材系が伸びています。 それから流通・その他で言うと、不動産向けが少し増加し、子会社の受注が増加しているということで、7億円ほど増収です。 セグメント利益も10.5パーセントで、2018年は7.6パーセントまで落ちたのですが、ほぼもとに戻りました。

1.3. セグメント別売上高・利益②

組込み型ソフトウェアにつきましては、主要顧客から継続的な増員要請や基本契約の見直し等がありまして、売上も利益も伸ばしているという状況です。売上高で12.9パーセント、セグメント利益で言うと16.1パーセントの増益となっております。 通信システムについては微増ですが、カーエレクトロニクス関係、情報家電等・その他で増やしております。

2.1. 業績予想

今期の見通しです。お客さまによって濃淡はありますが、引き合いは増加すると見ております。お客さまが何か新しいことに取り組む時に、必ずITは絡んできますので、人材不足を克服するためにIT投資をする、RPOする、ロボットを入れるなどという事例はかなりたくさんあります。 当社としては、新しい技術をもち、品質もしっかりと強化して、お客さまの期待に応えたいと思っています。技術者の教育にも取り組んでいます。 加えて、他社とのアライアンスの推進、オープンイノベーション、産学共同などにも少し力を入れて取り組んでおります。 技術者だけですべてできるというわけではありません。質的にも量的にも成長を図るためにはさまざまな会社と組んで、一緒に成長し、一緒に数字を上げていくことが必要だと思っております。また、お客さまと共同研究したり、当社の技術的に足らないところは教育機関と連携するなどということも継続しております。 見とおしにつきましては、ここに出しておりますが、第2四半期累計で5月9日に予想で出しておりますが、ここの数字に関しては、もうほぼ今の段階では見えているという状況です。 通期につきましては、下期の予算を今やっている最中ですので、これから積み上げていくということになりますが、今の市況から言うと、下期もよほどのトラブルとかがない限りは、順調に推移するのではないかと見ております。

2.2. 配当予想

配当ですが、5月27日に配当方針を変更しております。年間配当の予定額は5月9日に発表したとおり、68円ということで変更はないのですが、配当の方針は変更しておりません。 今までは(業績を)単体で見ていたのですが、今期は連結ということになります。スライド左下、四角の中の株主還元方針の3つ目の点に書いてあるように、配当に関しては、原則、連結経常利益をもとに、特別損益をゼロとした場合に算出される親会社に帰属する当期純利益の30パーセント相当を目途に、継続的に実現することを目指しています。 連結のグループ会社がだんだんと育ち、数も多くなって数字にも貢献するようになってきていますので、いつまでも単体で見るのも少しおかしいということで、連結の経常利益に基づくかたちに変えております。

2.3. 対処すべき課題の対応状況①

対処すべき課題と対応状況について、口頭で少しお話ししたいと思います。2019年3月期決算発表の時に話した内容がコメントで書いてありますが、その後どうなったかを口頭でコメントしたいと思います。 鉄板品質の提供について、2019年4月から担当の役員を置いて体制強化しており、現在はグループ会社を含めて大きな不採算プロジェクトはないという状況で、順調に推移しております。 生産性の追求ということで、新しいシステム、クレスコ本体の基幹システムを10月末に刷新する予定です。これにより会社の事務作業の生産性は上がると思うのですが、現場での実業の生産性もまた1つの大きなテーマになります。これは、お客さまからもかなり求められているテーマです。 やはり、現場でエンジニアの人間がしっかりアドバイスする、提案するということが我々の価値の向上につながると思っております。選ばれる会社になるには生産性を追求していかなければならないと思っております。 お客さまからは、お客さま自身の働き方や仕事のプロセスに問題があるようであれば、生産性を上げるために提案、提言をしてほしいとも言われております。 それから、リソース戦略の強化についてです。ニアショア・オフショアという話をしておりますが、ベトナムのオフショア開発においては、現地法人化を検討し、継続して取り組んでおります。 2019年5月にベトナムのパートナー会社と長期のパートナーシップを結ぶため、セレモニーのようなイベントに行ってきました。長期的にベトナムオフショアを進めていくため、向こうの会社とも話をしております。

2.3. 対処すべき課題の対応状況②

人材採用と育成についてです。今年(2019年)の5月には「新卒採用が厳しい」という話をしたのですが、6月に好転し、単体では2020年度の新卒の採用は終わりました。グループ会社ももう終盤にきています。 今年の新人は単体で言うと70名入社し、6月末までは集合の教育等を受けておりましたが、7月からは現場にアサインされました。人が足りない状況が続いておりますので、7月からフルアサインという状況です。 5番目の、新技術の研究開発についてです。今はAIにフォーカスしています。2019年7月24日に社外リリースしておりますが、アメリカもスライドに書いた関連の特許を取得したというのが1つニュースとしてあります。 AIもいろいろなパターンがあるというのがわかってきまして、データ処理をどうするか、AIにどうやって賢く学習してもらうかについての工夫に関する特許になっています。 6番目の、グループ連携の強化についてです。2019年7月22日にリリースしておりますが、10月1日にグループ会社であるアイオスとイーテクノを統合しました。目的はアイオスの人材の補充と事業領域の拡大で、アイオスという会社はグループ会社では一番大きな会社なのですが、統合によってほぼ300名規模の会社になります。

対処すべき課題の対応状況③

7番目、営業体制及びお客さまとのリレーションシップの強化についてです。4月に1社と包括契約を締結して、もう1社は交渉中となっておりますが、6月からもう1社とも提携したため、現在は2社(と提携しています)。百数十名体制を年間にわたって契約するという契約に移行しております。これが受注高に影響していると見ています。 それから新規ビジネスの組成です。2018年の10月からセミナービジネスを開始しております。 (セミナーは)けっこう評判はいいですが、少し範囲を広げて、グループ会社の人間や社外の人間をゲストとして講師に呼び、最近流行しているデジタルトランスフォーメーション、DXセミナーみたいなものを開催しています。1回当たり70名から80名の集客があるので、営業にはこれから効いてくるだろうと思っています。 コーポレートガバナンスの推進についてです。これはあまりいい話ではないのですが、グループ会社等でガバナンスやセキュリティなどに関するインシデントは2018年から少ないながらも発生しています。2019年5月末にグループ役員の会議を開き、勉強会等の周知を行っております。やはり継続して何度も何度も話をする必要があると思っております。 それから10番目の健康管理と働き方改革の推進についてです。残業や有給休暇については当社はだいぶ進んでいるとは思うのですが、社員が増えた分、不調者も増えております。 今までは産業医と月に一回面談していたのですが、それだけではまかなえないということで、現在は保健師の人に月に2回来てもらって、健康相談を受け付けております。あとは今年から、ライザップさんの健康セミナーを年1回開催しております。 ダイバーシティへの取組みについてです。外国人の採用と書いておりますが、2019年4月に当社では初めて事業部長級の女性の社員が1名誕生しております。執行役員の一歩手前のランクの人間です。総務省は女性役員を配置するようにという話をしていますが、我々はまだ30年の会社ですので、なかなか急には女性を役員にすることはできませんが、少しずつ、現在は事業部長級の社員が誕生し、部長級が4人ぐらい誕生したというのが現在の女性の管理職の状況です。

  
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