2017年度 第3四半期(10-12月)の概況

稲垣泰弘氏(以下、稲垣):コマツの経営管理部長の稲垣です。よろしくお願いします。2017年度第3四半期決算の概要をご説明いたします。

まず決算の概要のご説明の前に、全体の見通しに関してコメントいたします。

これまで9ヵ月間の会社の売上高、利益の見通しは、強めに出ています。この状況は、第4四半期も継続すると見ておりますが、第4四半期の為替や中国の春節明けの需要動向なども考慮し、今回、年間の業績見とおしは変更しておりません。

それでは、終わりました2017年度第3四半期の決算の概要から、ご説明いたします。

4ページ目で第3四半期3ヵ月間の概況をご説明いたします。

(スライドを示しながら)表の中央のカラムに、(決算数字算出の)前提となる為替レートを書いております。1ドル113円、1ユーロ133.2円、1元17円です。前年同期比では、ドル・ユーロ・元に対して円安となりました。また、その他の通貨に対しても、同様に円安となっております。

連結の売上高は、前年同期比50.2パーセント増収の6,468億円です。

営業利益は、76.1パーセント増益の755億円となりました。

営業利益率は、中央付近に数字がありますが、1.7ポイント増の11.7パーセントとなっております。

連結の売上高は、円安以外に建設機械・車両セグメントの物量の増加と、KMC(Komatsu Mining Corp、ジョイ・グローバル社を買収し社名変更)の新規連結の影響が大きく、増収となっております。

純利益は、対前年同期比で73.0パーセント増益の、533億円となっております。

なお、上から3行目に、その他の営業収益(費用)の項目があります。当第3四半期は115億円の費用を計上をしております。

これは主に、昨年の12月にニュースリリースをした、当社の子会社であるKGS(コマツゼネラルサービス株式会社)の別荘地管理事業を、外部へ譲渡したことに係るものです。その関連費用を引当て計上しております。その金額は113億円です。

下からから3行目、その他の収益(費用)、いわゆる営業外損益ですが、当第3四半期は43億円の費用計上をしています。主にKMCの社債の早期償還の計上などがあるためです。

2017年度 第3四半期(10-12月)の各セグメント売上高と利益

次の5ページです。各セグメントの売上高と利益をご説明いたします。

建設機械・車両の売上高は、前年同期比56.8パーセント増収の5,945億円、セグメント利益は106.0パーセント増益の801億円となりました。

北米・中国・アジア・オセアニアなどでの売上の増加に加え、KMCの新規連結の影響により、増収増益となっております。

リテールファイナンスの売上高は、前年同期比16.6パーセント増収の147億円です。セグメント利益は、19.3パーセント増益の30億円となりました。主に北米での資産の増加にともない、増収増益となっております。

産業機械ほかの売上高は、前年同期並みの423億円です。セグメント利益は79.9パーセント増益の、43億円となりました。ワイヤソーの販売減少がありましたが、自動車業界向けの工作機械の販売などが増加し、増益となりました。

各セグメントの増減要因は、後ほどご説明いたします。

<建設機械・車両>2017年度 第3四半期(10-12月)の地域別売上高(外部顧客向け)

6ページは建設機械・車両の地域別の売上高の状況です。

建設機械・車両の売上高は、前年同期比57.1パーセント増収の5,917億円となりました。そのうち、KMCを除く、従来のコマツの売上高は、前年同期比で34.5パーセント増収の5,064億円となりました。

(スライドを示しながら)従来のコマツは、表の中央付近に階段のグラフがありますが、日本を除く地域で売上高が増加しております。とくに、北米・中国・アジア・オセアニアでの売上高が増加しました。

右側のグラフは、従来コマツの売上高とKMCを含む全体の売上高に占める戦略市場と伝統市場の比率です。戦略市場比率は、従来のコマツとKMCを含んだベースでも54パーセントとなっております。

2017年度 第3四半期(4-12月)の概況

7ページからは、2017年度第3四半期累計の、9ヵ月間の概況を示しております。

まず最初に前提となる為替レートです。1ドル111.7円、1ユーロ128.2円、1元16.6円です。前年同期比では、第3四半期と同様に、円はドル・ユーロ・元に対して円安となっております。

連結売上高は、前年同期比47.2パーセント増収の1兆8,058億円です。

営業利益は、75.8パーセント増益の1,881億円となりました。営業利益率は1.7ポイント増加の10.4パーセントです。

純利益は126.9%増益で1,550億円です。第3四半期と同じような動きですが、連結の売上高は、円安以外に建設機械・車両セグメントにおける物量増とKMCの新規連結で、大きく増収となっております。

KMCは営業損失となっております。KMCの一時費用のうち、とくに上期に計上された部分の影響が大きいためです。ただし、従来のコマツで利益が拡大した結果、(連結の)全体としては、営業利益は増益です。

その他営業収益費用は、先ほど第3四半期でも説明した通り、第3四半期の別荘地管理事業に係る引当金の計上があります。

営業外の損益は、その他収益費用には、主に第2四半期に計上した投資有価証券の売却益が影響しております。その結果、この部分は271億円になっております。

KMCの業績は、後ほどご説明いたします。

2017年度 第3四半期(4-12月)の各セグメント売上高と利益

8ページでは、各セグメントの売上高と利益をご説明いたします。

建設機械・車両の売上高は、前年同期比53.9パーセント増収の1兆6,589億円です。セグメント利益は、90.5パーセント増益の1,839億円となりました。北米・中国・アジアなどでの売上の増加に加え、KMCの新規連結の影響により増収となっております。利益面では、一時費用の影響でKMCは営業損失ですが、従来のコマツでは利益が拡大した結果、全体として増益となっております。

リテールファイナンスの売上高は、前年同期比27.3パーセント増収の459億円です。セグメント利益は、32.3パーセント増益の89億円となっております。先ほどの説明と同様に、北米での資産の増加などより増収となりました。利益面では、主として前年同期に中国で計上していた引当金の影響がなくなったことにより、増益となっております。

産業機械他の売上高は、前年同期並みの1,214億円です。セグメント利益は41.7パーセント増益の91億円となりました。ワイヤソーの販売減少がありましたが、自動車業界向けの工作機械の販売の増加により、増益となっております。

各セグメントの増減要因は、後ほどご説明いたします。

<建設機械・車両>2017年度 第3四半期(4-12月)の地域別売上高(外部顧客向け)

9ページ目は、建設機械・車両部門の地域別の売上高で、4月から12月の9ヶ月の累計です。

建設機械・車両の売上高は、前年同期比53.8パーセント増収の1兆6,486億円です。そのうち、KMCを除く、従来のコマツの売上高は、前年同期比31.8パーセント増収の1兆4,123億円となりました。

従来のコマツの売上高は、日本も含め、すべての地域で増加しております。とくに、北米・中国・アジアでの売上高が増加しております。

同様に従来コマツの売上高、KMCを含む全体の売上高に占める戦略市場比率は、ともに54パーセントで、同率となっております。

<建設機械・車両>2017年度 第3四半期(4-12月)の売上高とセグメント利益の増減要因

10ページは、建設機械・車両部門の売上高と、セグメント利益の増減要因です。

売上高は、物量(増加の影響)が2,652億円、為替の影響が669億円(の押し上げ要因)となっております。それに加え、KMCの新規連結の影響により、前年同期比5,812億円の増収となりました。

新規連結の影響は2,435億円となっておりますが、このうちKMC分が2,363億円、その他の会社分が72億円です。

右側がセグメント利益ですが、KMCの一時費用のマイナス影響があるものの、全体としては874億円の増益です。売上高セグメント利益率は、前年同期比に対して、2.1ポイント改善し、11.1パーセントとなりました。

<建設機械・車両>2017年度 第3四半期(4-12月)KMCの概況

11ページでKMCの概況をご説明いたします。

前年同期である2016年度4月から12月のKMCの数値を、コマツ決算期に組み替えて、参考で表示しております。これは、まだ当社の連結決算には入っていない時期の数字です。

2017年度の第3四半期(累計の)9ヵ月間のKMCの売上高は、前年同期比で20.7パーセント増収の2,363億円となりました。

このうち、本体は前年同期比12.4パーセント増の464億円です。部品は前年同期比20.6パーセント増の854億円、サービス等は前年同期比24.9パーセント増の1,044億円となっております。

一時費用を除く営業利益は256億円となりました。一時費用はマイナスの408億円を含めると、151億円の営業損失となっております。

PPA(パーチェス・プライス・アロケーション)、KMC、ジョイ・グローバルの買収にともなう償却費は、374億円です。このうち、棚卸資産に係る金額がマイナスの258億円です。棚卸資産に係る償却費は、上期中に全額計上されています。

(スライドを示しながら)下に円グラフがありますが、KMCの売上高比率、セグメント別の売上比率です。露天掘りが50パーセント、坑内掘りが50パーセントとなっております。

右下の円グラフは、地域別の売上高で、北米の割合は42パーセントとなっております。

<リテールファイナンス>2017年度 第3四半期(4-12月)の資産と収益

12ページは、リテールファイナンスの資産と収益の状況です。

資産は、主に北米でファイナンス契約が増えことにより、増加しました。

収益も、前年同期に中国で計上した引当金の影響が無くなりましたので、増益となりました。

<産業機械他>2017年度 第3四半期(4-12月)の売上高とセグメント利益

13ページは、産業機械他セグメントの売上高とセグメント利益の状況です。

産業機械他部門の売上高は、前年同期並みの1,214億円となりました。

セグメント利益は、前年同期比27億円増益の91億円です。前年同期比で2.2ポイント増の7.5パーセント増となりました。ワイヤソーの販売減少がありましたが、自動車向けの工作機械の販売が減少したことによります。

産業機械の売上と受注の状況は、34ページの参考資料でご説明いたします。

産業機械の受注と売上の指数の推移は、直近6ヵ月間の受注額を同じく6ヵ月間の売上高で割った指数で、ここ数ヵ月は安定したレベルとなっております。

連結貸借対照表

14ページでは、貸借対照表をご説明いたします。

2017年3月末の貸借対照表には、KMCは入っておりません。2017年12月末は、KMCが、連結の子会社として取り込まれたベースとなっております。

(スライドの)いちばん右側に、2017年12月末の、KMCの新規連結の影響を掲載しております。

まず総資産です。前年度末比で8,035億円増加しました。KMCの新規連結の影響および棚卸資産が増加したことによるものです。KMCの新規連結と為替の影響を除いた従来のコマツの実質差はプラス1,532億円の増加です。

棚卸資産は、前年度末比で2,235億円増加しました。KMCの新規連結と為替の影響を除いた従来のコマツの実質差は、892億円の増加です。

借入金・社債は、KMCの買収等により、前年度末比で4,760億円増加の8,847億円となりました。KMCの借入金・社債の残高は1,283億円です。株主資本比率は前年度末比で10.7ポイント減少し、48.7パーセントとなりました。

ネットD/Eレシオは、KMCの買収等にともない前年度末比で増加しており、0.43となっております。

2017年度の業績見通し(概要)

16ページでは、2017年度からの見通しを説明いたします。

これまでの9ヵ月間の全社の売上高と利益は、見通しに対して強めに出ております。

このような状況が第4四半期も継続すると見ておりますが、先ほども申し上げました通り、第4四半期の為替や、中国の春節明けの需要動向なども考慮し、今回、年間の業績見とおしは変更しておりません。

この16ページの資料は、昨年10月の公表値をそのまま掲載しております。

<建設機械・車両>主要7建機の需要推移と見通し

17ページです。主要7建機の需要推移と見通しをご説明いたします。

主要7建機および鉱山機械の需要は、従来のコマツのベースで推移を表記しております。数字は、当社推定の速報値です。17ページから23ページがその数字です。

2017年度第3四半期の3ヵ月、および(第4四半期までの)9ヵ月間の累計も、需要は対前年同期比で、27パーセントの増加となっております。

主要7建機の需要は、全体として前年同期比で増加していますが、北米を中心に、この傾向は第4四半期も続くと見ております。

ただ、重ねて申し上げますが、年間の需要は、10月公表から見通しは変更しておりません。

次ページ以降で主要な市場の状況をご説明いたします。

<建設機械・車両>主要市場の需要推移と見通し: ①日本

18ページでは、日本市場をご説明いたします。 17年度第3四半期の日本の需要台数は、前年同期比で3パーセントの減少となりました。(スライドを指しながら)右側上の四角の中に書いてあります。第3四半期累計、4月から12月も、前年同期比でプラス20パーセントの増加となっています。国内の排ガス規制が2017年の9月から開始され、規制前の駆け込み需要の反動減などもあり、新車の需要は減少しております。

<建設機械・車両>主要市場の需要推移と見通し: ②北米

19ページは北米(の市場の状況)です。

第3四半期の北米の需要は、前年同期比で24パーセント増加となりました。アメリカでは、インフラおよびエネルギー関連向けを中⼼に、需要は引き続き堅調に推移しております。低迷していたレンタル向けも、増加しております。

2017年度第3四半期の累計、9ヶ月間の需要は、対前年で14パーセントの増加となっています。需要は前年同期⽐で増加しており、第4四半期も同様の状況が続くと⾒ております。

<建設機械・車両>主要市場の需要推移と見通し: ③欧州

20ページで、欧州の需要推移と見通しをご説明いたします。

第3四半期の需要は、前年同期⽐プラス3パーセントの増加となりました。引き続き、主要市場であるドイツを中⼼に、堅調に推移しております。第3四半期9ヶ月間の累計でも、需要は前年同期比で6パーセントの増加となっております。

<建設機械・車両>主要市場の需要推移と見通し: ④中国

21ページは、中国(市場)の状況です。

第3四半期の中国の需要は、全国的にインフラ⼯事が進⾏している影響を受け、前年同期⽐で99パーセント増加と、高い伸びとなっております。四半期ベースでは、2016年度第2四半期から、需要は対前年でプラスが継続しております。

足下の中国市場は、全国的にインフラ⼯事が進⾏していることから、新車需要が増加しております。今後は、春節から先の需要動向を注視していきたいと思います。2017年度の第3四半期累計の需要も、対前年同期比で111パーセントの増加と、高い伸びとなっております。

<建設機械・車両>主要市場の需要推移と見通し: ⑤東南アジア

22ページが、東南アジアの(市場)状況です。 第3四半期の東南アジアの需要は、前年同期⽐27パーセントの増加となりました。最⼤市場のインドネシアで、とくにマイニングの需要が増加しております。2017年度第3四半期の累計の需要もほぼ同じで、前年同期比でプラスの28パーセントの増加となっております。

<建設機械・車両>鉱山機械の需要推移と見通し

23ページで、鉱山機械の需要の推移と、見通しをご説明いたします。

第3四半期の鉱⼭機械の需要は、前年同期⽐でプラス50パーセント増加となりました。引き続き、インドネシアなどで需要が増加しております。年間の需要は、10⽉公表時の⾒通しから変更しておりません。プラス40パーセントからプラス50パーセントです。

中小型の鉱山機械本体の受注は、引き続き好調に推移しております。超大型のダンプトラックの受注は、回復の兆しが見られます。その他の超大型の鉱山機械や、KMC製品の本体の需要は、引き続き注視していきたいと思います。

【参考資料】 鉱山機械(本体) 受注/売上指数(6ヶ月)

ここで、鉱山機械の新車の受注と売上の状況を、32ページと33ページの参考資料でご説明いたします。

32ページをご覧ください。直近6ヶ月の新車の受注額を、同じく6ヶ月間の売上高で割った指数です。

(スライドを指しながら)一番上がコマツアメリカで、エレキダンプと呼ばれる超大型のダンプトラックです。真ん中の欄がコマツドイツで、超大型の油圧ショベルです。一番下が日本製の、中小型の鉱山機械と呼ばれている機械です。一番上のコマツアメリカと、一番下のコマツ単独の受注売上指数は、100パーセントを超えております。

【参考資料】 KMC製の鉱山機械(本体) 受注/売上指数(6ヶ月)

次に、33ページです。

こちらは、同じ指数ですが、KMCの機械です。(スライドを指しながら)上の段が露天掘りの機械です。下の段が坑内掘りの機械の状況です。

いずれの数値も、受注額・売上高の両方の数値がまだ小さい状況にあり、変動が少し大きい指数となっております。今後、受注が本格的に回復するのかどうかは、注視していきたいと思います。

<建設機械・車両>鉱山機械の売上高

24ページに戻っていただき、鉱山機械の売上高をご説明いたします。

2017年度からKMCを含めた鉱山機械の売上高を表しております。

(スライドを指しながら)グラフは、左側が年度別の売上高、右側が四半期別の売上高、それぞれ2017年度は、KMCの売上高を上乗せして表示しております。

折れ線グラフの2017年度は、実線はKMCを含むベース、点線はKMCを含まない従来のコマツのベースで、伸び率を表示しております。

2017年度の第3四半期の売上⾼は、右側です。全体として、前年同期⽐132パーセント増加の2,522億円となりました。KMCを除く従来のコマツの売上⾼は、前年同期⽐53パーセント増加の1,669億円です。従来のコマツのベースは、インドネシアなどの需要増加の影響を受け、本体・部品・サービスともに売上が増加しました。

<建設機械・車両>部品の売上高

25ページは、部品の売上高をご説明いたします。

第3四半期の部品の売上⾼は、前年同期⽐56パーセント増加の1,461億円となりました。従来のコマツの売上⾼は、24パーセント増加の1,165億円です。為替の影響を除くと、実質17パーセントの増加です。

内訳は、一般建機が11パーセントの増加、鉱山機械は22パーセントの増加です。アフターマーケットの需要を確実に取り込んだ結果、当期の売上高が増加しております。

無人ダンプトラック運行システム商用導入10周年 稼働台数100台超えを達成、既存稼働鉱山の無人化を加速

最近の新聞・ニュースリリースについて、ご説明いたします。

35ページです。

今週の月曜日(2018年1月29日)に、コマツは鉱⼭向け無⼈ダンプトラック運⾏システム「Autonomous Haulage System」、いわゆるAHSについて新聞発表を行いました。

AHSは、商⽤導⼊開始から10周年を迎えました。オーストラリア、北⽶、南⽶で、AHSダンプトラックの稼働台数は100台を超えました。

AHSで実証した無人化の効果を、既存稼働の鉱山にも展開すべく、コマツはリオティント社の既存鉱山にて、有人稼働するダンプトラック830E向けのAHS改造後付キットを29台受注しました。従来のAHS導入に加え、このAHS改造後付キットを展開することにより、鉱山現場でのAHS導入を一層加速したいと思います。

カナダにおける林業機械用アタッチメント事業の買収について

36ページ、こちらが最後になります。

同じく昨日(2018年1月30日)、カナダにおける林業機械⽤アタッチメント事業の買収を発表しました。北米の林業機械事業は、ヨーロッパとは異なり、FTL「Full Tree Length」と呼ばれる工法が一般的で、林業機械の先端に取り付けますフェリングヘッドというアタッチメントを取り付けて、木材の伐採をしております。

今回、北米でフェリングヘッドと呼ばれるアタッチメントで高いシェアを持つ事業を買収して取り込み、北米のFTL向けの林業事業を強化し、中期経営計画の重点活動項目の1つである林業機械事業のさらなる成長を図ります。

私からの説明は以上です。