2017年6月期決算説明会

西田穣氏:みなさま、こんにちは。株式会社トラスト・テック、代表取締役社長、西田穣でございます。これより、2017年6月期決算および2018年6月期予想について、Web配信を用いてご説明させていただきます。

本日ご説明のポイント

本日ご説明のポイントでございます。

積極拡大が奏功し、期初予想を大幅に上回る増収増益を達成いたしました。2018年6月期の通期業績は、2割増収、3割増益を予想しております。前期同様に積極拡大を推進し、前期比で売上高プラス19.7パーセント増、営業利益プラス32.0パーセントを計画しております。

中期経営計画を堅持し、競争力を伴った成長を推進してまいります。従来計画(2015年8月発表)を踏襲し、目標とする経営指標として、「売上高年率20パーセント以上の成長スピードの維持と、連結営業利益年率20パーセント以上の増加」を果たしてまいります。

2017年6月期 通期業績

2017年6月期通期業績でございます。技術系・製造系・海外の各領域で業績が伸長し、売上高は430億円、前期比42.8パーセント増、営業利益32.2億円、前期比26.3パーセント増と過去最高の売上高・営業利益の伸びをいたしました。

また、新卒・中途の積極採用と海外領域のM&Aにより、技術・技能社員数は約4,000名増加し、9,586名を数えることになりました。

2017年6月期 事業セグメント別 売上高

続きまして、事業セグメント別売上高についてご説明いたします。主軸である技術系領域はプラス22.5パーセント増、幅広い業種への社員配属数が伸長し全社の増収を牽引いたしました。また、英国の人材派遣会社MTrec(エムトレック)の子会社化により、海外領域が大幅に拡大いたしました。

2017年6月期 事業セグメント別 EBITDA

続きまして、事業セグメント別EBITDA利益についてご説明いたします。利益率は技術系でほぼ横ばいとなりましたが、製造系では大幅に改善し、利益額はプラス31.9パーセントの増加となりました。

また、海外領域ではMTrecの業績が想定どおりに貢献いたしました。

2018年6月期 通期業績予想

続きまして、2018年6月期の通期業績予想についてご説明いたします。前期に引き続き、積極策を拡大し、売上高は515億円、前期比プラス19.7パーセント。営業利益は42.5億円、プラス32.0パーセントの大幅増を計画しております。

また、国内外を含め技術・技能社員数を大幅に増加し11,140名を計画しております。

2018年6月期 売上高・営業利益予想

売上高、営業利益の予想は以下のとおりでございます。

2018年6月期 事業セグメント別 売上高予想

続きまして、事業セグメント別売上高予想についてご説明いたします。

技術系・製造系領域では、前年を大幅に上回るペースでの増収を計画しております。また、海外領域におきましても、為替変動リスク等を考慮いたしましても、前期比プラス5.3パーセントの増収を予想しております。

2018年6月期 事業セグメント別 EBITDA予想

次に、事業セグメント別EBITDA利益予想でございます。利益の8割以上を占めます技術系領域が大幅に伸長し、前期を上回る増益を計画しております。セグメント別EBITDAの合計は48.7億円と、売上高比率で9.5パーセントとなる予想でございます。

2018年6月期 年間配当金

最後に、2018年6月期の年間配当金についてご説明させていただきます。2018年6月期の年間配当金は前年度より10.0円の増配をし、55.0円を予想しております。6期連続の増配でございます。

以上をもちまして、決算説明を終了させていただきます。ご清聴ありがとうございました。