マネジメント・メッセージ

清宮裕晶氏(以下、清宮):ソニーフィナンシャルホールディングスの清宮でございます。それでは、お手元のプレゼンテーション資料に沿って、当社グループの2019年度連結業績についてご説明します。

まず、マネジメント・メッセージをお伝えします。2019年度のグループ連結の業績は、主要3事業すべてにおいて、経常収益、経常利益が増加しました。

ソニー生命の2019年度の新契約高は、家族収入保険の販売減少により前年度に比べ減少したものの、第4四半期の新契約価値は法人向け商品の販売増加などにより、前四半期から増加しました。

また、2020年度の業績予想は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を合理的に算定することが困難なため未定としましたが、テクノロジーのさらなる活用や、ソニーグループとの協業体制構築による顧客基盤のさらなる拡大により、企業価値の向上に努めます。

なお、本日ソニーが発表した当社株式等に対する公開買付けに対し、当社としては賛同を表明するとともに、応募を推奨します。詳細は後ほどご説明します。

連結業績ハイライト

当社グループの連結業績についてご説明します。経常収益は前年度に比べ9.3パーセント増加の1兆7,814億円となり、経常利益は(前年度比)19.2パーセント増加の1,118億円となりました。

ソニー⽣命:業績ハイライト(単体)

ソニー生命の業績をご説明します。ソニー生命の経常収益は、一時払保険を主とする保険料等収入の増加などにより、前年度に比べ7.9パーセント増加の1兆5,801億円となりました。

経常利益は事業費が増加したものの、新契約獲得にかかる費用の減少および保有契約高の拡大による利益の増加などにより、(前年度比)11.2パーセント増加の887億円となりました。

ソニー⽣命:業績(単体)①

新契約高は、家族収入保険の販売減少により、前年度に比べ12.2パーセント減少の5兆3,989億円となりました。また、新契約年換算保険料は、米ドル建保険の販売が好調であったものの、定期保険の法人向け販売が減少したことにより、(前年度比)6.6パーセント減少の821億円となりました。

ソニー⽣命:業績(単体)②

保有契約高は、前年度末に比べ3.8パーセント増加の51兆4,000億円となりました。また、保有契約年換算保険料は(前年度末比)3.8パーセント増加の9,227億円となりました。

ソニー⽣命:業績(単体)③

解約・失効率は、2018年2月に料率改定を行った家族収入保険などの加入に伴う、既契約の契約が減少傾向にあることから、前年度に比べ1.6ポイント低下の4.46パーセントとなりました。

ソニー⽣命:業績(単体)④

基礎利益は、保有契約高の拡大による利益の増加があったものの、変額保険の最低保証に係る責任準備金繰入額が増加したことにより、前年度比でほぼ横ばいの961億円となりました。

ソニー⽣命:ライフプランナー在籍数

ライフプランナー在籍数は、前四半期末からは72名増加、前年度末からは18名減少し、5,146名となりました。

ソニー損保:業績ハイライト

続きまして、ソニー損保の業績をご説明します。ソニー損保の経常収益は、主力の自動車保険で正味収入保険料が増加したことなどにより、前年度に比べ5.8パーセント増加の1,217億円となりました。

経常利益は、前年度に一部の商品で積み増した責任準備金の一部を取崩したことや、新たに異常危険準備金の取崩しが発生したことなどで増加し、前年度比17パーセント増加の80億円となりました。

ソニー損保:業績①

正味収入保険料は、主力の自動車保険の契約獲得が順調に推移したことから、前年度に比べ5.5パーセント増加の1,193億円となりました。

ソニー損保:業績 ②

合算率は、正味事業費率が低下したものの、E.I.損害率が上昇したことにより、前年度比でほぼ横ばいの89.3パーセントとなりました。

ソニー銀⾏:業績ハイライト(連結)

続きまして、ソニー銀行の業績をご説明します。ソニー銀行連結の経常収益は、住宅ローン実行増加に伴う貸出金利息などの増加により、前年度に比べ9.2パーセント増加の502億円となりました。

経常利益は、経常収益と同様の要因により、(前年度比)11.4パーセント増加の106億円となりました。

ソニー銀⾏:業績(単体)

ソニー銀行単体の業績についてご説明します。預かり資産残高は、前年度末に比べ1,090億円増加し、2兆5,923億円となりました。

円預金の残高は、口座数の増加など新規資金の獲得により、(前期末比)893億円増加の2兆286億円となりました。外貨預金の残高は、定期預金を中心に増加し、(前期末比)336億円増加の4,532億円となりました。

貸出金残高については、住宅ローンの着実な積上げにより、(前期末比)2,350億円増加の1兆9,791億円となりました。以上で、3社の業績のご説明を終わります。

2020年度 連結業績予想および配当予想

続きまして、連結業績予想および配当予想についてご説明します。

2019年度の期末配当については、すでに公表しているとおり2018年度から7円50銭増配し、1株につき70円を予定しています。

2020年度の連結業績予想につきましては、現時点で新型コロナウイルス感染症の収束時期や営業活動の回復速度等を見通すことが困難であり、業績に与える影響に未確定要素が多いことから、合理的な算定が困難と判断し、未定とします。

なお、2020年度の配当につきましては、本日開催の取締役会において、ソニーによる当社株式等に対する公開買付けが成立することを条件に、実施しないことを決議しております。

また、新型コロナウイルス感染症拡大への対策はご覧の(スライドの)とおりです。

ソニー⽣命:MCEVおよび新契約価値

続きまして、ソニー生命の2020年3月末MCEVの速報について説明します。ソニー生命のMCEVは新契約の獲得などにより、前四半期末に比べ205億円増加し、1兆7,135億円となりました。

2019年度第4四半期3ヶ月間の新契約価値は、法人向け商品の販売増加などにより、前四半期3ヶ月間に比べて増加し、178億円となりました。2019年度の新契約価値は669億円となりました。

新契約マージンは米ドル金利の低下などにより、前四半期3ヶ月間に比べ1.2ポイント低下し、3.9パーセントとなりました。

ソニー⽣命︓2019年度のMCEVの主な変動要因

2020年3月末のMCEVは前年度末に比べ、金利の変動や株主配当などによる減少要因がありました。しかし、修正利益である新契約価値および保有契約価値からの貢献による増加で、1兆7,135億円となりました。

グループ連結ESRの考え⽅

続きまして、グループ連結ESRについてご説明します。

今回、新たにグループ連結ESRを開示することとしました。グループ連結ESRは、グループのリスク量に対する資本充実度を示したものです。当社グループとしてERMにおける健全性確保と資本効率の観点から、当面目指す水準は180パーセントから250パーセントになります。

ソニー㈱による当社株式等に対する公開買付け

冒頭で触れましたとおり、本日ソニーが当社株式等に対する公開買付けを発表しました。当社として、ソニーの完全子会社となることで、シナジーの創出を見込むことができ、企業価値の向上および株主利益に資すると判断し、本公開買付けに賛同を表明するとともに、応募を推奨します。

以上でご説明を終了します。ありがとうございました。

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