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夢真HD、技術者派遣を軸に中計最終の2021年で技術者1万人、売上762億円、営業益100億円を目指す

2019年3月16日に行われた、第2回 個人投資家向けIRセミナー&講演会の第2部・株式会社夢真ホールディングスの内容を書き起こしでお伝えします。質疑応答パートはこちら

(提供:株式会社夢真ホールディングス)

シリーズ
ログミーファイナンス 第2回 個人投資家向けIRセミナー&講演会 > 第2部・株式会社夢真ホールディングス
2019年3月16日のログ
証券コード
2362 (SBI証券で株価をチェックする)
スピーカー
株式会社夢真ホールディングス IR室 森田純佳 氏
元ファンドマネージャー/元ディーラー 坂本 慎太郎(Bコミ) 氏
フリーアナウンサー/証券アナリスト 叶内文子 氏
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シリーズ
ログミーファイナンス 第2回 個人投資家向けIRセミナー&講演会 > 第2部・株式会社夢真ホールディングス
2019年3月16日のログ
証券コード
2362 (SBI証券で株価をチェックする)
スピーカー
株式会社夢真ホールディングス IR室 森田純佳 氏
元ファンドマネージャー/元ディーラー 坂本 慎太郎(Bコミ) 氏
フリーアナウンサー/証券アナリスト 叶内文子 氏

個人投資家向けIRセミナー

森田純佳氏(以下、森田) 夢真ホールディングスIR室の森田と申します。本日は私から説明させていただきます。よろしくお願いいたします。 まず、簡単な自己紹介になるのですが、当社に新入社員として入社しまして、その後2年半をかけて、約8つの現場を担当させていただきました。1ヶ所の現場につき、当社の平均派遣期間が9ヶ月なので、異例とも言える早さで、数多くの現場を担当させていただきました。 本日は、他社さまに関しましては社長さまがご登壇ということですが、実際に現場を見てきた者の口から伝えられることもあるかと思いますので、そちらの目線で見ていただければと思います。 また、当社の株式に関してですが、建設というと非常に目先の長い話になります。端的に言うと、あまり短期的なお取引には向いていない銘柄となります。ぜひ5年、10年という長期的な目線でご覧いただければと思いますので、よろしくお願いします。

会社概要

yume (2) まずは会社概要からのご説明になります。当社の名前は夢真ホールディングスと申します。設立が1980年となりまして、上場している市場はJASDAQとなります。本社は丸の内に構えており、従業員数は8,000人を超える規模となっています。

沿革

yume (3) 続きまして、沿革です。1980年に設立しました時は、佐藤建築設計事務所という設計事務所として会社を興しています。その後、現在では建設現場でスタンダードになっています、海外に施工図の発注をする事業をいち早く始めた会社で、そこから事業を拡大してまいりました。 現場から、図面じゃなくて管理する監督の人数が足りないという声が多く聞こえるようになり、その声を受けるかたちで、1991年に、現在メインにしている建設技術者派遣事業を開始しています。 JASDAQへ上場しましたのが2003年で、2011年には夢テクノロジー……こちらが製造業やIT業界に向けてエンジニアを派遣する事業を行っている会社ですが、夢テクノロジーを子会社化しています。 この夢テクノロジーは今年1月末をもちまして、上場廃止しまして、当社の完全子会社となっています。 2014年には、現在の東京・丸の内へ本社を移転させました。直近のニュースになりますと、株主優待制度の新設、中期経営計画の発表も行っています。 この中期経営計画は3年の計画で、本日の中盤で説明させていただきます。現在は初年度を走っている最中です。 また、当社が外部の方からどう見られているのかといいますと、2015年度に、有名な経済雑誌『Forbes』が選ぶアジアの優良企業200社に選出されたり、2017年にはJPX日経中小型指数構成銘柄の200社にも選出されています。創業から35年が経った今、やっと日本を代表する成長企業になれたかなと思っています。 本日は3本立てでお届けしたいと思います。まずはビジネスモデルから進み、中期経営計画、そして株主還元のお話をさせていただきます。

事業ポートフォリオ

yume (7) では最初にビジネスモデルです。どんなことをやっている会社かといいますと、当社の事業ポートフォリオは、現在3つの区分に分けられています。 メインは本業の建設技術者派遣で、こちらが現場で働く施工管理技術者やCADオペレーターの派遣を行っている分野です。 2つ目のエンジニア派遣が、製造業界、IT業界に向けてエンジニアを派遣する分野でございます。 その他に関しては、人材紹介や海外の人材を日本に連れてきて、日本語学校を運営したりといった小さなことを行っています。

売上高構成比率

yume (8) 売上高の構成比率を見ていただくと、4分の3がメインの事業で成り立っています。その他に関しては1.2パーセントの比率ですので、今回は建設技術者派遣の割合を多めにしてお話をさせていただきます。

建設技術者派遣の概要(1)

yume (10) 建設技術者派遣なのですが、三角形のグラフを建設現場だと思って見てください。三角形のトップにマネジメントとしていらっしゃるのが管理者の方々で、こちらがゼネコンの正社員さまのポジションになります。 反対に三角形の下で、実作業を行う下請業者さまと呼ばれる方々が、職人さんのポジションになります。大工さん、鉄筋工さん、鳶工さんなど、いろいろいらっしゃいますが、その管理者の方と下請け業者の方の間にいる施工管理技術者が、当社の派遣領域となっています。

建設技術者派遣の概要(2)

yume (12) では、なぜこの施工管理技術者を派遣するのかというお話ですが、建設業界の特徴が4つ関わってきます。 まず1つ目の特徴が、受注が不確定というところです。工事の案件が立ちまして、そこから入札を行います。各社入札を行って、成功すれば仕事が得られるわけですが、必ず仕事があるかどうかということで、不明確な部分がある業界です。 2つ目の特徴が、労働集約型産業です。1ヶ所に、300人、400人、500人と大量の労働者が一気に集まって、その現場が終わったら一気に解散する産業になります。 3つ目の特徴が、多様な建築物。例えばこの三角形のトップにいるのが現場所長さまになるのですが、所長さまに関しましても、マンション専門の人などがいるわけではありません。よって、前は病院を建てていた所長さまが、今はマンションを建ています、次の現場では学校を建てます、というように、建てなければならない建築物がどんどん変わっていきます。 それぞれに適した能力を持っていなければならないため、携わる建築物が変わるということは、また違うノウハウを習得することが求められるのです。 最後に、異なる建築現場ということで、建物が変われば場所も変わるということで、1ヶ所のオフィスでずっと働き続ける仕事とは形態が変わってきます。

建設技術者派遣の概要(3)

yume (13) これらを言い換えると、建設業界の特徴は、必要な時期に、必要な人数、そして必要なスキルを持った人を、必要な場所へ適切に配置しなければなりません。

建設技術者派遣の概要(4)

yume (14) そういったことで、人材を1社だけで抱えるのはリスクが高いですし、難しいため、当社が行っている派遣というかたちが非常にマッチしているわけです。

施工管理技術者のマネジメント業務内容

yume (15) では実際に、当社が派遣している施工技術者がどんな仕事を行っているのかというお話です。マネジメント業務としては3つ挙げています。工程管理、安全管理、品質管理がメインの業務です。

1.工程管理

yume (16) まず1つ目の工程管理です。スライドは、実際に現場で使われている工程表です。横軸に日付、縦軸にどの場所でというかたちで、いつからいつまで、どの箇所でどんな工事が行われますよといったことが書かれております。 建物は、1階の出入り口の工事をしますとか、2階から5階までの西面・南面の外壁工事をしますとか、5階から6階は床の工事をしますといったように、非常に細かく区分分けがされています。 当日の資材がきちんと届いているか、人員が足りているか、また天候などにも左右されますので、1日ずつ緻密に計画を立てまして、工程を進めていきます。そうすることで、日本の建築物は、マンションだったらだいたい1年ぐらいで建てることができるわけです。この工程管理を行っています。

2.安全管理

yume (17) 2つ目の安全管理です。写真にも出ているとおり、鉄筋がむき出しになっていたり、コンクリートの打設途中で、まだ乾いていなかったり、穴が開いていたりと、非常に危険の多い職場です。 そうしたなかで、みんなが安全に働くためには、きちんと注意喚起を促したり、休息を適切にとることを促したり、職人さんの体調管理を行っていきます。

3.品質管理

yume (18) 3つ目の品質管理です。世界基準で見ても、日本の建築基準は非常に高いところに設定されていると言われていまして、現在建っている建物も、その基準をクリアしたものになっています。 そうしたなかで、何が品質管理の業務にあたるのかをお話しします。建物が建ってしまうと、中がどうなっているかわかりません。柱がどうやって建てられているか、床の施工がきちんとできているかなどがわからないというところで、建築基準をクリアしているかを、写真撮影をして非常に細かく記録をとっていきます。 そうした写真撮影を各作業ごとに行い、それをきちんとまとめて、官公庁や施主さまに提出したり、本社でも管理したりします。こういった書類作成作業、デスクワークなどがこちらになります。

在籍技術者数の推移

yume (19) そういったことを業務として行っている技術者数が、当社の場合は5年間で3,500人ほど増えまして、現在では5,428人の技術者が働いております。

建設技術者派遣の特徴

yume (20) 当社の技術者の特徴ですが、4つ挙げています。まず1つ目が、雇用形態です。正社員雇用を基本としていまして、登録型の派遣とはここが違います。お話ししているとおり、建設に特化した事業でございまして、人材の特徴も若手に特化しており、20代の技術者がほとんどです。 最大の違いが、一般派遣ですと5パーセント前後の利益率と言われるところ、当社の場合は16.3パーセントと、3倍以上の非常に高い利益率です。安定雇用、そして選択と集中によって、他社と差別化しています。

建設技術者派遣の強み①(1)

yume (21) 若手に特化していますよというお話が強みの1つ目なのですが、建設業界で働いている年齢構造が非常に問題になっていまして、一番多くの割合を占めるのが50代の方々で、43.4パーセントです。それに対して、20代の割合が1割程度と言われていまして、ギャップが大きい業界です。

建設技術者派遣の強み①(2)

yume (22) そんななかで、当社の年齢構成割合はどうなっているのかと言いますと、約7割が20代です。建設業界を担っていく人が少ない状況の中で、今後の成長可能性を大いに秘めた人材を多く供給できるということです。

建設技術者派遣の強み①(3)

yume (23) 最近とくに注目されているのが、女性の施工管理技術者の増加です。当社は約5,000名いるうちの約400名が女性で、建設業界の平均と比べてみても、非常に高い割合です。今後も女性の活躍を推し進めていこうと考えています。

建設技術者派遣の強み②

yume (24) 強みの2つ目が、特定企業に依存しない安定性です。現在、1,800社の企業さまとお取引をさせていただいております。 過去4年間の売上高の構成比率を見ていくと、1位は変わらず大和ハウス工業さまです。ただ、もっと注目していただきたいのが、上位10社合計の売上高構成比率が、現在2割を切っているところです。年々、この構成比が下がっていますので、お取引先がどんどん増えている最中です。

建設技術者派遣の強み③

yume (25) さらに、実績に裏打ちされた信用力として、全国各地の有名案件に携わらせていただいております。東京ですと、新丸の内ビルディング、六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、渋谷ヒカリエなどです。地方では、あべのハルカス、名古屋の大名古屋ビルヂング、そして最後に、東京スカイツリーにも十数名程度を派遣させていただきました。 当社が採用している技術者のほとんどが、業界未経験者になるのですが、先輩技術者にこういった実績を立てていただいているおかげで、夢真の技術者ならばうちも使ってみようということで、受け入れていただいています。

建設技術者派遣の強み④

yume (28) 最後に、利益率が高いというお話に関連して、こちらのランキングに出ているのが、広い意味で技術者派遣を行っている会社さまと比較した表になります。 各社とも高い利益率ではあるのですが、やはり群を抜いて、当社の16.3パーセントという利益率が目立っています。

高い利益率の理由

yume (29) なぜ利益率が高いのかに関しましては、4つの特徴がございます。まず1つ目が、業務内容がマネジメント業務というところです。一般派遣などと比べますと、自分の手で作業するのではなく、多くの業者さまを自分の指揮のもとに動かすマネジメント業務ですので、その業務内容が違うところが、単価で頭1つ抜けている理由になります。 また、派遣期間、派遣人数に関しましても、製造業系の派遣と比べて短期間・少人数を心がけています。「9ヶ月」という期間に関しましては、先ほども申し上げましたが、だいたい1年ぐらいで建物が建ってしまうため、1年のなかのコアの部分で携わらせていただきますので、9ヶ月になっています。 派遣人数も、施工管理技術者が1人いるとだいぶ仕事が違ってきますので、そういったところで、少人数の派遣で行わせていただいております。 そして、最大の特徴が、スライドの一番下の決定権者の欄です。多くの場合、一般の会社さまだと、派遣を使う時には人事部などの部署にお話を持ち掛けることが多いのですが、当社の場合は現場の三角形の一番トップにいる現場所長さまお一人に直接お話をさせていただきます。 現場所長さまが何をされている方なのかと言いますと、現場の人事マネジメント、財務マネジメント、環境マネジメントを、お一人ですべて決定されるということで、学校の校長先生のような方だと思っていただければわかりやすいです。 非常にプレッシャーの大きい方なので、そういった方のアシスタントとして当社の技術者を使ってくださいと交渉させていただくことで、受け入れていただいております。

セグメント別概要

yume (31) ここまでは、建設技術者派遣事業についてお話をさせていただいたのですが、当社が長らく次の一手として行ってきたのが、エンジニア派遣事業の分野です。

エンジニア派遣業種

yume (32) こちらは、製造業界やIT業界のエンジニア派遣ですが、お客さまの一例を挙げさせていただいています。みなさまもご存知の企業さまもいらっしゃるかと思うのですが、こういった方々のもとで働かせていただいています。

エンジニア派遣領域

yume (33) エンジニアと一口に言いましても、業務が多岐にわたります。スライドでスキル別に表していますが、当社のメイン領域は、ミドルエンド、ローエンド、そしてNewマーケットと書いてある部分です。 当社がNewマーケットと言っているところは、新たな需要を開拓しているため、Newマーケットと呼んでいます。位置付けとしては、テクニカルスタッフという名前で呼んでおり、設計、評価、実験を行うミドルエンドの技術者の、さらにアシスタントとして働く分野でございます。 例えばカスタマーサポート、ヘルプデスク、実験をとりまとめる、説明書を作るといった、情報系、技術的な知識が必要な事務作業を行う方々が多く働いています。

エンジニア構成

yume (34) エンジニアの構成で特徴的なのが、若手・女性・外国人の3つの柱です。まず若手ですが、年代に関しましても、エンジニアは20代が6割以上で、若手が多い会社です。さらに、性別は2012年より女性の比率が伸びまして、現在は半々ぐらいの割合です。エンジニアと聞くと、理系の男性というイメージかと思うのですが、そういった方々がハイエンドゾーンで働かれています。 ただ、理系卒の人材が足りないといったことが、昨今非常に話題に挙がっているなか、今後エンジニアを増やしていくにはどうしたらいいのかということで、理系卒ではなく、文理問わずに採用しまして、当社で研修を行って、エンジニアとしてスキルを積むという土壌を育てて、企業さまのOJTでどんどん進んでいく、キャリアアップしていくということで、女性の採用を行っています。 外国籍の話ですが、外国の理系卒の出身者に日本語教育を施して、各企業へ派遣していくスタイルで、当社の2018年9月期決算の時点で199名、現在は200名を超える方々が働いています。

建設業 就業者数

yume (37) では次に、中期経営計画のお話ですが、まずは建設業界の外部環境に関してのお話をさせていただきます。1997年が全体で700万人くらい、技術職だけで43万人の方々が働かれていたところから、約20年間で10万人減少して、31万人まで減ってきているのが現状です。

年齢別就業割合

yume (38) そのなかでも、年齢の割合としましては、3人に1人が55歳以上で、20代の割合は10パーセント程度となっています。

建設技術職の人数

yume (39) なので、65歳以上を定年と考えると、現在55歳の方でも10年後には退職される可能性があるということで、3分の1の10万人が、10年後に減少していくと見ています。

建設投資額

yume (40) そうしたなか、建設の投資額は2010年を底にしまして、この8年間で30パーセント増加しています。 内訳としてどういった工事が考えられるのかと言いますと、直近では2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックの建設工事、2020年開通予定のリニア中央新幹線の工事が進んでいます。

今後期待される建設工事

yume (42) さらに、東京都心の商圏を中心とした老朽化のインフラ整備、再開発のラッシュがありますし、IRと呼ばれるカジノを含む統合型リゾートの建設工事も予定がございます。また、北陸新幹線、北海道新幹線の延伸工事も計画がございまして、年々案件が増えている状況です。

外部環境まとめ(1)

yume (43) 外部環境をまとめてみますと、就業者数が減少して高齢化も進んでいくのに、建設の需要は回復している状況ですので、今後さらに技術者の不足が深刻化していくということで、当社としては次代を担う人材の採用と育成が急務と考えています。

技術者派遣市場の規模

yume (45) 一方のIT業界はどうなのかというお話です。そもそも技術者派遣市場というものが、2017年の時点で7,700億円程度ある市場で、2020年までには9,000億円まで伸びると見られています。

IT人材の不足規模推計

yume (46) そうしたなかで、IT人材に関しましては、2019年をピークに、その後どんどん減少していくことが予想されています。なのに、今後ビジネスにITを使わないということは考えられない時代ですので、需要がどんどん増えていくということで、不足のペースが増えていきます。

採用投資について

yume (47) そうしたなかで、当社も建設技術者、IT人材をどんどん採用していきたいと考えているのですが、採用に関する投資効率を考えていきますと、非常に投資効率がいいというお話でございます。 採用研修コスト、つまり採用・研修を合わせてかかるコストですが、稼働までにかかるコストが建設技術者派遣の場合は60万円程度、エンジニア派遣の場合は75万円程度です。年間の売上、月間の売上で単純計算してみますと、建設の場合は4ヶ月、エンジニアの場合は6ヶ月で回収でき、非常に投資効率がいいのです。 これをチャンスととらえて、どんどん採用していこうというのが当社の考えです。

外部環境まとめ(2)

yume (48) まとめますと、派遣の市場は伸びているなかで、人手不足が続くところから、当社の採用効率が非常にいいため、ここは技術者の増加に全力で投資するべきというものが、中期経営計画の骨子です。

採用人数の計画

yume (50) 採用をどんどん進めていくのですが、当社の採用計画としましては、建設の場合、今期は2,800名、エンジニアの場合は1,800名で、最終年度にはそれぞれ3,000人、2,200人と進めていきます。

技術者数の計画

yume (51) 在籍技術者の人数もどんどん飛躍的に伸ばしていき、最終年度には13,300人ということで、計画しています。

グループ技術者数

yume (52) 具体的には、グループの技術者数10,000人ということで、目下の計画で進んでいます。

連結売上高の計画

yume (53) 技術者の人数が増えていきますと、規模の経済が効いてきますので、今期連結の売上高が500億円、最終年度は762億円を見込んでいます。

連結営業利益の計画

yume (54) 営業利益に関しましては、今期が60億円、最終年度は100億円を計画しています。

証券コード

yume (56) では、株主還元の話に進みます。こちらに出てきました4つの番号が、当社の証券コードです。みなさまは、4桁の数字を見る機会が非常に多い生活を送られているかと思いますので、ぜひここは、語呂合わせで覚えていただきたいと思います。

富士山麓に 夢真あり

yume (57) こちらです。「富士山麓に夢真あり」と覚えていただくのはいかがでしょうか。富士山の山頂を目指して、どんどん成長している途中ですという、気概を込めた語呂合わせになっていますので、どうぞ今度は「2362」で検索してみてください。

株主数の推移

yume (58) 株主さまの推移ですが、現在はおかげさまで3万人規模の方々に応援していただいております。

1株当たり配当金(1)

yume (59) 配当金は、過去4年間で35円の配当を守っていまして、今後は35円を下限として、配当を進めていく予定です。平均配当性向率は120パーセントと、非常に高い配当性向となっています。過去、2017年までは100パーセントを掲げていました。

1株当たり配当金(2)

yume (60) 稼いだ分はきちんとお返しをしなければならないという方針のもと、こちらを行ってきたのですが、現在、配当の考え方が変わりまして、下限を35円と設定しています。そこにプラス業績に連動ということで、EPSの増加分に関しましては、増配や自己株式の取得、M&Aでの再投資を考えています。

2019年3月14日現在の株価

yume (61) こちらが、3月14日現在の株価です。前日の終値が785円でしたので、最低購入金額78,500円でご購入いただけます。配当利回りは4パーセントを超えるかたちです。

株主優待制度

yume (62) お知らせになりますが、株主優待制度を昨年9月末より新設しました。「プレミアム優待倶楽部」をスタートし、株主さまの持株数や保有期間によって「優待ポイント」を付与させていただきます。

プレミアム優待倶楽部

yume (64) こちらを使って、お好きな商品やサービスと交換いただくもので、ラインナップとしては、1泊2日の旅行券、ディナー券、最新の電化製品や、お食事系では食品、そして暮らしに役立つような日用雑貨を取り揃えており、約1,000種類からお選びいただけます。 当社は、商品を提供しているような会社ではございませんので、みなさまお一人ずつの暮らしに合ったものを自由に選んで、楽しんでいただきたいと思っています。

優待ポイントについて

yume (65) 優待ポイントに関して、注意していただきたいのが、300株以上が対象になっているという点です。

最高利回り5%

yume (66) さらに注目していただきたいのが、700株から優待の利回りの比率が少し上がってきます。こちらの利回りが株価1,000円で想定していまして、株価1,000円の時に1,000株をお持ちだと、最高利回りが1.5パーセントとなります。 株価1,000円だと、配当の利回りが3.5パーセントなので、3.5パーセントと1.5パーセントを合わせて最高利回りが5パーセントになります。今は配当が4.5パーセントを超えていますので、それ以上の利回りで、すごくお買い得かなと思います。 yume (67) 当社は今後も、どんどん成長を続けてまいりたいと思います。「人と人とのめぐりあいで、みんなの夢を真にする」会社、夢真ホールディングスの会社説明でございました。どうもありがとうございました。

坂本氏より質問

叶内文子氏(以下、叶内) ありがとうございました。それではまず、坂本さんからご質問をお願いいたします。 坂本慎太郎氏(以下、坂本) ご説明、ありがとうございました。今日のログミーファイナンスのセミナーは、私が投資家として、元プロとして会社を見る目線で質問をさせていただき、そのあとにみなさまからの質問というかたちになります。 先ほど、「採用は、実はコスパが高い」というお話をされていて、実際のところ、派遣されている方の割合もかなり遊びがないというか、採用した方をほとんど派遣されているということなので、やはり派遣することが一番収益に繋がるのかなと思っています。そこの取り組みは、かなり前から僕も見させていただいています。 全国に「夢探索カフェ」……これは大都市を中心に12~13軒ですかね。それと同じぐらいの数を地方にも建てられて、そこを拠点として採用活動を行っているということで、このあたりは非常にワークしているのかなと思います。 また、昔からずっと離職率を追いかけているのですが、最近は3割を切っていますよね。離職率の逆が定着率ですが、7割を超えている。継続的なフォロー施策と給与のアップで伸びるところなので、その継続的なフォローの部分を教えてください。よろしくお願いします。 森田 当社が行っているフォロー施策についてです。未経験の人材を採用して、研修を行って、1現場につき1~2人と、すごく少人数で派遣しています。 よって、現場で何か困った時に、すぐにフォローしないと離職に繋がってしまうという要因があります。現在、建設業界の平均離職率が3割程度と言われているのですが、当社の割合はそれを下回って推移しています。 そのなかで当社が行っているものは、まず技術者一人ひとりにサポート担当をつけています。そのサポート担当と、随時電話やチャット、面談を行いまして、何か悩みがないか、最近困っていること、よかったことは何かなどをお話しすることで、会社と技術者の距離を近づけて、身近な存在として会社をとらえてもらうというところが、定着に関して行っている施策です。 坂本 ありがとうございます。業務内容は、なかなか新人はついていけないということで、最近だいぶ求人も増えていましたが、「俺の夢forMAGAZINE」というものがありますよね。 そこでは、仕事内容についての相談やコラムがあって、あれは確かに働いている人にはいいなと思います。また、これから志望する方にとっては、どんな仕事をしているのかがわかるので、けっこういい取り組みだなと思います。その両面を考えて作られたんですか? 森田 そうですね。当社が運営しているWebサイトですので、ぜひみなさまにも、「俺の夢forMAGAZINE」で検索いただければと思います。若手採用に加えて、今期から経験者採用も開始しました。 経験者を採用するための自社の求人サイト「俺の夢」を立ち上げたのですが、その姉妹サイトとして、情報サイト「俺の夢forMAGAZINE」を運営しています。 イメージキャラクターとして、橋本マナミさんを起用させていただきまして、3月14日のホワイトデーでも、橋本マナミさんにご登壇いただいて、イベントを行ったところです。 「俺の夢forMAGAZINE」で検索いただくと、当社の社長が、技術者が派遣された現場を実際に回って、技術者と対談する記事も載っていますので、ぜひそちらを企業研究にひとつとしてお役立ていただければと思います。 坂本 ありがとうございます。あとは、最近の収益の押し上げは、やはり新人の派遣の単価が上がってきたところだと思っているんですが、単価が上がってくることによって、収益が押し上げられてきたと思います。 2年目、3年目以降はどんどん上がっていくのですが、新人部分の単価の向上が収益に直結していくというのは開示しているからわかるんですけど、今後の新人の単価の見通しを教えていただければと思います。 森田 単価上昇については、新人の単価上昇率が非常に大きいです。それは裏返せば、現場での人手が非常に不足していると言えるのですが、4年目以降のベテランで、経験のある技術者の単価上昇がだいたい2パーセントぐらいで、それに対して、新人の派遣単価が3.5パーセントほど上昇しており、非常に高いです。 今後も人手不足の状況は変わらずに続いていくと見ていますので、少なくとも今後3年間は毎年2パーセント程度の上昇を見込んでいます。 坂本 夢テクノロジーについてですが、建設派遣ではないので、利益率が低いのは当たり前だと思います。このあたりの展望をおうかがいしたいんですけど、今後は採用人数も増やして、どちらかというとテクニカルスタッフみたいな、そこまでスキルを必要としない方を増やしていきたいのか、それとも単価を上げていきたいのかというところの戦略面をおうかがいできますか? 森田 まず、エンジニア派遣を行っている会社は多くありますが、飛び抜けてここがベンチマークになるだろうという企業は、まだあまりない状況です。そのなかで、当社には2,400名程度のエンジニアが在籍しており、ここから業界のトップに出ることが目下の目標ですので、新人の採用は注力していくところです。 ただし、新人のテクニカルスタッフの増加だけで利益率を改善していくことは難しいので、その先のキャリアアップを目指していただくということを計画しています。まずはシェアをとる、その先で利益率を考えています。 坂本 確かに、事務職をしたい人はけっこういるんですよね。仮に事務職の正社員採用があったとすると、募集が1名のところ、この人手不足でもやっぱり数十人になり、多い時は100人も受けにくると思います。 当然、スキルのない人も試験を受けにくるからその数字になると思いますが、スキルがない人でも事務職をしたい人はいるので、その受け皿ということで、僕はけっこう面白いんじゃないかなと思って見ています。 そのスキルアップを図れれば、さらにお互いにとって意味があるかなと思っていますので、そこも注目していきたいなと思います。 叶内 坂本さんからご質問をいただきました。まだ少しお時間がありますので、ご質問のある方は、その場で挙手いただけますでしょうか。係の者がマイクを持ってうかがいます。

質疑応答:東証一部への上場について

質問者1 ご説明ありがとうございました。今、わりと株価が低めな状態でも、時価総額が615億円ですよね。噂されている東証上場基準を十分満たしていると思いますし、社長さんのインタビューでも、東証一部上場というお話があると思います。 それに関してですが、森田さんは入社されて、現場も回られたということなのですが、とくに採用に関して、例えば一部上場したら、グッとイメージがよくなって、採用に大きく貢献するとお考えでしょうか? 森田 私が入社したのが2015年で、資料の沿革部分を見ていただくとわかるのですが、2014年に本社を丸の内に移転しているんですね。本社が丸の内であれば、派遣会社とはいえいい会社だろうというイメージがあって、何かあった時には丸の内にある本社がどうにかしてくれるだろうということで、私は入社しました。 その時も「当社はJASDAQ上場企業ですよ」というお話がありましたが、これが東証一部に変わるとどうなるか……採用シーンでのアピールにはなり得ますが、あくまで採用面接にいらっしゃる方の興味の主題ではないと思うので、そこに関してはあまり差はないのかなと思います。 ただ、東証一部はどういった会社が名を連ねているのかがわかる人からすれば、企業評価は変わってくると思います。

質疑応答:株価の伸びが鈍化していることについて

質問者2 3年ほど株主をさせていただいていますが、株価があまりぱっとしないのはなぜでしょうか? 業績もしっかりしている。IRも熱心にやられて、株主還元についてもかなり工夫され、かなり還元してくださる。それに対して現状の株価ということで、そのあたりはいかがでしょうか? 森田 ご質問ありがとうございます。株主さまでいらっしゃるのですね。株価に関しては、建設業界をメインとして行っている派遣事業ですので、建設業界に対する不安感みたいなものを持たれている方が多いのかなと感じています。 今回の説明でも、2020年以降のお話をさせていただきましたが、機関投資家の方からも、今はよくても2020年以降は……というお話を受けたりします。そういったなかで、当社としては、建設業界は構造的な年齢の問題があり、そこで高齢化が進んで若手が不足していくからこそ、若手中心で台頭していき、2020年以降も未来の建設業界を担う人材を輩出していきますということで、もっと広く認知していただく必要があるのかなと思っています。 叶内 坂本さんにもうかがいましょうか。建設業界全体で、株価は冴えない状況でしょうか? 坂本 だいたいPERが14倍から15倍割れぐらいだと思うんですが、建設業界の平均は10倍を割れているところもあったりします。そこは、2020年以降のピークアウトを見てのことだと思いますが、都心を中心にまだまだ再開発案件等々が残っていますので、オリンピックが終わって、すぐに切れてしまうわけではないと思っています。 これからはリニア中央新幹線もあります。リニアの場合はかなり広範囲を掘りますから、そこにたくさんの方を派遣できるのではないかと思っています。建設派遣量については、現場が動けばそれなりに需要があると思うので、僕は心配していません。 あと、夢真さんの株を3年間お持ちということですよね。僕ももっと前から見ているのですが、夢真さんの将来の成長率は、かなりイメージできましたよね。 PERがある程度高かった部分もあって、そこが少しこなれてきたのが今だと思っています。今後の成長があればもう一回株価があがるということで、これからは15倍ぐらいのPERを保ちつつ、その利益の分だけ、たぶん株価は伸びるだろうと。僕は、機関投資家と個人投資家を両方やりながら、そういう目で見ています。

質疑応答:将来的な現場監督不足について

質問者3 本日はありがとうございます。3つほどお願いします。今後、現場監督不足の状況が出てくるのではないかなと思います。先ほど高齢化のお話がありましたが、各所で工事の話になると、現場監督がいなくて進められないといった案件がけっこう増えていると思っていまして、現場監督がいないと御社の派遣する先も少なくなる、つまりリスクになると思うのですが、そのあたりはどうお考えでしょうか? 2つ目です。今後はエンジニア派遣を成長エンジンにしようとしていると思います。利益率の低い事業が加わってくることで、見た目の利益率が下がる可能性があると思うので、今後引き上げていくことになるかと思います。そこで、とりあえず今のエンジニア派遣の離職率、マージン比率あたりを聞かせていただけるとありがたいです。 3つ目です。先ほど、外国人労働者の受け入れのお話がありました。法改正もあって、今後も増えてくる可能性が非常に高いですよね。その流れに御社も乗っていくかたちかと思いますが、今後どういう受け入れ体制を考えているのかを教えてください。 森田 ご質問ありがとうございます。まず1つ目、施工管理技術者の将来的な不足に関するリスクのお話については、現在、20代の技術者を多く在籍させているところが、非常にポジティブな要因ととらえています。 今、経験を積んでいる技術者が多くいるということは、将来的にしっかり育って、技術者のなかでも中間層になっていくというビジョンがすでにあるので、現状ではリスクではないと考えています。 2つ目、エンジニア派遣の離職率とマージン比率のお話ですが、こちらの離職率が、業界的には建設より低い水準になっており、だいたい20パーセントを切るくらいの離職率です。 積極的に採用すると離職が増えるという、トレードオフの関係にはなってしまうのですが、そこをうまくカバーしていきます。採用しただけ辞めていくとなると無駄になってしまうので、そこはしっかりと出口をふさいで、エンジニアとしてのキャリアを積める研修体制を拡充していきます。 yume (54) 今期、2019年に関しましては営業利益60億円とありますが、すべて建設技術者派遣事業のみでまかなうことを宣言していまして、エンジニア派遣では利益ゼロを見込んでいます。 なぜ利益ゼロなのかについてですが、採用に特化して、研修を拡充して、営業員を拡充するということで、すべて本部体制の強化と採用に特化しているため、今期は利益がないという計画です。ここで基盤を盤石なものにしておけば、2020年以降しっかり利益貢献していくはずなので、助走期間とお考えいただければと思います。 叶内 次が、外国人の受け入れですよね。法改正もありますが、受け入れ体制はどうですか? 森田 現在も、年間100名程度の外国人エンジニアの採用を行っていまして、今期は200名を計画しています。そして、3年後には1,000名程度の受け入れをしたいと思っています。 また派遣先の企業や就業条件に関しましても、日本人のエンジニアが現在働いているものと何も差がない条件で働いていただいており、そちらも心配ないかなと思っています。 叶内 ご説明ありがとうございました。

  
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夢真HD、技術者派遣を軸に中計最終の2021年で技術者1万人、売上762億円、営業益100億円を目指す
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